デジタル化が進む釣り道具のなかでもハイテク機器に入る「魚群探知機」。淡水・海水を問わず船やボートに取り付けるアイテムで、魚のほか、魚を釣るためのヒントとなる水深や地形を把握できるのが特徴です。

そこで今回は魚群探知機を特集。選び方を解説したのち、タイプ別におすすめの製品をご紹介します。初めての購入を検討している方はもちろん、買い替えを考えている方もぜひ参考にしてみてください。

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魚群探知機とは?使用するメリットは?

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「魚群探知機」とは文字通り「魚群を探知する機器のこと」。「魚探」と略されることが多く、船やボートに取り付けられるのが一般的です。

淡水・海水を問わず、モニタリングできるのは船やボートの直下で、釣りにおいては水深や地形を確認する際にも有効。具体的にはっきりと何かが画面に映るわけではなく、モヤっと映る色合いの違いからヒントとなる要素を拾えるのが特徴です。

なお、釣りで使用するメリットとしては目で見えない水の中の様子を把握できるところ。魚群探知機を使った釣りは地形や魚を狙い撃つことから「シューティング」、深場を目で確認できることから「ディープサイト」とも呼ばれます。

魚群探知機の仕組み

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魚群探知機は、機器から発せられる超音波を送受信する「振動子」を利用。超音波の跳ね返りのスピードから水深を計るほか、反射波の強弱から当たった物体の硬さや魚群の密度を割り出し、ビジュアル化したものがモニターに表示されます。

表示される内容は魚群探知機をセットした船やボートの真下の様子。超音波の跳ね返りにはタイムラグがあるため、魚群探知機は一瞬、一瞬を写真のように切り取り、つないで映像にします。よって、映像は刻々と変化。モニターに表示される内容も右から左に流れていきます。例外はありますが、魚群探知機は常に船やボートが動いていないと水中の情報をより正確に取れません。

魚群探知機の選び方

釣りの趣向に合わせて選ぶ

堤防やカヤックでの釣りなら「ポータブルタイプ」

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「ポータブルタイプ」とは持ち運びに便利な小型の魚群探知機のこと。モニターが小さかったり、機能がある程度絞られていたりする分、価格帯としては比較的安価で、導入しやすいのが魅力です。

なお、ジャンルとしての意味合いは広義で、厳密には据え置きタイプと連動タイプの2種類。前者は小型の船やボートのほか、カヤックやフローターなどに取り付けることも可能で、周波数を出す振動子は固定で使います。

一方、連動タイプはマーカーのような振動子を水面に投げ入れ、モニタリングするのが特徴。専門のハンディ液晶、またはスマホやタブレットとのペアリングによってデータを飛ばし、水中の様子を確認できます。簡易的ではあるものの、ボーダーだけでなく、岸釣り(おかっぱり)でも使いやすいので、おさえておきましょう。

沖釣りなら「GPS機能」を搭載した高性能モデルを

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魚群探知機はハイテク化が進み、見やすさ、使い勝手のよさに配慮。価格帯としてはGPS機能の有無がひとつのボーダーで、なければ比較的安価、あれば標準以上の製品といえます。

GPSがない状態で湖や川、または近海でボート釣りをする場合は目ぼしい地形と水中とをリンクさせるような「ヤマアテ」が重要。一方、GPSのある場合は画面にフィールドのマップを表示して自艇の位置を確認できるほか、マーキング機能があればポイントの入り直しも容易にできます。

また、より高性能モデルであれば広く、深くサーチできるモノも多く、海の沖釣りにも対応。大海原の場合は見渡す限り海なので、現在位置や航路を確認できるGPS機能はマストです。

バス釣りやワカサギ釣りなどそれぞれの釣りに適した専用モデルもおすすめ

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魚群探知機はより効率的、戦略的にゲームを組み立てていきたいアングラーに有効な精密機器。日本においてはバス釣りやワカサギ釣りがそれにあたるため、専用モデルやオプションアイテムが用意されています。

バス釣りの場合は釣り人の人口が多いほか、ボートフィッシングも盛んなため特にラインナップが豊富。ワカサギ釣りは水深が釣果のキーになるので、ポータブルタイプを持ち込む方が多く見られます。

