濡れた靴を乾かして快適な状態に保つ靴乾燥機。雨で濡れた靴を翌朝までに乾かせるほか、気になるニオイ対策にも役立ちます。しかし、製品によって乾燥方式や機能などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、靴乾燥機のおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
靴乾燥機を使用するメリット・デメリット
メリット

By: bruno-inc.com
靴乾燥機は、雨や汗で濡れた靴を短時間で効率的に乾かせるのが魅力です。自然乾燥に比べて乾燥時間を短縮でき、手間がかかりにくいのがメリット。急な雨で靴が濡れてしまったときや梅雨の時期、運動後などに活躍する便利なアイテムです。
また、靴の衛生管理にも効果的。雑菌の繁殖を軽減するため、清潔な状態で靴を履けるようになります。なかには、脱臭や除菌の機能を備えたモデルも。ライフスタイルにあわせて選べます。
デメリット

By: amazon.co.jp
靴乾燥機を使用する際は注意点もあります。高温の温風で乾かすと、靴の素材によっては縮みや変形、劣化が起こる可能性も。革靴やゴム、プラスチックが使われている部分はダメージを受けやすいので注意が必要です。
使用中は電気代がかかる場合もあります。製品の消費電力は約100~300W程度が目安です。稼働音が大きい製品もあり、集合住宅や夜間では周囲への配慮を要します。また、収納スペースについても考慮しましょう。
布団乾燥機との違いは?

By: yamazen.co.jp
靴乾燥機と布団乾燥機は、それぞれ得意な役割が違います。靴乾燥機は、名前の通り靴を乾かすことに特化した製品。コンパクトなモデルが多く、靴の内部に直接風を送り込む設計で、効率的に乾かせます。
一方、布団乾燥機は布団を乾燥させたり、あたためたりするのが主な目的。多くの製品には靴乾燥用のアタッチメントが付属しており、靴の乾燥にも対応できます。靴や衣類の乾燥も可能な多機能性が魅力です。
用途によって適した製品は異なります。靴の乾燥や脱臭をメインで考えている場合は、専用の靴乾燥機がおすすめ。布団のケアと靴・衣類の乾燥の両方をしたいという方は、アタッチメントが充実した布団乾燥機を選ぶと幅広く活用できて便利です。
靴乾燥機の選び方
乾燥させたい靴に対応しているかチェック

By: twinbird.jp
靴乾燥機は、乾かしたい靴の種類にあわせて選ぶことが大切です。スニーカーや運動靴を乾かす機会が多い方には、温風ですばやく乾かせるタイプが適しています。吹出口が複数ある製品は、靴の中に風が広がりやすくムラなく乾燥できるのが魅力です。
革靴やスエード素材の靴などは、熱によるダメージを受けやすいデリケートなアイテム。高温で長時間乾かすと素材を傷めてしまう可能性があるため、温度を抑えた革靴モードがあるモデルやじっくり乾かす温熱タイプの製品を選ぶと安心です。
ブーツのような丈の長い靴には、ノズルが長く伸びるタイプがぴったり。靴の奥までしっかり届くので、効率よく乾かせます。
形状をチェック
本体に靴をはめるタイプ

By: amazon.co.jp
本体に靴を差し込んで使うタイプの靴乾燥機は、省スペースで使えるコンパクトな設計が魅力です。靴をセットするだけのシンプルな構造で、乾きにくいつま先までしっかり温風を届けられるのが特徴。玄関や下駄箱の近くでも気軽に使えます。
使いやすさを重視する方にはスタンド付きのモデルがおすすめ。自立式の靴乾燥機なら収納する際にすっきり収まるほか、靴を浮かせて乾かせます。通気性が高まり、より効率的です。
靴の中に入れるタイプ

By: rakuten.co.jp
乾燥機本体を直接靴の中に入れて使用するタイプはコンパクトで、靴の内部から効率的に乾かせるのが特徴。靴の形状を崩さずに乾燥できるのがメリットです。
なかには、温風モードと送風モードの切り替えが可能なモノも。靴の素材や濡れ具合にあわせて使い分けられます。また、タイマー機能付きのモノは設定した時間で自動的に停止するので、過乾燥を防げて安心です。収納や持ち運びもしやすいため、手軽に使える製品を探している方に適しています。
ハンガータイプ

