薪割りや火種作りなど、アウトドアシーンで欠かせない「ブッシュクラフトナイフ」。扱いやすく初心者でも本格的なキャンプを楽しめます。ただし、ナイフの種類や刃の形状などがさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブッシュクラフトナイフのおすすめ製品をご紹介します。選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ブッシュクラフトナイフとは?
ブッシュクラフトナイフとは、自然のなかで生活をする知恵や技術の「ブッシュクラフト」で用いるナイフのこと。大きな薪を使いやすいサイズにするバトニングや、木材を細かく毛羽立たせるフェザリングなどを行える便利なナイフです。
軽量かつコンパクトで携帯しやすいのが魅力。1本持っていれば幅広い用途で役立つため、キャンプシーンなどに欠かせないアイテムです。
ブッシュクラフトナイフの選び方
ナイフの種類をチェック
丈夫で壊れにくい「シースナイフ」
シースナイフは刃と柄がつながった可動部のないブッシュクラフトナイフです。一体型のため、刃渡りが長い傾向にあります。耐久性に優れており、力が必要なバトニングなどで活躍するほか、メンテナンスしやすいのがメリットです。
刃の折りたたみはできないものの、「シース」と呼ばれる鞘に刃の部分を収納すれば持ち運びも可能。また、薪や小枝のカットのほか、肉や魚を切るなど包丁代わりとしても使用できます。幅広い用途で使えるため、キャンプ初心者にもおすすめです。
折りたたみ可能な「フォールディングナイフ」
フォールディングナイフは、刃を折りたたんで携帯できるブッシュクラフトナイフのこと。柄の部分に刃を収納すればコンパクトになるため、持ち運びやすいのが特徴です。ロック機能を搭載したモデルなら、不意に刃が飛び出すのを軽減できます。
ただし、シースナイフなどと比較すると耐久性がやや劣る傾向にあるので、力が必要なバトニングには不向き。本体にあまり負荷がかからないロープや枝の切断、食材を切るといった用途で使用するのがおすすめです。
用途に合った刃の形状を選ぶ
幅広い用途で活躍する「スカンジグラインド」
スカンジグラインドは北欧スカンジナビア地方の伝統的な刃の形状で、刃の中央付近から先端へまっすぐに刃付けされています。刃先が鋭いうえ、厚みがあるので丈夫。また、刃が研ぎやすくメンテナンスしやすいのもメリットです。
木を削ったり枝を払ったりするのに便利なほか、薪を割りやすくバトニングにも適しています。さまざまな用途で使えるため、汎用性を重視する方におすすめです。
バトニングに適した「コンベックスグラインド」
コンベックスグラインドは、刃の断面にふくらみのある形状のブッシュクラフトナイフです。「ハマグリ刃」とも呼ばれており、頑丈で刃こぼれしにくいのが特徴。斧などにも採用されている形状で、バトニングに使用するのがおすすめです。
ただし、ふくらみにより刃先が浮きやすいため、木材を切り込む際にはほかのナイフよりも立てる必要があります。また、丸みを帯びており、研ぐのが難しい点は留意しておきましょう。
フェザリング用途で便利な「ホローグラインド」
ホローグラインドは、刃先に向かって湾曲するように細くなった形状のブッシュクラフトナイフです。刃先が細いため、シャープな切れ味を実現しています。刃を研ぎやすく、鋭い切れ味を長期間キープしやすいのも魅力です。
刃先が細い分、フェザリングなど大きな力を必要としない作業に適しています。また、食材が張り付きにくく、調理用としてもおすすめです。
素材をチェック
メンテナンスが簡単な「ステンレス」
ブッシュクラフトナイフを選ぶ際は、刃の素材もチェックしておきましょう。ステンレス製のブッシュクラフトナイフはサビに強いのが特徴。食材や枝などをカットした際に付いた水分や汚れは拭き取れば落とせるため、メンテナンスが楽に行えます。
カーボン製のモノよりも比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのが魅力。また、扱いやすくブッシュクラフト初心者にもおすすめです。
切れ味がよく耐久性に優れた「カーボン」
炭素を多く含むカーボン製のブッシュクラフトナイフは、切れ味に優れているのが特徴。高い硬度と耐久性を有しているため、しっかりと研ぎやすく長期間鋭い切れ味をキープしやすいのもポイントです。