釣りたい魚に合った「最大水深」のモノを選ぶ

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魚を釣るために大切なことは狙う魚の習性をよく知っておくこと。エサ釣りであれ、ルアー釣りであれ、闇雲に投げているだけでは的外れでなかなか釣れないので、まずは魚が居る場所にアプローチできるかどうかが重要です。

魚群探知機は文字通り魚を探すための精密機器ですが、それ以前に水深、水温、地形を確認できるのが大きな利点。回遊する魚なのか、ストラクチャーに依存する魚なのかはもちろん、季節や時期、フィールドによってどこを泳いでいるのか、どの辺りの水深にいるかを把握することが釣果アップにつながります。

なお、100m以深の魚を狙うのに魚群探知機の表示範囲が45mまでだと魚影は映りません。購入を検討する際は各製品の仕様をしっかりと確認するようにしましょう。

振動子の周波数をチェック

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魚群探知機のサーチする範囲は振動子の周波数によって決まります。周波数が低ければ低いほど映る画像は粗くなりますが、広範囲をカバー。一方、周波数が高ければ高いほど範囲は手狭になりますが、解像度は高くなり、より精度の高い情報を得られます。

なお、製品によっては周波数の切り替えが可能。例えば、基本は200kHzで、ハードボトムを探すときやベイトフィッシュの有無をざっと確認するときは100kHz以下、船の直下を釣るときは400kHzと、使い分けることができます。使い勝手は購入する際の重要なポイントとなるので、意識しておきましょう。

ディスプレイ表示の見やすさをチェック。2画面で表示できるモデルも

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水中の様子を振動子の周波数で映すディスプレイのサイズは大小さまざま。小さいモデルであれば座った状態でも見やすく、大きいモデルであれば立って釣りをする際にも視覚的に有利です。

なお、より大きいモニターであれば2画面、さらにはより複数の画面表示も可能。価格帯には比例しますが、それぞれ異なる役割を割り当てられ、多角的に情報を得られるのは釣りをするうえで重要なポイントです。

ちなみに、画面の高精細さはドット数に影響し、より数値が高いほうが精密。さらにモニターの向きも縦か横かがあり、操作ボタンの配置も右側に寄るか、下部にまとまるかなどの違いがあります。

タッチパネル搭載モデルなら操作しやすい

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魚群探知機のデジタル化・ハイテク化が進むにつれ、操作性も向上。従来通りのボタン操作のほか、製品によってはタッチパネルの操作も可能で、スクロールやズームがよりスムーズにできます。

なお、魚群探知機はほとんどの場合、野外で使うことになるので、特にタッチパネル搭載モデルであれば防水・防塵・防滴もチェック。性能の高さはIPから始まる保護等級の表示で確認することができ、IP56を例に挙げると、IPに続く左の数値「5」は防塵性能、右の数値「6」は防水性能を示しています。数値が高ければ高いほど優れているので、気になる方はしっかりと確認しておきましょう。

スマホと接続できるとより便利

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かつての魚群探知機におけるデータ管理はSDカードに記録し、パソコンに移行して整理・分析などをしていましたが、現行品のなかにはアプリ経由でスマホやタブレットと連動できるモデルもあります。

手元でのモニタリングはもちろん、現場以外でのデータ共有も可能。複数回訪れているフィールドであれば過去データの蓄積が財産となり、より戦略的な釣りが展開できます。

魚群探知機のおすすめメーカー

ガーミン(GARMIN)

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「ガーミン」はGPS関連機器で有名なメーカー。スマートウォッチやウェアラブルデバイスで広く知られているほか、自動車用機器、航空用機器、アウトドア機器、マリン用機器なども取り扱っており、魚群探知機もラインナップに含まれています。

注目は「ライブスコープ」という製品。従来の魚群探知機と異なり、足元から前方の様子を見ることができるのが特徴で、映したいものを常に映し続けられます。具体的にはストラクチャーの位置を把握できるほか、魚がどう着いていているかもわかるのがポイント。さらにルアーにおいては、それ自体がどのように泳いでいるかまでも確認できます。気になる方はぜひおさえておきましょう。

ホンデックス(HONDEX)

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「ホンデックス」は「本多電子」が取り扱う魚群探知機のブランド名。同社は世界初のトランジスタポータブル魚群探知機を開発したことで知られており、それ以来多くの製品をリリースしています。

