Boseが2017年2月10日に発売する新しいサウンドバー「SoundTouch 300 soundbar」。これまでにない技術が導入されており、前作のサウンドバーよりもさらにパワーアップしての登場です。サウンドバー自体は、ホームシアターやテレビ用のスピーカーとして用いられることが多く、自分の映像機器周りの音をもっとよくしたい人に使われています。
今回は、新作Boseのサウンドバー「SoundTouch 300 soundbar」を余すところなくご紹介。さらに進化したBoseの音を体感してみては?
ボーズ(Bose) SoundTouch® 300 soundbar
「SoundTouch 300 soundbar」は、小型サイズのサウンドバー。しかし、音も小型サイズのサウンドバー並かというとそうではありません。以下で紹介する、PhaseGuideアレイやQuietPortテクノロジーなどの革新的なBoseの技術によって、包み込むようなサラウンド感も体感できます。また、オプションの付属機器を使えば、5.1chのバーチャルサラウンドにすることも可能。
本格的なサウンドバーが欲しいと思っている人にもおすすめです。4Kパススルーにも対応されているため、4Kコンテンツも楽しむことが可能です。
ゲーム機器などにも接続可能なので、コンテンツを最大限にまで楽しむことができます。
SoundTouch 300 soundbarの特徴①|SoundTouch
Boseが提供しているアプリ「SoundTouch」を使えば、快適なリスニング環境を作ることが可能です。インターネットラジオやSpotify、スマホにある音楽を再生することもできます。アプリから音の調節などもできるため便利です。
SoundTouch 300 soundbarの特徴②|音
Boseの人気の秘密といえば、音の良さ。SoundTouch 300も驚異のサウンドとなっています。低音域を支えるウーファーが2基と高音域を支えるツイーターが1基搭載されており、いい音ながら迫力のある重低音を奏でてくれます。
PhaseGuideアレイ
Bose独自技術の1つでもある「PhaseGuideアレイ」を採用。これは、音を発した際に、ぶつかる壁や天井に反射させる技術です。この技術により、疑似的なサラウンド環境を作り出すことが可能に。基本的にサラウンド環境を作ろうと思うと、メインスピーカー1つとサブスピーカーを幾つか設置しなければなりません。
しかし、こちらの場合は、1本のサウンドバーで大丈夫。より臨場感溢れる音を奏でてくれますよ。
QuietPortテクノロジー
今回の「SoundTouch 300 soundbar」には「QuietPortテクノロジー」も搭載。これは、歪みのないクリアな重低音を再現する技術です。
粗悪な重低音の場合、映画などから聞こえてくる声や音は聞こえずらいものです。しかし、「SoundTouch 300 soundbar」は、全ての音に対してチューニングをする高度な処理が施されているため、映画コンテンツなどを楽しんでいる際でも、リアルな感触を味わうことが可能。Boseらしい、最高の音に仕上がっています。
SoundTouch 300 soundbarの特徴③|デザイン
Boseは、音だけではなく、デザインにもこだわっているところが人気の秘密です。最高級のガラストップを使用することにより、サウンドバーながら、高級感が溢れるデザインに仕上がっています。
シンプルなデザインのため、インテリアを崩すこともありません。どこに置いてもキマってしまう、そんなサウンドバーです。
本体サイズの高さは、テレビの下にハマるよう、57mm。使う人のことを考えて設計されている点はさすがBoseです。コードを表に出さずに、接続できる利便性もあります。
また、壁掛けブランケットを使用することにより、壁に設置することも可能。あまり置いて使用したくない人のご要望にも答えることができます。
SoundTouch 300 soundbarの特徴④|ケーブルレス
HDMIなどはもちろんケーブルなのですが、スマホなどにつなぐときはケーブルレスで接続できます。Wi-FiやBluetoothに対応しているため、お手持ちのスマホから好きな音楽を流すことが可能。NFCも使用できるため、ペアリングに手間取ることもありません。スマホを近づけるだけでペアリングできてしまうのは非常に便利です。
自分がどこにいてもスマホから簡単操作で使用できるのはありがたいものです。特に、何かをしている際に曲が止まってしまっても、わざわざサウンドバーまで行かなくていいのは、最高ですね。
SoundTouch 300 soundbarの特徴⑤|アップグレード
3パターンのアップグレードが可能なのも「SoundTouch 300 soundbar」の特徴。「Acoustimass 300 bass module」と組み合わせることにより、クリアさをさらに追求した重低音を感じることができます。ワイヤレス接続が可能なので、セットアップも簡単ですよ。
よりサラウンドにしたい人は、「Virtually Invisible 300 rear surround speakers」と組み合わせることをおすすめします。映画館のような感覚を味わうことができるため、「SoundTouch 300 soundbar」を、シアター用に使う人におすすめです。こちらもワイヤレス接続かつコンパクトなため、設置場所を問いません。
最後に、上記2つを用いたアップグレード方法。よりサラウンド化した状態で、クリアな重低音を響かせることができます。サウンドバーだけでは満足できないといった人にも対応しています。
製品仕様
重量は総重量4.7kgとなっており、本体サイズは幅、978 mm。高さ、57 mm。
入力端子はHDMI出力x 1 (ARC対応)、HDMI入力 x 1、光デジタル入力 x 1、Ethernetポート x 1 (SoundTouch/ソフトウェア更新用)、ADAPTiQ端子 x 1 (ADAPTiQセットアップ用)、ACOUSTIMASS端子 x 1 (Acoustimass 300接続用)、マイクロUSB端子 x 1。
サポートされるオーディオ形式は、Dolby Digital、DTS、MPEG2-AAC、リニアPCM。
ビデオソース互換性は4KパススルーおよびHDCP2.2対応。
Boseは、数値的な音の良さというよりも、人が聞いていい音と思うことに重点を置いています。これはBoseの創業者「アマー・G・ボーズ」氏の「生演奏の感動を再現する」というコンセプトに基づいています。
以来、研究分野は物理学から流体力学、心理音響学などの研究がされ、さまざまなオーディオ機器が世に出回ることとなりました。
今回の「SoundTouch 300」もBoseのコンセプトを継承してつくられています。Boseらしい高級感のある音が普段の生活を楽しいものへの変化させていきます。サウンドバーという言葉を初めて聞いた人も、今回を機に「SoundTouch 300」に注目してみてはいかがですか?