自動で掃除して水換えの必要がない水槽が登場しました。Avoは見た目も美しい画期的な水槽です。熱帯魚の飼育がよりシンプルに、楽しくなるでしょう。
熱帯魚の飼育は予想以上に手間がかかります。水槽を清潔に保つことはもちろん、水を綺麗にしてくれるバクテリアを一定量保っておくことも大事。さらにはフィルターの掃除も面倒です。
そこでデザイナーである開発者は、大好きな熱帯魚の飼育をより簡単に楽しいものにするため、およそ4年以上の開発・テスト期間を経て、Avoを完成させました。
UK発のAvo。すでにイギリスでも多くのメディアに取り上げられています。
普通の水槽との違い
一番大きなポイントは、水換えの必要がないということ。魚と植物、そしてバクテリアがバランスの取れた理想のエコシステムを形成します。有害なアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩などは上手に取り除かれる仕組みになっています。
また、フィルター換えも必要なし。自動で自然な状態を維持するように、フィルターシステムの開発にも力が注がれました。面倒なフィルター交換もしなくてすみます。
もう少し詳しく説明しましょう。魚のフンや食べ残したエサが有害なアンモニアを発生させます。すると優れもののフィルターが、水中に自然発生するバクテリアを取り込み、硝酸塩に変換させます。
硝酸塩は植物の肥料となるので、水中にセッティングしてある植物が硝酸塩を肥料として、水を清潔に保つというサイクルが生まれるわけです。
まだある特徴
さらにAvoの特徴は、自動照明と自動ヒーティングシステム。熱帯魚を飼っていると、水槽に藻が生えてしまう場合も多いはず。その原因は、光と水中の栄養分の過多です。そこでAvoは植物の生長に特化したLEDライトを使用。自動の照明システムが藻の発生を防ぎます。
光の波長を生み出す特殊ライトは、朝には赤い光、昼間は白、夜には青く光ります。もちろん明かりを消したい場合には、ライトのスイッチを切ることもできます。
水温も自動で27度に設定。熱帯魚に最適な温度が常に保たれているので安心です。
熱帯魚の飼育というと、臭いのきつい水槽の清掃が大変なイメージ。でもAvoなら清掃いらずで、しかも魚にとって最適な環境をキープしてくれるのでいいですね。