釣り道具のなかでもここぞという場面で活躍する「フィッシングナイフ」。アウトドア用とは異なり、波しぶきなどの海水を被ることもあるので、潮の影響を考慮し、にくいアイテムを選ぶのが必須です。

そこで今回はフィッシングナイフのおすすめ製品をご紹介。選び方についても解説します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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フィッシングナイフとは?

「フィッシングナイフ」とは釣りで使うための刃物のこと。ビニール袋の開封などはもちろん、釣った魚の活け締めやウロコ取り、さらには魚を捌いたり、エサ用の魚を切り刻んだりする際に使います。

刃は剥き出しの場合もありますが、ケース付きや折りたたみに対応する製品がほとんど。また、野外で使うため持ち運びを考慮していることが多く、比較的刃渡りの短い、コンパクトなアイテムが豊富に揃っています。

フィッシングナイフの選び方

狙う獲物に合ったナイフの種類で選ぶ

コンパクトで携行性に優れた「スライドナイフ」は小型の魚に

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「スライドナイフ」はカッターのように柄から刃を出し入れするタイプ。刃は固定されておらず、使用・収納に応じて伸び縮みができるので、コンパクトで携行性に優れているのが特徴です。

比較的刃渡りは短めなので、活け締めや魚捌きをする際は小さめの魚が対象。取り出しやすいので、ちょっとした用途でサッと使えるのも魅力です。

中型の魚にも使用可能。折りたたみ式の「フォールディングナイフ」

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「フォールディングナイフ」は刃を折りたたんで収納するタイプ。コンパクトに持ち運べる一方、刃にもある程度の厚みをもたせることができるので、小型以上大型未満の魚種に対応できます。

また、デザインが豊富なのもポイント。釣り用ではありますが、キャンプ用途にも適したアウトドア系から日用品やガーデニング用、DIY用のような備品、さらにはミリタリーテイストや肉抜きされたスタイリッシュなアイテムも用意されています。

大型の魚に使用するなら「シースナイフ」を

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「シースナイフ」は柄と刃が一体になったタイプ。サイズは小さめから大きめまでありますが、いずれも刃が固定されているので、力を込めやすく、特に長く太いシースナイフであれば大型魚種の処理にも対応できるのが特徴です。

使うシチュエーションとしては、岸はもちろん、船上で魚捌きや活け締めをする際にも便利。なお、釣った魚を持ち帰る際はクーラーボックスや鮮度を保つために必要な氷も用意しておきましょう。

イカ締め用など「専用タイプ」も

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フィッシングナイフには、刃物は刃物ですが、やや特殊な形状のアイテムもあります。代表的なのは「イカ締め」と呼ばれる道具。名前の通り、イカを締めるためのモノで、先端がUやVの形をしているのが特徴です。

締め方としてはボディの中央、胴体と目の間ぐらいを突くのがポイント。体色の変化が合図で、アオリイカの場合は茶色から白色ないし透明に変わったら成功です。イカの鮮度を保ちやすいので、釣ったイカを持ち帰りたい方はぜひチェックしてみてください。

刃の素材は錆びにくいモノを選ぼう

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フィッシングナイフに限らず、刃物で注意したいのが「錆び」。鋭利さが劣化することで切れ味が悪くなるので、気をつけましょう。錆びの原因となるのは水と酸素。刃物を濡れたまま放置しておくと空気に触れ、酸化が進み、錆びが発生します。

フィッシングナイフの多くは錆びにくいステンレス刃を採用。色合いとしてはシルバー(銀色)で、アウトドア全般で使用する刃物としてはオーソドックスな素材として知られています。

なお、フィッシングナイフを河川や湖などの淡水で使うのであればそれほど問題はありませんが、海水の場合は潮が加わるので、酸化が進行しやすい場合も。防錆加工が施されているかが耐久性に大きく関わってきます。

より安心なのはフッ素加工やフッ素コーティングが施され、黒光しているフィッシングナイフ。金属の腐食をケアできるほか、強度の保持も期待できます。機能性はもちろん、価格帯に差が出てくるので、製品を選ぶ際は意識しておきましょう。

グリップの滑りにくさをチェック

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フィッシングナイフは握って使うモノなので、滑りにくさは重要。グリップの太さや形状、アーチ、凹凸の有無などによってフィーリングが変わってくるので、細部にまで配慮が行き届いているかどうかはチェックしておきましょう。

