鍵穴に鍵が差しにくい・回りにくいと感じるときに役立つ、鍵穴潤滑剤。鍵がスムーズに動くようサポートする便利なアイテムです。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、鍵穴潤滑剤のおすすめ製品をご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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鍵穴潤滑剤とは?

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鍵穴潤滑剤は、鍵の抜き差しや回転をスムーズにするための専用製品。鍵穴内部の精密な構造に適した成分で作られており、適切な潤滑効果を与えるのが特徴です。潤滑効果に加え、ホコリの付着を防ぐアイテムも展開。日常的に使用する鍵をメンテナンスして、長持ちさせるために役立ちます。

鍵穴潤滑剤には主に粉末タイプと液体タイプがあります。粉末タイプはホコリが付きにくいのが特徴。液体タイプは浸透性に優れたモノが多く、防錆効果が高いモノもあります。

専用ノズル付きの製品を選ぶと、鍵穴の奥まで潤滑剤を行き渡らせやすくできて便利です。

鍵穴潤滑剤の必要性

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鍵穴潤滑剤は、精密な構造を持つ鍵穴のメンテナンスに欠かせないアイテムです。鍵穴内部は湿気や粉塵の影響を受けやすく、放置すると鍵の抜き差しに支障をきたします。一般的な潤滑剤は鍵穴に適さないため、専用の潤滑剤を使用することで鍵の動きをスムーズにし、シリンダー部分の摩耗を防ぐことが可能です。

定期的なメンテナンスにより、鍵穴内部のゴミやホコリを除去し、鍵の挿入がスムーズになるだけでなく、シリンダーの寿命も延ばせます。また、鍵穴潤滑剤には防錆効果があるモノも多く、雨の多い季節や湿気の多い場所でも錠前の性能を維持できて安心です。特に動きに違和感を感じたときは、早めの手入れがトラブル防止につながります。

鍵穴潤滑剤の選び方

鍵穴専用タイプか汎用品かどうか

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鍵穴潤滑剤には、鍵穴専用タイプと汎用タイプがあります。専用タイプは鍵穴の精密な構造や材質に合わせて開発されており、適切な成分で鍵の動きをスムーズにすることが可能。一方、汎用タイプは多目的な潤滑剤で、鍵穴以外にも使用できますが、専用品と比べると持続性に欠けることがあります。

日常的に使用する玄関や重要な場所の鍵には、専用タイプを選びましょう。鍵メーカーの純正品は、自社製品との相性が確認されているため安心です。

汎用タイプは手軽に入手できるメリットがあり、緊急時や臨時の対応におすすめです。なお、汎用品を使用する場合は、鍵穴に適した製品かどうかパッケージの用途を必ず確認しましょう。

液体かパウダーか潤滑方法をチェック

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鍵穴潤滑剤には、液体タイプとパウダータイプの2種類があります。液体タイプは浸透性に優れ、鍵穴内部まで潤滑します。速乾性が高いモノや防錆効果のあるモノも展開。錆びやすい環境や屋外の鍵に適しています。しかし、使用しすぎるとベタつきの原因となり、ホコリを吸着しやすいデメリットがあります。

パウダータイプは微粉末状の潤滑剤で、ホコリ・汚れを巻き込みにくいのが特徴です。乾いた状態で潤滑効果を発揮します。耐久性が高い製品もあり、頻繁なメンテナンスが難しい鍵におすすめ。使用環境や鍵の使用頻度に合わせて、適した潤滑方法を選びましょう。

内容量をチェック

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鍵穴潤滑剤の内容量は製品によって異なり、一般的に10ml〜20mlの小型ボトルから、100ml以上の大容量タイプまでラインナップされています。小型ボトルは携帯しやすく、鍵穴1箇所に数滴程度使用するため、家庭での使用には十分な容量といわれています。

内容量を選ぶ際は、メンテナンスする鍵の数や頻度を考慮しましょう。一般家庭では小型ボトルで十分ですが、オフィスやマンションの管理人など多数の鍵を管理する場合は、大容量タイプが経済的です。

また、専用ノズル付きの製品は鍵穴に直接噴射でき、無駄なく使用しやすいのがメリット。使用後は密閉して保管し、品質を保ちましょう。

メーカー純正品の鍵穴潤滑剤も

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美和ロックなどのメーカー純正品の鍵穴潤滑剤は、メーカーの鍵穴構造や材質に合わせて開発されているのが一般的。自社製品との相性が保証されているのも魅力です。

特に高級錠や重要な場所の鍵には、信頼性の高いメーカー純正品を使用することで安心感が得られます。

代表的な純正品には、白い微粉末状で効果が長続きするモノや、クリーナー機能を備えたモノも展開されています。使用している錠前のメーカーが分かる方は、同じメーカーの潤滑剤を選ぶのもひとつの方法です。

鍵穴潤滑剤のおすすめ

美和ロック(MIWA) 鍵穴用潤滑剤12ml TR3069S

美和ロック(MIWA) 鍵穴用潤滑剤12ml TR3069S

鍵穴のスムーズな動きを長期間維持する、専用の鍵穴潤滑剤。鍵メーカーの美和ロックから展開されている信頼性の高いアイテムです。狭い鍵穴に確実に潤滑成分を届けやすいストロー付き設計。高い電気的絶縁性を持ち、電気錠にも安心して使用できます。

コンパクトな12mlサイズで扱いやすく、回りにくくなった鍵穴に吹きかけるだけで動きがよみがえります。日常的なメンテナンスから緊急時の鍵トラブル対策まで、鍵の寿命を延ばしたい家庭やオフィスにおすすめです。