製品の種類も豊富で、モニターサイズのラインナップもさまざま。別途オプションアイテムの数も多く、パーツの切り替えや買い替えがしやすいのも魅力です。

フルノ(FURUNO)

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「フルノ」は世界的に知られる総合舶用電子機器(マリンエレクトロニクス)メーカー。正式名称は「古野電気株式会社」で、魚群探知機はソナーや潮流計と並ぶ漁労機器にラインナップされています。

深場までサーチできるタイプが多く、海での使用にマッチ。フィッシングボートのなかでも海上のプレジャーボートやクルーザーに取り付ける魚群探知機を探している方におすすめです。

魚群探知機のおすすめ|ポータブルタイプ

ガーミン(GARMIN) STRIKER Cast GPS

ガーミン(GARMIN) STRIKER Cast GPS
スマホとをペアリングして使える

スマホとの連携で使うおすすめの魚群探知機。淡水・海水はもちろん、オカッパリ・ボートを問わず使えるアイテムで、汎用性が高いのが魅力です。

使い方としては、本体とスマホとをペアリングした後にキャスト。接続範囲は最大60mで、水深は0.6~45mをカバーできます。

サイズは75.8×75.5×57.87mm、重さは0.075kgで、防水等級はIPX7。ラインナップとしては本体カラーが青のGPSありと、白のGPSなしがあり、本製品は前者です。

ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611CN II

ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブルプロッター魚探 PS-611CN II
魚探周波数を50kHzと200kHzから選択でき、より深場を探れる

据え置きで使うポータブルタイプの魚群探知機。GPSアンテナが内蔵されており、魚探と地図機能を兼ね備えているのが特徴です。

サイズはW173×D191×H173mmで、重さは約0.7kg。モニターは縦型の5型ワイド画面で、右側に操作ボタンがまとまっています。電源は単三乾電池8本。連続使用は約8時間が目安です。

なお、本製品はスタンダードモデルですが、振動子「TD25」がセットになったディープタイプも別途用意。また、それぞれバッテリー・充電器が付属したバリューセットもあり、連続使用が約20時間とより長く使えます。

さらに同シリーズにはワカサギ釣り用の振動子「TD08」を備えた「ワカサギパック」もラインナップ。魚探周波数を50kHzと200kHzから選択できるので、より深場を探れるのが魅力です。

ハミンバード(HUMMINBIRD) Piranha MAX 4 DI

ハミンバード(HUMMINBIRD) Piranha MAX 4 DI

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レンタルボードやフローターに取り付けられる

据え置きで使う縦型ポータブルタイプの魚群探知機。モニターは4.3in、サイズはW3.91×D3.62×H7.34inで、画面表示は水面直下のダウンと2Dの2種類に対応します。

振動子は標準装備されていますが、GPSはなし。コンパクトな製品なので、レンタルボードやフローターに取り付ける魚群探知機を求めている方におすすめです。

Deeper CHIRP+ 2

Deeper CHIRP+ 2

手軽に使える球体タイプの魚群探知機。スマホとWi-Fiで接続したのち、調べたいポイントにキャストしてデータ収集できるのが特徴で、ボートはもちろん、オカッパリアングラーにもおすすめのアイテムです。

周波数は3つで、素早く調べたいときはワイドビーム(47°・100kHz)、通常はミドルビーム(16°・290kHz)、ピンスポットを詳細に調べたい場合はナロービーム(7°・675kHz)と使い分けできるのもポイント。接続範囲は最大100mで、水深は15cmから100mをカバーします。

LUCKYLAKER ワイヤレス 魚群探知機

LUCKYLAKER ワイヤレス 魚群探知機

簡易的な魚群探知機を求めている方におすすめのモデル。専用モニターと球体センサーとのセットで、それぞれアンテナが内蔵されており、Wi-FiやBluetoothを使わずして接続できるのが特徴です。

電池はどちらもUSBによる充電式。フル充電時の使用時間は前者が6時間、後者が7時間とやや短めなので、ここぞという場面で使うのがおすすめです。

接続範囲は最大120mで、水深は0.7〜45mまでをカバー。なお、球体センサーには集魚灯が備わっており、夜釣りで使えるのもポイントです。

魚群探知機のおすすめ|高性能

ガーミン(GARMIN) GPSMAP 923xsv

ガーミン(GARMIN) GPSMAP 923xsv

タッチパネル操作に対応したハイエンドクラスの魚群探知機。モニターは9インチの高解像度ディスプレイを採用しており、視認性が高いのが特徴です。

サイズは23.3×16.2×7.6cmで、重さは1.6kg。防水等級はIPX7で、センサーはGPSのほか、GLONASSやgalileoなどの測位システムにも対応しています。

