皮脂や垢などの汚れが蓄積し、気づいたときには落としにくくなっている襟汚れ。白いワイシャツなどにがんこな汚れがついてしまい、困った経験がある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、襟汚れ向け洗剤の選び方と、おすすめの製品をご紹介します。それぞれ使い方や特徴が異なるため、用途に合った襟汚れ向け洗剤を選んでみてください。
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襟汚れ向け洗剤の特徴
襟の汚れは、主に身体から出る汗や皮脂などが混ざった体由来の汚れです。皮脂や垢などのタンパク質は水に溶けにくく、黄ばみやニオイの原因にもなります。
そこで襟汚れには、皮脂などのタンパク質を分解する酵素成分やアルカリ剤、汚れやシミの色素を分解する漂白剤が含まれた洗剤を使用して落とします。
襟汚れ向け洗剤は、洗濯機で洗う前に汚れに直接塗るプレ洗剤が一般的。ボトル形状やタイプ、成分によって使い勝手が異なるので、汚れの種類や使い勝手を考慮して選びましょう。
襟汚れ向け洗剤の選び方
タイプをチェック
液体タイプ
扱いやすい襟汚れ向け洗剤が欲しい方には、液体タイプがおすすめ。液体なので伸びがよく、汚れにサッと塗れるため、忙しい朝にも重宝します。
また、液体タイプの洗剤には、通常の洗濯洗剤に襟汚れを落とす効果があるモノもあります。汚れに洗剤を塗る手間が省けるので、時短重視の方におすすめです。
使い勝手のよい液体タイプの襟汚れ向け洗剤ですが、液だれがおこりやすいというデメリットもあります。思った以上に洗剤が出てしまったり、出し口周りがべた付いてしまったりするので注意が必要です。
固形タイプ
液だれが気になる方には、固形タイプの襟汚れ向け洗剤がおすすめ。液体のように洗剤がですぎる心配もなく、塗る量を調節しやすいのもメリットです。
固形タイプには、「スティックのり」の要領で容器の底を回して適量を繰り出しながら使うスティックタイプや、固形石けんタイプがあります。
スティックタイプの襟汚れ向け洗剤は、手を汚さずに使用する分だけ出して使える手軽さが特徴。固形石けんタイプは、スティックタイプよりも大きいので、買い増す手間を省けます。それぞれ異なるメリットがあるので、自分に合うモノを選びましょう。
ボトルの形状をチェック
ヘッド付きタイプ
ヘッド付きの襟汚れ向け洗剤は、衣類に洗剤を直接塗布しやすい出し口があるタイプです。出し口にもいくつか種類があり、汚れをかき出せるブラシタイプや、液体をかけやすいノズルタイプなどがあります。
しっかり汚れを落としたい方におすすめなのがブラシタイプ。ブラシで掻き出すことで汚れを落としやすくなる特徴があります。擦りすぎてしまうと繊維を傷つけるので、程よい力加減で使用するのがポイントです。
スプレータイプ
襟汚れに直接吹きかけられるスプレータイプ。衣類に吹きかけるだけで簡単に使えるのがメリットです。スプレーから噴射される洗剤には、泡状やジェル状のモノがあり、酵素などの成分が衣類に浸透して汚れを分解します。
一回の噴射量が決まっているので、分量を気にする必要がないのもポイント。初めて襟汚れ向け洗剤を使う方にもおすすめです。
成分も重要
襟汚れ向け洗剤の成分は、洗浄力を決める重要な要素です。洗剤の洗浄成分には主に界面活性剤が使われていますが、強い洗浄力を求める方はアルカリ剤や酵素も含まれた製品がおすすめです。
アルカリ剤には、酸性汚れである皮脂と中和作用を起こすことで、汚れを落としやすくなる効果があります。掃除で使われる重曹もアルカリ剤の一種です。また、酵素は脂質の分解や、界面活性剤の洗浄作用を促進するなどの効果が期待できます。
