ジェットボイルは、短時間でお湯を沸かせるアウトドア用クッカー。登山・キャンプなどで、手軽にあたたかい飲み物や食事を楽しめるのが魅力です。しかし、さまざまなモデルが販売されているため、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ジェットボイルのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ジェットボイルとは?

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ジェットボイルは、バーナーとクッカーが一体化したアウトドア用調理器具です。0.5Lの水を約100秒で沸騰させるなど高い熱効率が特徴。登山やキャンプ、ツーリングなど、幅広いシーンで活躍します。
燃料には、イソブタンやプロパンを混合した専用のガスカートリッジを使用。寒冷地でも安定した火力を発揮します。
クッカー底面には、独自設計の「フラックスリング」を搭載し、炎の熱を効率よく吸収。外部へ熱が逃げにくい構造で、少ない燃料でも素早くお湯を沸かせます。
使用後は、バーナーやガスカートリッジなどをクッカー内に収納可能。携行性にも優れた作りです。
ジェットボイルで作れる料理は?

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ジェットボイルは、主にお湯を素早く沸かすことを基本としつつも、簡単な調理であれば可能です。スープや雑炊、パスタ、炒め物などの料理が作れます。公式レシピ本は、煮込み料理からスイーツまで幅広いレシピを掲載しているので、気になる方はチェックしてみてください。
例えば、コンソメスープは具材と水、コンソメを入れてあたためれば完成します。炒め物は、カット野菜とウインナーを軽く炒めるだけ。パスタの茹で汁はスープに活用することで水を無駄にせず、効率よく調理できます。
食材はあらかじめ小さくカットしておくのがおすすめ。火の通りが早くなり、ガスの節約にもつながります。短時間で手軽に調理できる点が、登山やキャンプなどのアウトドアシーンで重宝される理由です。
ジェットボイルの選び方
モデルをチェック
お湯を早く沸かすなら「フラッシュ」

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ジェットボイルの「フラッシュ」は、シリーズのなかでも特に湯沸かし速度に優れたモデル。約100秒で沸騰させるため、スピードを重視する方にぴったりです。
イグナイター付きで、初心者でも簡単に着火できて安心。朝食の準備や休憩時のコーヒータイムなど、時間を短縮したいシーンで活躍します。
軽量で持ち運びやすい「スタッシュ」

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「スタッシュ」は、約200gと軽くて持ち運びやすいのが魅力です。ソロキャンプ向けに設計されており、荷物の軽量化を図りたい方におすすめ。シリーズ内では比較的安価なので、コストパフォーマンスを重視する方にもぴったりです。
登山やバックパッキングなど、荷物の重量制限があるシーンで力を発揮します。
ソロキャンプなら「マイクロモ」がおすすめ

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「マイクロモ」は、火力調節機能とイグナイターを搭載したモデルです。火力を細かく調節できるのが特徴。炒め物や煮込み料理など、火加減が重要な調理にもしっかり対応できます。
イグナイター付きで、初心者でも扱いやすいのがポイントです。ミニモよりも軽量・コンパクトで、調理のしやすさと携行性のバランスが取れたモデル。ソロキャンプで手の込んだ料理を楽しみたい方におすすめです。
調理に使うなら「ミニモ」

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「ミニモ」は火力調節機能付きの調理に適したモデルです。火加減を細かくコントロールできるため、炒め物や煮込み料理といった繊細な火力が求められる料理も上手に仕上げられます。
広口で安定感がある形状もポイント。調理のしやすさを重視する方や、アウトドアでも本格的な料理を楽しみたい方にぴったりなモデルです。
複数人分の調理には大容量の「スモー」

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ジェットボイルの「スモー」は、大容量かつ火力調節機能を備えたモデル。複数人分の料理も効率的に作れます。家族やグループで楽しむキャンプにぴったりです。
火力の細かい調整が可能で、大容量でも扱いやすいのが利点。初心者からベテランまで幅広いユーザーにおすすめです。
リーズナブルで手に入れやすい「ジップ」

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「ジップ」は、ジェットボイルシリーズでもっともリーズナブルなモデルです。約340gと軽量で、必要最低限の機能を搭載。湯沸かしや簡単な調理など、シンプルな用途に適しています。
イグナイターは付いていないため、火器の扱いに慣れている方におすすめ。価格重視で選びたい方は、チェックしてみてください。
スムーズに点火できる自動点火装置付きも人気

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自動点火装置が搭載されたモデルは、点火の手間を大幅に軽減できて便利です。ライターやマッチを別途用意する必要がなく、ボタンひとつでスムーズに着火できます。雨や風のなかでも安定した点火が可能で、アウトドア初心者の方には特におすすめです。
自動点火装置は、フラッシュ・マイクロモ・ミニモ・スモーなどのモデルに採用されています。点火操作が簡単になることで調理の準備時間を短縮でき、ストレスなく料理を楽しめるので要チェックです。
寒い場所で使うならサーモギュレーター搭載モデルを

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寒冷地での使用を考えている方は、サーモレギュレーター搭載モデルをチェック。サーモレギュレーターがあると、-6℃の環境でも火力を一定に保てます。低温環境で安定した性能を発揮するのがメリットです。
通常のバーナーでは気温が下がると火力が不安定になりがちですが、サーモレギュレーターを備えていると一定の火力を維持できて安心。マイクロモやスモーなどが、寒冷地対応モデルとしておすすめです。
オプション対応だと料理の幅が広がる