なお、本製品は海上向けのアイテムで、セーリング機能の「GARMIN SAILASSIST」、さらにはGarmin、Navionicsデータ、Auto Guidance4テクノロジー、その他の高度なナビゲーション機能がオプションチャートで表示される「BLUECHART G3 VISION」など、航行のサポート体制も充実。利便性の高いおすすめの1台です。

ガーミン(GARMIN) Striker Vivid 7cv

ガーミン(GARMIN) Striker Vivid 7cv

魚や建造物をビビットなコントラストで映すおすすめの魚群探知機。モニターは横型、アクションボタンは右側にまとまっており、鮮明な画面を見ながら的確に操作できるのが特徴です。

サイズは235×140×58mmで、重さは0.8kg。防水等級はIPX7が目安です。また、センサーには高感度のGPSが内蔵されているのもポイント。フィールド移動時のルート作成が簡単にできるほか、見つけたポイントのマーキングがしっかりと記録できるのも魅力です。

ガーミン(GARMIN) ECHOMAP UHD 72sv

ガーミン(GARMIN) ECHOMAP UHD 72sv

湖上のバスボートや海上のプレジャーボートにおすすめの魚群探知機。サイズは250×139×51mm、重さは0.77kgで、防水等級はIPX7が目安です。

モニターは7インチで、タッチスクリーン式の横型を採用。さらにアクションボタンは右側にまとまっており、魚の位置や水深、地形把握をしながら操作しやすいのが特徴です。

ホンデックス(HONDEX) 10.4型液晶デジタル魚探 HE-7311F-Di-Bo 600W

ホンデックス(HONDEX) 10.4型液晶デジタル魚探 HE-7311F-Di-Bo 600W

機能性が充実したおすすめの魚群探知機。モニターはやや大きめの10.4型を採用しているほか、液晶は高精細で、微妙な変化や細かい文字もしっかりと見えるのが特徴です。

縦置き・横置きのどちらにも対応できるのが魅力で、前者のサイズはW243×D120×H268mm、後者のサイズはW272×D120×H240mm。重さは約2.3kgで、操作系のボタンが多いのもポイントです。

なお、本製品の出力は600Wですが、同シリーズのラインナップには1kWと2kWも用意されています。

ホンデックス(HONDEX) 12.1型液晶プロッターデジタル魚探 HE-1211 1kW

ホンデックス(HONDEX) 12.1型液晶プロッターデジタル魚探 HE-1211 1kW

大型の魚群探知機を求めている方におすすめのモデル。モニターは大きめの12.1型を採用しているほか、サイズはW358×D146×H242mm、重さは約3.5kgで、横置きで使うタイプの製品です。

機能面では「デプスマッピング」を搭載しているのがポイント。魚探の深度情報とGPSの位置情報を利用することで画面上に海底地形を描写でき、起伏をしっかりと把握できるのが魅力です。

なお、本製品の出力は1kWですが、同シリーズのラインナップには2kWも用意。購入を検討する際はしっかりと確認しておきましょう。

ホンデックス(HONDEX) 9型ワイド液晶プロッターデジタル魚探 HE-90S 600W GPS内蔵仕様

ホンデックス(HONDEX) 9型ワイド液晶プロッターデジタル魚探 HE-90S 600W GPS内蔵仕様

機能と価格帯のバランスに優れたおすすめの魚群探知機。サイズはW315×D111×H180mm、重さは約2kg、出力は600Wで、オーソドックスなスペックを備えているのが特徴です。

モニターは横型の9型を採用しているほか、右側に集約された操作ボタンのそれぞれには役割がしっかりと記載されているのもポイント。なお、ラインナップには GPS内蔵仕様とGPS外付仕様とがあり、本製品は前者です。価格帯にも違いがあるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。

ホンデックス(HONDEX) 8.4型液晶プロッターデジタル魚探 HE-8S GPS外付仕様

ホンデックス(HONDEX) 8.4型液晶プロッターデジタル魚探 HE-8S GPS外付仕様

ロングセラーモデルの魚群探知機。サイズはW243×D108×H228mm、重さは約1.8kg、出力は600Wで、見た目に若干の古さがありつつも、十分なスペックを備えているのが特徴です。