どちらの成分も頑固な襟の汚れを落とすのに役立つので、製品を選ぶ際は成分表示を確認してみてください。
襟汚れ向け洗剤のおすすめ
アイメディア(AIMEDIA) エリそで洗剤浸透力1.4倍
汚れた部分に塗りやすい凸凹ブラシのヘッドが付いた、液体タイプの襟汚れ向け洗剤です。従来品では塗布後に20~30分ほど置く必要がありましたが、本製品は5分程度で効果を発揮。短時間で洗濯したい方に適しています。
また、タンパク質・脂質汚れを落とす酵素も配合されており、洗浄力にも期待ができます。クリーニング業界で使用された実績もあり、頑固な汚れを落としたい方におすすめです。
・1個
・5個セット
ライオン(LION) トッププレケア部分洗い剤エリそで用
皮脂汚れに強い酵素を配合した、襟汚れ向け洗剤です。酵素とノニオン界面活性剤の相乗効果により、皮脂汚れを分解。衣類の不快なニオイの元にもなる皮脂汚れを分解することで、消臭効果も期待できます。
ヘッド部分はスポンジタイプになっているので、広い範囲の汚れにムラなく塗布できるのが特徴です。洗濯機に入れる前の簡単な一手間で、襟汚れを落としたい方におすすめの洗剤です。
ドクター・ベックマン(Dr. Beckmann) プレウォッシュエリ・そで&シミとり
ブラシヘッドタイプの襟汚れ向け液体洗剤です。皮脂汚れの分解を促進する胆汁石鹸成分が配合されており、水洗いでも高い洗浄効果が期待できます。油汚れに強いため、油と色素が混ざっているチョコレートやトマトソースなどのシミ取りにもおすすめです。
香料・着色料・漂白剤などが不使用なのもうれしいポイント。ナチュラル成分の洗濯洗剤にこだわっている方におすすめの襟汚れ向け洗剤です。
・1個
・3個セット
オキシクリーン(OXICLEAN) マックスフォース ジェルスティック 175g
襟やソデの皮脂汚れに直接塗り込むことで、手を汚さずに使える襟汚れ向け洗剤です。洗浄成分を含んだ濃密ジェルが、しつこい汚れを分解。「アミラーゼ」と「プロテアーゼ」の2種類の酵素を配合しています。
使い方が簡単なのも魅力。汚れに押し当ててジェルを出したら、こすってなじませるだけで完了します。仕上げは洗濯機に任せられるので、手を汚さずに処理したい方にもおすすめです。色柄物にも使いやすく、1本持っておくと便利です。
アイメディア(AIMEDIA) クリーニング屋さんの衣類のポイント汚れ これ一本 70g
プロのクリーニング店でも使われている、襟汚れ向け洗剤です。洗浄成分をたっぷり含んだ濃密泡が、汚れの奥まで浸透。気になる部分に塗って洗濯機に入れるだけで、きれいに洗いあがります。こすり洗いや浸け置きは不要で、時短になるのもポイントです。
本製品で落としやすいのは皮脂汚れ・汗染み・泥汚れ・食べこぼしなど。また、幅広の塗り口には凹凸ブラシを採用し、洗剤をしっかり塗り込めます。これまでシミ抜きに苦労した経験のある方に、おすすめの製品です。
アイン エリそで洗剤Yシャツザウトマン
医療現場用のシミ取り洗剤として開発された襟汚れ向け洗剤。クリーニング店や病院、ホテルなど業務用としての使用実績が豊富です。
タンパク質分解酵素が配合されているのが特徴で、頑固な汚れを分解する効果が期待できます。主成分は天然成分由来のココナッツ油脂。高い洗浄力を有しつつ、衣類を傷めにくいのもうれしいポイントです。衣類への優しさと洗浄力の高さを両立したい方におすすめの襟汚れ向け洗剤です。
・1個
・3個セット
カネヨ石鹸 ジカヌール エリソデポイントジェル
洗浄成分を含む濃厚ジェルを用いた、襟汚れ向け洗剤。活性剤と分解剤の2つの成分が、繊維の奥に浸透。気になる部分に塗り込んで洗濯機に入れるだけで、皮脂汚れ・油汚れ・ファンデーションなど化粧品の汚れなどを落とせます。
