地面からの影響を軽減できるテントコット。設営の手軽さや虫の侵入を防ぎやすい点も魅力です。しかし、製品によって設営方法や耐水性、備えている機能などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テントコットのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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テントコットとは?

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テントコットとは、コットとよばれる簡易ベッドの上にテントが乗った便利なアイテムです。地面から少し浮いた構造になっているのがポイント。地面を這う虫の侵入を防いだり、地面からの冷え込みや熱気の影響を受けにくくしたりします。テントの底が直接地面に触れないので、汚れや破損の心配も少なく、雨の日でも底が濡れにくいのがメリットです。
夏の早朝や冬の寒い時期でも、地面の温度に左右されにくく快適に過ごせるため、ひとつ持っているとさまざまな場面で活躍します。
なお、コットが付属していない製品が多い点には注意が必要。製品説明などを見て事前に確認しておくようにしましょう。
テントコットのメリット・デメリット
メリット

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テントコットの大きなメリットは、地面の状態に左右されずに快適な睡眠環境を確保できる点です。地面の凹凸や石の影響をほとんど受けず、地面からの冷気や湿気も伝わりにくい仕様。雨で地面が濡れてしまっても、テントの底が汚れる心配が少ないのも魅力です。
また、設営が簡単なこともテントコットのメリットです。ペグ打ちが不要なモデルが多くあります。
デメリット

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テントコットのデメリットとしてまず挙げられるのは、収納時のかさばりやすさと重さです。車への積載や保管場所でスペースを取ることがあります。
また、製品によっては内部の天井高が低くなるモデルもある点を考慮しておきましょう。また、一般的なテントと比較して、やや価格が高めな傾向にある点には注意が必要です。
テントコットの選び方
使用人数に合わせて横幅を選ぶ

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テントコットを選ぶとき、まず考えたいのが使用人数に合わせた横幅です。テントコットは基本的に1人用か2人用の製品が主流で、大人数で使えるような大きいサイズのモノはあまり見られません。自分のキャンプスタイルに合わせて、適切なサイズを選びましょう。
1人用の場合、横幅70cm前後の製品が一般的です。ソロキャンプなど、ひとりでゆったりと使いたい方におすすめ。2人用の場合は、横幅120cmから140cm程度が目安です。
大きすぎるモノを使うと持ち運びが大変になり、小さいモノを使うと窮屈で快適さが損なわれる可能性があります。使用シーンを具体的にイメージして選んでみてください。
設営・撤収のしやすさで選ぶ

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テントコットを選ぶうえで、設営や撤収のしやすさは重要なポイントです。特にキャンプ初心者の方や、準備に時間をかけたくない方には、ワンタッチ式や自動開閉タイプの製品がおすすめ。設営に慣れていない場合でも簡単に設置しやすいのが魅力です。
部品が少ないほど組み立てや片付けが簡単。軽量でコンパクトに設計されたモデルを選ぶと、持ち運びも楽になり便利です。
耐水圧をチェック

テントコットを選ぶ際には、耐水圧のチェックも欠かせません。耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値のこと。急な雨にも対応できるように、この数値を確認しておくことが大切です。安心してキャンプを楽しむために、しっかり備えましょう。
耐水圧は、1500mmから2000mm程度あるモノがおすすめ。突然の雨でも十分に防げるスペックです。
フライシートも防水性が高いモノを選ぶと、雨天時の使用に一層耐えられます。気になる方はチェックしてみてください。
重量をチェック

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テントコットを選ぶとき、重量のチェックは非常に重要です。バイクや徒歩、登山などでキャンプを楽しむ方は、できるだけ軽量なモデルがおすすめ。一方、車でキャンプに行く場合は、多少重量があっても快適性や設営のしやすさを優先して選ぶのもひとつの方法です。
テントとコットが分離できるタイプは、一体型よりも軽量でコンパクトに収納できる傾向があります。自分の移動手段などを考慮し、重量を確認してみてください。
便利な機能をチェック

