キャンプシーンにおいて必須アイテムと言える「ランタン」。光量の大きいガソリンタイプや点火が簡単なガスタイプ、安全性が高いバッテリー仕様のLEDタイプなどがあり、豊富なラインナップが揃っています。

そのなかでも今回は「灯油ランタン」に注目。おすすめモデルをご紹介します。炎の揺らめきと温かみのある光色が特徴で、根強い人気のあるアイテムなので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

灯油ランタンとは?

By: rakuten.co.jp

灯油ランタンとは、灯油を燃料とするランタンのこと。明るさはルーメンやキャンドルパワーという単位で表記され、数値が大きければ大きいほど明るく、しっかりと周囲を照らします。製品によってはワットに換算されている場合もあるので、比較する際は留意しておきましょう。

灯油ランタンの種類は加圧式とフェアーハンド式の2つ。違いとしては加圧式がより明るく、フェアーハンド式がより低燃費です。購入する際は使用用途に応じて、どちらの方式を採用しているか確認しましょう。

灯油ランタンの魅力

揺らめく炎でキャンプムードUP

By: rakuten.co.jp

圧力式の灯油ランタンは広範囲を明るく照らせる光量を有していますが、温かみのあるオレンジ色の灯りで眩しすぎず、目にやさしいのが魅力。フェアーハンド式はキャンプサイト全体を照らすほどの光量はありませんが、ロウソクのように揺らめく炎がキャンプの夜をムーディーに演出し、雰囲気をぐっと盛り上げてくれます。

燃料コストが安い

By: amazon.co.jp

灯油ランタンの燃料である灯油は、ガソリンスタンドなどで購入可能です。タンク容量にもよりますが圧力式なら7時間程度、フェアーハンド式なら50時間以上持続するモデルもあります。ガソリンランタンやガスランタンに比べて燃費がよく、灯油自体も低価格なのでランニングコストを抑えられるのも魅力のひとつです。

暖房としても使える

灯油ランタンは照明としてだけでなく、暖房としても使用可能。冬キャンプの厳しい寒さをしのげるほどの暖房能力はありませんが、春や秋など少し肌寒いときに体をやさしく温めてくれます。夜空を眺めたいときや外でお酒を飲みながらくつろぎたいときなどにおすすめです。

ただし、テント内に持ち込むと一酸化炭素中毒を引き起こす危険があるほか、倒れて引火する恐れがあるので十分に注意しましょう。

灯油ランタンの選び方

灯油ランタンの種類をチェック

明るさ重視なら「圧力式ランタン」

By: amazon.co.jp

明るさを重視するなら圧力式ランタンがおすすめ。燃料となる灯油に圧力をかけ、ガスに気化することで安定した光量を保てます。

なお、灯油は常温では気化しにくく、圧力式ランタンを使う場合はポンピングやバーナーでタンクを温める「プレヒート」が必要。使用する前にやり方を確認しておきましょう。

燃費に優れた「フェアーハンド式ランタン」

By: amazon.co.jp

燃費を重視するならフェアーハンド式ランタンがおすすめ。燃費に優れ、圧力式ランタンと比べて燃焼時間が長いのがメリットです。製品ラインナップのなかには「ハリケーンランタン」と呼ばれるモノもあり、“ハリケーンのような強い風でも消えることがない、高い防風性能を備えていること”が由来といわれています。

バーナーの中央にある灯芯が灯油を吸い上げる仕組みになっているのが特徴。シンプルな構造なので、お手入れが簡単なのもポイントです。温かみを感じられる柔らかな光を放つものが多く、テーブルライトに適しています。

明るさをチェック

By: rakuten.co.jp

灯油ランタンの明るさは「キャンドルパワー(CP)」「カンデラ(cd)」「ルーメン(lm)」という単位で表記されており、なかには「ワット(W)」に換算されているモデルも存在します。数値が大きいほど光量が多く、広範囲を明るく照らすことが可能です。

キャンドルパワーとカンデラは「1キャンドルパワー(カンデラ)=ロウソク1本分程度の明るさ」とされています。目安として、メインの照明として使用する場合は数値が200以上のモデルがおすすめ。ルーメンなら1000ルーメン以上、ワットなら200ワット以上あるとキャンプサイト全体を明るく照らせます。

前述しましたが、灯油ランタンの明るさは、圧力式とフェアーハンド式で大きく異なります。メインランタンなら圧力式、サブランタンならフェアーハンド式のなかから選びましょう。

メンテナンスのしやすさをチェック

By: amazon.co.jp

灯油ランタンを選ぶ際は、メンテナンスのしやすさもしっかりチェックしておきましょう。圧力式はマントルの装着やポンピング、プレヒートなど使用前の作業のほか、定期的なメンテナンスが必要なため手間がかかります。