また、細かい部分に塗りやすいよう、ヘッドの先端はノズル型式を採用。余計な部分に洗剤を付けずに作業できるので、衣類のダメージが気になる方にもおすすめです。汚れがひどい場合は、10分ほど浸け置きすることが推奨されています。
オキシクリーン(OXICLEAN) マックスフォース
濃密ジェルを汚れに浸透させて落とす襟汚れ向け洗剤。シミ抜きに特化した製品で、油汚れまでも落とすと謳われています。繊維を傷めにくく、色柄物にも使用可能です。
さまざまな衣類の汚れに対応するため、酵素を中心とした強力成分を配合。襟の皮脂汚れ以外にも、食べこぼしのシミやワイン、血液などさまざまな汚れを落とすのに重宝します。襟汚れ以外の気になるシミ汚れも落としたい方におすすめの製品です。
花王(Kao) アタックシュッと泡スプレー
アルカリ剤配合の泡で汚れを分解する、襟汚れ向け洗剤。スプレー後のもみ洗いなどは不要で、そのまま洗濯するだけで高い洗浄効果が期待できます。襟やソデの汚れ以外にも、泥汚れや食べこぼしなど幅広い汚れに対応しているのもポイントです。
蛍光剤無配合なので、色柄物にも使えます。スプレータイプなので広範囲の汚れにも使いやすく、洗濯を時短したい方にもおすすめです。
ミヨシ石鹸 暮らしの重曹せっけんエリそで泡スプレー
天然成分にこだわって作られた襟汚れ向け洗剤。「純石けん」が主成分で、無添加にこだわる方におすすめです。アルカリ剤として天然成分の重曹が配合されており、襟汚れに多い皮脂の汚れを落とす効果が期待できます。
容器はサトウキビ由来のバイオマスPETを使用し、環境にも配慮。詰め替え用の製品も販売されているので、一度購入した容器を繰り返し使用できます。環境に配慮し、成分にこだわった襟汚れ向け洗剤を探している方におすすめです。
・1個
・3個セット
花王(Kao) ワイドハイタークリアヒーローラク泡スプレー
漂白・除菌・抗菌の効果が謳われている液体スプレータイプの酸素系漂白剤。手強いシミ汚れ専用の洗剤で、泡が浸透、密着して汚れを落とすといわれています。襟やソデだけでなくワキの汗じみや食べこぼし、血液など幅広い汚れを落とすのにぴったりです。
酸素系の過酸化水素を配合しており、色柄ものにも対応しているのがうれしいポイント。漂白活性化剤が配合されているので、汚れへの吸着性が高まり、効率よく汚れを落とすといわれています。洗浄力を重視する方におすすめの襟汚れ向け洗剤です。
・1個
・3個セット【つけかえ】
ウエ・ルコ 6タイプの酵素が効く!エリ・そで洗剤
6タイプの酵素を配合している襟汚れ向け洗剤です。衣類に直接スプレーすると泡が発生し、汚れに密着します。約5分放置もしくはブラシでなじませてから、洗濯機に入れるだけでお手入れが完了。忙しい方でも簡単に汚れが落とせます。
襟・ソデの皮脂汚れや黒ずみはもちろん、油脂・血液・化粧汚れ・食べこぼしの汚れなどもすっきり洗浄。白いシャツだけでなく、色柄物にも使用できると謳われています。すすぎ1回の洗濯にも対応可能で、時短や節水につながるのが魅力です。
1本の洗剤で、さまざまな部分汚れを落としたい方におすすめの製品です。
セーブ ジ オーシャン(Save the Ocean) 海をまもる洗剤 シミ取りスプレー
環境と肌へのやさしさにこだわった襟汚れ向け洗剤です。石油由来の成分は使用せず、すべて天然・植物由来のモノを採用。漂白剤・蛍光剤・着色料・合成香料なども配合されていません。落ちた汚れは微生物が分解しやすい成分に変化すると謳われており、川や海にもやさしいのが特徴です。
また、衣類を傷つけにくいのもメリット。コットン・リネン・ウール・シルクなど、さまざまな衣類に対応しています。
