カットするなどの下ごしらえも必要なく、取り出すだけでそのまま使える「冷凍ブロッコリー」。ブロッコリーは、茎の部分はシャキシャキとした食感で、房の部分は歯ごたえがあり、料理に彩りを添える濃い緑色が特徴です。
そこで今回は、自然解凍が可能なモノや国産のブロッコリーを使ったモノなど、おすすめの冷凍ブロッコリーをご紹介。アレンジレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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冷凍ブロッコリーの選び方
産地をチェック
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ブロッコリーは冷涼な気候で栽培されることが多い野菜です。冷凍ブロッコリーとしては、中国産やエクアドル産のモノが多く流通。エクアドルは、赤道直下で太陽の光を豊富に受ける反面、高地が多く冷涼な気候なのでブロッコリーの栽培に向いています。
日本でもブロッコリーの栽培はさかんに行われており、国産の素材を使った冷凍ブロッコリーもおすすめ。北海道産ブロッコリーだけでなく、九州産のブロッコリーを使った商品もあります。ぜひ、食べ比べてみてください。
解凍方法をチェック
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冷凍ブロッコリーは、加熱調理が必要なモノと解凍するだけでそのまま使えるモノがあります。加熱調理が必要なモノはあらかじめ加熱処理が施されていないため、ボイルや電子レンジなどで加熱してから食べるようにしてみてください。
解凍するだけでそのまま使えるモノは、流水で解凍するだけでそのままサラダや料理の付け合わせなどに使えます。また、自然解凍が可能な商品も便利。凍ったままのモノを弁当箱に詰めるだけで、お弁当のおかずに彩りを添えられます。
ブロッコリーの大きさをチェック
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ブロッコリーはひとつの大きな野菜に見えますが、小さな房がいくつも集まって構成されています。普段食べているブロッコリーは、小さな房を一つひとつ切った割いたりしたモノ。冷凍ブロッコリーも、あらかじめ食べやすい大きさにカットされています。
サラダや料理のトッピングに使うなら、通常よりも小さくカットされた冷凍ブロッコリーが便利。パスタやスープ、グラタンなど加熱調理して使うなら、食べごたえのある大きめカットの商品がおすすめです。
内容量をチェック
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By: oukoku-f.com
冷凍ブロッコリーは内容量もさまざま。あまり使用頻度が多くない方や、特別なシーンでの使用など1回で使い切りたい方は、小容量の商品を選んでみてください。
頻繁に使いたい方や、パーティーなどで大量に使いたい方は、大容量の商品が適しています。チャック付きの袋を採用した商品なら、使い切れなかった場合も保存がしやすく便利です。
健康に気を付けているなら無添加タイプを
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冷凍ブロッコリーは、収穫したブロッコリーを加熱処理してパッケージにしただけのシンプルな商品。外国産のブロッコリーを使った商品の場合、ブロッコリー自体に発色剤・着色料・保存料などの添加物が使用されていることがあります。
健康に気を使っているなど添加物が気になる方は、無添加と記載された冷凍ブロッコリーがおすすめ。また、輸入野菜の残留農薬が気になるなら、国産ブロッコリーを使ったモノを選んでみてください。
冷凍ブロッコリーのおすすめ
ニチレイフーズ そのまま使える 高原育ちのブロッコリー ボリュームパック
さまざまな解凍方法で使える冷凍ブロッコリーです。下茹で済みで、食べやすい大きさにカットされている商品。ボイル調理・レンジ調理のほか、流水で解凍してそのまま使えます。また、自然解凍も可能なので、お弁当のおかずにするのにも便利です。
エクアドルにある標高3000mの高原で、太陽の光をふんだんに受けて育ったブロッコリーを使用。鮮やかな緑色で、シチューやパスタなどに彩りを加えるのにも重宝します。
内容量は生鮮のブロッコリー2株ぶんに相当する400g。保存に便利なチャック付きの袋に入っています。冷凍ブロッコリーをさまざまな用途で活用したい方におすすめです。
