我がSAKIDORI編集部はモノメディアなので、それはそれはいろいろな製品が送られてきます。ただ、到着後のリアクションはさまざま。開封の儀をすることもあれば、誰かがしれっと使っていることもあり、場合によってはインテリアっぽく飾られていることもあります。
そこで今回は、数あるアイテムのなかから3つすべてのリアクションをクリアした「8輪スケートボード」をご紹介。部内では当初から話題となり、ちょこちょこ乗られ、今となっては設置場所も確保されています。そんなウェルカム感のある製品を実際に試してみたので、気になる方はぜひご一読ください。
そもそも8輪スケートボードとはなんぞや?
8輪スケートボードの「ステアローバー(Stair-Rover)」とは、台湾に本社を構える「オールローバー(Allrover)」の製品で、スケボーとしてはロングボードタイプ。従来の4輪タイプと異なり特殊なボトム構造を採用することによって、凹凸をスムーズに乗り越えられるのが特徴です。
着弾したインパクトは大
大きな箱で送られてきた「ステアローバー」を開封するとなかなかのインパクト。事前にどんなモノかはわかっていましたが、胸躍る感覚はおもちゃを買ってもらったときと似ています。
乗り始めはプロモーション動画のようにいかない
乗った感じはどうかいうと、これがなかなか難しい。運動不足のせいか序盤は何度も足がまごつき、しばらく乗ってやっとコツを掴んだ感じです。
動画を何度も見てイメトレは万全なはずですが、鍛錬は必要。うまく乗りこなせるようになるには、時間がかかりそうです。
駆け抜ける爽快感は心地よい
乗り慣れてくると余裕綽々。足元を見るとスピードを感じますが、流れる景色に対して目が追いついてくるようになります。駆け抜ける爽快感は心地よいものです。
体重移動がスムーズにできるようになれば、ある程度避けたり、かわしたりすることも可能。ただし、走行時は危険が伴うので周囲に気を配るなど、マナーは厳守しましょう。
階段降りは要注意
8輪スケートボードを手にして、ましてやレビューするにあたって避けては通れないのが階段降り。そもそも階段は人間が昇り降りするのもであって、スケボーで滑り落ちることは想定されていません。段差があったり、勾配がきつかったりする場合は、特に注意しておきましょう。
スケボーが飾られているとなんだかおしゃれな気がする
実際に使ってみると「ステアローバー」は立て掛けが可能。設置が容易で、ちょっとした隙間にも収納できます。
また、取っ手用の穴が用意されているのもポイント。従来のスケボーは手持ち、または抱き抱えることが多いので、持ち運びにも便利です。
クラウドファンディング経由であれば割引対象に!
「ステアローバー」は、SAKIDORI Storeにて2020年3月までクラウドファンディング中です。数量限定特価やセット割などお得なチケットが販売されてるので、購入を検討している方はお早めに!
本製品はもとを辿るとイギリス・ロンドンにある国立美術大学「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」の学生の卒業作品で、製作期間は2年以上、17台以上のプロトタイプを作り、2014年に製品化したという経緯があります。まだまだ乗りこなしているユーザーは少ないので、興味がある方はぜひクラウドファンディングに参加してみてください。