モニターは横型の8.4型で、操作ボタンの配置は画面の下部。色分けはされていますが、やや操作には慣れが必要です。

なお、ラインナップには GPS内蔵仕様とGPS外付仕様とがあり、本製品は後者。価格帯に違いがあるほか、外付用アンテナが同梱されているので、確認しておきましょう。

ホンデックス(HONDEX) 12.1型カラー液晶プロッターデジタル魚探 HE-120S GPS内蔵仕様

ホンデックス(HONDEX) 12.1型カラー液晶プロッターデジタル魚探 HE-120S GPS内蔵仕様

見やすさに配慮したおすすめの魚群探知機。サイズはW358×D146×H242mmと10インチモデルに近い大きさながら、モニターは横型の12.1型と大画面液晶を採用しており、操作ボタンの配置は画面の右側に集約されています。

操作ボタンには各種機能が記載。上段は船の位置や船速などを表示するプロッター、下段は魚探とそれぞれ分けられているのもポイントです。

なお、重さは約3.5kgで、出力は600W。ラインナップにはGPS内蔵仕様とGPS外付仕様があり、本製品は前者です。

フルノ(FURUNO) 5.7型 2周波液晶魚群探知機 FCV-628

フルノ(FURUNO) 5.7型 2周波液晶魚群探知機 FCV-628

縦型コンパクト仕様の魚群探知機。底質判別機能を搭載しているのが特徴で、岩・小石・砂・泥の4種類のボトムを見やすく表示してくれるのが魅力です。

モニターは5.7型、サイズはW170×D132×H207mm。重さは約1.3kg、出力は600W、防塵・防滴等級はIP56が目安です。表示範囲は2〜1200mをカバー。近海で使える小型の魚群探知機を探している方におすすめのモデルです。

フルノ(FURUNO) 12.1型 2周波カラー液晶魚群探知機 FCV-1150

フルノ(FURUNO) 12.1型 2周波カラー液晶魚群探知機 FCV-1150

表示範囲5〜3000mと深場までサーチできるおすすめの魚群探知機。出力は1kW・2kW・3kWの選択が可能で、中深海でのジギングにも対応できるのが特徴です。

モニターは12.1型、サイズはW356×D199×H345mmで、重さは約8.2kg。防塵・防滴等級はIP55が目安です。

なお、同シリーズにはひと回り小さい10.4型の「FCV-295」もラインナップ。いずれもモニターは横型で、操作ボタンは下部に集約されています。

ヤマハ(YAMAHA) ヤマハGPS魚探 YFH9インチ YFHIII09WS-F66i

ヤマハ(YAMAHA) ヤマハGPS魚探 YFH9インチ YFHIII09WS-F66i

9型ワイド液晶を採用したおすすめの魚群探知機。本体のサイドはベージュ、ハードケースはホワイトカラーを採用しており、同社のボートにマッチするほか、直射日光にも配慮した仕様となっているのが特徴です。

モニターは横型で、操作ボタンは右側に集約。サイズはW315×D110.6×H180mmで、重さは約2kgが目安です。出力は600W、周波数は50kHzと200kHzの2種類で、表示範囲は1000mまで。機能面ではGPSアンテナを内蔵しているほか、ホンデックスの「デプスマッピング」を搭載しており、水中の地形をしっかり確認できるのもポイントです。

魚群探知機のおすすめ|専用モデル

ガーミン(GARMIN) LiveScope Plus System

ガーミン(GARMIN) LiveScope Plus System

バスフィッシングにおけるボーダー(ボートフィッシャーマン)の間で近年注目されているおすすめの製品。「ライブスコープ」という名で総称されていますが、ジャンルとしてはライブソナーに位置付けされるアイテムで、別途モニターと組み合わせることで、視覚的に水の中の様子をサーチできるのが特徴です。

ポイントは船の前方をスキャンして水中の様子をリアルタイムで表示する「フォワードモード」、船の真下をライブビューで表示する「ダウンモード」、船の上から水面下を透視する「パースペクティブモード」が用意されているところ。地形の変化が把握できるのはもちろん、刻々と変わる魚の位置、さらにはルアーの動きも確認でき、より効率的に狙い撃ちできるのが魅力です。

ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブル魚探 HE-68WB

ホンデックス(HONDEX) 5型ワイド液晶ポータブル魚探 HE-68WB

バスフィッシング用のポータブル魚群探知機。表示するレンジは0~60m、カラーパターンは6種類(内2つは10階調モノクロモード)で、ボトムの変化やブレイクの起伏をしっかりと把握できるのが特徴です。

サイズはW178×D63×H170mmで、重さは約0.7kg。モニターは縦型の5型ワイド画面で、右側に操作ボタンがまとまっています。電源は単三乾電池8本。連続使用は約10時間が目安です。

ホンデックス(HONDEX) 8.4型液晶プロッター魚探 HE-8000

ホンデックス(HONDEX) 8.4型液晶プロッター魚探 HE-8000

バスフィッシング用の魚群探知機におけるスタンダードモデル。表示するレンジは0~200mで、シャローエリアが広がるマッディーレイクはもちろん、ディープ攻略がキーとなるリザーバーもカバーできるのが特徴です。

サイズはW243×D108×H228mmで、モニターは横型の8.4型。重さは約1.8kgで、操作ボタンの配置は画面の下部にまとまっています。

周波数はワイドビーム107kHzとスポットビームの400kHzの2パターン。ベイトフィッシュを把握するには前者を、ボトムの変化をより詳細にサーチしたい場合は後者を使うのがおすすめです。

ホンデックス(HONDEX) 9型ワイド液晶プロッター魚探 HE-9000

ホンデックス(HONDEX) 9型ワイド液晶プロッター魚探 HE-9000

9型ワイド液晶を採用したバスフィッシング用の魚群探知機。船の位置や船速などを表示するプロッター、色の違いで水の中を映す2D魚探、ストラクチャーの違いがわかるワイドスキャン、横方向を広くカバーできるサイドスキャンが用意されており、より多角的に状況を把握できるのが特徴です。

サイズはW315×D111×H180mmで、重さは約2.2kg。表示するレンジは0~150mで、操作ボタンの配置は本体の右側にまとまっています。

ローランス(LOWRANCE) HOOK REVEAL 7X GPSプロッター スプリットショット

ローランス(LOWRANCE) HOOK REVEAL 7X GPSプロッター スプリットショット

7インチディスプレイを採用したおすすめの魚群探知機。本製品はGPSマッピングに対応した「HOOK REVEAL 7」と、GPSプロッターの「HOOK REVEAL 7X」に分けられるうちの後者で、振動子はストラクチャーやベイトフィッシュを高解像度のダウンスキャンイメージングで映す「スプリットショット」を採用しています。

モニターは横型で、操作ボタンは本体右側上部に集約。なお、GPSでのナビゲーションはできますが、ポイントの記録ができない分、価格帯としては控えめになっています。購入を検討する際は機能性と予算との兼ね合いを考慮して判断するようにしましょう。

ハミンバード(HUMMINBIRD) SOLIX 15 CHIRP MEGA SI+ GPS G3

ハミンバード(HUMMINBIRD) SOLIX 15 CHIRP MEGA SI+ GPS G3

タッチパネル対応の大型モニターを採用したおすすめの魚群探知機。画面サイズは15.4インチの横型で、操作ボタンは本体右側に集約されています。

出力は1kw、振動子から放たれる周波数は1.2MHzで、変化がしっかりと見て取れるのが特徴。水底の情報をマップデーターでライブ表示できる「AUTO CHART LIVE」によって等深線図の作成ができるのも魅力です。

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番外編:魚群探知機の見方

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魚群探知機の見方は各メーカーやシリーズラインナップなどによっても異なりますが、おおよそは共通しています。より固く、動かないモノほど色濃く、激しく映り、ボトムや縦ストラクチャー、高低差があるウィードなどは凹凸やその輪郭から判断できます。

また、動いている集合体も塊としてモヤっと投影。魚群などはその代表で、製品によってはアイコンで表示される場合もあります。一方、動いているモノでも単体は継続的に捉えるのが困難。水中に浮遊する何かは散り散り、細々と映ります。

魚群探知機は魚を探すヒントや材料となる情報を提供してくれるものなので、見た方や操作方法は事前にしっかりと確認しておきましょう。