また、グリップ部分に採用されている素材もポイント。プラスチック・ウッド・ラバーなど、素材によってフィット感に違いが出てくるので、気になる方は意識しておくとより安心です。

フィッシングナイフのおすすめメーカー

シマノ(SHIMANO)

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「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのフィッシングアイテムを展開しています。

フィッシングナイフに関しても種類が多く、選択肢が豊富なのもポイント。カラーも落ち着いたアイテムが多く、子供から大人、シニア層まで、幅広いユーザーにおすすめできます。

ダイワ(Daiwa)

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「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやアパレル、小物などさまざまなアイテムを展開しています。

フィッシングナイフのラインナップも数が多く、スライドナイフやフォールディングナイフ、シースナイフの定番ジャンルはもちろん、イカ締めなどの専用アイテムも充実。ロングセラーモデルから時代に即したデザイン性の高い製品まで用意されているのもポイントです。

がまかつ(Gamakatsu)

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「がまかつ」は釣りバリに精通する釣具メーカー。磯釣りで使う仕掛けからルアー用のハリまで、幅広いラインナップを要しており、特にフックに関しては老舗メーカーとして知られています。

製品ラインナップとしては竿やウェア、クーラーボックス、さらにはフィッシングナイフなどの小物も開発。いずれも同社が長年培ってきた技術やノウハウが踏襲されており、クオリティの高いアイテムをリリースしています。

フィッシングナイフのおすすめモデル|小型魚向け

スライドナイフ

シマノ(SHIMANO) スライドナイフ TYPE-F CT-912R

シマノ(SHIMANO) スライドナイフ TYPE-F CT-912R

未使用時に刃を隠せるスライド式のフィッシングナイフ。ステンレス刃にフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、海水でも安心して使えるのが特徴です。

収納時のサイズは110×30×10mmで、ロック機能が付いているのもポイント。カラーはオールブラックとライトグレーの2色を展開しています。

なお、ラインナップにはフッ素加工が施されていない「スライドナイフ CT-911R」も用意。性能や価格に若干違いがあるので、比較・検討する際は意識しておきましょう。

ダイワ(Daiwa) フィールドポケットII+F

ダイワ(Daiwa) フィールドポケットII+F

重さ約40gと比較的軽量なスライド式のフィッシングナイフ。ステンレス刃にフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、刃渡りは約75mm、長さは約180mm、収納時の長さは約110mmが目安です。

本製品のカラーはオールブラックとコヨーテの2色。なお、フッ素加工が施されていない「フィールドポケットII」はブラックとネイビーの2色をラインナップしています。

ダイワ(Daiwa) フィールドナイフ SL-78

ダイワ(Daiwa) フィールドナイフ SL-78

比較的安価なフィッシングナイフを求めている方におすすめのアイテム。刃渡りは約78mmと短めで、カラーはブラックとブルーの2色をラインナップしています。

タイプとしてはスライド式で、刃はストッパーを外すと内部に収納できる仕様。サイズとしてもコンパクトなので、釣り場のほか、日常生活のちょっとした用途で使いやすいのも魅力です。

がまかつ(Gamakatsu) スライドナイフ GM2586

がまかつ(Gamakatsu) スライドナイフ GM2586

刃渡り55mmとかなり短めのフィッシングナイフ。タイプとしてはステンレス刃を採用したスライド式のアイテムで、使用時の長さは180mm、収納時の長さは124mmが目安です。

比較的小さめの魚の活け締めなども可能ですが、用途としては日常生活で使うカッターと同様。ビニール袋の開封など、ちょっとした用途で使うのがおすすめです。

第一精工(DAIICHISEIKO) MCナイフ #55

第一精工(DAIICHISEIKO) MCナイフ #55

カッターで有名な「オルファ」のステンレス刃を採用しているスライド式のフィッシングナイフ。刃厚は1.2mmとやや薄めで、アジングやメバリングなどのソルトのライトゲーム向けのアイテムに仕上がっています。

刃渡りは55mmで、収納時のサイズは115mm。カラーはブラック・フォリッジグリーン・ダークアースの3色をラインナップしています。

フォールディングナイフ

ダイトウブク(DAITOU) 折りたたみ出刃 No.1205

ダイトウブク(DAITOU) 折りたたみ出刃 No.1205

安価なフィッシングナイフで十分という方におすすめの1本。タイプとしてはステンレスのフォールディングナイフで、刃はやや厚めの出刃で、刃渡りは75mm、使用時のサイズは205mmが目安です。

