スモークチーズなどに代表される燻製料理。その名の通り、ウッドチップの煙で食材を燻して香ばしさや旨味を堪能する調理方法なので、「キャンプならではの醍醐味」と言えます。

アウトドア初心者にはなかなかハードルの高い作業に思われがちですが、近年は便利な専用アイテムがあり、比較的簡単に作ることができます。そこで、今回はおすすめの人気燻製器をご紹介。「燻製に興味はあるが、なんとなく面倒くさそう」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

燻製器の選び方

燻製器は、使用されている素材によってそれぞれ特長が異なります。主なものは陶器、鉄、ステンレス、アルミです。それぞれの違いを比較してみましょう。

陶器製燻製器

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陶器製は保温性に優れ、遠赤外線効果で食材がふっくらと仕上がります。また、サイズやデザインが豊富なのも魅力。ただし、重くて割れやすいので、アウトドアよりも家庭での燻製作りに向いています。

鉄製燻製器

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熱伝導率に優れ、強い火力でも使用できます。陶器製と同じく、デザインが豊富なのもポイント。耐久性に優れているので、ちょっとくらいの衝撃ならば問題ありません。オートキャンプにおすすめです。

ステンレス製・アルミ製燻製器

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錆びに強くて軽いのが特長です。使用後のメンテナンスも容易。燻製は好きだけどお手入れは苦手という方におすすめです。折りたたみ式、組み立て式ならコンパクトに収納できて持ち運びにも便利。アウトドアはもちろん、家庭用としても使えます。

家庭でも燻製って作れるの?

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ここ数年の燻製ブームで、家庭でスモーク料理に挑戦する方が増えています。本格的に作る場合、下ごしらえ・乾燥・燻製・熟成などの工程があるので完成までに時間がかかりますが、インスタントなものならばコンロを使って数十分で作ることが可能。手順さえ覚えれば、誰でも簡単に作ることができます。

ただし、燻製づくりで気になるのが「煙」。密閉度の高い燻製器を使えば、フタを開けるとき以外は煙をあまり出さずに調理できます。換気扇の下でも十分に燻製が可能です。

また、庭やベランダなどで燻製をする際、ご近所の洗濯物や干してある布団などに匂いがうつることがあります。風向きを考慮したり、夕方以降に調理するなどの注意が必要です。

燻製器のおすすめメーカー

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燻製器に力を入れているアウトドアブランド・ソト(SOTO)。組み立て式でアウトドアに最適な「たくみ香房」、キッチンでスモーク料理が楽しめる「スモークポット」「キッチン香房」、さらに、段ボール製の燻製器「おつまみ香房」など、ラインナップが豊富です。

また、有名アウトドアブランド・キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)もおすすめ。円筒型のスモーカー「ブラン」「フェルト」、ステンレス製の角形「デリカ」、折りたたみ式の「アドバンス」、さらに、段ボール製の簡易燻製器「ログハウス スモーカー」など、価格もリーズナブルなモデルが揃っています。エントリーモデルとしてもおすすめです。

燻製器のおすすめ

ソト(SOTO) たくみ香房 ST-129

ソトの組み立て式燻製器「たくみ香房」。板をスライドさせるだけで簡単に組み立てられます。ネジなどのパーツは一切なし。工具は不要です。収納時はコンパクトになるので持ち運びに便利。使用後は板をはずして一枚ずつ洗えます。初心者からベテランまで満足できるおすすめの燻製器です。

ソト(SOTO) いぶし処 おかもち香房 ST-123

出前などで用いられる「おかもち」型の燻製器です。持ち運びが簡単なのはもちろん、前面がフルオープンになるので、食材の出し入れが簡単。大容量であらゆる食材に対応できます。

3段式の燻煙網を採用しているため、魚を吊るして熱燻したり、チーズやソーセージを温燻したり、大小さまざまな食品を燻製可能。本格的な燻製づくりに挑戦したい方におすすめです。

ソト(SOTO) スモークポットIH ST-128

自宅で燻製が楽しめる耐熱陶器製の鍋型燻製器です。鍋底に銀のペーストを焼き付けているので、IH電磁調理器にも対応。密閉性が高いので、煙が少なく室内でもスモーク可能。陶器ならではの保温性の高さも魅力です。短時間でスモークできます。家庭でお手軽に燻製料理が楽しめるおすすめの燻製器です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フェルトスモーカーセット円筒型 M-6546

キャンプテンスタッグの円筒形の燻製器。網置きのほか、専用のバーに肉や魚を吊り下げてスモークすることも可能です。料理のバリエーションがグッと広がります。シングルコンロにピッタリのサイズで、家庭でも気軽に燻製を楽しめます。少人数のキャンプはもちろん、ファミリーでのエントリーモデルとしてもおすすめの燻製器です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アドバンス折りたたみスモーカー M-6547

折りたたみ式の燻製器です。組み立ては簡単。コンパクトに収納できるので、アウトドア用にピッタリです。吊り下げバーが付いており、ソーセージや魚も丸ごとスモーク可能。前面がフルオープンになるので素材の出し入れが楽々です。初心者でも簡単に本格スモークが楽しめるおすすめの燻製器です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ログハウス スモーカー・ブロックセット UG-1052

