ベトナム名物の生春巻きに欠かせない「ライスペーパー」。米粉やタピオカでんぷんを原料に製造する、もちもちの食感が特徴の食材です。薄くて中身が透けるため、カラフルな食材を包むと見栄えがよく食卓を華やかに彩ります。

そこで今回は、ライスペーパーのおすすめ商品をご紹介。サイズや形状の異なる商品をピックアップしました。定番の生春巻き以外のレシピにも使えるため、お気に入りの商品を見つけて料理に活用してみてください。

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ライスペーパーとは?

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ライスペーパーはベトナムの名物料理である生春巻きの皮として用いられる、シート状の乾物です。ベトナムでは「バインチャン」と呼ばれ、主な原料は米粉やタピオカでんぷんを使用しています。水やぬるま湯にくぐらせて戻すと、もちもちとした食感になるのが特徴。1枚が薄いため、包んだ具材が透けて見栄えがよいのも魅力です。

生春巻きとして食べる以外にも、揚げたり蒸したり焼いたりすることで、幅広いレシピに活用できます。切ったり割ったりして麺やワンタンのように楽しんだり、フルーツやクリームを巻いてクレープ風のデザートを作ったり、さまざまなジャンルの料理へアレンジ可能です。

シンプルな食品ですが、メーカーや商品ごとにサイズや形状、厚さなどが異なります。作りたい料理や好みの食感に合わせて適した商品を選んでみてください。

ライスペーパーの選び方

サイズをチェック

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ライスペーパーを選ぶ際は、サイズをチェックしてみてください。小さいモノは16cmほどで、小ぶりな生春巻きを作りたいときや手軽に巻きたいときにぴったり。大きいモノは30cmほどあり、具材をたくさん入れて太く巻きたいときにおすすめです。

基本的な巻き方で必要な具材の適量は、ライスペーパーを縦に3〜4つに区切ったときのひとつ分。具材が多すぎると巻きにくくなるため、巻きたい具材の量をイメージすることが大切です。また、大きいモノは切り分けて使うアレンジに活用できます。

形状をチェック

ライスペーパーの形状にも注目してみてください。ライスペーパーには丸いタイプと四角いタイプがあります。定番の丸いタイプは多くのメーカーから展開されており、さまざまなサイズや厚みから好きなモノが選べるのが魅力。レシピサイトでも丸いタイプが多く扱われています。

一方で、四角いタイプは商品数が少ないものの、具材を包んだときに角が折り込みやすいのが特徴です。また、めずらしい形状としてはネット型が挙げられます。ライスペーパーが網目状になっており、おもに揚げ春巻き用として使い、冷めてもパリパリとした食感が失われないのが魅力です。

厚さをチェック

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ライスペーパーを選ぶ際は、厚さをチェックしてみてください。薄めのモノから厚めのモノまであり、水で戻すときの感覚や食感が異なります。薄いほどすばやく戻せるのが特徴です。

厚さが記載されている商品は「薄型」といった表記もしくは具体的な数字が表記されているため、ライスペーパーを選ぶ際は、パッケージや商品名を確認してみてください。

内容量をチェック

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ライスペーパーを選ぶ際は、内容量もチェックしてみてください。多くのライスペーパーは1袋100〜500g。同じ200gでもサイズや厚さによって枚数に2倍の差が出る場合があるため、グラム数だけでなく枚数を確認するのが大切です。

ライスペーパーを生春巻きとして食べる場合、1人前で1〜2枚が適量。食べる量や家族の人数に合わせて不足のないように選んでみてください。

水戻しなしで使えるタイプも便利

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ライスペーパーは水で戻す乾いたタイプが一般的ですが、水戻しなしで使えるタイプもあります。乾いたタイプは水で簡単に戻せる一方で、少し水につけすぎただけで戻しすぎてしまうのが特徴。戻しすぎると過度にやわらかくなり、くっついたり破れたりして具材がうまく巻けません。

水戻しなしで使えるタイプなら、水戻しの加減を気にすることなく開封してすぐに使えるのが魅力。戻し用の水やぬるま湯を用意する必要がなく作業場が濡れないため、より手軽に作業ができて便利です。

ライスペーパーのおすすめ

ユウキ食品 ライスペーパー SS

ユウキ食品 ライスペーパー SS

中華食材やエスニック食材など、世界の食品を幅広く扱う食品メーカーが手がける、小さめサイズのライスペーパーです。ユウキ食品ではさまざまなライスペーパーを販売していますが、本商品はもっとも小さい12cmサイズ。小ぶりな生春巻きを作りたいときや少量を食べたいときに役立ちます。

手のひらに乗せられるサイズのため、手巻き寿司のように巻くことが可能。餃子や北京ダックの皮としても使えます。サイズの小さいライスペーパーを探している方はチェックしてみてください。

ユウキ食品 超薄型ライスペーパー

ユウキ食品 超薄型ライスペーパー

ユウキ食品の超薄型ライスペーパーです。サイズは直径約15.5cmと少し小さめで、扱いやすいサイズながら12cmよりも具材を多く巻いて楽しめます。

生春巻きだけでなく、揚げ春巻きにぴったり。フルーツや生クリームを包んでデザートを作るのもおすすめです。内容量は、20枚入り。薄いライスペーパーを探している方に適しています。