グリップエンド部分には簡易的なロック機能も用意。釣り用としてはもちろん、ガーデニング用やDIY用として使うのもおすすめです。

ダイトウブク(DAITOU) スーパーロックナイフ II No.1187

ダイトウブク(DAITOU) スーパーロックナイフ II No.1187

3サイズあるフォールディングナイフシリーズ。なかでも本製品は中型のIIで、刃渡りは70mm、長さは130mmが目安です。

刃はステンレスで、グリップ部分はウッドのマホガニーを採用。なお、ひと回り小さいIは刃渡り50mmの長さ130mm、ひと回り大きいIIIは刃渡り90mmの長さ220mmで、価格にも若干の差があります。

シースナイフ

サーティフォー(34) SNEKナイフ

サーティフォー(34) SNEKナイフ

アジを締めるのにおすすめのフィッシングナイフ。本製品はアジングの関連グッズを数多くリリースしている同社と魚の血抜きに精通する津本光弘氏がコラボしたシースナイフで、釣ったアジの下処理がしやすいよう小型サイズを採用しているのが特徴です。

刃はステンレスで、しっかりと保護できるようケースがセットになっているのもポイント。脳締めをした後、エラ膜をスッと切って血抜きをするための道具なので、購入を検討する際は用途を確認しておきましょう。

第一精工(DAIICHISEIKO) MC Tハンドルナイフ #70

第一精工(DAIICHISEIKO) MC Tハンドルナイフ #70

独特な形状をしたシースタイプのフィッシングナイフ。T字で使用するタイプの製品で、握り込みやすく、脳締めやエラ切りをしやすいのが特徴です。

サイズは164×57×24mmで、重さは75g。刃渡りは70mm、厚みは2.5mmが目安です。なお、収納時は本体パーツの1部を取り外し、刃を覆い隠すキャップとして活用。カラーはブラック・フォリッジグリーン・ダークアースの3色をラインナップしています。

フィッシングナイフのおすすめモデル|中型魚向け

スライドナイフ

ダイワ(Daiwa) フィールドナイフライト

ダイワ(Daiwa) フィールドナイフライト

スライド式のフィッシングナイフにおけるロングセラーモデル。ダイヤルロックによるストッパー仕様で、刃渡りは約80mm、長さは約185mmが目安です。

ステンレス刃の上部にはウロコ取りができる凹凸を用意。グリップ部分にはラインカッターも備わっており、使い勝手に配慮されているのも魅力です。

また、収納時はエンド部分が飛び出るのもポイント。丸みを帯びており、貝を剥く際などに活用できます。カラーはグレーとグリーンの2色をラインナップ。機能性を求める方におすすめのアイテムです。

フォールディングナイフ

シマノ(SHIMANO) フォールディングナイフ F UB-211W

シマノ(SHIMANO) フォールディングナイフ F UB-211W

折りたためるフォールディングタイプのフィッシングナイフ。収納時のサイズは122×32×15mmとコンパクトで、携帯しやすいのが特徴です。

本製品はフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、刃渡りは87mm。カラーはチャコールグレー・ダークネイビー・カーキの3色をラインナップしています。

釣りはもちろん、キャンプなどの含めたアウトドア全般で使えるので、汎用性の高いアイテムを求めている方はぜひチェックしておきましょう。

ダイワ(Daiwa) フィッシュナイフII型+F

ダイワ(Daiwa) フィッシュナイフII型+F

長さ約210mm、刃渡り約84mmのフィッシングナイフ。種類としては折りたためるフォールディングタイプで、エッジ部分にはセーフティロックが備わっているのも特徴です。

本製品はフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、カラーはブラックとコヨーテの2色。なお、フッ素加工が施されていないオリジナルモデルも用意されており、カラーはブラック・ライトブルー・アーミーグリーンの3色をラインナップしています。

ダイワ(Daiwa) フィッシュデバ

ダイワ(Daiwa) フィッシュデバ

ロングセラーモデルのステンレス出刃包丁。種類としては折りたためるフォールディングタイプのフィッシングナイフで、刃渡りは約80mm、使用時の長さは約215mmが目安です。