リーズナブルな段ボール製の燻製器です。軽くて持ち運びに便利なのが特長。組み立ても簡単です。網と吊り下げフックが付属しているので、購入後にすぐ本格的なスモークが楽しめます。のぞき窓から仕上がりが確認できるのもポイント。お試しで燻製にチャレンジしたいという方におすすめの燻製器です。

コールマン(Coleman) キャンピングオープンスモーカー

人気ブランド「コールマン」のオーブンスモーカー。前面に温度計が付いているので庫内の温度がひと目でわかります。燻製する際の温度管理に便利です。また、通常のオーブンとして、ピザ・パン・ローストチキンなども作れます。収納時には、折りたたんでコンパクトになるので、持ち運びも楽々。アウトドアで大活躍してくれるオーブンスモーカーです。

コールマン(Coleman) ステンレススモーカー2

コールマンで人気の円筒型燻製器。素材には頑丈なステンレスを採用。中は2段になっているので、一度に十分な量の燻製料理を作れます。温度計付きなので温度管理も容易です。フタ裏にフックを装着できるので、肉や魚を吊り下げてスモークできるのもポイント。

本体の下部には、スモークウッドの追加や取り出しがしやすい小窓付き。長時間の燻製にも対応できます。本格スモーク料理に挑戦したいという方におすすめの燻製器です。

コールマン(Coleman) パーティーボールグリル

燻製だけではなく、バーベキューもできる球形のグリル。フタつきなので蒸し焼きにも対応できます。素材にはスチールを使用しているため、耐久性も良好です。脚は折りたためるので、コンパクトに収納できるのも魅力。デザインもかわいいのでファミリーキャンプで大活躍。1台でさまざまな調理に対応できるお得なグリルです。

ロゴス(LOGOS) LOGOSの森林 スモークポット

ロゴスの鋳鉄製のスモークポット。熱くなった蓋を開けるのに便利なリッドリフター付き。ダッチオーブンとしても使えるので、アウトドア料理のバリエーションが増えます。

鉄製品は、購入後に錆止めを落としてから油を塗る「シーズニング」という工程が必要なのですが、本製品はシーズニングレスなので、その必要がありません。すぐ使用できるので初めての方にもおすすめです。

ロゴス(LOGOS) LOGOSの森林 スモークタワー

ロゴスの円筒形スモーカー。取っ手が付いていて持ち運びに便利です。本体が180度開くので大きな食材も出し入れが簡単。網は3枚、取り付け位置は4段階あり、十分な量の食材を一度にスモークできます。S字フックが3本付いているので、肉や魚を吊るすことも可能です。

スモークケースは引き出し式を採用。スモークチップやウッドの追加・取り出しもスムーズにできます。簡単に分解できるため、使用後の手入れも楽々。本格燻製料理に挑戦したいという方におすすめの燻製器です。

ユニフレーム(UNIFLAME) フォールディングスモーカー FS-400

「ユニフレーム」の折りたたみ式スモーカー。軽くて丈夫なステンレス製で、網3段分の様々な食材を一度にスモークできます。フックも付いているので肉の塊や魚を丸ごと吊り下げることも可能。汁受け皿やスモークチップ皿もついているので便利です。

コンパクトに収納してアウトドアに持ち運べます。使った後は丸洗いできるので、お手入れも簡単。長く付き合えるおすすめの燻製器です。

アペルカ(APELUCA) TABLETOP SMOKER

テーブルの上で燻製調理できるスモーカー。フタにあいた穴はウッド部分のノブを回すことで開閉でき、燻煙量の調節ができます。円すい形のデザインで高さがあるので、大きめの食材もそのまま入れられるのが魅力。メッシュ皿とチップ皿が付いており、好みのスモークチップさえあれば、自宅ですぐに燻製調理を始められます。はじめて燻製をする方にもおすすめの燻製器です。

サーモス(THERMOS) イージースモーカー RPD-13

魔法瓶で知られる「サーモス」の燻製器。保温性の高い真空断熱構造の超耐熱セラミックス鍋が温度をキープ。室内でも簡単に燻製料理が作れます。従来の燻製器に比べて、格段に短時間で燻製ができ、煙の量も少ないので、家庭でも安心してスモーク可能です。

スモークチップとレシピ本、焼きいも用の焼き石まで付属しているのも魅力。届いたらすぐに燻製料理にチャレンジできます。

燻製器って自作で作れるの?

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燻製器は自分でも比較的簡単に作れます。たとえば、一斗缶(18リットル缶)を使った燻製器が有名です。電動ドリルで通気口の穴をあけて、ネジのボルトで網置きを設置すれば完成です。

ただし、一斗缶の燻製器は上級者向けです。温度調整窓や温度計用といった便利機能がないので、初心者だと燻製に失敗してしまう可能性があります。また、一斗缶はサビやすいのもデメリットです。慣れるまでは高機能な市販の燻製器をおすすめします。