幅広いシーンで役に立つポータブル電源。1台あれば、コンセントがない環境でもさまざまな家電に電源供給ができます。アウトドア用のアイテムとしてはもちろん、災害時の備えとして購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ポータブル電源「Anker PowerHouse II 800」をご紹介します。家族4人で使えるちょうどよいバッテリー容量が魅力。モバイルバッテリーなどで知られるAnkerから発売された安心の1台です。

Anker(アンカー)とは?

Ankerは、中国・深圳に本社を構える“充電”のグローバル・リーディングブランドです。モバイルバッテリーやUSB充電器、ケーブルなどのチャージング関連製品を展開し、アメリカや日本、欧州などでトップクラスの売り上げを誇るなど、人気を集めています。バッテリー関連のノウハウが豊富なので、ポータブル電源も高品質かつ多機能なラインナップを揃えています。

Ankerから登場したポータブル電源「PowerHouse II 800」

家族4人で使えるベストな容量

「Anker PowerHouse II 800」は、そんなAnkerから登場したポータブル電源。搭載されているバッテリー容量は778Whで、家族4人で使いたいときにぴったりです。

ポータブル電源は、容量が大きいとそのぶん本体サイズも大きくなる傾向にあるうえ、価格も高くなります。そんなポータブル電源のなかでも「Anker PowerHouse II 800」は、容量・サイズ・価格のバランスが取れたポータブル電源を探している方に適した製品です。

また、簡単に操作ができるのもポイント。ケーブルを繋いだ後、各ポートの上部にあるボタンを押すだけで簡単に給電/充電がスタートします。扱いやすさも良好なおすすめの1台です。

高出力なUSB-Cポートでスマホなどを素早く急速充電できる

PD対応のUSB-Cポートを2つ搭載しており、単ポートの出力は最大60W。たとえば、iPhone 12を充電する場合、一般的な5Wの充電器と比べて最大3倍速く(※)充電できます。

大容量・高出力モデルのため、ノートパソコンなどの充電にも対応。手持ちのデバイスをストレスフリーに素早く急速充電可能です。

(※)0%から30分充電した場合との比較 / Anker調べ

バッテリーの残量表示が「残り◯時間」で安心

バッテリー残量は、ディスプレイの真ん中にパーセンテージで表示されます。それだけでなく、ディスプレイ右下には残りの充電・給電可能時間も表示。パーセンテージ表示だけでは、実際に残り何時間使えるのか? という点がイメージしにくいため、残り時間がチェックできると非常に便利です。さらに、ディスプレイの右上では出力状況が確認できます。

また、ポータブル電源本体を充電する際は、満充電になるまでの推定時間と入力状況も表示されます。さまざまな情報が表示されることで、給電/充電状況などが分かりやすいのが魅力です。

災害時にも活躍するスペック

家族のスマホを複数同時に充電可能

「Anker PowerHouse II 800」はUSB-Cポートを2つ搭載しているだけでなく、USB-Aポートも4つ搭載。災害時に電源が十分に取れない状況でも、複数のスマホを同時に充電できます。合計6つのUSBポートを備えているため、家族全員のデバイスを同時に充電可能です。

炊飯器などの小型家電は2台同時に使える

AC出力ポートを2つ搭載しているのもポイント。コンセントプラグをそのまま挿せるため、炊飯器などの家電を使用したいときに便利です。

出力の合計が最大500W以内であれば、小型家電を2台同時に使うこともできます。炊飯器やミニ冷蔵庫などを併用する際でも、「Anker PowerHouse Ⅱ 800」1台で動かせるのが魅力です。

避難所での熱中症対策・防寒対策にも

もちろん扇風機やサーキュレーター、電気毛布などのアイテムも本製品と繋げれば使用可能。避難所などで熱中症対策・防寒対策を行いたいときに役立ちます。

万が一の災害時でも、快適に過ごすための環境づくりのサポートができる製品です。

本体背面の「LEDライト」を使えばランタンいらず

本体背面には、明るさを3段階で切り替えられるLEDライトを搭載。災害時やアウトドアシーンに別途ランタンを持ち運ばなくて済みます。

編集部で実際に試してみましたが、薄暗い環境でも周りがしっかりと照らされ、照明として十分活躍しました。オレンジがかった灯りで、優しい空間を演出できるのも嬉しいポイントです。

さらに、本体側面にはフラッシュライトを備えています。ボタンを押すと高照度と低照度で切り替えられるほか、ライトが点滅するSOSモードにも切り替え可能。万が一のときに使える便利な機能です。

ソーラーチャージャーがあれば停電が数日間続いても安心

「Anker PowerHouse II 800」は、DC入力もしくはUSB-C入力などで本体を充電できるほか、ソーラー充電にも対応。ソーラーチャージャーを使って100W入力で充電した場合、約9.5時間で充電が完了します(※)。

ソーラーパネルがあれば、バッテリーが切れてしまっても充電できるので安心。ただし、充電に時間を要するため、日中にソーラー充電を行い、常に使用できる状態にしておくのがおすすめです。

(※)天候や設置環境などにより、充電時間が大きく変動します。

製品情報

Anker PowerHouse II 800(アンカー パワーハウス ツー 800)

モバイルバッテリーなどのチャージング関連製品で知られる「Anker(アンカー)」のポータブル電源。バッテリー容量は約800Wh(778Wh)です。スマホやノートパソコンなどの充電に便利なUSB-Aポート・USB-Cポートのほか、小型家電への給電ができるAC出力ポートも搭載しています。

サイズは約300×185×204mm、重さは約8.3kg。ランタンとして使える背面ライトや、SOS用信号を出せる側面ライトを搭載しています。

Anker PowerSolar 3-Port 100W(アンカー パワーソーラー 3ポート 100ワット)

「Anker PowerSolar 3-Port 100W」は、最大100Wの高出力に対応しているソーラーチャージャー。ポータブル電源など、バッテリー容量が大きい製品もしっかり充電できます。DCポートに加えて、USB-AポートとUSB-Cポートを搭載しているため、ポータブル電源と併行してスマホなどを充電することも可能です。

折りたためるデザインを採用しており、格納時のサイズは長辺でも約50cm。持ち手も付いているので、ラクに持ち運べます。

なお、「Anker PowerHouse ll 800」と「Anker PowerSolar 3-Port 100W」をAmazonで同時購入すると、「Anker PowerSolar 3-Port 100W」 の 5%分の価格(1,490円)が割引になります。