「鉛筆シャープ スタンダードモデル」は、文房具やオフィス家具を取り扱う国内メーカー「コクヨ」から発売されているシャーペン。三角軸の持ちやすいボディを採用しており、製品名のとおり鉛筆のような筆記感でさらさらと書けるのが特徴です。
今回は「鉛筆シャープ スタンダードモデル」の0.9mmを購入し、実際の使用感をSAKIDORI編集部がレビューしていきます。買おうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 製品情報
- 鉛筆シャープ スタンダードモデルとは?
- 鉛筆シャープ スタンダードモデルの口コミ・評判は?
- 鉛筆シャープ スタンダードモデルを使ってみてわかったメリット・デメリット
- 鉛筆シャープ スタンダードモデルの総評
製品情報
コクヨ(KOKUYO) 鉛筆シャープ PS-P100DB-1P
鉛筆シャープ スタンダードモデルとは?
鉛筆シャープ スタンダードモデルの特徴
太芯を採用しており、鉛筆に近い書き味を得られるのが最大の特徴。鉛筆のように芯を削る手間がかからず、手軽に使用できるのがポイントです。ざっくりとしたメモにはもちろん、マークシートの塗りつぶしやデッサンなどでも活躍します。
ボディは安定して握れる三角軸を採用。机の上などに置いても転がりにくいため、落としたりなくしたりするのを予防できます。素材は弾力性のある「エラストマー樹脂」を使用しており、指がかりがよいのもメリットです。
製品ラインナップ
鉛筆シャープ スタンダードモデルは、0.9mmと1.3mmの芯径をラインナップ。0.9mmはダークブルーとワインレッド、1.3mmはブラックとダークグリーンのカラーを展開しています。
今回は、0.9mmのダークブルーを購入してレビューしていきます。
鉛筆シャープ スタンダードモデルの口コミ・評判は?
「なめらかに書ける」「芯が折れにくい」などの口コミが多数
鉛筆のようになめらかに書けるといったレビューが多数見られました。鉛筆のメリットは残しつつ、太さにムラが出にくい点や、芯を削る手間がかからない点が人気なようです。
また、芯が折れにくいという声も。筆圧が強い方からの支持も厚く、強く握り込みがちな小学生の子どもに持たせているという意見も見受けられました。
加えて、マークシート式の試験用に購入したという方も多くいるようです。太芯ですばやく塗りつぶせる点が高評価でした。
なかには「三角形のボディが握りにくい」「滑りやすい」などの意見も
一方で、鉛筆と同様の六角形ではないため、握りにくいという声も。これまで鉛筆を使用していた子どもなどは違和感を覚えやすいようです。
また、握ったときにやや滑りやすいという意見も見られました。余分な装飾のないシンプルなデザインのため、滑り落ちやすく感じる方もいるのかもしれません。実際に製品を触りながら検証していきます。
鉛筆シャープ スタンダードモデルを使ってみてわかったメリット・デメリット
持ちやすさ: 滑りにくく持ちやすい一方で、ボディがやや硬めなのは気になる
ボディにはエラストマー樹脂が使用されており、滑りにくくしっかりと握れる印象。程よい太さの三角軸ボディで、自然なかたちで持てます。クリップがないため、手に当たらず快適に使用できるのもメリットと感じました。
一方で、ボディがやや硬めなのはマイナスポイント。太芯ながら軸自体は細めのため、握る際にどうしても力が入りやすくなります。長時間使用していると、指に痛みを感じるのが気になりました。
書き心地: 鉛筆に近いなめらかな書き心地が◎マークシートもすばやく塗りつぶせる
書き心地は口コミ通り、かなり鉛筆に近い筆記感でスラスラと書けました。軽い力でさらさらとアイディアを書き出したり、デッサンやイラストなどを描いたりもしやすい印象です。
太芯で一度に塗りつぶせる範囲が広いため、マークシート式の試験にもぴったりだと感じました。1秒も無駄にしたくない大切な試験のときにもおすすめです。また、マス目を塗りつぶして遊ぶピクロスなどのゲームでも便利そうだと感じました。
芯が折れにくいのも特徴。筆圧を強くしても折れることなく、安定した書き心地をキープできました。筆圧が強く芯折れに悩まされている方にもおすすめです。
その他:鉛筆のようなミニマルデザイン◎消しゴムやクリップなどは付属しないので注意
鉛筆に近いすっきりとしたデザインが魅力。これまで鉛筆を使ってきた子どもでも違和感なく持てるのではないかと感じました。おしゃれさや高級感は少ないものの、シンプルで遊びが少ないため書くことへの集中を阻害しにくそうな点も好印象です。
消しゴムやクリップなどの機能は非搭載。やや不便さを感じるかもしれませんが、ペンケースの中を圧迫しにくいのはメリットといえます。安定性のある三角軸のボディを採用しており、クリップがなくても転がりにくい印象を受けました。
鉛筆シャープ スタンダードモデルの総評
よいところ
エラストマー樹脂を採用したボディにより、持ち心地が安定しているのが特徴。「滑りやすい」という口コミもあるものの、むしろ滑りにくくしっかり握り込めると感じました。
鉛筆に極めて近い書き味もポイント。軽い力で筆記できるため、ざっくりとしたメモ書きはもちろん、イラストを描くのにも便利そうだと感じました。また、太芯で一度に塗りつぶせる範囲が広いのもメリット。マークシートもすばやく塗りつぶせます。
+αの装飾や機能を省いた、鉛筆に近いミニマルな外観も魅力。ペンケース内で幅をとらないアイテムがほしい方や、初めてシャーペンを使う子ども向けのアイテムを探している方にもおすすめです。
気になるところ
ボディがやや硬めな本製品。加えて細軸タイプなので、握る際にどうしても力が入りやすくなります。そのため、長時間使用していると指に負担がかかり、少し痛みを感じる点は気になりました。
また、多くのシャーペンに付属しているクリップや消しゴムを備えていない点にも注目。普段からこれらの機能を使用していた方にとってはやや不便さを感じるかもしれません。
こんな人におすすめ
「コクヨ 鉛筆シャープ スタンダードモデル 0.9mm」は、以下のような方におすすめです。
- シンプルな機能性のモノがほしい方
- シャーペンデビューする子どもにぴったりのモノを探している方
- マークシート式の試験で使いやすいモノを探している方
- 芯が折れにくく安定感のある書き心地を重視する方
シンプルで無駄のない形状の「鉛筆シャープ スタンダードモデル」。その名のとおり鉛筆に近い筆記感なので、シャーペンデビューしたい子どもにもぴったりです。また、0.9mmの太芯タイプで広範囲を塗りつぶせるため、マークシート式の試験を受ける社会人にもおすすめ。幅広い用途で活用できるアイテムです。