ただし、ステンレス製のモノと比べてサビやすい点には注意が必要。使用後はこまめにメンテナンスを行いましょう。
刃の長さと厚さをチェック
ブッシュクラフトナイフを選ぶ際は刃の長さと厚さもチェックしたいポイント。長すぎるモノは携帯しにくいほか、扱いにくいので注意が必要です。
一方で、刃の長さが短いとバトニングの際に薪から出る刃先が少なくなり、叩きにくい場合も。そのため、バトニングで使いたい場合は刃の長さが約10~15cmのモノを選ぶのがおすすめです。
大きな力が必要となるバトニングでは、刃の厚さは3.5mm以上あるモノがぴったり。また、3.5mm以上の厚みがあるモノはしっかりとした強度があり、ハードな作業にも対応できます。
耐久性を重視するなら「フルタング構造」がおすすめ
ハンドルに挟まれたブレード部分を意味する「タング」には、「フルタング」「ハーフタング」「コンシールドタング」「ナロータング」などの種類があります。ブッシュクラフトナイフでオーソドックスなのはフルタング構造の製品です。
フルタング構造のモノは、ハンドルと同形状のタング部分が柄の後ろまでしっかりと挟まれています。耐久性が高く折れにくいのがメリット。バトニングなどのハードな作業におすすめです。
ハンドルの素材や形状もチェック
ハンドルが手にフィットしやすいなら、しっかりと握れるためスムーズに作業を進められます。ハンドルの形状が人間工学に基づいて設計された製品もおすすめ。安定して力を加えられるので、使いやすさにこだわりたい方はチェックしてみてください。
また、ハンドルの素材も注目したいポイント。手に馴染みやすいラバー素材や熱可塑性ゴムであるTPR素材を使用したモノなら、滑りにくくしっかり握れるのがメリットです。
安全性に配慮されたヒルトの有無にも注目
より安全にブッシュクラフトナイフを使用したいなら、ヒルトの有無もチェックしておきましょう。ヒルトとは、ハンドルとナイフの間にある出っ張った部分のこと。別名「つば」ともいわれており、使用中に指が滑ってしまった場合も直接刃に触れるのを軽減できます。
怪我の対策ができるため、ブッシュクラフトナイフの扱いになれていない初心者におすすめです。
おしゃれなデザインのモノを選ぼう
おしゃれなデザインのブッシュクラフトナイフなら、よりアウトドアシーンを楽しめます。なかでも、木製のハンドルを採用しているモデルはあたたかみのある見た目が魅力。また、手に馴染みやすいため、使い勝手も良好です。
レザー製のシースが付属しているモノもおしゃれ。使い込むほど深みや渋みが出てくるため、変化を楽しめるのもポイントです。
ブッシュクラフトナイフのおすすめ
三星刃物 Northern Land ロッキー
老舗刃物メーカーの三星刃物と、カスタムナイフ作家として知られる原幸治のコラボによって誕生したブッシュクラフトナイフです。実用性を重視して開発されているのが特徴。バトニングの際やフェザースティックを作りたい際などに加えて、調理にも使用できます。
また、流行に左右されにくい、クラシックとモダンが共存したデザインを採用しているのもポイント。長期間愛着をもって使用できるナイフです。
ハンドル部分の素材にはリッチライトを使用。再生紙が約65%とフェノール樹脂が約35%の割合で合成された素材で、耐熱性や耐火性、抗菌性、耐久性などに優れています。ブレードの素材にはVG10を採用。高級なステンレス刃物鋼で、切れ味を長く保持できる点もおすすめです。
モーラナイフ(Morakniv) モーラナイフ プロ ロバスト
汎用性に優れており、ブッシュクラフトナイフとしてだけでなくサバイバルナイフや工具用としても使える製品です。ブレードの素材には、厚みのあるカーボンスチールを採用。刃の研ぎ直しができるので、切れ味を保持しながら長期間使用できます。
また、人間工学に基づいてデザインされたハンドルを備えているのもポイント。ハンドルの素材には衝撃に強く気候を問わず使用できるTPEラバーが採用されており、しっかりと手にフィットする握り心地も実現しています。加えて、ヒルト部分の出っ張りにより、指を固定しやすいのもメリットです。
さらに、プラスチック製のシースが付属。安心して収納・携帯できる点もおすすめです。
