植物の人工造形美を楽しむ。
生きた植物の幹などを、さまざまなカタチのアートのように仕上げるテクニックである「arborsculpture」(生きた木の幹での彫刻のようなもの)。一般的には難しい技術で、メンテナンスも大変だとされてきました。
ところがこのたび、だれでも簡単に造れてしまうキットが誕生したというのです。さっそく植物の人工造形美を楽しめる「treevo」をご紹介しましょう!
誰でも簡単!
treevoとは前述のとおり、専門的な知識や技術がなくても、だれでも簡単に生きた木の彫刻を造ってしまうことができるスペシャルなキット。セットアップをしたら待つだけのシンプルさがイイのです!
セットアップを楽しもう!
ではセットアップ方法をご説明。キット一式に同梱されている植物の苗を、treevoの輪に沿って置いてみます。詳述はされていませんが、おもに根の部分が収まるように、そして下からは根の先を露出させたらOKです。
次に植物を入れたtreevoを同梱の鉢に入れつつ土で埋めていきます。そして最後に輪の上方に出ている2本の幹の部分を紐で軽く結びます。あとは家族みんなで楽しみに観察しながら待ちましょう!
3か月でカタチに
辛抱強く待つこと3か月。いよいよtreevoの輪を外してみるときがやってきます。ドキドキしながら中を見てみると、キレイにしっかりとした幹でなる輪の形状ができ上がっています。
時の経過とともに輪の部分の太さもサイズアップし、たくましさを増していくtreevoによる観葉植物アートは、家庭はもちろんのこと、オフィスでも大活躍まちがいなし!
集まる資金により現在公開されている丸形やしずく型に加えて、他の形状も検討するとされているtreevoはKickstarterで89ドル(約9680円)です!
人間の手が加えられていない自然美もあれば、人工物の持つ独特の美しさも存在します。その両者を巧みにミックスしたのが”生きた木の彫刻”なのかもしれません。店で売られているような、幹の部分が複雑に編み込まれているテクニックはなくとも、手始めに観葉植物アートを手軽に始められるきっかけを与えてくれる貴重なアイテムですね。