エーゼット(AZ) 鍵穴専用潤滑剤 キーメイト スプレー 15ml 鍵穴潤滑剤 937

エーゼット(AZ) 鍵穴専用潤滑剤 キーメイト スプレー 15ml 鍵穴潤滑剤 937

鍵の動きを滑らかにする、白色固体の鍵穴潤滑剤。ベタつきのないボロンナイトライド(窒化ホウ素)が主成分で、油分を嫌う鍵穴にぴったりです。引っかかりや回りにくさのある鍵をサポートします。

速乾性に優れているのもポイント。手早く使えて、シリンダー内のピンの動きをスムーズにします。

自宅の玄関、自転車、南京錠などさまざまな鍵に対応。少量の噴射で効果が持続します。鍵の寿命を延ばしたい方や、定期的なメンテナンスを行いたい方におすすめです。

建築の友 鍵穴専用パウダースプレー 潤滑 鍵穴のクスリII 17ml KK-02

建築の友 鍵穴専用パウダースプレー 潤滑 鍵穴のクスリII 17ml KK-02

パウダータイプの鍵穴潤滑剤。揮発性洗浄液が鍵穴の油汚れを洗い流した後、白いボロン粉末だけが残ることで、ドライな潤滑層を形成します。シリコンや油、黒鉛を含まないため、ベタつきにくいのが特徴。手や鍵を汚しにくく、ホコリも寄せ付けにくい清潔設計が魅力です。

洗浄と潤滑の2つの効果で鍵の動きをスムーズに改善。玄関ドアはもちろん、自動車の鍵穴や南京錠、自転車のダイヤル式錠まで幅広く対応します。鍵の作動不良に悩まされている方や、鍵穴のメンテナンスを定期的に行いたい方におすすめです。

呉工業(KURE) ドライファストルブ 300ml 速乾性潤滑スプレー 1039

呉工業(KURE) ドライファストルブ 300ml 速乾性潤滑スプレー 1039

鍵穴メンテナンスにも活用できる潤滑剤。300mlの大容量スプレーボトルで、家庭内のさまざまな金属パーツに対応します。速乾性に優れているのもメリット。手軽に鍵穴のスムーズな動きを回復させられます。

鍵穴内部の金属を保護しながら潤滑するのもポイント。玄関ドアだけでなく、金庫・自転車・工具など金属同士が擦れるさまざまな場所に使用可能です。プロ仕様の高い潤滑性能を求める方や、1本で複数の金属パーツをメンテナンスしたい方におすすめです。

ワコーズ RP-L ラスぺネ 無臭性浸透潤滑剤 A120 420ml A120

ワコーズ RP-L ラスぺネ 無臭性浸透潤滑剤 A120 420ml A120

無臭タイプで室内でも使いやすい、高機能な鍵穴潤滑剤。フッ素樹脂配合で強力な浸透力と防錆性を兼ね備え、鍵穴内部の動きを滑らかにします。嫌な臭いを発しないと謳っており、住宅の玄関ドアやキャビネットなど、室内の鍵にも使いやすい仕様です。

LPGガスを噴射剤に使用した霧状タイプで、広い面積へ均一に塗布可能。家庭内の金属部品のメンテナンスに幅広く活用したい方はチェックしてみてください。

アイアイ(AIAI) 鍵用 カギ穴用潤滑剤 シリンダースプレー AS-01

アイアイ(AIAI) 鍵用 カギ穴用潤滑剤 シリンダースプレー AS-01

高精度シリンダーに特化したノンオイルタイプの鍵穴専用潤滑剤。ディンプルキーなど複雑な形状の鍵に対応し、自己潤滑性に優れた窒化ホウ素(ボロン)が隅々まで浸透します。

油分を含まないため鍵や手が汚れにくいのもメリット。粉体が鍵穴内で薄膜を形成し、滑りを改善する仕組みです。

一度の使用で効果が持続するため、定期的なメンテナンスの手間が省けます。本製品は玄関ドア・自動車・南京錠・自転車のダイヤル式ロックまで幅広く対応。家庭内のさまざまな鍵を1本でケアしたい方におすすめです。

三共コーポレーション GA キースムーズ(パウダー潤滑剤) 90ml 930

三共コーポレーション GA キースムーズ(パウダー潤滑剤) 90ml 930

油分を含まない粉末状の鍵穴専用潤滑剤。高純度窒化ホウ素粉末をベースにしているのが特徴です。鍵穴内部に粉体が入り込み、金属同士の摩擦を軽減します。

揮発性洗浄成分が、既存の油分や汚れを洗い流しながら潤滑効果を発揮。門扉や玄関、自転車、シャッターなど幅広い鍵に使用できます。耐蝕性・耐摩耗性も兼ね備えているため、鍵穴を長持ちさせます。油による汚れを嫌う場所のメンテナンスをしたい方におすすめです。

鍵穴潤滑剤を使う際の注意点

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鍵穴をメンテナンスする際は、必ず専用の潤滑剤を選びましょう。一般的な潤滑油やシリコンスプレーを使用すると、ホコリ・異物と混ざった場合に鍵穴内部で粘着し、故障の原因になります。鍵穴専用の潤滑剤は、鍵の構造に適した成分で作られているので安心です。

また、潤滑剤は適量使用するのがポイント。過剰に吹きかけるとシミができる恐れがあります。さらに、鍵穴や鍵が濡れている状態や、砂などの異物が入っているときは使用を避けましょう。

鍵の動きに異常を感じたら自己判断せず、専門業者に相談してみてください。