飲食店などの施設で活躍する業務用製氷機。製氷能力以外にも、作れる氷の種類や本体サイズなどによって多くの選択肢があります。製品ごとに特徴が異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの業務用製氷機をご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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業務用製氷機のメリットは?

業務用製氷機は、氷を効率よく大量に作れるのがメリットです。飲食店など食品を扱う現場では常に一定量の氷が必要になるため、安定供給は欠かせません。自動で給水して連続で氷を作れる機種なら、作業の手間を減らすのに役立ちます。

外部から氷を仕入れる手間や費用を削減できるのもメリット。一部の機種では節水機能や省エネ機能が備わっており、ランニングコストを抑えられます。

業務用製氷機の選び方

タイプを選ぶ

卓上型

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卓上型の業務用製氷機は比較的コンパクトで、カウンターの上など限られたスペースにも設置しやすいのが魅力です。大掛かりな設置工事が不要なモノもあり、手軽に導入したい方に向いています。

小規模な飲食店やカフェ、オフィスなど、それほど多くの氷を必要としない場所にぴったり。設置場所を選ばず、必要なときすぐに氷を使えて便利です。手軽に氷の供給環境を整えたい方は検討してみてください。

アンダーカウンター型

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アンダーカウンター型の業務用製氷機は、厨房のカウンター下などのデッドスペースを有効活用できるのが特徴です。調理スペースを圧迫することなく設置でき、限られた広さの厨房にも導入しやすいタイプ。すっきりと収められます。

作業動線上に設置すれば、必要なときにすぐに氷を取り出せて便利です。飲食店やバー、ホテルの小規模な厨房などで活躍する能力を有した機種が多く揃っています。スペースを効率的に使いたい方におすすめです。

スタックオン型

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スタックオン型の業務用製氷機は、製氷ユニットと貯氷庫を縦に積み重ねられる構造が特徴です。設置スペースを抑えつつ、大量の氷を確保したい場合に適しています。必要に応じて製氷ユニットや貯氷庫の組み合わせを変えられる柔軟性の高さが魅力です。

氷をたっぷり供給できるため、大規模な飲食店やホテル、給食施設などで重宝します。

製氷能力で選ぶ

業務用製氷機を選ぶうえで、製氷能力の確認は重要なポイントです。製氷能力とは、24時間あたりにどのくらいの氷を作れるのかを示すもので、kg単位で表されます。店舗の規模や業態に適したモノを選びましょう。居酒屋やレストラン、夏場の繁忙期に使う場合など、氷の使用量が多いと数十kg単位の能力が必要になることもあります。

1日の最大使用量を見積もり、少し余裕を持った製氷能力の機種を選ぶと安心です。使う状況をしっかりシミュレーションして、ぴったりな能力を有した業務用製氷機を選んでみてください。

貯氷量で選ぶ

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業務用製氷機を選ぶ際は、貯氷量も大切なチェック項目です。貯氷量とは製氷機が一度に貯めておける氷の量を指します。製氷能力が高くても、貯氷量が少ないと氷切れを起こす可能性があるため注意が必要です。

貯氷量は製氷能力の半分程度が一般的。しかし、使用状況によって氷の消費量は変化します。人で混雑するランチタイムやディナータイムに使うなら、貯氷量が多めの機種が適しています。

作れる氷の形状で選ぶ

チップアイス

チップアイスとは、扇形の断面を持つ特徴的な形状の氷のこと。表面積が大きく、飲み物を素早く冷やせるのがポイントです。比較的溶けやすい性質を持っています。

清涼感のある見た目が楽しめるのもチップアイスの魅力。ソフトドリンクだけでなく、食材を冷やす用途にも使えます。さまざまな使い方ができるおすすめのタイプです。

キューブアイス

キューブアイスは、立方体に近い整った形が特徴の氷です。透明度が高く、美しい見た目を楽しめます。グラスに入れたときの見映えがよいため、高級感を演出したい場合にぴったりです。