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) アリエールプロクリーン
襟汚れにも対応した洗濯用洗剤。襟汚れに洗剤を塗る必要がなく、そのまま洗濯機で洗えるのがポイント。本製品は、従来品と比較して最高濃度の洗浄成分が配合され、漂白剤を使用したかのような仕上がりが期待できます。
色柄物にも対応し、すすぎも1回ですむので、使いやすいのもうれしい特徴です。また、抗菌やウィルス除去、洗濯槽のカビ防止効果も謳われています。洗濯洗剤だけで襟汚れを落としたい方におすすめです。
・1個
・3個セット
ライオン(LION) ブライトSTRONG 漂⽩&抗菌ジェル
洗うたびに汚れが落ちやすくなる、汚れバリア効果のあると謳われている襟汚れ向け洗剤です。ジェルを直接塗布すると、汚れに密着してきれいに洗浄。塗布後は洗剤と一緒に、すぐに洗濯機に入れることが推奨されています。
また、漂白剤として毎日の洗濯に使用したり、汚れのひどい衣類を浸け置きしたりできます。抗菌剤が菌の増殖を防ぐため、部屋干し臭や生乾き臭が発生しにくいのも魅力。仕上がりはすっきりとした、ミンティグリーンが香ります。
シャワータイプなので、全体的にかけることも、近づいてピンポイントにかけることも可能。襟汚れを落としながら、除菌もしたい方におすすめです。
アズマ工業 TK汚れあかん棒
スティックタイプで使いやすい固形の襟汚れ向け洗剤。使用する分だけをスティック容器から繰り出して使えるため、手が汚れず簡単に使えます。洗剤を塗ったあとのもみ洗いが不要で、時間の節約にもなるのもうれしいポイントです。
石けんの主原料には無りんを使用。タンパク質分解酵素を配合しているので、洗浄力にも期待できます。洗浄成分にもこだわった、固形タイプの襟汚れ向け洗剤を使用したい方におすすめです。
東邦 ウタマロ石けん
部分洗い用の固形洗剤です。頑固な汚れ専用と謡われており、襟・袖汚れはもちろん、泥汚れや化粧品の汚れにも対応。また、除菌・消臭効果も謳われており、襟元のニオイが気になる場合にも適しています。
主成分の純せっけん分に加えて、蛍光増白剤を配合。汚れで黄ばみができてしまった衣類の白さを取り戻す効果が期待できます。白いシャツの気になる汚れを落としたい方におすすめの襟汚れ向け洗剤です。
・1個
・3個セット
シャボン玉石けん スノール純石けん 180g
石けんタイプの襟汚れ向け洗剤です。「蛍光増白剤」や「合成界面活性剤」を含まず、石けん成分のみを使用しているのが特徴。香料や着色料も使用していません。肌にやさしいので、襟汚れだけでなく、赤ちゃんの肌着・スタイ・布おむつなどのデリケートな衣類の洗浄にもおすすめです。
使い方は汚れに塗り込み、洗濯機に入れるだけと簡単。また、180gの大きめサイズで、コストパフォーマンスがよいのもポイントです。
横須賀 洗濯石鹸 ブルースティック 3本組
持ちやすく使いやすい、スティックタイプの襟汚れ向け洗剤です。使いやすい大きさにカットしたり、包み紙を剥がして塗り込んだりと、自由な使い方ができるおすすめ製品。ブラシがなくても塗り込みやすい、使い勝手のよさが魅力です。
襟・ソデ汚れのほかに子供のユニフォームや上履き、汚れのひどい作業服・スニーカーなどにも使えて便利。3本セットなので、長く愛用できるのもポイントです。
襟汚れ向け洗剤を使えば、自宅でも頑固な襟の汚れを十分に落とせて、クリーニングよりも経済的です。また、襟汚れ向け洗剤は、食べ物や化粧品の汚れ、汗じみなど、さまざまな部分汚れにも対応している製品が多いので、頻繁に使わない方でも常備しておくと、いざというときに重宝します。