グリップエンド部分にはセーフティーロックが用意されており、収納時の安全性に配慮されているのもポイント。カラーはブラックとグリーンの2色をラインナップしています。

がまかつ(Gamakatsu) クラスプナイフ11.5cm LE122

がまかつ(Gamakatsu) クラスプナイフ11.5cm LE122

グリップ部分が木目調のフィッシングナイフ。キャンプにも映えるロック機能付きのアイテムで、釣りに限らず、アウトドアシーンでのちょっとした用途にも使えるのが特徴です。

刃はステンレスで、刃渡りは115mm。使用時のサイズは225mmですが、収納時は128×33×18mmとコンパクトで、ポケットへの収まりがよいのもポイントです。

がまかつ(Gamakatsu) クラスプナイフ9cm LE106-1

がまかつ(Gamakatsu) クラスプナイフ9cm LE106-1

持ち運びに便利なフォールディングタイプのフィッシングナイフ。刃渡りは90mm、使用時のサイズは175mmと短めで、収納時も100×30×15mmとコンパクトにまとまるのが特徴です。

刃はフッ素コートが施されたステンレス刃で、錆びに強いほか、汚れが落ちやすいのもポイント。海水のフィールドでも気兼ねなく使えるおすすめのアイテムです。

ベルモント(Belmont) ハンター折込ナイフ シルバー MP-197

ベルモント(Belmont) ハンター折込ナイフ シルバー MP-197

ロングセラーモデルのフィッシングナイフ。タイプとしてはステンレス刃を使用した折りたたみ式のフォールディングナイフで、ところどころ肉抜きされているのが特徴です。

刃渡りは90mmで、長さは200mm。収納時は120mmにまとまります。折りたたみ時のサイズはポケットに入れやすいほか、ナイフ本体にはクリップも付いており、備え付けも可能。携帯に便利なおすすめのアイテムです。

ラモンターナ(LAMONTANA) シャープブレイドナイフ SBK-22

ラモンターナ(LAMONTANA) シャープブレイドナイフ SBK-22

渓流でのトラウトフィッシングで使うのでおすすめのフィッシングナイフ。グリップはアーチを描いたウッド調のアイテムで、アウトドアシーンで映えるのが特徴です。

タイプとしては折りたたみ式のフォールディングナイフで、刃はチタンコーティングが施されたステンレス素材を採用。刃渡りは95mm、サイズは220m、収納時は125mmが目安です。

シースナイフ

シマノ(SHIMANO) シース小出刃 CT-511N

シマノ(SHIMANO) シース小出刃 CT-511N

ケース付きシースタイプのフィッシングナイフ。ステンレス刃にフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、船上での魚捌きや活け締めで使いやすいのが特徴です。

刃渡りは85mmで、収納時のサイズは226×56×21mm。カラーはブラック・ライトグレー・カーキの3色を展開しています。

なお、別のラインナップにはやや細身の「シースナイフ ロング CT-513N」も用意。刃渡の長さは共通なので、スリムなモデルを求めている方はこちらがおすすめです。

ダイワ(Daiwa) キャップデバ 85

ダイワ(Daiwa) キャップデバ 85

ロングセラーモデルのフィッシングナイフ。本製品はステンレス刃が固定されているシースタイプですが、グリップ部分の一部をサパレートさせると刃下のカバーパーツとなり、安全性を確保できるのが特徴です。

刃渡りは約82mmで、長さは約205mmが目安。大型魚種の活き締めのほか、エサ用の魚の切り刻みで使うのもおすすめです。

ダイワ(Daiwa) シースナイフ 90D+F

ダイワ(Daiwa) シースナイフ 90D+F

刃渡り約90mmのフィッシングナイフ。ステンレス刃にフッ素加工が施された錆びに強いモデルで、種類としては活きエサを切り刻んだり、釣った魚を捌いたりするのに便利なシースタイプです。ケース付きで、収納時の長さは230mm。カラーはブラックとネイビーの2色を展開しています。

なお、別のラインナップには先端が鋭利な「シースナイフ 90S+F」も用意。刃渡の長さは共通なので、魚を締める用のアイテムを求めている方はこちらがおすすめです。

ベルモント(Belmont) フィッシング出刃 105mm MC-081

ベルモント(Belmont) フィッシング出刃 105mm MC-081

簡易的なカバーが付くオーソドックスなシースタイプのフィッシングナイフ。3枚おろしや背開きがしやすいほか、刃の背の部分には波刃が用意されており、ウロコ取りにも対応できるのが特徴です。

刃の素材はステンレスで、長さは220mm。なお、本製品は刃渡り105mmですが、ラインナップには90mmも用意されています。長さは共通で、刃渡りだけが異なるので、比較・検討する際は意識しておきましょう。

