3Dゲームやマルチ画面での作業などで活躍する「グラフィックボード」。そのなかでも特に「Geforce」は、多くのゲーミングPCで搭載されています。しかし、種類がさまざまなのでどれを選べばいいか悩んでしまいがち。

そこで今回は、おすすめのGeforceグラボをご紹介。選び方もあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Geforceシリーズとは?

By: amazon.co.jp

GeforceシリーズとはアメリカのNVIDIA社が販売するグラフィックボードの製品ラインナップのこと。同じくアメリカのAMD社のRadeonシリーズと並んで世界的に普及しています。

Geforceシリーズの製品は名前でクラスや性能を確認できるのが特徴。 「RTX 2060」のように表記され、GT・GTX・RTXの順にスペックが上がります。最初の1桁または2桁の数字が大きいほど新しい世代です。

また、同世代内の性能差は数字の下二桁で判断でき、たとえば「GTX 710」「GTX 780」では同じクラスで同じ世代ですが、性能は後者のほうが優れています。

さらに、同じ型番で比較したときは「Ti」がついているGeforceグラボの方が性能に優れるのが特徴。「GTX 1080 Ti」は「GTX 1080」よりも高性能であることが分かります。

Geforceのグラボの選び方

プレイするゲームのスペックで選ぶ

グラフィックボードはプレイするゲームによって、求められる性能がまちまちです。例えばPCゲーム「PUPG」で必要なグラボのスペックは「NVIDIA GeForce GTX 660 2GB 」。「FFXV」では必要スペックは「NVIDIA GeForce GTX 760 / NVIDIA GeForce GTX 1050」、推奨されるスペックは「NVIDIA GeForce GTX 1060 6 GB VRAM」と表記されています。

必要動作環境を満たせないと画面が見づらくなったり、逆に高性能すぎてもゲームが対応しなかったりすることがあるので、事前に確認してから購入を検討するようにしましょう。

出力端子の種類と数をチェック

By: amazon.co.jp

グラフィックボードには出力用の端子が搭載されています。出力端子は主に「VGA」「DVI」「HDMI」「Display Port」の4種類があり、送れるデータの信号や種類が違うのが特徴です。

VGAは「D-Sub15ピン」とも呼ばれ、主にアナログ通信の機能を持ちます。所有する機器でデジタル通信をしても一度アナログ通信に変換されてしまうので、ほかの端子よりも性能が劣ってしまうのが難点。

DVI端子はデジタル信号をそのまま出力するのでデータの劣化がありません。DVIには「DVI-D」と「DVI-I」の2種類があり、DVI-Dはデジタル専用の端子、DVI-Iはアナログ端子のモニターにも対応しています。

HDMIやDisplay Portは、DVIの規格を発展させて音声や著作権保護の制御信号といった情報まで送ることができる規格の端子です。グラボを選ぶ際は、より高性能な「HDMI」「Display Port」といった規格を搭載する端子を選ぶのがおすすめ。

また、出力端子を2つ以上搭載していればデュアルディスプレイに対応していることが多く、画面の拡張やマルチディスプレイといった機能を使えます。しかし、3つ以上搭載していても2画面までなどと制限されていることがあるので注意しながら選びましょう。

冷却性能をチェック

By: amazon.co.jp

Geforceをはじめとしたグラボ内のGPUは、CPUよりも高温の熱を発します。状況によっては性能が低下することがあるため、冷却性能を事前にチェックしましょう。

安定して動作する基準は60〜80℃といわれ、90℃以上になるとグラボに負荷がかかった状態になります。そのため、性能の低下を防ぐためにメーカーが冷却用のファンを設置している製品が多く、さまざまな工夫が施されています。

ファンは主に「シングル」「ダブル」「トリプル」の3種類があり、数が多いほど熱を逃がしやすくなるのが特徴です。またヒートシンクや、熱を伝達しやすくするヒートパイプが搭載されていることがあるのでチェックしましょう。

GPUは特にたくさんの処理が行われる装置なので、多くのファンを搭載したグラボを選ぶのがおすすめです。

PCケースに収まるかどうか確認

By: amazon.co.jp

グラボは小さいもので14cm程、大きいもので30cm程になるものまであるので、購入前にPCケースに収まるかどうかの確認が必要。省スペースのPCケースだと設置できないことがあるので、特に縦の長さがどれくらいあるのかをチェックしておきましょう。

Geforceのグラボのおすすめメーカー

エイスース(ASUS)

By: amazon.co.jp

エイスースは台湾発の総合エレクトロニクスメーカー。主にゲーミングに特化した製品を多く販売しています。

エイスースのGeforceグラボは、処理性能を左右する「クロック」数の高い製品を多くラインナップしているのが特徴。初めて購入する方でどれを選べばいいか悩んでいる方はチェックしておきましょう。

エムエスアイ(MSI)