ゆっくりと溶ける傾向があり、ドリンクの味が薄まりにくいのがメリット。お酒からソフトドリンクまで、さまざまな飲み物に使用できます。汎用性の高い氷を求める方におすすめです。

フレークアイス

フレークアイスとは、薄く削ったような細かい氷のこと。軽くてやわらかい質感が特徴です。表面積が広いためモノに触れるとすぐに熱を奪い、短時間で冷却する効果が期待できます。

主に魚介類や生鮮食品の鮮度保持、ショーケースでの陳列冷却などに活用されることが多いタイプ。一部のドリンクやスムージーなどでも使われます。冷却効率を重視する方に向いている氷です。

消費電力にも注目

業務用製氷機を導入する際は、消費電力にも注目しましょう。製氷能力が高い機種ほど消費電力は大きくなる傾向があり、電気代に影響します。

消費電力を抑えたい場合は、省エネ性能に優れた機種をチェック。省エネモードなどが搭載されているか確認してみてください。また、運転時間を設定できるタイマー機能が付いていれば、無駄な電力の消費を防げます。

業務用製氷機のおすすめ

ジェーシーエム(JCM) 業務用 全自動製氷機 JCMI-55

ジェーシーエム(JCM) 業務用 全自動製氷機 JCMI-55

約55kg/24時間の製氷能力を有している業務用製氷機。29×29×32mmのキューブアイスが作れます。製氷コストを削減できる節水性能を備えているのが魅力です。

製氷工程をランプで確認できるため、運転状況をひと目で把握可能。また、洗浄モードと排水栓により、衛生的な状態を保てます。幅630×奥行525×高さ800mmの小型設計で、設置しやすいのもおすすめのポイントです。

ホシザキ(HOSHIZAKI) キューブアイスメーカー IM-25M-2

ホシザキ(HOSHIZAKI) キューブアイスメーカー IM-25M-2

アンダーカウンタータイプの業務用製氷機。1日あたり最大約24〜26kgの製氷能力を備え、安定した氷の供給が行えます。幅395×奥行450×高さ770mmの省スペース設計で、狭い厨房にも設置しやすいのが特徴です。

約28×28×32mmの角氷を作れる製品。貯氷量は約8.5〜14kgで、必要な分だけ氷をストックできます。傷が付きにくいフッ素プレコートステンレスを採用しているのも魅力です。

天板を作業スペースとして有効活用できる便利な仕様。全自動運転により、手間をかけずに製氷できます。

ホシザキ(HOSHIZAKI) キューブアイスメーカー IM-20CM-2

ホシザキ(HOSHIZAKI) キューブアイスメーカー IM-20CM-2

約20kg/24時間の高い製氷能力を持つ卓上タイプの業務用製氷機。幅450×奥行450×高さ630mmのコンパクト設計で、限られたスペースにも設置できます。約9kgの貯氷が可能です。

給水接続による全自動製氷システムにより、手間なく安定した氷の供給を実現します。フッ素プレコートステンレス仕様で、衛生的に使えるのも特徴。カフェや小規模飲食店、オフィスなど、さまざまなところで活躍します。

ホシザキ(HOSHIZAKI) 異形アイスメーカー KM-12F

ホシザキ(HOSHIZAKI) 異形アイスメーカー KM-12F

三日月形状のクレセントアイスが作れる業務用製氷機。1日約10~12kgの製氷能力を備えています。貯氷量は最大約4.5kgです。低騒音設計を採用しているため、動作音が静かな業務用製氷機を探している方にも適しています。

全自動製氷仕様で、簡単に氷が作れるのも特徴。自動制御装置により、季節ごとに製氷時間を調整しなくてもよいのが魅力です。

パナソニック(Panasonic) キューブアイス製氷機 SIM-AS2500

パナソニック(Panasonic) キューブアイス製氷機 SIM-AS2500

アンダーカウンタータイプのキューブアイス製氷機。幅395×奥行450×高さ800mmのコンパクトサイズながら、1日あたり約24~31kgの製氷が可能です。小ぶりなので、限られた厨房スペースを有効活用できます。

