お財布にも環境にもやさしい。
それは地球環境にも、そしてもちろんお財布にも優しい節電。しかし節約と言っても数値的は分かりづらく、なんとなく実施しているというのが現実かもしれません。そこで登場したのが、電気の使用量が数値でわかり、節約に向けて促してくれるスマート電力量トラッカー「Glow」です。さっそく見てみましょう！
Glowとは何？
Glowとは電気の使用量をリアルタイムで測定することにより、ユーザーが節約できるようにアドバイスしてくれる電力量トラッカー。もう”なんとなく節電”とはサヨナラです！
設置は簡単
Glowの設置は危険で難しい電気関係の工事はなく、比較的簡単です。屋外の電気メーターの上に、電気で生じる磁場を検知して使用量を計測する外部デバイスを取り付け（工事なし）、室内にGlow本体を置いて、スマートフォンに専用アプリをインストールしたら準備完了です！
LEDでお知らせ
まずは、外部デバイスからワイヤレスで使用量のデータを受け取るGlowデバイス本体の見方から。緑、黄色、オレンジ、赤と切り替わるLEDの色により、現在の電気の使用量が直感的に分かる仕組みとなっています。赤色になっているなら、必然的に節電しなくては！ という心理が働き、どこが”問題”となっているのか捜して、解決に至るかもしれませんね。
アプリでお知らせ
Glowの屋内デバイスはLEDでお知らせするだけでなく、電気メーターからの詳しいデータをスマートフォンの専用アプリに送ってくれます。グラフ化された電気の使用量の推移は、データ好きな人にとっては見るだけでもテンションやモチベーションが上がるかもしれません。
Glowが優れているのは、1か月の使用量の予想値や異常な使用を教えてくれたり、目標値を設定すると達成できるように助けてくれるところ。具体的でかゆい所に手が届くシステムで、今度こそ”本当の”節電ができそうですね！
大掛かりで高価なシステムを導入することなく、リアルタイムで電気の使用量を可視化してくれるGlowはKickstarterで149ドルです！ もう電気の請求書にビックリすることはありません！
※現在のところすべての電気メーターには対応していないようです。
ライターからヒトコト
今月はこんなにエアコンを使わずに頑張ったから、さぞかし電気代が節約できただろうと請求書を見たらびっくり！ 「何がいけなかったんだ！」となることも。"なんとなく節電"の典型ですね。やはり、現在のところ～円使用、と具体的な数値で使用量を可視化してこそ節電が達成できるのかもしれません。Glowのようなデバイスで日本での使用に対応した製品がどんどん開発されてほしいですね！