衣類用ハンガーのような形状をしたタイプは、靴だけでなくスポーツウェアなども乾かせる多機能さが魅力です。温風を吹き出して効率よく乾かす仕組み。専用のアダプターが付いている製品は靴のバランスを取りやすく、落下を防ぎながら乾かせます。
コンパクトで持ち運びやすいモノが多く、出張・旅行・梅雨時のほか、冬の室内干しでも活躍。折りたたみ可能な製品は、省スペースで収納できて便利です。なかには複数の靴や衣類を同時に乾かすモノもあります。
乾燥時間をチェック

By: bruno-inc.com
靴乾燥機の乾燥時間は、製品の乾燥方式によって異なります。スピーディーに乾かしたい場合は、温風で水分を吹き飛ばすタイプがおすすめ。製品によっては、30~60分程度で乾燥が完了します。
乾燥時間が短いほど電気代を抑えられるのもポイント。頻繁に使う方は、速乾性の高い製品を選ぶと経済的です。なお、革靴のようなデリケートな素材を乾かす場合は注意が必要。熱に弱い素材向けのモードでは、通常より乾燥時間が長くなる傾向があります。用途にあわせて乾燥時間をチェックしましょう。
便利な機能をチェック
消臭・脱臭機能

By: jp.sharp
靴を乾かすだけでなくニオイも一緒にケアしたい方には、消臭・脱臭機能付きの製品がおすすめ。オゾン脱臭機能を搭載したタイプは、乾かしながらニオイの原因にアプローチします。靴の中をすっきりさせたい方にぴったりです。
なかには、紫外線照射機能を備えた製品も。紫外線は除菌効果が期待でき、雑菌の繁殖を軽減するのに役立ちます。靴の中をより清潔な状態に保ちたい方は、チェックしてみてください。
タイマー機能

