スマートフォンやコンピューターなど、通常人々は新しい技術を好みますが、中には例外もあります。この度、オークションに出品されて注目を集めている1956 Maserati 200 SIは、1956年に生産された200Sシリーズ初の車体で、多くの人の目を惹きつけてきました。
![Maserati-200SI](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/Maserati-200SI.jpg)
最初の3台はCelestino Fiandriでアルミニウム車体が作られ、Maseratiによって組み立てられました。搭載されている4C2F DOHC 2.0リッターエンジンは、当時フォーミュラ2で使われていたエンジンを起源とし、二重のウェーバー気化器・二重オーバーヘッド・バルブ・軽合金設計によって187馬力の性能を生み出しています。また、IはInternazionale、国際規制基準を満たしていることを意味します。
![Maserati-200SI-4](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/Maserati-200SI-4.jpg)
この車体は、当時最も速いレーシングカーの1つとして長い間活躍し、1956年のナポリ・グラン・プレミオなど数々のレースで優勝を果たしました。近年では、2010年のアメリア島 エレガンスコンテストでやペブルビーチ ・エレガンスコンテストなどの展示会で展示されました。
![Maserati-200SI-2-1480x987](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/03/Maserati-200SI-2-1480x987.jpg)
1956 Maserati 200 SIは現在、カリフォルニア州サンタモニカを拠点としてクラシックカーのオークションを行う会社Gooding & Companyによって競売にかけられています。
クラシックカーと言えば、世界中に熱狂的なコレクターがいます。この車体にはどんな値段が付けられるのか、今から楽しみですね。