ベルモント(Belmont) フィッシング小出刃 105mm PCケース付 MP-186

ベルモント(Belmont) フィッシング小出刃 105mm PCケース付 MP-186

刃にモルブデンバナジウム鋼を採用したシースタイプのフィッシングナイフ。耐食性や耐摩耗性に優れており、カバー付きとも相まって、安心して長く使い続けられるのが特徴です。

本製品は刃渡り105mmで、長さは200mm。グリップ部分は積層の合板を採用しています。ステンレス刃よりも若干価格は高くなりますが、その価値を十分見出せるおすすめの製品です。

ダイトウブク(DAITOU) フィッシャーマンズナイフ FC No.1198

ダイトウブク(DAITOU) フィッシャーマンズナイフ FC No.1198

細部の使い勝手に配慮したおすすめのフィッシングナイフ。タイプとしてはケース付きのシースナイフで、刃研ぎ、フックシャープナー、ウロコ取りを備えているのが特徴です。

ラインナップとしてはステンレス刃の「ST」とさらにフッ素コートが施された「FC」があり、本製品は後者。刃渡りは100mm、サイズ230mmが目安です。

タカ産業 フッ素シースナイフ90 V-141

タカ産業 フッ素シースナイフ90 V-141

コンパクトなケース付きのシースナイフを求めている方におすすめのモデル。刃はフッ素加工が施されたステンレス刃で、厚みは3mm、刃渡り90mmが目安です。

収納時のサイズは220mmで、グリップ部分は握りやすいよう波打っているのもポイント。価格帯としても控えめなので、コスパ重視でフィッシングナイフを選びたい方はぜひおさえておきましょう。

フィッシングナイフのおすすめモデル|大型魚向け

フォールディングナイフ

ラパラ(Rapala) カスタム デザイン フォールディング フィレ ナイフ RCDFF5

ラパラ(Rapala) カスタム デザイン フォールディング フィレ ナイフ RCDFF5

折りたたみ式のフォールディングタイプのなかでも長くて薄いフィッシングナイフ。先端に向かって上向きのカーブをするフィレナイフで、差し込みやすく、骨と皮から魚の身を取り除くことに長けているのが特徴です。

刃渡りは約120mm、グリップ部分は約160mmで、トータルの長さは約280mm。使用時はブレードが固定されるロックバック式を採用しており、安心して作業できるのも魅力です。

シースナイフ

ベルモント(Belmont) Lunker 125 HS MP-289

ベルモント(Belmont) Lunker 125 HS MP-289

魚の締めに特化した刃渡り125mm、厚さ3mmのフィッシュナイフ。種類としてはザクっと刺せるシースタイプのステンレス刃で、長さは255mmが目安です。

また、刃の根元部分には波刃が用意されており、ウロコ取りに対応できるのもポイント。大型魚種の活き締めや下処理がしやすいほか、エサ用の魚をザク切りするのにもおすすめの製品です。

フィッシングナイフのおすすめモデル|高級

シースナイフ

がまかつ(Gamakatsu) フィッシングナイフ GM2014

がまかつ(Gamakatsu) フィッシングナイフ GM2014

革製のケースが付属した本格仕様のナイフ。フィッシングナイフと銘打たれていますが、キャンプシーンにも映えるアイテムで、釣り場を含めたアウトドア全般で使えるのが特徴です。

刃はステンレス製の直刃タイプで、サイズは250mm。刃渡りは143mmと十分な長さがあるので、魚を捌く際や活き締めする際はもちろん、幅広い用途で使えるのも魅力です。

サンライン(SUNLINE) MST 磯ナイフ

サンライン(SUNLINE) MST 磯ナイフ

同社テスターの松田稔氏の銘番が入ったフィッシングナイフ。刃は錆びにくい日本製のステンレス鋼AUS-8を採用しており、名前の通り、磯場でも安心して使えるのが特徴です。

グリップ部には赤みが強く艶やかなマホガニー材を使っており、質感も良好。専用の皮ケースが付属しているのもポイントです。価格帯としては高価なので、購入を検討する際は予算との兼ね合いを考慮しておきましょう。

バレーヒル(Valleyhill) 釣食包丁シリーズ 出刃包丁

バレーヒル(Valleyhill) 釣食包丁シリーズ 出刃包丁

フィッシングナイフのなかでも魚を捌くことに特化した出刃包丁。「刃物のまち」として知られる岐阜県関市で作られた逸品で、素材は切れ味の鋭い高硬度特殊ステンレス合金を採用しています。