モーラナイフ(Morakniv) コンパニオン ヘビーデューティー
1891年にスウェーデンで誕生した老舗メーカー「モーラナイフ」のブッシュクラフトナイフです。刃の長さ約10.4cm、厚み約3.2mmのシースナイフ。硬度が高く刃こぼれしにくいステンレス製で、バトニング・フェザリング・調理でも活躍します。
耐食性が高いため、サビに強くお手入れが楽なのもメリット。また、人間工学に基づいて設計されたハンドルにはTPEラバーハンドルを採用し、滑りにくくしっかり握れます。
硬質プラスチック素材のシースが付属。ベルトクリップと水抜き穴を備えているため、携帯しやすいのもおすすめポイントです。
モーラナイフ(Morakniv) ブッシュクラフト ブラックブレード
鋭い切れ味を有しているカーボン製の刃を採用したブッシュクラフトナイフです。刃の長さは約10.9cm、厚みは約3.2mm。ブラックコーティングを刃に施すことで、耐食性にも優れています。また、研ぎやすいため、切れ味を長期間キープできるのも魅力です。
ハンドルには、滑りにくいラバー素材を採用。指の曲線にフィットしやすい形状なのもポイントです。また、ベルトループとクリップを備えたプラスチック製のシースが付属します。手軽に持ち運びやすいブッシュクラフトナイフを求めている方におすすめです。
モーラナイフ(Morakniv) ガーバーグ レザーシース
こだわりの製法で作られたステンレスを使用しているブッシュクラフトナイフです。刃の長さは約10.9cm、厚みは約3.2mmのシースナイフ。丈夫なフルタング構造ながら約170gと軽量で携帯しやすいのが魅力です。
刃の形状は、薪割りや枝を払うなどさまざまな用途で役立つスカンジグラインド。また、耐久性の高いレザー製のシースは、シンプルなブラックカラーで高級感のある見た目に仕上がっています。
モーラナイフ(Morakniv) モーラナイフ ブッシュクラフト フォレスト S
刃の厚みが2.5mmに設計されているブッシュクラフトナイフ。ブレードの素材にはステンレススチールを採用しています。サビに強く耐久性に優れているので、長期間使用できる製品を求めている場合にもおすすめです。
また、ハンドルが指に沿った形状にデザインされているのもポイント。安定した握りを実現しており、力を入れやすい仕様です。
さらに、ベルトループやクリップの付いたシースが付属しているのもメリット。携行しやすく、安全確保のために置きっぱなしを予防したい場合にも適しています。ハンドル部分やシースのカラーにはフォレストグリーンを採用。アウトドア用のアイテムらしい外観を楽しめます。
ユニフレーム(UNIFLAME) UFブッシュクラフトナイフ 684177
日本製のアウトドア用品を製造販売している「ユニフレーム」のブッシュクラフトナイフです。刃の長さは約11cm、厚みは3.5mm。フルタング構造で高い強度を有しており、フェザリングはもちろんバトニングなどの大きな力が必要な作業にも使えます。
刃には、サビに強いステンレスを使用。加えて、刃の背部分は角が立っており、火起こしもできる仕様です。
ハンドルには、手にフィットしやすいエラストマーを採用。ベルトループを搭載したABS樹脂製のシースも付属しており、持ち運びしやすいのもおすすめのポイントです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS フィールドナイフ 115 シース付 UM-13
メンテナンスが楽でサビにくいステンレスを使用したブッシュクラフトナイフです。刃の長さは約11.5cm、厚みは約3mm。フルタング構造を採用した丈夫なシースナイフなので、耐久性が高いのも魅力です。
ハンドルには、あたたかみのある天然木を採用しているのもポイント。さらに、シースの裏にはベルトループが付いているため、携帯にも便利です。柄の後ろにはロープホールも配置されており、ロープを通して落下予防もできます。
スイステック(SWISS+TECH) シースナイフ
本体のみの重さが約87gと軽量なブッシュクラフトナイフです。刃の長さ約10cm、厚みは約2.2mmのシースナイフ。コンパクトで取り回しやすいのが魅力です。また、刃が薄いため、枝の皮をむきやすくフェザリングなどに適しています。
