洗濯物が乾きにくい梅雨や花粉の季節に役立つ「衣類乾燥機」。洗濯物を屋外に干す作業が不要なうえ、製品によってはシワ取り機能を搭載しているモデルもあるため時短家電としても人気を集めています。

衣類乾燥機は、電気式やガス式など乾燥方式が分かれており、容量やサイズもさまざまです。自分に適した製品を選べるよう、本記事では、選び方のポイントやおすすめの衣類乾燥機をご紹介します。

衣類乾燥機の選び方

乾燥容量をチェック

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衣類乾燥機を選ぶ際には、日頃の洗濯物の量を意識することが重要です。1日の洗濯物の目安量は、一般的に1人あたり約1.5kgといわれています。世帯人数をベースに適切な容量の製品を探してみてください。

ただし、容量いっぱいまで洗濯物を詰め込むと、乾くまでに時間がかかります。まとめ洗いをすることが多い場合は、少し容量に余裕をもって選ぶのがおすすめ。また、大きめのシーツや毛布などを乾燥したい場合も、大容量モデルを選んでおくと安心です。

乾燥方式をチェック

ガス式

ガス式の衣類乾燥機は、名前のとおりガスを利用した高温の熱風で衣類を乾かすタイプです。電気式と比べて乾燥時間が比較的短いのが魅力。家事の時短ができ、衣類乾燥機の使用頻度が高い大家族などにおすすめです。

ただし、専用のガス栓増設や、湿気を室外へ逃すための排湿筒を設置する工事が必要になるのが一般的。工事内容によっては壁に穴をあけることもあります。賃貸物件に住んでいる場合は注意しましょう。

他製品と価格を比較する場合は、製品の本体価格だけでなく、工事代も含めた費用で比べることが大切です。

電気式

電気式の衣類乾燥機は、基本的に工事不要で手軽に設置できるのが魅力。本体価格はリーズナブルな製品が多く、設置だけでなく価格面でも導入のハードルが比較的低いのが特徴です。

ガス式に比べて乾燥に時間がかかる傾向にありますが、少人数世帯のほか、はじめて衣類乾燥機を設置する場合にもおすすめです。

設置場所に合わせたサイズを選ぶ

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衣類乾燥機は、乾燥容量が大きくなるほどサイズアップする傾向があります。本体を壁から少し離して設置する必要があるので、設置スペースを意識してサイズを選びましょう。

メーカーによっては、洗濯機の上に衣類乾燥機を設置できる専用のスタンドが別売りされているため、スペースが限られる場合は要チェックです。

どうしても衣類乾燥機の設置場所が確保できない場合は、衣類乾燥機能の付いた除湿機もおすすめ。洗濯物に向けて送風することで衣類を乾燥します。衣類乾燥のほか室内の除湿対策も行いたい方にぴったりです。

乾燥時間をチェック

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衣類乾燥機に対して家事の時短を期待する場合は、乾燥時間の短いモデルを選ぶと効果的です。乾燥方式で比較すると、ガス式のほうが電気式よりも乾燥時間が短いとされているので留意しておきましょう。

実際の乾燥時間は、洗濯物の内容や量のほか、温度や湿度などによっても影響を受けます。目安の時間が掲載されている製品もあるため、乾燥時間が気になる方は要チェックです。

機能をチェック

シワ取り機能

衣類乾燥機のなかには、仕上がり時のシワを軽減する機能を搭載したモデルも存在。送風によりシワを付きにくくするモノが一般的です。

乾燥後にアイロンをかける手間が軽減されるので、衣類乾燥機に家事の時短を求める場合は、シワ取り機能を搭載したモデルがおすすめ。Yシャツなどシワになりやすい衣類の乾燥頻度が多い場合は、シワ取り機能の有無をチェックしてみてください。

なお、製品によっては衣類を完全に乾かさず、運転後に自分で吊り干しすることを前提としている場合もあるので注意しましょう。

タイマー機能

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タイマー機能が付いている製品を選ぶと、細やかな衣類乾燥が可能です。時間を指定した短時間運転などができるので、部分的に湿っている衣類の乾燥や小物の乾燥に適しています。

例えば、乾きにくい大きめの衣類と分けて、ハンカチや靴下などの小物だけを短時間で乾かしたい場合などに便利です。時短になるだけでなく、電気代の節約にも繋がります。

毛布乾燥

衣類乾燥機で毛布を乾燥させたい方は、毛布乾燥コースを搭載したモデルを選びましょう。専用コースでは、毛布に合った適切な条件で乾燥を行うことで毛布の傷みが軽減され、ふんわりとした仕上がりが期待できます。

ただし、専用コース搭載していても、全ての毛布を乾燥できるとは限りません。毛布自体がそもそも乾燥機に対応していない場合もあるので要注意。タンブル乾燥に関する表示について事前に確認するのがおすすめです。

衣類乾燥機の電気代はどれくらい?