By: amazon.co.jp
タイマー機能があると、靴の素材や濡れ具合に応じて乾燥時間を設定できます。靴を傷める原因となる乾かしすぎを防げるのがメリット。デリケートな素材の靴にも安心して使えます。
就寝前や出かける前にセットし、設定した時間になると自動で運転が停止するのも魅力。電源を切り忘れる心配がなく、無駄な電力消費を抑えられます。電気代の節約にもつながるうれしい機能です。
タイマーの時間は、製品によってさまざま。なかには細かく設定できるモノもあります。残り時間がひと目でわかるデジタル表示タイプは、より計画的に使いたい方におすすめです。
靴乾燥機のおすすめ
日立(HITACHI) アッとドライ HFK-VS6000
すばやく乾かしたいモノをあたためられるパワフルな乾燥機。独自形状のV字型アタッチメントが温風をすみずみまで広げます。
雨で濡れた靴を手軽に乾かせるのもポイント。革靴などは送風でやさしく乾かします。部屋干し衣類の乾燥にも役立つのでおすすめです。アタッチメント類は本体にまとめて収納可能。毎日使う布団や靴のケアを手軽に行いたい方にぴったりな製品です。
日立(HITACHI) ふとん乾燥機 アッとドライ HFK-CV1A
雨で濡れた靴の乾燥に役立つモデル。付属のくつ乾燥アタッチメントで、運動靴から革靴まで対応できます。温風と送風を使い分けられて、素材を傷めにくいのが魅力です。
使い方はホースをセットしてボタンを押すだけと簡単。独自のV字型アタッチメントが、すみずみまで温風を届けます。布団乾燥のほか、約60℃の温風によるダニ対策も可能です。
本体にホースやアタッチメントをすべて収納できる設計。靴を乾かす機会が多い方や、手軽に使える製品を探している方におすすめです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) ふとん乾燥機 スマートドライ RF-FB20
マットやホースが不要の手軽に使える製品。パワフルなツインファンが生み出す大風量によって、すばやく乾燥できます。また、角度を調整できるノズルを備えているのも特徴。アタッチメントなしで衣類や靴を乾かせます。雨で濡れた靴や、急ぎの洗濯物に対応できるのが魅力です。
布団のサイズにあわせて運転時間を選べるキーを搭載。布団から靴まで、一台でケアしたい方にぴったりなモデルです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) ふとん乾燥機 スマートドライ RF-UA10
アタッチメント不要で衣類や靴などの乾燥をおこなえるアイテムです。先端の吹出口は角度調節が可能。乾かしたいアイテムにあわせて温風の方向をコントロールできます。
運転モードは温風コースと送風コースの2種類。濡れた靴を乾かすときは温風コース、革靴やブーツなど温風に弱い靴を乾かすときは送風コースと、用途に応じて運転モードを使い分けられます。
操作部は本体の前面に配置。布団乾燥と靴乾燥の機能を併せもっており、切り替えはスムーズです。
本体を折りたたむだけで簡単に片付けられるのがメリット。コンパクトサイズのため、置き場所を選びません。マットやホースを必要としないので、使いたいときに取り出してすばやくセッティングできます。オールシーズン使えるおすすめのモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) カラリエ くつ乾燥機 KSD-C2
機能的で使いやすい靴乾燥機です。伸縮ノズルを搭載しており、乾燥風を靴の奥まで届けられます。玄関に靴を置いたまま乾かせるのが特徴です。
運転モードは、標準モード・革靴モード・低騒音モードの3種類。運動靴やスニーカー、長靴を乾かすときは標準モードが適しています。革靴やパンプス、革製のブーツの場合は革靴モードが便利。靴に適した風を送れるため、効率よく乾かせます。また、低騒音モードは乾燥中の運転音を抑えられ、夜間でも使いやすいのが魅力です。
本体にはスタンドが付属。高さのある靴も乾かせます。靴を床に置かず、限られたスペースでも使用可能です。ノズルの先端は二股形状なので、2足同時に乾かせます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) カラリエ ふとん乾燥機 ツインノズル FK-W2
立体ノズルが布団のなかに空間を作り、すみずみまで温風を届ける製品。木目調の取っ手が付いた、インテリアに馴染むおしゃれなデザインもポイントです。
付属のアタッチメントを使えば靴を2足同時に乾かせます。スニーカーだけでなくブーツや革靴にも対応。布団乾燥は夏や冬など4つの自動モードを搭載しています。
8段階のタイマーや3種類の安全装置が備わっているのもメリット。寝具から靴まで手軽にケアしたい方にぴったりなアイテムです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) カラリエ ふとん乾燥機 ツインノズル ハイパワー KFK-402
靴のケアにも活躍する製品。付属のアタッチメントで、2足同時に乾かせます。スニーカーや革靴など、さまざまな靴に対応しているのが魅力です。
布団乾燥機能もパワフルな仕様。ターボモードを搭載しており、布団をすばやくあたためます。季節にあわせて使える自動モードもおすすめのポイントです。また、手動モードで温度や時間を細かく設定可能。コンパクトな設計のため、持ち運びや収納は簡単です。布団も靴も清潔に保ちたい方に適しています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) カラリエ ふとん乾燥機 mini TURBO JSK-S10
