セグウェイの発売から10年以上がたちましたが、その時以上の驚きが、このMoto Pogoにはあるかもしれません。今回ご紹介するのは、現在クラウドファンディングサイトKickstarterにて出資募集を開始した電動一輪車「Moto Pogo」。すでに出資希望額の2倍以上の資金を集め、先進的な乗り物として話題沸騰中のMoto Pogoに注目してみましょう。
デザイン的にもとても未来的ですが、電動一輪車と聞いてやはり疑問に思うのは、どうやって運転するのか、そしてどうして一輪なのに倒れないのかということではないでしょうか。実は車輪の中に組み込まれた強力なジャイロセンサーに加速度計、そして独自のアルゴリズムなどによって自動的にバランスをとって走行してくれるシステムが構築されているため、誰でも倒れることなく乗りこなせるのだとか。体を前に傾けるとスピードアップ、逆に後ろに倒すとブレーキがかかる仕組みとなっており、運転は直感的にできるとのことで、数分乗る練習をすれば乗りこなすことができるそうです。
最高速度は時速25km、一回の充電で走行可能な距離は30kmと長く、25度までの傾斜なら運転することが可能という高性能。充電時間も3~5時間と比較的短く、総重量も29kgとバイクなどと比べると格段に軽いので、車などに積んで持ち運ぶことができるのも大きなメリットですね。
安全面にも配慮しており、前方と後方にLEDライトもついていますし、ヘルメットやサポーター、練習時に使用できる補助輪も同梱されているのでもしもの時も安全ですね。現在上記サイトにて2200ドルの出資でMoto Pogo一台を手に入れることができます。出荷は今年の8月を予定しているそうです。
セグウェイと同様、日本の公道で走ることはできないかもしれませんが、先進的な乗り物として注目を集めていきそうですね。