衣類乾燥機の使用時に気になるのが電気代です。衣類乾燥機の電気代は、電気式とガス式の乾燥方式の違いによって傾向が異なります。

電気式の消費電力は室温などにも依存しますが、強運転で1200~1500W程度のモノが一般的です。例えば、消費電力が1200Wの製品を27円/kWhの電気料金で使用すると、1時間あたりの電気代は32.4円。3時間程度の運転をした場合は97.2円の計算です。

一方、ガス式の場合は、電気式と比べて乾燥時間が短く電気代も安い傾向にありますが、別途ガス代が必要。ガス式衣類乾燥機を多く扱うメーカー「リンナイ」の製品を参考にすると、ガス式で5kgの衣類を乾燥するためのコストは1回あたり63円と試算されています。

ただし、電気代は室温や運転モードによっても大きく変わるもの。計算はあくまで一例として捉え、使い方に合わせた電気代を想定しておきましょう。

衣類乾燥機のおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは大阪府に本社を構える総合電機メーカー。洗濯機や掃除機などの生活家電からキッチン家電、美容家電まで、さまざまなアイテムを取り扱っています。

パナソニックの衣類乾燥機は、大風量の温風により、ふんわりスピーディーに仕上げる「ツイン2温風」が特徴。ヒーターと吹き出し口をそれぞれ2つ備えることで、衣類全体にまんべんなく温風を送ります。

また、ドアの開閉方向が変更可能な点も特徴のひとつ。例えば、左開きの扉を右開きに変更できるので、間取りに合わせた柔軟な対応が可能です。転勤などで引越しが多い家庭にも適しています。

日立(HITACHI)

日立は1910年に創業した日本の家電メーカー。キッチン家電や生活家電、季節家電などを幅広く展開しています。

日立の衣類乾燥機には、衣類に合わせてヒーターと風の2種類の乾燥方法を選べるモデルが存在。熱に弱い衣類を乾燥する場合は、風乾燥コースが便利です。

また、シワ取り機能「ふんわりガード」も特徴のひとつ。乾燥が終了してから取り出すまでの一定時間、約5分ごとに送風運転を繰り返すことで、衣類のシワを予防するとともに衣類のふんわり感を保ちます。    

リンナイ(Rinnai)

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リンナイは、名古屋に本社を置く創業100年以上の熱エネルギー機器メーカーです。衣類乾燥機・給湯器・ガスコンロなど、主にガスを燃料とした家電製品を取り扱っています。

リンナイの衣類乾燥機は、ガス式ならではの短時間乾燥が特徴。家事の時短に繋がるため、洗濯物の多い子育て世帯や家事の時間が取りにくい方におすすめです。

家庭向け製品には、スタンダードタイプとデラックスタイプが存在します。スタンダートタイプは小型から大型モデルまで幅広く揃っているので、世帯人数に応じた製品を選びやすい点も魅力です。

衣類乾燥機のおすすめモデル

パナソニック(Panasonic) 電気衣類乾燥機 NH-D603

2カ所から大風量の温風が出る「ツイン2温風」を搭載した電気式衣類乾燥機。2層構造のステンレスドラムにより、高い保温性と静音性を実現しています。サイズは幅634×高さ680×奥行499mmで、乾燥容量は6kg。3~4人程度の世帯に適しています。

「ふとん・毛布」「シワ取り」「タイマー」「約75℃除菌」コースなど、多彩なコースを備える点も本製品の特徴です。

「約75℃除菌」コースでは、乾燥の最後にドラム内の温度を約75℃まで高めることで、除菌効果の向上が期待できると謳われています。部屋干し後の仕上げとして使用することも可能です。

設置面においては、左右開きに対応しているのがポイント。ドアの開く方向を左右好きなほうに変更できるので、引越しなどで間取りが変わっても安心です。

日立(HITACHI) 衣類乾燥機 DE-N40WX

日立の比較的小型な電気式衣類乾燥機です。乾燥容量は4kgで2人くらいまでの家庭に適したモデル。幅630×奥行439×高さ670mmのコンパクトサイズなため、設置場所に制限がある家庭にも適しています。専用スタンドを使用して洗濯機の上へ設置することも可能です。

機能面では、シワ取り機能「ふんわりガード」を搭載しているのが特徴。乾燥終了後に衣類を取り出すまでの一定時間、約5分ごとに送風運転を繰り返すことで、しばらく衣類のふんわり感を保ちます。また、除菌効果の向上が期待できる「除菌(75℃)」コースを搭載しているのもポイントです。

日立(HITACHI) 衣類乾燥機 DE-N60WV

ヒーターと風乾燥の2way乾燥が可能な日立の電気式衣類乾燥機です。熱に弱いデリケートな衣類には、ヒーターを使用しない風乾燥がおすすめ。乾燥に気を遣うおしゃれ着が多い方に適したモデルです。

サイズは幅630×奥行516×高さ670mmで、別売りの専用スタンドを使用すると洗濯機の上に設置できます。乾燥容量は6kgなので、3~4人程度の世帯にぴったりです。

「エアハッチ」を搭載しているのも本製品の特徴。ドラム内の空気と外部の乾いた空気を交換することで効率的な運転ができます。そのほか、シワ予防機能の「ふんわりガード」や「除菌(75℃)」コースなども搭載している多機能なモデルです。