本製品は刃渡り150mmの出刃包丁ですが、他には刃渡り120mmの「鯵切 小出刃包丁」と刃渡り210mmの刺身包丁もラインナップ。握り手はいずれも朴の木を用いており、握りやすく使い込むほど手にしっくりと馴染んでくるのも魅力です。

フィッシングナイフのおすすめモデル|専用タイプ

イカ

シマノ(SHIMANO) セフィア スライドイカシメ CT-202I

シマノ(SHIMANO) セフィア スライドイカシメ CT-202I

フィッシングナイフのなかでもイカを締める際に使う専用のアイテム。未使用時に刃を隠せるスライド式を採用しており、ナイトゲームでも安心して使えるのが特徴です。

刃はステンレスで、収納時のサイズは110×30×10mm。カラーはセフィアレッドとブラックの2色を展開しています。エギング、ヤエン、イカメタルを楽しんでいる方はチェックしてみてください。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス イカシメスティック130C

ダイワ(Daiwa) エメラルダス イカシメスティック130C

イカを締める際に使うアイテムのなかでも比較的スリムなスティックタイプ。未使用時に刃をカバーできるケース付きで、使用後の汚れを気にせずに持ち歩けるのが特徴です。

また、グリップエンド部分にはカンナ直しが付いているのもポイント。曲がったときの修正に役立つほか、微調節をする際にも便利です。カラーはブラックとエメラルドの2色をラインナップ。イカの持ち帰り頻度が高い方におすすめのアイテムです。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス イカシメFL

ダイワ(Daiwa) エメラルダス イカシメFL

イカを締める際に使う刃とカンナを調節する穴、さらにはハンドギャフがセットになったおすすめのアイテム。グリップのエンド部分にはカラビナも付いており、機能性に優れているのが特徴です。

カラーはブラックとエメラルドの2色をラインナップ。とくにオカッパリからエギングするアングラーにおすすめのアイテムなので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。

ベルモント(Belmont) イカ絞めピックオーグル MP-123

ベルモント(Belmont) イカ絞めピックオーグル MP-123

イカを締める専用アイテムのなかでも安価なモデル。グリップ部分は肉抜き仕様で、重さは約15gと軽いのが特徴です。

サイズは120mmで、刃はステンレスを採用。なお、ラインナップにはフッ素コートが施されたより錆びに強い「MP-124」も用意されています。機能性はもちろん、価格帯にも違いがあるので、気になる方は併せてチェックしておきましょう。

カザックス(KAZAX) 貝割ナイフ

カザックス(KAZAX) 貝割ナイフ

数多くの貝を剥くのにおすすめのフィッシングナイフ。釣りエサ用の剥き貝を準備するのに適したアイテムですが、釣りの用途以外では牡蠣の殻を剥くのにもおすすめです。

本製品は刃渡りが約55mm、サイズは約140mmで、先端は鋭利ではなく、丸みを帯びたU字を採用。刃はステンレス製ですがよくしなり、差し込みやすいのもポイントです。

フィッシングナイフを使う際の注意点

銃刀法違反に注意!

フィッシングナイフは「刃物」に該当するので、業務その他正当な理由がなく刃渡り5.5cm(全長6cm)以上の刃物を所持している場合は銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)に抵触する可能性があります。

フィッシングナイフを所持する際の正当な理由は「釣りで使うこと」。言い換えれば、釣り以外の目的でフィッシングナイフを使用しようとした場合は法に触れることとなり、場合によっては軽犯罪法によって取り締まりの対象になることもあります。誤解されるような行為は慎むようにしましょう。

定期的なメンテナンスを

フィッシングナイフに限らず、刃物を長く快適に使い続けるためには使用後のケアが必要。とくに釣りは水との関わりが大きいので、使った後は可能であれば洗い、それができない場合でも汚れや水分をしっかりと拭き取ることが重要です。

一方で、刃物の劣化は避けられない部分でもあるので、定期的なメンテナンスも必要。錆びが原因で切れ味が悪くなったと感じた場合は刃を研ぎ、錆びを落としておくとトラブルが回避できるほか、衛生面も改善が図れます。なお、刃物を研ぐためには研ぎ石など別途アイテムが必要になるので、使用頻度が高い方は持ち合わせておきましょう。