防塵コンデンサーの採用により、メンテナンスの負担を軽減。最大約12kgの貯氷ができ、氷の安定供給を実現するのもメリットです。また、省エネ性能が向上しているため、運用コストを抑えながら効率的な製氷を続けられます。

パナソニック(Panasonic) チップアイス製氷機 SIM-C120LB

パナソニック(Panasonic) チップアイス製氷機 SIM-C120LB

カウンター下に設置できるアンダーカウンタータイプの業務用製氷機。厨房スペースを有効活用できます。最大約120kg/24時間の製氷能力を有しているのが特徴。コンパクトながら十分な氷量を確保可能です。本製品はチップアイスが作れます。

連続製氷方式により、除氷工程の手間を軽減できるのが魅力。冷却ユニットは引き出し式で、メンテナンスが簡単に行えます。貯氷庫にトラップ機構を搭載し、悪臭の逆流を防げるのもおすすめのポイントです。

フクシマガリレイ 自動製氷機 FIC-35KTX

フクシマガリレイ 自動製氷機 FIC-35KTX

セル方式により、透明度の高いキューブアイスを作れる業務用製氷機。約17kgの氷を貯蔵できます。アンダーカウンター型なので、厨房やカウンター下に省スペースで設置可能です。

室温20℃・水温15℃の条件下で34~37kgの安定した製氷能力を発揮します。ノンフロン冷媒R1234yfを採用しており、環境負荷を抑えた作りも特徴。また、機械室パネルを外すことなくフィルターの脱着ができるため、メンテナンス作業の負担を減らせます。

背面のへこみ設計により、壁面にぴったり配置しやすいのがポイントです。給水管・排水ホースは3方向の取り回しに対応。配管しやすい構造です。

フクシマガリレイ フレークアイスアンダーカウンタータイプ FIC-A120FT

フクシマガリレイ フレークアイスアンダーカウンタータイプ FIC-A120FT

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オーガ方式により、効率よく製氷するフレークアイス製氷機。離氷工程がないため排水ロスを抑えられ、ランニングコストを削減できます。

1日あたり最大118kgの製氷能力を持ち、大量の氷が必要な場合でも安心。約24kgの貯氷が可能です。アンダーカウンタータイプのため、狭い厨房スペースにも設置できます。本体サイズは幅600×奥行600×高さ800mmです。

スコップやフィルターが付属しているのもポイント。大量の氷を作りたい飲食店や厨房におすすめの製氷機です。

大和冷機 製氷機 DRI-45LMF

大和冷機 製氷機 DRI-45LMF

カウンター下に設置できるアンダーカウンタータイプの業務用製氷機。幅630×奥行450×高さ800mmとコンパクト設計ながら、1日最大48kgの氷を作れます。約26kgの貯氷能力を有しているのも特徴です。

約25分で30個のキューブアイスを製造でき、効率的な製氷サイクルを実現します。消費電力は250〜280W。省エネ性能に優れ、長時間の運転でも電力コストを抑えられます。単相100V電源で設置しやすいのもおすすめのポイントです。

大和冷機 製氷機 DRI-230LM-SABF

大和冷機 製氷機 DRI-230LM-SABF

幅700mmのスリム設計で設置がしやすいスタックオン式の業務用製氷機。1日あたり最大220kgの製氷が行えます。

28×28×32mmの透明な立方体アイスを製造可能。1回で約140個の氷を作れます。ステンレス鋼板と亜鉛引鋼板による堅牢な外装を採用しており、耐久性に優れているのもポイント。硬質発泡ポリウレタン断熱材により省エネ効果が期待できるおすすめの製品です。