子供の発想は無限大。
スマホやタブレットが普及した現代ですが、だからこそ昔ながらの手で組み立てる玩具には、大きな注目が集まっています。ゲームクリエイターのインスピレーションは、ゲームだけから得られるわけではありません。
積み木型の玩具は、子供の能力を引き出します。「MODU」は各パーツを合体させて、さまざまな乗り物を作ることができる製品です。
建物から乗り物まで
四角、台形、半分に割った円柱、車輪など、MODUはあらゆる形状のパーツを用意。
このパーツには、いくつかの穴が開いており、棒を差し込んでパーツ同士をくっつけることで、いろいろな建物や乗り物を作ることができます。
木馬のような乗り物からちょっとした手押し車まで、知恵と工夫を重ねてあらゆるものを創造するというのがMODUのコンセプトです。
幅広い対象年齢
MODUの対象年齢は生後6ヶ月から6歳まで。驚くほど年齢の幅が広いのが特徴です。
専用アプリやスマホの連携などはもちろんありません。
素材はABS樹脂。6歳の男の子が上に乗っても壊れない耐久性があります。
デジタル時代だからこそ
将棋の藤井聡太7段が幼児の頃に遊んでいた玩具が話題になりました。近年、天才と呼ばれる人が、知育玩具に熱中していたというエピソードを耳にする機会は少なくないです。
デジタル時代だからこそ、自分の手で組み立てる玩具の重要性が増しているのではないでしょうか。
MODUはクラウドファンディング「Kickstarter」で1119デンマーククローネ(約1万9400円)から。
「子供がスマホばかりやっている」という親の悩みは、洋の東西を問わず存在します。このMODUを使って遊べば、子供は図形的な考え方を学び取ることも可能です。その経験がやがて、優秀な開発者になるための基礎となるのかもしれません。