TWIN EAGLES ライスペーパー 22cm

TWIN EAGLES ライスペーパー 22cm

職人が1枚ずつ手作りしている、ライスペーパーです。本場ベトナム産で、日本人の好みに合わせて独自に開発した厚さが特徴。米粉とタピオカ粉をバランスよくブレンドしており、やわらかくもちもちとした食感が魅力です。

サイズは16cm・22cm・28cmの3種類を展開しています。22cmは具材を巻いたあとに半分にカットするとちょうどいいサイズです。保存料と漂白剤は使わずに作られています。日本人好みに作られたライスペーパーを試してみたい方におすすめです。

隆祥房 生春巻皮

隆祥房 生春巻皮

餃子・春巻き・焼売の皮といったシート状食品を多数扱うメーカーが手がける、ライスペーパーです。水戻しが不要なのが特徴。開封後はそのまま使えるため、水戻し加減で悩むことなく手軽に生春巻きが作れます。

職人が最終調整した生地は包みやすく、生春巻きを作るのが初めての方にもおすすめ。おいしさと使いやすさを追及した商品です。

賞味期限は冷蔵保存で、製造日を含め45日間。内容量は1袋あたり6枚入りです。割れを防ぐため、使う際は未開封のまま常温に戻すよう推奨しています。水戻しせずに使えるライスペーパーを探している方におすすめです。

ケンミン ライスペーパー

ケンミン ライスペーパー

米粉食品を中心に扱う食品メーカーが製造するライスペーパーです。一般的なライスペーパーが丸い形状であるのに対し、四角い形状を採用。角があることで具材を包んだときに織り込みやすく、きれいに巻けるのが魅力です。

適度な厚みがあり破れにくいよう設計されています。巻くときに失敗してしまう方にもおすすめ。通常の巻き方はもちろん、四角い形状を活かしブーケのように包んだり、ワンタンのように巻いたりアレンジの幅が広がります。四角形のライスペーパーを試してみたい方はチェックしてみてください。

ネットライスペーパー

ネットライスペーパー

ネットのような形状が特徴のネットライスペーパーです。米粉やタピオカ粉を混ぜた生地を、鉄板の上で網目状に加工しています。揚げ春巻き用として使うタイプで、揚げると普通のライスペーパーよりもサクサクとした食感を楽しめるのが魅力です。形状の特性上、冷めても食感が失われることがなくおいしさが続きます。

自然解凍で使用できるため、水戻しは不必要です。包みにくい場合は霧吹きでスプレーする程度でやわらかくなるため、手軽に作業できます。一味違う食感の揚げ春巻きを作りたい方は、試してみてください。

ライスペーパーを使ったおすすめレシピ

生春巻き

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ライスペーパーの定番レシピが生春巻きです。ベトナムでは、生春巻きはフォーと並ぶ名物料理で、ベトナム語で「ゴイ・クオン」と呼ばれています。エビやサーモン、鶏肉、豚肉などの具材を野菜と一緒に巻いて食べる料理です。

大葉6枚を半分に切り、レタスは一口大にカットします。えび4尾とうす切り豚肉40gをゆで、えびは縦半分にカットして下準備。ビーフン75gも、ゆでておきます。ゆでたモノは、水気をしっかりときっておくことが大切です。ライスペーパーを戻したら、大葉・レタス・ビーフンを順に重ねます。四角いライスペーパーの場合はひし形に置くのがポイントです。

ライスペーパーを手前から中央に向かってひと巻きしたら、具材を並べてライスペーパーの左右を内側に折りたたんでみてください。ゆるまないようにくるくると巻いて完成です。

タイ料理やベトナム料理でよく使われる、スイートチリソースに付けて食べるのがおすすめです。

エスニックスープ

にんにく薄切り1片分・鶏がらスープ顆粒小さじ1/2・酒小さじ1・ナンプラー小さじ1・赤唐辛子小口切り1/2本分を準備します。あさり200gは砂抜きして洗い、小松菜30gは4cm幅にカット。ライスペーパー40gは大きいものを使う場合、4cmほどに切っておきます。

鍋に水400mLとあさり・にんにく・調味料を入れて中火にかけて加熱。煮立ったらアクをとって小松菜を入れます。最後にライスペーパーを加え、1〜2分煮たら完成です。お好みでパクチーやレモンを添えてください。

ライスペーパーを1枚全てを使う必要がないため、少し余ってしまったモノや割れてしまったモノを活用できます。生春巻きとして使えなくなってしまったライスペーパーがあれば、ぜひ試してみてください。

クレープ

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ライスペーパーのもちもちとした食感を活かして作るクレープです。水で戻したライスペーパーをそのまま使うため、面倒な生地作りは不要。小麦粉を使わないグルテンフリーのスイーツとして楽しめます。

バナナやパイナップルなどお好みのフルーツを準備。クリームはホイップクリームや、カスタードクリームがおすすめです。ライスペーパー8枚を戻し、クリームをライスペーパーの上半分に薄く伸ばし塗ります。四角いライスペーパーの場合はひし形に置いてみてください。

次に、ライスペーパーの中心よりやや下に横長になるようにフルーツを乗せます。手前からフルーツを包むように、ライスペーパーの半分の位置まで巻いてから、左右を内側に折りたたんだら、最後まで巻いて完成です。

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