フェアーハンド式は芯の交換が必要ですが、構造がシンプルなので使い方もお手入れも簡単。アウトドアを本格的に楽しみたい方は圧力式、初心者や面倒な手間を省きたい方は手軽に使えるフェアーハンド式の灯油ランタンがおすすめです。

灯油ランタンのおすすめモデル|圧力式

コールマン(Coleman) ケロシンランタン 12022-L

コールマン(Coleman) ケロシンランタン 12022-L

キャンパーに人気のアウトドアブランド「コールマン」から発売されている海外向けモデル。圧力式灯油ランタンのなかでも扱いやすく、パーツが少なくメンテナンスが比較的容易なため、高い支持を得ています。

本体サイズ約18×46cmの大型タイプで、明るさは約700ルーメン。少人数で行うキャンプのメインランタンにおすすめです。タンク容量約1Lで約6.5〜8.5時間と点灯時間が長く燃費も良好。ただし、国内販売されていないため、コールマンジャパン社のサポートが受けられないことは留意しておきましょう。

ペトロマックス(Petromax) HK500

ペトロマックス(Petromax) HK500

1917年の開発から長きにわたり、世界中で愛されて続けている圧力式灯油ランタンです。約100年間変わらないレトロな佇まいが魅力。200以上の細かいパーツで構成されているためメンテナンスの手間はかかりますが、キャンプならではの雰囲気をとことん楽しみたい方におすすめです。

本体サイズ約17×40cm、重量約2.4kgの大型モデル。明るさ約500キャンドルパワー(400W相当)の大光量を有しながら、約8時間と燃焼時間が長く、メインの照明として十分なスペックです。

ヴェイパラックス(Vapalux) ヴェイパラックスランタン 300 ポリッシュドブラス

ヴェイパラックス(Vapalux) ヴェイパラックスランタン 300 ポリッシュドブラス

1940年代に作られた「ヴェイパラックス」人気の圧力式灯油ランタン。現在は韓国で製造されていますが、1912年から続くイギリス「Wills&Bates社」の技術と伝統を受け継ぎ、職人の手で1台1台丁寧に作られている逸品です。

フレーム・タンク・フードはサビに強い真鍮を採用。使い込むほど表情が変わる経年変化が楽しめます。約320キャンドルパワー(200W相当)と光量も十分に大きく、約10時間燃焼する持続性の高さも持ち合わせているので、1~2泊程度のキャンプにおすすめです。

ヴェイパラックス(Vapalux) M320

ヴェイパラックス(Vapalux) M320

ヴィンテージランタンとしてキャンパーから人気を集めている圧力式灯油ランタン。製造が古くハンドメイドされたイギリス製と、最新技術で作られた韓国製が出回っています。本場イギリス製は希少になりつつあるので、ランタンにこだわりたい方はぜひ探してみてください。

フレームは軽量で耐蝕性に優れたアルミダイキャスト、タンクにはサビにくい真鍮を採用し赤いペイントを施しています。高さ約34.5cm、重量約1.9kgとほかの圧力式に比べて軽量・コンパクトなデザインです。約320キャンドルパワー(200W相当)と明るく、燃焼時間約10時間と長く使用できるのも魅力。

無駄な装飾がなくシンプルな構造なので、分解も組み立ても簡単で、楽にメンテナンスできます。圧力式の灯油ランタンが初めての方でも扱いやすいモデルです。

シーアンカー 加圧式石油ランタン 500CP 灯油No.950

シーアンカー 加圧式石油ランタン 500CP 灯油No.950

価格を抑えたいなら、中国シーアンカー社の灯油ランタンがおすすめ。ペトロマックス「HK500」に外観が似ていることで、愛好家から密かに人気を集めています。安価で入手しやすく比較的シンプルな構造なので、灯油ランタンの入門用として最適です。

本体サイズは約41×17cmの大型モデルで、約500キャンドルパワーと圧倒的な光量を誇っています。付属のリフレクターを装着すれば、反射効果でさらに広範囲を明るく照らすことが可能です。

予熱用のアルコールボトル・ジョウゴ・分解用工具なども付属しているので、灯油を購入すればすぐに使用できます。

灯油ランタンのおすすめモデル|フェアーハンド式

フュアーハンド(Feuer Hand) ランタン 276 ジンク

フュアーハンド(Feuer Hand) ランタン 276 ジンク

1902年にドイツで創業した伝統あるランタンメーカー「フェアーハンド」の灯油ランタン。風速約80mの強風のなかや極寒地など、過酷な環境下での使用を可能にしているため、軍隊でも採用されてきました。