東芝(TOSHIBA) 衣類乾燥機 ED-608

花粉フィルターを搭載している電気式の衣類乾燥機です。サイズは幅650×奥行525×高さ650mmで、乾燥容量は6kg。3~4人世帯に適しているモデルです。

衣類に付いた花粉の多くを除去できると謳われており、繊維の奥に入った花粉にも効果が期待できます。衣類の花粉対策をしたい方におすすめです。

「からみまセンサー」を搭載しているのも本製品のポイント。センサーが衣類のからみを検知すると、ドラムを反転させて衣類のからみをほぐし、ふんわりと仕上げます。

また、便利なコースを多く備える点も特徴のひとつ。「毛布」「縮み低減」「Yシャツ」など、さまざまなコースを搭載しており、使い勝手のよさも魅力です。

リンナイ(Rinnai) 乾太くん RDT-80

リンナイのガス式衣類乾燥機。乾燥容量8kgの大容量モデルで、大人数世帯に適しています。大きな特徴は、ガス式ならではの短時間乾燥。電気式の3分の1程度である約52分で、5kgの洗濯物を乾燥すると謳われています。

「タイマー運転」を搭載しており、5~90分の範囲で5分ごとの細やかな乾燥時間の設定が可能なため、半乾きの洗濯物の仕上げ乾燥などに便利です。寒い時期には短時間乾燥で衣類をあたためられます。

安全性に配慮されているのもポイント。各種サーミスタ類のほか、過熱や停電に対する安全装置などを備えています。

リンナイ(Rinnai) はやい乾太くん RDT-52SA

短時間乾燥が可能なガス式衣類乾燥機です。サイズは高さ684×幅654×奥行545mmで、乾燥容量は5kg。2~3人世帯に適しています。

使い勝手の面では、「シーツ・毛布」「デリケート」「エコ」などのコースや、「消臭運転」や「タイマー運転」など、便利なコースや機能が豊富。また、乾燥終了までの時間の目安がデジタル表示され、ひと目で残り時間がわかるのも便利です。

お手入れが簡単な点も魅力。糸くずフィルターが手の届きやすい前扉の部分に設置されています。左開きモデルと右開きモデルが存在するため、設置スペースをしっかり確認してから適切なモデルを選びましょう。

サンルック(SunRuck) 小型衣類乾燥機 SR-ASD025W

コンパクトサイズの衣類乾燥機です。サイズは約幅495×奥行410×高さ605mmと、設置のしやすさがポイント。乾燥容量も2.5kgと小さめで、一人暮らし用に適した容量です。

風乾燥と熱風乾燥の選択ができるので、衣類の種類に合わせて使い分けることが可能。機能は多くないものの、シンプルで価格が安いモデルを探している方におすすめです。

また、排水をしないため設置場所の自由度が高いのも特徴。衣類乾燥機の多くは底面に排水口が設置されており、排水口を塞がないよう専用スタンドが必要ですが、本製品は排水しないのでスタンドが不要。床置きできる点も魅力です。

アルミス(ALUMIS) moco2 ClothesDryer ASD-2.5TP

かわいいカラーリングとデザインが特徴的な衣類乾燥機。サイズは約幅490×奥行400×高さ585mmで、乾燥容量は2.5kgです。一人暮らし用にぴったりのサイズで、外観にこだわりたい方におすすめです。

タッチパネル式で直感的に操作できるのもポイント。そのほか、乾き具合に合わせて温度調節が上がる自動モードを搭載しています。リーズナブルな価格も魅力です。

スパーキークリエイト(SPARKYCREATE) カワクーナ

手軽に乾燥ができる室内用小型乾燥機です。衣類の掛かったハンガーラックを円筒状のカバーで包み、下から温風をあてることで衣類を乾燥させる仕組み。本格的な据え置きタイプの衣類乾燥機を導入するのが困難な場合に適しています。カバー内の温度が約70℃まで上昇するのもポイントです。

また、乾燥時に衣類同士の摩擦が少なく、衣類が傷みにくいのも特徴。シワが付きにくく、アイロンがけの負担が軽減されるのもメリットです。

さらに、本体価格がリーズナブルなだけでなく、電気代も比較的安いのが魅力。コストを抑えて衣類乾燥機を導入したい方におすすめです。

パナソニック(Panasonic) ハイブリッド方式衣類乾燥除湿機 F-YHUX200

1回で4.5人分の洗濯物を目安に乾燥できると謳われる衣類乾燥除湿機。部屋干しの衣類に対して送風することで衣類乾燥を行います。スペースの関係で洗濯機の近くに衣類乾燥機を設置できない場合におすすめです。

左右が独立したツインルーバーを搭載しており、さまざまな方向に風を送れるので、洗濯物を詰めて干しても乾かしやすいのがポイント。ワイドに風を届けられるのも魅力です。また、キャスター付きなので、掃除のときに動かしたり、別の部屋で使いたいときに移動したりと楽に扱えます。

ハイブリッド方式を採用しているのも本製品の特徴。冬場に強いデシカント方式と夏場に強いコンプレッサー方式を組み合わせており、季節に関係なく除湿しやすいモデルです。

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