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オプション対応モデルを選ぶと機能が増え、調理の幅が広がります。専用のアクセサリー・アタッチメントを追加すれば、基本の湯沸かしに加えて、炒め物や煮込み料理など多彩な調理に対応可能です。
将来的にさまざまなアウトドア料理を作りたいと考えている方は、オプション対応モデルも検討してみてください。
ジェットボイルのおすすめ
ジェットボイル(JETBOIL) JETBOIL フラッシュ 1824393
0.5Lの水を約100秒で沸騰させるジェットボイル。出力約2269kcal/hの強力なバーナーと熱効率を高めるフラックスリングの組み合わせにより、燃料を無駄なく使い、スピーディーな調理を実現します。
クッカーの容量は1.0Lで、1〜2人用に適したサイズ感。アルミニウム合金製で約371gと軽量ながら、耐久性に優れています。収納時のサイズは約直径10.4×高さ18cmとコンパクト。オール・イン・ワン設計で、すべてのパーツをクッカー本体内に収納できるのもおすすめのポイントです。
カートリッジに装着して転倒を防ぐスタビライザーと、異なるメーカーのクッカーにも対応するゴトクが付属します。
ジェットボイル(JETBOIL) JETBOIL スタッシュ 1824400
約200gと非常に軽量なジェットボイルです。シリーズ最大径のフラックスリングを搭載し、高い熱効率を実現。一般的なバーナーに比べてガスの消費量を約半分に抑えられます。容量は0.8Lで、約150秒で0.5Lの水を沸騰させる高い加熱性能も魅力です。
バーナーとクッカーがセットになっているため、手軽に効率的な調理を楽しみたいソロキャンパーにおすすめ。手のひらサイズに収納できるコンパクト設計で、荷物を極力減らしたい登山やバックパッキングにも適しています。
ジェットボイル(JETBOIL) JETBOIL マイクロモ 1824380
細かな火力調整ができる寒冷地対応のジェットボイル。サーモレギュレーターの搭載により、-6℃の環境でも安定した火力を保ちます。自動点火装置付きで、ライターを使わずワンタッチで点火が可能。0.5Lの水を約140秒で沸騰させます。
強火での急速沸騰からとろ火での煮込み料理まで対応。調理の幅が広がります。フラックスリングにより熱効率80%以上を実現し、燃料消費を一般的なバーナーの約半分に抑制。重量は約340gと軽量で、収納時は手のひらサイズになります。
ソロキャンプはもちろん、低温環境が予想されるさまざまなアウトドアシーンで、手際よく調理したい方におすすめのモデルです。
ジェットボイル(JETBOIL) JETBOIL スモー 1824382
1.8Lの大容量クッカーを備えたジェットボイルです。2~4人分の湯沸かしや調理が可能。キャンプや登山でのグループ活動に適しています。高い熱効率で、1Lの水を約285秒で沸騰させるのも特徴。効率的な調理をサポートします。
サーモレギュレーターを搭載し、-6℃の環境でも火力を安定して保つのがポイント。寒冷地や高所でも安心して使えます。自動点火装置付きで、手軽に着火できるのもメリットです。
重量は約453gで、収納時のサイズは約直径12.5×高さ21cm。大容量ながら携帯性に優れた設計です。アルミニウム合金製のクッカーは軽さと耐久性を兼ね備え、アウトドアでのタフな使用にも対応します。
ジェットボイル(JETBOIL) JETBOIL ジップ 1824325
湯沸かしや湯煎など、シンプルな用途に特化したジェットボイルです。シリーズ独自のフラックスリングによる高い熱効率が特徴。0.5Lの水を約150秒で沸騰させ、一般的なバーナーと比較してガス消費量を約半分に抑えます。
容量は0.8Lで、約340gと軽いのもポイント。収納時は約直径10.4cm×高さ16.5cmまでコンパクトになります。また、すべてのパーツを内部に収納できるのもメリット。クッカーはアルミニウム合金製でアルマイト加工が施されており、耐久性も良好です。
火力調整つまみがあり、視覚的に火力をコントロール可能。なお、自動点火装置は付いていないため、点火にはライターやマッチが別途必要です。
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ジェットボイルの使い方

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まず、スタビライザーを平らで安定した場所に設置し、その上にガスカートリッジをねじ込んで接続します。締めすぎると破損やガス漏れの原因になるため、適度な力でしっかりと固定しましょう。
次に、クッカーに水や具材を入れて本体にセットし、火力調整つまみを反時計回りに約半回転させてガスを出します。自動点火装置付きモデルであれば、ボタンを押すだけで点火可能。ボタンがないモデルは、ライターやマッチを用いて手動で着火します。
本体側面がクロロプレン製のカバーで覆われたモノは素手で持てますが、底部は非常に高温になるので要注意。やけど防止のためにも、プラスチックカバーを使用するのがおすすめです。
ジェットボイルは、湯沸かしに特化したモデルから調理しやすい広口タイプまで種類が豊富です。重量や容量のほか、火力調節機能の有無などもモデルによって異なります。用途や使用人数を考慮して選ぶことが大切です。ぜひ本記事を参考に、自分に適した一台を探してみてください。