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テントコットを選ぶなら、便利な機能が付いているかもチェックしたいポイントです。例えば、多くの製品には専用の収納バッグが付属しています。設営や撤収がスムーズになり、持ち運びも便利になるのが魅力です。
また、ランタンフックが付いているモデルもおすすめです。フックに照明を吊り下げれば、テント内が明るくなり、夜間でも視認性に優れた空間を作れるのがポイント。読書をしたり、作業をしたりするのにも役立ちます。
さらに、メッシュポケットが付いている製品は、スマートフォンや小物などを手元に収納できて便利。自分が求める機能に合わせてチェックしてみてください。
テントコットのおすすめ|1人用
GOGlamping SKY EYE CT 自立式 コットテント TC
自立式設計の焚火対応TCテントコット。TC素材を採用しており、焚火を安心して楽しめます。
前後のD型ドアはアウター生地とメッシュの二層構造で、フルオープン・フルクローズを切り替えられます。コットテント・地面テント・カンガルーテントの3通りで使用でき、シーンに応じて活用方法を選択可能です。
重量は約2.25kgで、収納時は50×14×14cmのコンパクトサイズ。設営も簡単で、3WAY使用スタイルで多彩なキャンプスタイルを実現したい方におすすめです。なお、コットは付属していません。
フィールドア(FIELDOOR) ポップアップテント シェルター
開くだけで瞬時に自立するポップアップ式のテント。手持ちのコットに乗せてゴムバンドで固定するだけで、快適な空間を作り出せます。1人用サイズで設営が簡単です。
フルクローズできるため、カンガルースタイルでも活用できる製品。ペグが付いているので、地面に設置することもできます。手軽にプライベート空間を作れるモノが欲しい方におすすめのアイテムです。
カズミ(KZM) ブラックコットテントII k221t3t01
ダブルキャノピーシステムを搭載したテントコット。2層のキャノピーが直射日光や雨をしっかりと遮り、快適な日陰スペースを作り出します。
耐水圧は約2000mmで、急な雨でも安心。内部はシルバーコーティングが施されており、紫外線をカットします。夏場のソロキャンプを楽しむ方におすすめのテントコットです。なお、コットは付属しません。
Kamp-Rite オーバーサイズ テントコット
大きめサイズのテントコット。長さ229cm、幅81cmと、地上28cmの高床式設計により、虫や湿気から身を守りながら過ごせます。
グラスファイバーフレームを採用し、強度は良好。設営は一人でも素早く完了でき、初心者やひとり旅の方にも扱いやすい仕様です。
テントの素材には、耐久性の高いナイロンを採用。長年使い続けやすいおすすめのテントコットです。
Kamp-Rite アニバーサリーシリーズ オリジナル テントコット
高床式設計により岩や虫から身を守るテントコット。凹凸が目立つ地面や湿気を避けつつ、快適な睡眠環境を整えられます。フリースタンディング構造で設置場所を選びません。
パウダーコーティングが施された、頑丈な金属フレーム構造が特徴。長年愛用しやすい仕様です。また、専用収納バッグも付属しています。地面の状況に左右されず、快適に過ごしたい方におすすめのテントコットです。
タンスのゲン ENDLESS BASE オールシーズン使える 1人用 コットテント 44400057
オールシーズン対応の設計を採用した、コンパクトな1人用テントコットです。収納時は15×15×50cmまで小さくなり、持ち運びに便利。展開時は200×180×120cmです。コットは付属していません。
メッシュのインナーテントが虫の侵入を効果的に防ぎます。また、効率的に換気できるのもポイント。季節を問わずソロキャンプを楽しみたい方におすすめのテントコットです。
ThousWinds タウラスシングルテント
ダブルクロス自立構造を採用したテントコット。インナーテントがしっかりと自立します。約1.7kgの超軽量仕様で、登山やツーリングキャンプでも負担になりません。
15D/420T両面コーティングシリコンナイロンを使用し、軽さと強度を両立。一体型インナーテントボトムタイプにより、優れた防蚊・防水効果を発揮します。
なお、コットが付属していない点には注意が必要。設営が簡単で持ち運びやすいため、ソロキャンプを始めたい方におすすめのテントです。
ThousWinds スコーピオンテント
手持ちのコットの上に置いても使えるテント。フライシート約660gとインナーテント約917gを合わせても軽量。登山やトレッキングで荷物を軽くしたい方に適した設計です。
前後両開きデザインで通気性をコントロールでき、出入りも快適。インナーテント内はソロ使用には十分な空間があり、足を伸ばせます。
コンパクトサイズに収納でき、持ち運びに便利。荷物の軽量化を重視する本格的な登山やソロキャンプを楽しむ方におすすめのテントです。
DreamYS キャンプ テント 1人用

地面から28cm高の設計により湿気や冷気を遮断するテントコット。約幅80×奥行210×高さ120cmのサイズです。収納時は約幅85×奥行18×高さ83cmまでコンパクトになります。
高品質オックスフォード布を使用し、耐摩耗性と耐久性に優れているのも魅力。内部のメッシュネットが蚊などの害虫侵入を効果的に防ぎ、通気性がよいうえ快適に過ごせます。ソロキャンプを快適に楽しみたい方におすすめのテントコットです。
UNE コット ソロテント

簡単に設営できるコットテント。ポールをグロメットに差し込み、フックを引っ掛けると設置完了。手持ちのコットを下に置いて快適に使用できます。
前後に配置されたD字型ドアとメッシュ天窓が良好な通気性を確保。2層構造のドアと窓により、フルオープンからフルクローズまで自在にコントロールできます。
取っ手付き収納バッグが付属し、ソロキャンプでの携帯性に優れているのもポイント。手軽にソロキャンプを楽しみたい方にぴったりなおすすめのテントです。
テントコットのおすすめ|2人用
Kamp-Rite コンパクトダブルテントコット DCTC343
簡単に設置できる2人用テントコット。地面から約50cm浮いた高床式設計により、虫や湿気から身を守れます。サイズは216×140cmです。
耐荷重は226kgで、大人2人でも安心して使えます。簡単設営システムにより、現地での組み立てもスムーズ。パートナーとのキャンプや有人とのキャンプを快適に楽しみたい方におすすめのテントコットです。
ジアン(JIANG) テントコット W
2人での使用を想定したワイドサイズ設計のダブルテントコット。4面メッシュ構造で優れた通気性を確保し、暑い夏でも蒸れにくく快適です。折り畳み式で設営は数分で完了すると謳っています。
収納時はコンパクトになり、車への積み込みもスムーズ。耐水圧2000mmの防水性能で急な雨にも対応でき、安心して野外活動を楽しめます。また、ラウンジチェアとしても使えるおすすめモデルです。
Tangkula 5イン1 テントコット

テント・コット・エアマットレス・寝袋・ピローがセットになった製品。キャンプで便利なアイテムがセットになっており、別々に購入する手間が省けます。初心者にもおすすめです。
防水性に優れた外部カバーを備え、雨天時でも安心して使用できます。車輪付きキャリーバッグでの持ち運びも楽々です。
テントは折りたたみ可能。使わないときはコンパクトに収納できます。
テントコットは、ソロキャンプに適したコンパクトなモノから、複数人で使えるモノまでさまざまです。耐水圧や素材、収納サイズも考慮して選ぶことが重要。自分のキャンプスタイルや目的に合わせて、じっくり比較検討しましょう。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。