マルハニチロ ブロッコリー
自然解凍で使える冷凍ブロッコリーです。食べやすい大きさにカットされており、冷凍されたままお弁当に詰められる便利な商品。そのほか、ボイルや電子レンジなどで解凍しても美味しく食べられます。
アンデスの高原で育てられたエクアドル産のブロッコリーを急速凍結。サラダ・スープ・パスタなどに適しています。内容量は生鮮のブロッコリー2株ぶんに相当する400g。冷凍ブロッコリーを手間なく使いたい方におすすめです。
ニッスイ ブロッコリー
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さまざまな調理方法に対応した加熱済みの冷凍ブロッコリーです。ボイルや電子レンジによる解凍のほか、流水で解凍してそのまま使える商品。また、自然解凍も可能なので、お弁当のおかずに彩りを添えるのにも使えます。
エクアドルの高地で栽培されたブロッコリーを使用。標高3000mで寒暖差の大きい土地で育てられた、濃い緑色で甘みが強いブロッコリーです。解凍後のドリップが少ないのも特徴。食感がよく、グラタンやアヒージョなどにも向いています。内容量は500g。冷凍ブロッコリーを頻繁に使いたい方におすすめです。
ハインツ日本 オレアイダ ブロッコリー
加熱調理に適した冷凍ブロッコリーです。鍋でボイルしたり、フライパンで炒めたりするほか、電子レンジによる調理も可能。耐熱皿に本商品を移したら、水をふりかけてラップをしたうえで加熱してみてください。
アンデスの高地で栽培されたエクアドル産のブロッコリーを使用しています。食べやすい大きさにカットして加熱せずに急速冷凍。採れたての新鮮な味わいで、小腹がすいたときやお酒のつまみにも適しています。内容量は200g。冷凍ブロッコリーをあたためて食べたい方におすすめです。
日本アクセス Delcy 高原で採れた ブロッコリー
自然解凍で食べられる冷凍ブロッコリーです。電子レンジによる解凍や流水による解凍だけでなく、自然解凍も可能。サラダやパスタなどに適しているほか、冷凍のまま弁当箱に詰めるだけで、手軽に彩り豊かなお弁当ができ上がります。
南米アンデス地方、標高3000mの高原で栽培されたエクアドル産のブロッコリーを使用。日差しの強い赤道直下で育てられたブロッコリーは花蕾が引き締まり、鮮やかな緑色になります。内容量は230gで、賞味期限は24ヵ月。保存に便利なチャック付きの袋を採用しています。自然解凍で手間をかけずに冷凍ブロッコリーを使いたい方におすすめです。
前田家 国産 九州産 ブロッコリー
国産の素材を使った無添加の冷凍ブロッコリーです。九州で育てられたブロッコリーを新鮮なまま急速冷凍。また、衛生管理を徹底した環境で、温度95℃で1分ほど加熱するブランチング処理も施されています。
マヨネーズを付けてそのまま食べるほか、サラダや和え物、ソテーの付け合わせ、加熱してガーリック炒めなどにも便利です。内容量は550g。国産の冷凍ブロッコリーを使いたい方におすすめです。
ホクレン 北海道産ブロッコリー
国産の素材を使った冷凍ブロッコリーです。北海道産のブロッコリーを使用。食べやすい大きさにカットして、凍結させています。加熱はされていないので、ボイル調理や電子レンジ調理で加熱して食べてみてください。
料理の付け合わせや弁当のおかずなどに適した商品。必要なぶんだけ出してそのまま加熱して使えます。賞味期限は冷凍保存で製造日より547日。北海道産の冷凍ブロッコリーを選びたい方におすすめです。
餃子の王国 ブロッコリー冷凍
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下ごしらえをせずに使えるカット済みの冷凍ブロッコリーです。エクアドルまたはメキシコ産のブロッコリーを使用。標高が高く朝晩の寒暖差が大きい高原で育てられており、ブロッコリー本来の甘みを堪能できます。加熱調理が必要なので、パスタ・グラタン・アヒージョなどに便利です。
収穫したばかりの新鮮なブロッコリーを、食べやすい大きさにカットして急速冷凍。バラ凍結されているため 、必要なぶんだけ出して使いやすくなっています。保存に便利なチャック付きで内容量は500g、賞味期限は冷凍保存で約2年。使い勝手のよい冷凍ブロッコリーが欲しい方におすすめです。
ユニフーズ 自然解凍OK ミニミニブロッコリー
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By: unifoods.co.jp