タンクは燃料がこぼれにくい二重構造。燃焼効率がよく、最大約340mlの燃料で20時間以上の連続使用が可能なので、停電などの緊急時用として家庭に1台備えておくのもおすすめです。

デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 78

デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 78

ハリケーンランタンで有名なアメリカ「デイツ社」人気のフェアーハンド式灯油ランタンです。本体サイズ約26.5×15cmとコンパクトなのに加え、重量約0.5kgと軽く持ち運びにも便利。おしゃれでレトロなデザインなので、未使用時はインテリアとして部屋に飾るのもおすすめです。

約7キャンドルパワー(8W相当)の明るさで、約20時間の連続点灯が可能。すすが出るので使用後のお手入れが必要ですが、ホヤが簡単に取り外せて丸洗いできます。安価で購入しやすいので、複数並べて使うのもおすすめ。揺らめく炎が静かなキャンプの夜を、ドラマチックに演出します。

デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 90

デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 90

本体サイズが約35×20.5cmと、存在感のあるフェアーハンド式灯油ランタンです。大型ハリケーンランタンのなかでもスタンダードなモデル。7分芯の使用により約12キャンドルパワー(15W相当)と明るく、作業時に手元を照らしたいときや、屋外で読書を楽しみたいときなどにおすすめです。

タンク容量は約930mlと燃料がたっぷり入り、燃焼時間約25時間とスタミナも良好。本体やガラス製のホヤは気泡や歪みなどがありますが、手作りならではの温かみが感じられます。

ただし、本製品は開発当初からタンク内部の構造が変わっていないため、密閉されていません。傾けたり揺らしたりすると燃料が漏れる恐れがあるので、注意が必要です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ランタン 中 M-8356

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ランタン 中 ブロンズ M-8356

高性能な製品をリーズナブルな価格で展開し、初心者キャンパーから人気を集めている「キャプテンスタッグ」の灯油ランタン。本体サイズ約14.5×11.5×24.5cm、重量約400gと軽量・コンパクトで持ち運びやすく、テーブルに置いても場所を取りません。

タンク容量は約200mlと小さめですが、約14時間の連続燃焼が可能。大きめのロウソク程度の明るさで、卓上での使用はもちろん、食後や就寝前などのくつろぎの時間に活躍します。

ブロンズカラーでアンティークな雰囲気があり、見た目もおしゃれ。圧力式に比べて低価格な製品が多いハリケーンランタンですが、そのなかでも安価で購入しやすいので、お試し用や入門用としてもおすすめです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CSブラックラベル オイルランタン 中 UK-504

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CSブラックラベル オイルランタン 中 UK-504

黒を基調としたキャプテンスタッグのギアシリーズ「CSブラックラベル」のフェアーハンド式灯油ランタン。素材の鉄を粉体塗装で仕上げているため、サビにくく傷付きにくいのが特徴です。マントルを覆うホヤには耐熱ガラスを採用しており、約130℃まで耐えられます。

ブロンズタイプと同様、タンク容量約200mlで明るさは大きめのロウソク程度。揺らめく炎がキャンプの雰囲気を盛り上げてくれます。サイトのインテリアをスタイリッシュにまとめたい方は、シリーズで揃えてみるのもおすすめです。

ギルアード(GUILLOUARD) オイルランタン

ギルアード(GUILLOUARD) オイルランタン

1911年に創業したフランスのガーデン・キッチン用品メーカー「ギルアード」のフェアーハンド式灯油ランタンです。ブリキに溶解亜鉛メッキ加工を施し、フランスらしい鮮やかなカラーをペイント。爽やかなブルーとスタイリッシュなホワイトの2種類から選べます。

タンク容量は約250mlで、10時間程度の連続燃焼が可能です。本体サイズは約18×31cm、重量は約800g。42個の細かなパーツで構成されており、職人の手で丁寧に作られています。100年以上続くギルアード社の歴史と伝統が感じられる、本格派におすすめの灯油ランタンです。

ロゴス(LOGOS) ブロンズランタン L

ロゴス(LOGOS) ブロンズランタン L

気軽にアウトドアが楽しめるアイテムを豊富に展開し、初心者やファミリー層から高い支持を得ている「ロゴス」の灯油ランタン。本体サイズ約19×14×28cm、タンク容量約360mlと小型ながら、約20時間と長く燃焼するスタミナを備えています。横風に強く炎が消えにくいのもポイントです。

アンティークな雰囲気漂うカラーリングとレトロなデザインも魅力。キャンプでの使用はもちろん、インテリアとして自宅の玄関や部屋に飾るのもおすすめです。ゆらゆらと揺れる炎が、幻想的でノスタルジックな雰囲気を演出します。