By: amazon.co.jp

MSIは台湾発のコンピューター関連機器メーカー。特にマザーボードやグラフィックボードで有名です。

MSIのGeforceグラボは、冷却性能や静音性に優れた製品が多く販売され、長期間にわたって安心して使えるのが魅力です。

ゾタック(ZOTAC)

By: amazon.co.jp

ZOTACは香港のコンピュータ・ハードウェアメーカー。ZOTACのグラボはコスパに優れた製品が多く、安価に購入できます。

パフォーマンスはほかの製品に劣ることが多いですが、できるだけ安いGeforceグラボを購入したいと思ったらZOTACがおすすめです。

Geforceのグラボおすすめモデル

エイスース(ASUS) GeForce RTX2080 Tiビデオカード

エイスース(ASUS) GeForce RTX2080 Tiビデオカード

RTX2080TiのGPUを搭載したおすすめのGeforceグラボ。RTXモデルのなかでも性能が高く、よりハイパフォーマンスなゲームを楽しみたい方におすすめ。

またAura RGBライティングを搭載。本モデルにはライティング機能が付いており、互換性のある製品と連携させて光り方を統一できるのが特徴です。音楽や温度に合わせて色を変えたり、発光パターンを選択できたりするのもうれしいポイント。

さらに「Axial-tech Fans」を採用。IP5Xの防塵性能を備えているので、ファンにホコリが侵入しにくく、手入れの回数が減って快適です。大きなファンで静かに効率よく熱を逃がすのもポイント。価格は16万円前後と高めですが、高性能なおすすめのモデルです。

エイスース(ASUS) GTX1050 Tiビデオカード PH-GTX1050TI-4G

エイスース(ASUS) GTX1050 Tiビデオカード PH-GTX1050TI-4G

GTX 1050 TiのGPUを搭載したおすすめのGeforceグラボ。GTXはコスパに優れた人気の根強いモデルです。「PUBG」や「ファイナルファンタジー」といったゲームでも快適に楽しめます。

また、「デュアルボールベアリングファン」を採用。ファンの軸に2個のボールベアリングが搭載され、通常よりも寿命が長くなるのが魅力です。一つのグラボを長く使いたい方におすすめ。

さらに、部品を「Super Alloy Power II」で構成しています。エイスース独自に最適化されたカスタマイズが行われているので、高性能・高耐久なのが特徴。PUBGやファイナルファンタジーといったゲームを快適に楽しめる、おすすめのGeforceグラボです。

エイスース(ASUS) GT1030 ビデオカード GT1030-SL-2G-BRK

エイスース(ASUS) GT1030 ビデオカード GT1030-SL-2G-BRK

GT 1030のGPUを搭載したおすすめのGeForceグラボ。GTクラスのなかでも比較的新しいモデルです。大きさが17.3×6.9×4cmと小型なので取り付けやすいのも魅力。

本モデルはファンを搭載していませんが、大型のヒートシンクが放熱を行って冷却するのが特徴です。熱がグラボ内にとどまりにくく、高い負荷がかかった時でも安心して使えます。

また、「ASUS AUTO-EXTREME技術」を採用。クーラー以外のすべての部品をすべて機械で取り付けているため、品質にムラが少ないのがうれしいポイントです。

さらに「GPU Tweak II」ソフトを利用すれば、グラボの状態を細かく把握したり、性能を向上させる「オーバークロック」の設定を行えたりします。放熱技術を多く搭載した、おすすめのGeforceグラボです。

エムエスアイ(MSI) GeForce RTX 2070 グラフィックスカード GeForce RTX 2070 VENTUS 8G

エムエスアイ(MSI) GeForce RTX 2070 グラフィックスカード GeForce RTX 2070 VENTUS 8G

RTX 2070のGPUを搭載したおすすめのGeforceグラボ。Geforceグラボのなかでも上位機種なので、多くの3Dゲームやモニターに使えます。HDMIと3つのDisplay Port出力端子を搭載し、多数の機器と接続可能。

また「トルクスファン2.0」を搭載。よりひねりの大きい羽根を使っているので、冷却効率が向上するのが特徴です。オンライン通信でたくさんの負荷がかかるような状況でも、熱がこもりくく安心して使えます。

さらに、スムースヒートパイプを採用。銅ヒートパイプの底部が滑らかな構造なので、熱がこもらず外部へ伝わりやすくなるのもうれしいポイント。上位モデルで放熱性能に優れた、おすすめのGeforceグラボです。

エムエスアイ(MSI) GeForce GTX 1050 Ti グラフィックスカード GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP

エムエスアイ(MSI) GeForce GTX 1050 Ti グラフィックスカード GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP

MSIのGTX 1050 TiのGPUを搭載したおすすめのGeforceグラボ。同じモデルのGTX 1050よりも性能に優れているのが特徴です。接続したモニターへ3D映像などをくっきり映し出せます。

また、冷却効率を高める「デュアルファン」を搭載。ファンがないものと比べて、幅広い部分に風が行きわたり効果的に冷却ができるるのが特徴です。高性能ながら、サイズが182×69×35mmと小型なので、小さめのPCケースでも搭載可能。