付属のアタッチメントで靴を手軽に乾かせるモデル。スニーカー・ブーツ・革靴など、さまざまな靴に対応します。雨で濡れた靴を当日中に乾燥できるのが魅力です。
コンパクトボディながら、最大1100Wとハイパワー。布団は最短8分であたためが完了する手軽さもポイントです。自動モードがあり、年中活躍します。
布団乾燥はもちろん、靴のケアも重視したい方におすすめの製品。軽量で、使用も収納も手間がかかりません。毎日快適に使えるアイテムです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ふとん乾燥機 カラリエ シングルノズル FK-EC2
靴の乾燥にも活躍する多機能なモデル。雨の日や梅雨シーズンに、濡れた靴を一気に乾かせるのが魅力です。急な雨で靴が濡れても、翌日には気持ちよく履けます。
布団乾燥機としての機能も充実。立体ノズルが布団のなかに空間を作り、すみずみまで風を送ります。コンパクトな設計で、準備や片付けがしやすいのもおすすめのポイントです。
手動モードでは、高温・低温・送風の3段階で温度を調整可能。革や合皮など熱に弱い素材の靴は、送風でやさしく乾かせます。布団も靴も手軽にケアしたい方にぴったりなモデルです。
三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC) ふとん乾燥機 ぽかサラPlus AD-PS70BB
革製のブーツにも対応できる布団乾燥機。ホース先端の一体化ノズルにより、濡れた靴を手軽に乾かせます。付属のアタッチメントを使ってロングブーツや長靴もケアできるのが魅力です。
ブーツ乾燥アタッチメントは、長さを3段階で伸縮可能。つま先まで温風を送ってすっきりと乾かします。水洗いできる仕様で、清潔に使えるのもうれしいポイントです。
布団乾燥機能では、マットを使うとダニ対策に役立ちます。衣類乾燥にも対応し、マルチに活躍。靴のお手入れを重視する方や、一台で幅広く使いたい方におすすめのアイテムです。
シャープ(SHARP) ふとん乾燥機 UD-DF1
雨で濡れた靴やブーツをケアできる布団乾燥機。付属の靴乾燥アタッチメントで気になるニオイを軽減しつつ乾かします。シャープ独自のプラズマクラスター技術により、すっきり清潔に仕上げるのが魅力です。
革靴には送風、布製の靴には温風と素材にあわせて使い分け可能。約3.1kgの軽量設計で、持ち運びは簡単です。部屋干し衣類の乾燥や小空間の消臭など、一年を通して使えるのも特徴。靴のケアを重視する方や、多機能なモデルを探している方におすすめです。
ツインバード(TWINBIRD) くつ乾燥機 SD-4546
運動靴から長靴まで対応する靴乾燥機。靴に差し込むだけで、乾かしにくいつま先まであたためるのが特徴です。生乾きを防ぎ、カビやニオイを軽減します。
運転モードは、標準モードと革靴モードの2種類。雨・雪などで濡れてしまった革靴を乾かすときは革靴モード、運動靴やスニーカーの場合は標準モードなど、靴の種類にあわせて使い分けられます。
120分のダイヤルタイマーを搭載。あらかじめダイヤルタイマーを設定しておけば、電源を切り忘れる心配はありません。靴乾燥機にすべて任せられます。
本製品には折りたたみ式のスタンドが付属。使わないときはコンパクトにまとめてシューズボックスなどに収納できます。
マクロス 温熱靴乾燥器 ポカラリ MEH-112
濡れた靴の中に入れるだけで乾かせる靴乾燥機です。本体を靴に入れてスイッチを押すだけのシンプルな設計が特徴。はじめての方でも使いやすいのが魅力です。
対応サイズは約22〜27.5cm。スニーカーや革靴、パンプスなど、さまざまな種類の靴に対応します。ひとつで家族分の靴を乾かせるのがメリットです。
4時間・8時間・12時間のタイマー機能を搭載。用途にあわせて乾燥時間を設定できます。設定時間が経過すると自動停止するため、付きっきりで見守る必要はありません。コンパクトサイズかつ軽量なので、持ち運びにも便利です。
ブルーノ(BRUNO) マルチふとんドライヤー BOE047
季節や用途を選ばずオールシーズン使えるアイテムです。伸縮式ノズルの「くつ乾燥用アタッチメント」を取り付けると、靴を乾かせます。均一な風を放出するのが特徴です。
衣類乾燥・布団乾燥のほか、スポット暖房の用途としても活躍。寒さが気になるときはスポット暖房、梅雨の時期は靴乾燥機など、シーンにあわせて機能を使い分けられます。
シンプルかつ落ち着いたデザインが魅力。ウッド調のハンドルはアクセントとして映えます。周りのインテリアに馴染みやすく、出しっぱなしにしやすいのもポイントです。
山善(YAMAZEN) 布団乾燥機 ZFD-Y500
パワフルな乾燥力を有したアイテムです。靴乾燥機専用のアタッチメントが付属しています。専用のアタッチメントを装着することで、スニーカーや長靴など濡れた靴を乾かせるのが特徴です。伸縮式のノズルを採用しているため、乾きにくいつま先まで温風を届けられます。
電源コードの長さは1.8m。ロングコードなので、コンセントから離れた場所でも使用できます。濡れた靴を玄関に置いたまま靴を乾かしたい方におすすめです。本体は縦置きと横置き、どちらにも対応しています。
布団乾燥機・靴乾燥機以外に、衣類乾燥機としても活躍。一台でさまざまな用途に使えるのが魅力です。































靴乾燥機は、シンプルな乾燥機能に特化したモデルから除菌機能や脱臭機能が付いたモノまで、さまざまな種類があります。使う靴の種類やタイマー機能の有無、収納のしやすさなどを考慮して選ぶのがポイントです。ぜひ本記事を参考に、自分に適した一台を探してみてください。