刃には強度の高いステンレスを採用しており、耐食性と耐摩耗性に優れているのもポイント。加えて、ハンドルにはポリプロピレンプラスチックと熱可塑性ゴムであるTPR素材を使用しているため、滑りにくく安定して作業を行えます。
専用収納ケースは左右どちらの向きでも収納できる設計。リーズナブルな価格で購入できるため、コスパを重視する方におすすめです。
MOSSY OAK シースナイフ
天然木材をハンドルに使用し、高級感のある見た目に仕上がっているブッシュクラフトナイフです。手に馴染みやすく、しっかり握りやすいのが魅力。また、刃にはお手入れが簡単で丈夫なステンレスを採用しています。
フルタング構造により、優れた耐久性を備えているのもメリット。加えて、レザー製の専用ケースにはスナップが付いているので、ベルトにも付けられます。
リアルスチール(Real Steel) ブッシュクラフトプラス
コンベックスグラインドの刃の形状により、バトニングがしやすいブッシュクラフトナイフです。刃の長さは11.3cm、厚みは約4.3mmのシースナイフ。切れ味が落ちにくい14C28N鋼ステンレス製の刃を採用しています。
刃の背部分はエッジが立っており、火起こしも可能。また、フルタング構造で耐久性にも優れています。
長く使うほど味の出るレザー製の専用シースが付属しているのも魅力。さらに、ハンドルにはエボニーウッドを使用しており、手にフィットしやすいのもおすすめのポイントです。
ボーカー(BOKER) マグナム エルクハンター 02GL683
刃の形状に鋭い切れ味を持つホローグラインドを採用したアイテムです。刃の長さは11cm、刃の厚みは約3.9mmと肉厚なタイプのシースナイフ。素材にステンレスを採用しており、メンテナンスが簡単なのも魅力です。
フルタング構造で耐久性に優れているのもメリット。さらに、ヒルトが付いており、安全性にも配慮されています。
レザー製のシースが付属しているのも嬉しいポイント。また、重さが154gと軽いため、持ち運びやすいモノを探している方におすすめです。
ブッシュクラフト(Bush Craft) モダンスカンジ・アロカス ステンレス
比較的リーズナブルな価格で購入できるブッシュクラフトナイフです。研ぎやすくサビにくいステンレススチールを採用。刃の形状は切れ味に優れたスカンジグラインドを採用しています。
刃の背部分はエッジが立っているため、火起こしも可能。また、樽型のハンドルには凹凸加工が施されたラバーグリップを採用し、滑りにくく握りやすいのが魅力です。
専用のプラスチック製シースが付属し、携帯性に優れているのもメリット。さらに、シース背面のベルトループは30°ごとに回転するタイプで、任意の角度に固定できます。
ミュートス・ホムラ(Muthos Homura) Bushcraft Knife Prominence MH-001
スタイリッシュなデザインが魅力的なブッシュクラフトナイフです。刃の長さは10.7cm、厚みは5.5mmのシースナイフ。肉厚かつフルタング構造なので、力が必要なバトニングにも向いています。
刃の形状は、丈夫なコンベックスグラインドを採用。また、刃には日本刀のようにしなやかながら硬度を持った高強度特殊ステンレス鋼を使用しているのもポイントです。
ハンドルに木目が美しいローズウッドを使用しているのもポイント。おしゃれなブッシュクラフトナイフを探している方におすすめです。
HELLE テマガミ CA
カーリーバーチの波打つような木目が美しい木製ハンドルを採用したブッシュクラフトナイフです。刃の長さ11cm、厚み3mmのシースナイフ。刃にはトリプルラミネートカーボンスチールを採用しており、切れ味に優れています。
付属するシースは高級感のある本革製。こまめなメンテナンスが必要ですが、長く愛用したい方におすすめです。
HELLE ヘレナイフ ノルド
丈夫なブレードを備えており、タフに使用できるブッシュクラフトナイフです。ブレードの素材には、高品質な単一鋼と3層構造のトリプルラミネートスチールを採用。サビに強く長期間使用できるだけでなく、切れ味にも優れています。
ブレードは3.7mmと厚さがあり、バトニングに使用する場合にもおすすめ。強度や耐久性も良好です。ハンドル部分の素材にはカーリーバーチを使用。大きく出っ張ったグリップエンドによってバランスが取りやすく、安全性に配慮しながら使用できます。