さらに「MILITARY CLASS 4」に対応しています。米国防省の設定する規格で作られているため、オーバークロックなど負荷がかかる状況でも耐えられるのがポイント。冷却効果に優れた、おすすめのGeforceグラボです。

エムエスアイ(MSI) PCI Express Solution グラフィックスカード GT710 1GD3H LP

エムエスアイ(MSI) PCI Express Solution グラフィックスカード GT710 1GD3H LP

MSIのGT 710のGPUを搭載したGeForceグラボ。簡単なブラウザのゲームであればカクツキが少なくプレイできます。大きさが14.6×69×4cmとコンパクトなので、PCケースが小さくても収まりやすいのが特徴です。

また出力端子はVGA・DVI・HDMIの3種類。DVIやHDMIといったデジタル通信に加えて、アナログ通信に対応しているのがポイント。さまざまな種類のモニターへ対応しています。

コアクロックは954MHz、メモリクロック 1,600MHzと高性能。幅広いモニターへ使えるおすすめのGeforceグラボです。

ゾタック(ZOTAC) ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 Twin Fan ZTRTX2060-6GGDR6TWIN/ZT-T20600F-10M

ゾタック(ZOTAC) ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 Twin Fan ZTRTX2060-6GGDR6TWIN/ZT-T20600F-10M

RTX 2060を搭載したおすすめのGeforceグラボ。PUBGをはじめ、さまざまなゲームで高いパフォーマンスを発揮する上位モデルの製品です。4画面の複数ディスプレイに対応するので、作業の効率向上を図れます。

また、ゾタックのオリジナルクーラー「IceStorm 2.0」を搭載。90m径の2つのファンと3本のヒートパイプとヒートシンクで構成され、熱を逃がしやすく設計されているのが特徴です。

出力端子はDisplay Port×3、HDMIを搭載。「FireStorm」のソフトを使えば、クロックやファンのコントロール、GPUの確認ができるので便利です。価格は5万円前後とリーズナブルなのでコスパ重視の方におすすめです。

玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 搭載 PCI-Express グラフィックボード GF-GT710-E1GB/HS

玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 搭載 PCI-Express グラフィックボード GF-GT710-E1GB/HS

玄人志向のGT 710のGPUを搭載したおすすめのGeforceグラボ。VGAとDVI-Dの出力端子を搭載し、デジタル通信からアナログ通信まで幅広く対応しているのが特徴です。

また「Geforce Experience」を搭載。ビデオ・スクリーンショット・ライブストリームを保存して共有できるのが魅力です。グラフィック性能を求めるだけでなく、ゲーム中に取った動画などを共有したい方におすすめ。

また、3000円前後と安く購入できるのもうれしいポイントです。安価ながらコアクロックが954MHz、メモリクロックが500MHz と高性能。そこまでハイパフォーマンスなゲームをプレイしない方におすすめのモデルです。

玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 2060搭載 PCI-Express グラフィックボード GK-RTX2060-E6GB/MINI

玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 2060搭載 PCI-Express グラフィックボード(ショート基板) GK-RTX2060-E6GB/MINI

玄人志向のRTX 2060のGPUを搭載した、おすすめのGeforceグラボ。高性能ながら大きさは175×111×38mmと基盤の幅が短く、搭載しやすいのがポイントです。

また、Xtreme Tuner Plusのツールが付属。GPUの性能を引き上げる「オーバークロック」を設定したり、グラボの状況をモニタリングしたりできるので、一目でグラボの状態を管理できて便利です。

さらにRTX世代特有の「NVIDIA TURING」を採用しています。前世代のGTXグラボと比べて最大6倍のパフォーマンス性能を発揮する上位モデルです。価格は4万前後で購入可能。ハイパフォーマンスが要求されるゲームをプレイしたい方におすすめのモデルです。

ギガバイト(GIGABYTE) NVIDIA GeForce GTX 1660Ti 搭載 グラフィックボード(ファンレス) GeForce GTX1660Ti

ギガバイト(GIGABYTE) NVIDIA GeForce GTX 1660Ti 搭載 グラフィックボード(ファンレス) GeForce GTX1660Ti

GTX 1660 TiのGPUを搭載したGeforceグラボ。GTXの同世代のなかでも比較的性能が高く、ゲーム中でも高いパフォーマンスを発揮します。マルチ画面にして普段の作業効率を上げられるのもメリットです。

また、「WINDFORCE 2X COOLING SYSTEM」を搭載。気流を高める「UNIQUE BLADE FAN」、GPUにかかる負荷に合わせて稼働する「3D ACTIVE FAN」などさまざまなファンを搭載しているので、効率的に冷却できるのが特徴です。

さらに、保護用のバックプレートを搭載。耐衝撃性に優れているため、長期間安心して使えます。価格は3万円前後で購入可能。冷却性能や耐衝撃性に優れたおすすめのGeforceグラボです。