小さめにカットされた冷凍ブロッコリーです。サラダのトッピングなどに使いやすい、2~3cmほどの大きさにカット。サラダだけでなく、和え物・スープ・パスタなどさまざまな料理に使えます。
中国産のブロッコリーを使用。自然解凍に対応しており、冷凍したまま弁当箱に詰めるだけで、お弁当のおかずに彩りを添えられます。内容量は500g。小さいサイズの冷凍ブロッコリーを使いたい方におすすめです。
冷凍ブロッコリーを使ったおすすめレシピ
冷凍ブロッコリーのペペロンチーノ
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冷凍ブロッコリーを使った、スパゲッティペペロンチーノのアレンジレシピです。材料はブロッコリー・スパゲッティ・にんにく・鷹の爪・オリーブオイル・塩・コショウ。冷凍ブロッコリーはあらかじめ解凍しておきます。
にんにくは薄切り、鷹の爪は種を取り除いて輪切りにカット。フライパンにオリーブオイルを敷いてにんにくと鷹の爪を弱火で炒めます。にんにくが香ってきたら、解凍したブロッコリーを投入してみてください。
鍋に湯を沸かし、塩を加えてスパゲッティを茹でます。少し早めに取り出してザルに上げ、茹で汁を大さじ2~3杯ほど採取。フライパンにスパゲッティと茹で汁を加え、フライパンを返しながら混ぜ合わせたら、塩とコショウで味を調えてでき上がりです。
肉巻き冷凍ブロッコリー
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冷凍ブロッコリーを使った、肉巻きのアレンジレシピです。材料はブロッコリー・豚バラ薄切り肉・小麦粉・サラダ油・醤油。ブロッコリーはカットせずにそのまま使うと、満足感のある食べごたえが出ます。
冷凍ブロッコリーを解凍せず、そのまま豚バラ薄切り肉を巻き付け、小麦粉でコーティング。フライパンにサラダ油を入れて中火で加熱します。適温になったら肉を巻いたブロッコリーを投入し、ふたをして3分ほど熱してみてください。
豚肉に焼き色が付くまで加熱したら、転がしながら3~4分ほど焼いて豚肉に火を通します。醤油を回し入れ、肉巻き全体に絡めればでき上がりです。
冷凍ブロッコリーのクリームシチュー
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冷凍ブロッコリーを使った、クリームシチューのアレンジレシピです。材料はブロッコリー・鶏むね肉・じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・水・牛乳・生クリーム・バター・薄力粉・コンソメ・塩・コショウ。鶏むね肉をひと口大にカットし、塩・コショウをまぶしたら鍋にバターを溶かして鶏肉の色が変わるまで焼きます。
皮をむいてひと口大にカットしたじゃがいも・にんじん、くし形切りにした玉ねぎをフライパンに投入。薄力粉をふるい入れて、粉っぽさがなくなるまで炒め混ぜます。具材がつかるくらいまで水・牛乳・コンソメを加えてみてください。
全体が均一になるようかき混ぜたらふたをして、ときどきかき混ぜつつ弱中火で15分ほど加熱します。生クリームとブロッコリーを投入。塩・コショウで味を調え、ブロッコリーがあたたまったら火を止めてでき上がりです。
冷凍ブロッコリーの美味しい解凍方法
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冷凍ブロッコリーはさまざまな方法で解凍できます。自然解凍する場合や電子レンジで解凍する場合は、キッチンペーパーで包んでみてください。房の部分に水気を残さず、食感よく解凍できます。流水で解凍する場合は、熱湯を使うと房までやわらかい食感に。ボイルで解凍した場合も同様です。
少し手間がかかりますが、フライパンを使って蒸し焼きにするのもおすすめ。フライパンに凍ったままの冷凍ブロッコリーと水を入れ、ふたをして水の量を調節しつつ、中火で2~3分蒸し焼きにします。ふたを取ったら、水分がなくなるまでさらに加熱。シャキシャキとした食感で房までやわらかく仕上がります。
ひと口に冷凍ブロッコリーといっても、加熱調理が必要なモノと自然解凍でそのまま食べられるモノがあります。加熱調理が必要なモノは、あたたかい料理に使うのがおすすめ。自然解凍が可能なモノはサラダに彩りを添えたり、お弁当の時短調理などに便利です。ぜひ、自分に合った冷凍ブロッコリーを選んでみてください。