さらに、高品質なレザーシースが付属しているのもポイント。高級感ある外観を楽しめます。
APECTY シースナイフ
刃の長さが約14cmと比較的長いブッシュクラフトナイフです。厚みは約3mmのフルタング構造を採用しており、バトニングにも適しています。刃には耐摩耗と耐食性の高いステンレスを使用。サビにくく、水辺での枝切りや調理時に包丁の代わりとして使うのにもおすすめです。
また、ハンドルに採用したG10素材は耐熱性・耐摩耗・耐水性などに優れているのもポイント。さらに、レザー製の専用シースが付属しており、ベルトに付けて持ち運びもできます。
NedFoss シースナイフ
刃の長さ14.8cm、厚み5.5mmと長く肉厚なブッシュクラフトナイフです。丈夫なフルタング構造により、フェザリングはもちろんバトニングにも適しています。加えて、刃には鏡面処理が施されているので、切れ味や耐久性に優れているのも魅力です。
ハンドルには、耐水性と耐久性に優れた素材であるG10を採用。また、ベルト通しを備えた専用のレザー製シースが付属しており、持ち運びやすいのもおすすめのポイントです。
ビクトリノックス(VICTORINOX) ベンチャー 3.0902.3
ベルト通しやシースが付属しているブッシュクラフトナイフ。携帯性に優れている点がメリットです。ナイフ本体の後端には六角形ホールを搭載。レンチやビットと組み合わせて、DIYなどでも使えます。
ブレードの素材には高品質なステンレススチールを使用。ブレードの背は火起こしにも使えます。また、シースを火吹き棒として利用できる点も魅力です。
ハンドル部の素材には合成樹脂を使用。手にフィットしやすい丸みのあるデザインが採用されており、滑りにくい点もおすすめです。
ビクトリノックス(VICTORINOX) アウトドア マスター L 4.2261
ハンドルに優れた耐熱性・耐水性・耐摩耗性を備えた「マイカルタ」を使用しているブッシュクラフトナイフです。丈夫なので末端部分はハンマーとしても使えます。また、フルタング構造により耐久性にも優れています。
刃の長さは10cm、厚みは4.2mm。刃の形状にはスカンジグラインド、素材にはステンレスを採用しているため研ぎやすくメンテナンスしやすいのが魅力です。さらに、付属するシースは軽量かつ耐久性に優れたカイデックスを使用しています。
火起こしに便利なファイヤースターターを備えているのもメリット。本格的なブッシュクラフトを楽しみたい方におすすめです。
ジーサカイ(G.SAKAI) マキリスーパー VG-10
刃に切れ味と耐久性に優れたVG-10ステンレス鋼を使用したブッシュクラフトナイフです。サビに強い素材でもあるため、水辺でも使用可能。また、ハンドルには剛性に優れたガラス繊維強化ナイロンを採用しています。
付属するシースには、自由に角度が調節できる「コアロックベルトクリップ」を搭載。ベルトの位置も調節できて便利です。
ベアボーンズ(BAREBONES) No 6 Field Knife
刃の形状に強度の高いフラットVグラインドを採用しているアイテムです。刃の長さは15.2cmと長めで、バトニングにも適しています。
刃の素材には、切れ味に優れた高炭素鋼を採用。また、ウォールナットのハンドルは手に馴染みやすく、安定して作業を行えるのがメリットです。
ワックスドキャンバス素材のシースが付属するので、携帯性にも優れています。さらに、柄の後ろには紐を通せる穴があるのもおすすめポイントです。
BPS BS1FT
本革のレザーシースが付属したブッシュクラフトナイフ。高品質ながら、比較的安い価格で購入できます。シースにはベルトループも付いており、携帯しやすいのが魅力です。
スカンジグラインドのブレード素材には、高炭素鋼1066を使用。HRC56〜57の硬度を備えており、耐久性にも優れています。
また、エルゴノミック設計のハンドルを備えている点もおすすめです。ハンドルの素材には、軽量なアッシュウッドを採用しています。
BPS Knives HK5 キャンプ用フルタングナイフ
ハンドルにある凹みにより、手にしっかりとフィットしやすいブッシュクラフトナイフです。ウォールナットを使用した木製ハンドルは、ダニッシュオイル仕上げを施すことで湿気や汚れに強いのが特徴。加えて、刃には耐久性と高度の高い1066高炭素鋼を使用しています。
