場所も、作業も、最適化してくれるキッチンツール。
料理をするときには、限られたスペースのなかで、効率よく作業をすることが求められます。食材や調理道具などさまざまなものを使うので、特に一人暮らしでキッチンスペースがそれほど広くない方は、苦戦することが多いはず。
今回ご紹介するのは、キッチンにおける作業場所や、作業の流れを最適化できるように作られた「Workstation ONE」というキッチンツールです。
複数の役割を併せ持ったまな板
Workstation ONEは、厳選されたオーク材で作られたキッチンツールです。美しいデザインのなかに、リバーシブルのまな板、プラスチックのまな板、スチールコンテナ、マグネット式ナイフホルダーのすべての機能が備わっています。
使いやすい3つのまな板
本体上部には、メインとなるリバーシブルのまな板が設置されています。肉や野菜など、用途によって表と裏を使い分けることが可能。まな板の四方には溝が掘られており、肉汁や野菜の水分がまな板上に溜まらないように工夫がされています。
リバーシブルのまな板は、Workstation ONEの上に置いたまま使うことも、取り外して使うことも可能です。また、食材をカットして持ち運ぶこともできるので、チーズなどをカットして、そのままおしゃれなお皿として使うこともできます。
さらに、プラスチックのまな板もついているのも特徴。たとえば、玉ねぎやにんにくなど、ニオイが気になる食材を切るために使う、などの使い分けができそうです。
便利な機能が充実
Workstation ONEの内部には、スチールのコンテナが内包されており、作業時に引き出しておくことで、切った食材をそのままスライドしてコンテナに入れられます。
さらに、コンテナの下にはマグネットのパネルが設置されているため、3、4本までの包丁をマグネットでくっつけることができるので安全な収納が可能です。
ミディアム、ラージ、エクストララージの3サイズ展開しているのでキッチンに合わせて選べます。
Workstation ONEは現在、Kickstarterにて249ユーロ(約3万800円)から出資を受付中です。
キッチンが狭いと料理をするのが億劫になるもの。ドイツ人のデザイナーさんによるプロダクトですが、キッチンスペースが狭い日本の住宅でこそ、より活躍してくれそうです。