部活のユニフォームや靴下、作業着などの頑固な泥汚れを落とすのに便利な「泥汚れ洗剤」。粉末タイプや液体タイプ、部分洗いに適した固形タイプなどがあります。なかには、ブラシ付きの容器を採用したモノもあり、好みや用途に合わせて選べます。

そこで今回は、泥汚れ洗剤のおすすめ製品をランキング形式でご紹介。選び方のポイントや泥汚れが落ちにくい理由も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

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泥汚れが落ちにくい理由とは?

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泥汚れは、水にも油にも溶けにくい不溶性の汚れです。粒子が細かく、繊維の奥に入り込みやすいのが特徴。時間が経つほど衣服に染み込み、落としにくくなります。

食べこぼしやシミなどの汚れとは異なり、水や洗剤で予洗いをしても効果は低く、水に濡れることで汚れが取れにくくなる可能性があるのも特徴です。泥汚れをきれいに落とすためには、ブラシや歯ブラシなどを使用し、繊維に入り込んだ粒子を取り除く必要があります。

また、野球やサッカーなどスポーツによる泥汚れは、汗や皮脂汚れと混ざり合っていることも多く、皮脂は水に溶けにくい性質を持っているため、頑固な泥汚れとして残りやすくなります。汚れの性質に合わせた洗剤選びが重要です。

泥汚れ洗剤の選び方

洗剤のタイプで選ぶ

固形洗剤

固形洗剤は部分汚れを落とすのに適しています。汚れ部分に固形洗剤を直接つけて衣類をこすり合わせて洗浄できる点が特徴です。

塗布した際の滑りのよさや、洗浄成分の水への溶けやすさなどにこだわることで、こすり合わせても衣類を傷めにくいように工夫されています。

液体や粉末に比べると、使用量が少なく済むためコスパも良好。部分汚れを洗浄したい方にはおすすめですが、ユニフォームや作業着など広い面積の泥汚れを落とすのには向いていないので注意しましょう。

粉末洗剤

粉末洗剤は、泥汚れ洗剤のなかで製品数が特に多く、メジャーなタイプです。水に粉末を溶かし、つけ置きをしたあとに通常の洗濯をする方法で使用します。

粉末洗剤には、除菌・消臭効果がうたわれている製品も多いため、汚れ落としとともにニオイもしっかりケアしたい方にも向いています。

洗浄力が高く、1kg以上の大容量タイプも多いので、毎日のように泥汚れをまとめて洗う方におすすめです。

液体洗剤

液体洗剤は、汚れ部分に直接塗布して浸透させて汚れを落とすタイプです。固形洗剤とは違い、衣類をこすり合わせることなく使えるので、生地へのダメージをできるだけ抑えたい場合にも適しています。

泥汚れに特化した製品は少なく、皮脂や食べこぼしなどの汚れにもバランスよく洗浄できるモノが多い傾向です。

洗浄力が比較的優しいので、普段使いの洗濯洗剤のように使えるモノも多数。水に溶けやすいため、粉末洗剤のように溶け残る心配がないのも特徴です。

成分をチェック

泥汚れは不溶性なので、一般的な洗剤に含まれている界面活性剤や漂白剤ではきれいに落としきれません。泥汚れ用の洗剤を選ぶときは、配合されている酵素や分散剤などに注目してみてください。

洗剤に含まれる酵素は4種類ありますが、泥汚れにはセルロース分解酵素である「セルラーゼ」が効果的といわれています。セルラーゼが、繊維の隙間に働きかけることで、繊維に入り込んだ泥汚れが落ちやすくなるのが特徴です。

また、リン酸塩のような「分散剤」も泥汚れを落とす効果が期待できる成分。生地から汚れを引きはがし、落としやすくします。

酸素系漂白剤の主成分である過炭酸ナトリウムは、水に溶かすと発泡して汚れを分解するのが特徴。シミやニオイへの効果も期待できます。

使用できる素材をチェック

泥汚れ洗剤は普段使い用の洗剤よりも洗浄力が高いことが多いので、生地の素材によっては品質に影響が出てしまう場合があります。

毛や絹など高級な素材を使用している衣類には使用できないことが多いため、事前に確認しておきましょう。

一方、綿や合成繊維といった素材は問題なく使用できます。泥汚れで困りやすいユニフォームや体操服、作業着などに使われることが多い素材なので、ほとんどの場合では使用できます。

衣類の素材や洗濯方法は、組成表示に書かれているため、洗濯する前にチェックしてみてください。

好みの香りをチェック

泥汚れ洗剤を選ぶときは、香りにも注目してみてください。柑橘系・アクア系・フローラル系など、爽やかな香りを楽しめる製品が数多くあります。

香り付きの洗剤を使用する場合は、強く香りすぎないように使用量を守ることが大切です。また、ほかの洗剤や柔軟剤との組み合わせに注意して、香りが混ざらないようにするのもポイント。香りが苦手な方には、無香料タイプの泥汚れ洗剤がおすすめです。