刃の長さは13cm、厚みは2.7mmのシースナイフ。また、フルタング構造なので、バトニングにもおすすめです。
ケーバー(KA-BAR) ベッカー コンパニオン ナイフ BK2
刃にブラックパウダーコートが施されたアイテムです。刃には切れ味に優れたカーボンを採用。刃の長さは約13.3cm、厚みは約6mmとバトニングを行いやすいシースナイフです。
約454gとしっかりとした重さがあるため、ナイフを木に叩きつけて枝を落とすチョッピングも可能。また、ポリマー製のシースが付属しており、持ち運びしやすいのもメリットです。
スイステック(SWISS+TECH) フォールディングナイフ
ハンドルに天然黑檀を使用しており、高級感のある見た目が魅力的なアイテムです。折りたためば全長8.9cmとコンパクトになるフォールディングナイフ。刃の長さは約8.2cm、重さ約115gと取り回しやすいサイズです。
刃には耐摩耗性と耐蝕性に優れたステンレスを採用。さらに、ロック機能を搭載しており、安全性に配慮されているのも魅力です。
クリップが付いているため、ポケットやベルトに引っ掛けて持ち運びができます。また、柄の後ろにはロープなどを通せる穴を備えているのもメリットです。
オルファ(OLFA) 替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1 OW-BK1
小型で取り回しやすいブッシュクラフトナイフです。刃の長さは約5.3cm、厚みは1.2mm、重さ約53g。カッターナイフのように刃を収納できます。
刃はネジロック式で、しっかりと固定できるうえ、用途に応じて長さ調節も可能。収納時には全長約11.6cmとコンパクトになるため、気軽に携帯できるのも魅力です。
替刃式で切れ味が落ちても簡単に交換可能。また、刃には切れ味に優れたステンレスを採用しており、サビに強く水洗いもできます。ホルダーにも焼付塗装仕上げを施したステンレスを使用することで、耐久性に優れているのもメリットです。
Hultafors Outdoor Knife OK4
HRC58〜60の硬度まで焼入れされているブッシュクラフトナイフ。厚み3mmのブレードには、高品質な日本製の炭素鋼を採用しています。高い強度が期待できるのもポイント。バトニングに適したナイフを探している場合にもおすすめです。
刃先の形状は、切れ味が長期間持続しやすいスカンジグラインド。切れ味が落ちた場合には研ぎ直しも可能です。ブレードの背は、ファイヤースターターにも利用できます。
さらに、ブレードに電気泳動蒸着コーティングが施されているのもメリット。サビや腐食に強い仕様です。ハンドル部分には、サントプレーンフリクショングリップを採用。操作性に優れているのも魅力です。
CUDEMAN 290-L
刃の長さが11cmと、取り回しのしやすいホローグラインドのブレードを備えているブッシュクラフトナイフです。ブレードの素材にはMOVA鋼を使用。耐食性やエッジ部分の保持力、靭性が高いステンレス鋼で、研ぎやすいのが魅力です。
ハンドル部分の素材にはスタミナウッドを採用。薄くスライスされた天然木を着色樹脂に含浸してから高圧プレスにかけており、高い強度が期待できます。また、天然木の風合いが楽しめる点もおすすめです。
番外編|ブッシュクラフトナイフのメンテナンス方法
ブッシュクラフトナイフはメンテナンスを怠るとサビや欠けなどの原因となるので、しっかりとお手入れするのが重要です。まず、使用後は刃に付いた汚れを中性洗剤で洗い落とし、水分を拭き取りましょう。刃こぼれがあれば、砥石を使って研いでおくのもポイントです。
次に、ナイフをしっかりと乾かします。なお、シースが濡れていると刃にサビが発生する可能性があるため、シースも十分に乾かしましょう。
その後、ステンレス製のナイフ以外はサビ対策として刃にナイフ用オイルやツバキ油、オリーブオイルなどを薄く塗ります。サラダ油でも代用可能です。
よりアウトドアを楽しむために欠かせないブッシュクラフトナイフ。ナイフの種類や刃の形状によって向いている作業が異なるので、どのような用途で使いたいのかを考えてから選ぶのがおすすめです。今回ご紹介したブッシュクラフトナイフを参考に、ぜひお気に入りのモノを見つけてみてください。