泥汚れ洗剤のおすすめランキング

第1位 ミマスクリーンケア 洗濯洗剤 ポール

ミマスクリーンケア 洗濯洗剤 ポール

レトロなデザインのパッケージに入った粉末タイプの泥汚れ洗剤です。ユニフォームの泥汚れはもちろん、タンパク質を分解するアルカラーゼ酵素を配合しているため、シャツなどの皮脂汚れ・血液のシミ・食べこぼしなどにも効果が期待できます。

低泡性で泡切れがよく、すすぎ回数が少なく済むのがポイント。特殊増白剤を使用しているため、色モノはあざやかに、白いモノはきれいな白に仕上がるのが特徴です。さわやかなフローラルの香りで、繊維にやさしく、風合いを損ねにくいのも魅力。赤ちゃんの肌着から作業着まで、さまざまな衣類に使用できます。

1回の使用量は、水30Lに対してスプーン1杯の15gほど。洗濯機で普通の洗濯のように使用できます。容量は2kg・4kgの2種類のラインナップ。2kgで約130回分使えます。洗浄力が高いので、頻繁に泥汚れの衣類を洗濯する方におすすめの泥汚れ洗剤です。

第2位 花王 アタック 高活性バイオパワー

花王 アタック 高活性バイオパワー

繊維の奥の汚れにアプローチする泥汚れ洗剤です。粉末タイプで、独自開発のマイクロ粒子を採用。粒が小さいだけでなく、ひとつずつに空気を含んでいるため、水に触れた瞬間に粒がはじけて粉が溶けやすいのが特徴です。

衣類の隅々まで洗浄成分が行きわたり、繊維の表面にある汚れもはがして落とします。配合成分のバイオ酵素の働きで、繊維の奥の汚れを引き出して落とすのもポイント。洗浄力が高く、皮脂・ニオイまで除去するとうたわれています。

清潔感のあるフローラルソープの香りも魅力。内容量は900gです。使用量の目安は、洗濯機30Lに対して付属スプーン0.4杯分の約18g。粉末が溶けやすく、衣類に残りにくい泥汚れ洗剤を探している方におすすめです。

第3位 クリヤケミカル 泥クリヤ

クリヤケミカル 泥クリヤ

落ちにくい泥汚れに悩む方のために開発された泥汚れ洗剤です。高機能バイオ酵素配合で、繊維の奥の汚れも引き出して落とします。泥・汗・皮脂でかたまった汚れを分解し、泥の粒子を細かくするのが特徴。衣類から汚れをしっかり引きはがし、再び衣類に汚れが戻るのを防ぎます。

泥汚れに強い界面活性剤を使用。漂白剤・柿渋エキスの働きでニオイの元を分解し、消臭効果も期待できます。内容量は、80g・300g・2kg・5kgの4種類のラインナップ。コスパのよさも魅力で、泥汚れに悩む方におすすめの泥汚れ洗剤です。

第4位 アルク 泥汚れ用洗剤 レギュラー

アルク 泥汚れ用洗剤 レギュラー

元プロ野球選手が、自身の経験やノウハウを生かして開発した粉末タイプの泥汚れ洗剤です。スポーツ中に付着しやすい泥・汗・土・血液の汚れにアプローチする成分が配合され、しっかりと汚れを落とす効果が期待できます。

子供の砂遊びでの汚れや、上履き・靴下などにも使え、酸素系の漂白成分を配合しているので、柄モノ・色モノにも対応可能。軽い泥汚れなら、もみ洗いなしでもきれいに汚れを落とせるとうたわれており、繊維を傷めにくいのも特徴です。

除菌や消臭効果が期待できるのもポイント。ニオイの原因菌の分解を助ける天然ハーブ系消臭成分が配合されています。内容量は、1回分ごとに小分けされた3回分セット、1.5kg・3kg・9kgの4種類です。

スポーツ時に残りにくい、さわやかな柑橘系の香りも魅力。泥汚れの洗浄力に加え、ニオイ対策が期待できる泥汚れ洗剤を探している方におすすめです。

第5位 E・T・I 泥スッキリ303

E・T・I 泥スッキリ303

泥汚れに悩むユーザーの目線で開発された粉末タイプの泥汚れ洗剤です。つけ置きと軽いもみ洗いだけで頑固な汚れを落とす効果が期待でき、生地を傷めにくいのが特徴。改良した界面活性剤や酵素により、泥汚れだけでなく消臭効果も期待できます。

洗剤20gを約40℃のお湯によく溶かしてつけ置きした後、普通に洗濯機で洗濯するだけです。長時間のこすり洗いが不要なこともポイント。汚れがひどい場合には、つけ置き後に軽くもみ洗いをするとより汚れを落としやすくなります。

内容量は1.5kgです。1箱で約2ヵ月半使用できるくらいコスパがよいのも魅力。日常的に泥汚れの洗濯をする方におすすめの泥汚れ洗剤です。

・1箱

・3箱

第6位 ハナテン(Hanaten) 泥 doro 一刀両断

ハナテン(Hanaten) 泥 doro 一刀両断

野球や畑仕事などで付着する泥汚れに特化した泥汚れ洗剤です。浸透力の高い界面活性剤を使用し、繊維の奥に付着した汚れにもアプローチします。インパクトのあるボトルデザインで、クリーニング師が開発しているのがポイントです。

幅広い温度で洗浄できる活性化剤を配合し、お湯の温度が下がりやすい寒い季節でも洗浄力が持続するのが特徴。泥汚れだけでなく、汗や皮脂のニオイにも効果が期待できます。45~60℃の熱めのお湯に本商品20gを溶かし、約1時間を目安につけ置きするのが、効果的な使い方です。

つけ置き後は、洗濯機に衣類とさらに本商品20gを入れ、通常どおりに洗濯するだけなので、面倒な泥汚れの洗濯も時間をかけずに済みます。繰り返し使用することで、洗濯槽を洗浄できるのも魅力。毎日の洗濯で洗濯槽を清潔に保てます。内容量は2kg。泥汚れ落としと洗濯槽の洗浄を同時にかなえる泥汚れ洗剤です。

第7位 グリーンテクノ21 ガイアランドリー プレイボール

グリーンテクノ21 ガイアランドリー プレイボール

ユニフォームの泥汚れにぴったりの粉末泥汚れ洗剤です。主成分の酸素系漂白剤の過炭酸ナトリウムが、頑固な泥汚れにアプローチ。リン酸塩をはじめとした独自配合成分によって、泥汚れをきれいにする効果が期待できます。

グラウンド用白線にも使用されている卵の殻のアルカリ成分にも着目。環境に配慮するだけでなく、汗や皮脂汚れやニオイの分解・軽減を助けます。使い方も簡単。あらかじめ表面の泥や汚れをはらい落とし、30~60分を目安につけ置きした後、通常どおり洗濯機で洗うだけで完了です。

内容量は2kg。約3ヵ月間を目安として使えます。ユニフォームの泥汚れに悩む方におすすめの泥汚れ洗剤です。

第8位 カミナガ販売 エネロクリーン

カミナガ販売 エネロクリーン

クリーニング店でも使用されている、せっけんタイプの泥汚れ洗剤です。せっけん成分をはじめ、洗剤成分・溶解成分など、3種類の洗浄成分を配合。泥汚れ以外にも、血液・油汚れ・しょうゆなどの食べこぼしにも効果が期待できます。

泥汚れに強いとされるせっけん成分が、ユニフォームや作業着などの泥汚れにアプローチするのが特徴。シャツやシーツなどの汗・皮脂汚れには洗剤成分が、油汚れには溶解成分が働きかけます。もみ洗いしやすいネット付きなのがポイントです。

スティックタイプの固形せっけんなので、特に汚れている部分に直接塗りやすいのも魅力。壁などにかけられるひもが付いており、洗濯機や洗面所などに置いておけば手軽に使えます。

1本でワイシャツや下着などの衣類なら約120回、タオルなどは約160回使えるコスパのよさにも注目してみてください。泥汚れ以外にも、さまざまな汚れの部分洗いをしやすい泥汚れ洗剤です。

第9位 アイメディア ドロ汚れ専用洗剤

アイメディア ドロ汚れ専用洗剤

クリーニング店でも使用されている、業務用泥汚れ洗剤です。もみ洗いなしでつけ置きし、通常どおりに洗濯機で洗うだけで泥汚れを落とすとうたわれています。有効成分が泥汚れの粒子に付着し、汚れを浮かせて落とす仕組みです。

ユニフォームや靴下の泥汚れだけでなく、草汁などの汚れにも効果が期待できます。色柄モノでもつけ置きできるのが便利なポイントです。

内容量は200g。1回あたりの使用量の目安は5gで、約40回使えます。コンパクトサイズなので、必要に応じて泥汚れ落としに使いたい方におすすめの泥汚れ洗剤です。

第10位 グラフィコ オキシクリーン マックスフォース スプレー

グラフィコ オキシクリーン マックスフォース スプレー

部分洗いに便利な、液体スプレータイプの泥汚れ洗剤です。酵素と汚れを落とす成分により、頑固な汚れに効果が期待できます。スプレータイプなので、汚れに直接吹きかけられるのが特徴。洗剤を衣類にもみ込み、5~10分ほど置いてから通常どおり洗濯機で洗うだけなのが便利です。

泥汚れのほかに、血液のシミや皮脂汚れ・食べこぼしなどにも使えます。内容量は354ml。部分汚れに重宝する泥汚れ洗剤です。

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泥汚れの効果的な落とし方

泥汚れを効果的に落とすには、洗濯前の前処理がポイント。いきなり水洗いをするのではなく、まずは汚れを乾かし、表面の泥や砂をはらい落とします。洗濯前に水洗いをしてしまうと、泥汚れが繊維の奥に入り込み、より落ちにくくしてしまうので注意が必要です。

部分汚れなら、汚れている箇所に泥汚れ洗剤を塗布し、洗濯機で洗うようにしてみてください。頑固な汚れなら、泥汚れ洗剤を塗布した後、しばらく置いておくとより効果が期待できます。汚れが広範囲なら、洗剤液につけ置きした後、軽くもみ洗いをしてから洗濯機で洗うのがおすすめです。