日本人の食卓に欠かせない「お米」。最近ではスーパーだけでなく、通販で買えるお米にも人気が集まっています。しかし、お米の種類は多岐にわたっており、どれを選べばよいかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、通販で買えるお米のおすすめをご紹介。精米と無洗米の違いや銘柄米による違いなども解説していますので、生活スタイルや好みにあわせて選ぶ際の参考にしてみてください。
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お米の選び方
精米と無洗米の違い

精米は、収穫したお米からもみがら・胚芽・ぬかを取り除いたモノ。お米の表面に「肌ぬか」が残っているので、ぬかのニオイを取るため、炊飯の前に研ぐ必要があります。一方、無洗米は肌ぬかも取り除かれていることから、研ぎ洗いをしなくても、計量して水を入れるだけですぐに炊飯できるのが特徴です。
精米は無洗米よりも流通量が多く、多くの銘柄から選べることが大きなメリット。また、ぬかの風味が少し残ることで、お米本来の味や香りを楽しめます。しかし、炊く前にしっかりと研ぐ必要があることや、研ぎ方によってはうまみ成分が流れ出てしまうことなどには注意が必要です。
無洗米は研ぐ必要がない点が最大の魅力。食事の支度で忙しい際にも手軽に炊飯できます。さらに、研ぐ工程がないことで、お米の表面が削れてうまみが減ることを防げます。ただし、加工に手間がかかるため精米より価格の高い商品が多い、炊き方にコツがいるなどの点には気をつけてみてください。
好みにあったブランド米を選ぼう

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ブランド米に明確な基準はありません。一般的には、農林水産省によって指定された銘柄米のうち、特に美味しいモノや栽培方法で差別化できるモノなど、付加価値のある単一種類の米をブランド米と呼ぶケースが多いとされています。
ブランド米を選ぶ際には、甘み・粘り・食感をもとにするのが基本です。「甘みが強いか、弱いか」「もちもち食感か、しっかりした食感か」「やわらかめか、かためか」に注目してみてください。ブランド米ごとに異なる特徴があるので、購入前に調べてみるのがおすすめです。
購入量は1~2ヶ月で食べきれる量を目安に

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お米は時間が経つにつれて風味や味が落ちることから、購入する際には1~2カ月で食べられる量にするのがおすすめ。長期間にわたって保存すると、品質の劣化はもちろん、害虫による被害の可能性も考えられます。
家庭でのお米の消費量は、平均すると大人1人あたり約5kgとされています。そのため、2人暮らしであれば約10kg、3人家族なら約15kgが目安。ただし、これは1日3食お米を食べる前提で計算されているので、家庭の食事スタイルにあわせて調整してみてください。
人気のブランド米と特徴
コシヒカリ

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コシヒカリは、日本国内でも人気の高い品種のひとつ。全国各地で作られているものの、特に新潟県産のモノが有名で、なかでも魚沼産のコシヒカリは高級米として扱われることも多い品です。粘り気が強くもちもちとした食感が特徴で、噛むほど甘みが広がります。
しっかりとした粒感と風味があり、家庭でも選ばれることが多い銘柄。お米の味が強いため、味の濃いおかずとあわせることで、より美味しさが引き立ちます。さらに、冷めても美味しさが損なわれにくく、お弁当やおにぎりにする際にもぴったりです。
ひとめぼれ

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ひとめぼれは、宮城県を中心に東北地方で広く栽培されている品種です。適度な粘りとしっかりとした粒感があり、年代を問わず愛されるバランスの取れた味わいが魅力。また、炊きあがりのツヤが美しいので、見た目にこだわりたい場合にもぴったりです。
お米の味はコシヒカリよりもあっさりとしているため、よりさまざまなおかずと相性がよいのが特徴。クセがないことから、繊細な味わいを楽しみたい和食とあわせるのもおすすめです。
ヒノヒカリ

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ヒノヒカリは、コシヒカリと黄金晴を掛けあわせて誕生したお米。主に西日本で栽培されています。程よい粘りともちもち感があり、炊きあがりの香りとツヤのよさが魅力。粒がしっかりしており、噛むほどに甘みが広がる味わいが特徴です。
ご飯そのものの美味しさを堪能したい方には、特におすすめの品種です。炊飯時の水の量でかたさを調整しやすいため、和食などにあわせる際には水の量を増やしてやわらかく、カレーや丼などの際には減らしてかために炊くなどして、さまざまな料理と組みあわせられます。
あきたこまち

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あきたこまちは秋田県を代表するブランド米です。あっさりとした食感と、品のある甘さを楽しめるのが特徴。コシヒカリを親に持つお米ではありますが、コシヒカリよりも粘りが弱めで、口当たりが軽いのがポイントです。
やや小粒かつさっぱりとした味わいで、特に和食との相性に優れています。さらに、冷めてもかたくならずに美味しく食べられるお米のひとつ。炊きたてを食べるだけでなく、お弁当に入れるお米としても適しているのが魅力です。
ゆめぴりか

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ゆめぴりかは、北海道産の高級ブランド米です。強い甘みがあり、もちもちとした食感を楽しめるのが魅力。高い品質基準をクリアしたモノだけが「ゆめぴりか」として販売されており、炊きあがりのふっくら感とツヤツヤした見た目が美しいのがポイントです。
コシヒカリと比べても、さらに粘りが強く、お米の濃厚な味わいを楽しめる品種。甘みとうまみがしっかりしているため、中華料理などをはじめとする濃い味のおかずともよくあいます。
通販で買えるお米のおすすめランキング
第1位 新潟県産 魚沼産コシヒカリ
新潟県産コシヒカリのなかでも、特に人気の高い魚沼産のお米です。魚沼産コシヒカリは、厳しい自然環境と肥沃な大地といった条件が整ったことで、美味しいお米に育っているのが特徴。本商品は、お米アドバイザーが美味しさだけでなくお買い得感にもこだわって選んだモノです。
農家やJAと協力することで、収穫された米が産地直送でスピーディーに届く点も魅力。お米は精米してから酸化が始まるため、精米後すぐに発送するように心がけられています。コスパと品質のよい魚沼産コシヒカリを食べたい方には、おすすめの商品です。
第2位 岩手県産 銀河のしずく

美味しさと冷害・病害への強さをあわせ持つ品種として登場したお米です。約10年の歳月をかけて誕生しており、年間1300点の食味試験を経て最も美味しいと判断されたお米が商品化したモノ。丘陵の多い岩手県の地形と北上川の水を活かし、美味しさを育んでいます。
炊きあがりのツヤと白さが美しく、粘りとかたさのバランスが取れているのが特徴です。さらに、噛むほどに甘さを感じる味わいで、根強いファンも多い商品。お米そのものの味を楽しみつつ、軽やかな食感が好みの方におすすめの商品です。
第3位 宮城県産 ひとめぼれ
平成3年に宮城県で誕生したお米です。コシヒカリと初星から生まれた本銘柄は「見た目の美しさと食べた際の美味しさに一目惚れしてほしい」という願いから名づけられています。奥羽山脈からの豊かな水脈で潤う仙台平野で育まれたお米は、今も多くの方に愛されています。
お米には適度にツヤがあり、ほどよい粘りを感じる味わい。さっぱりとした口当たりで、食べやすいのが魅力です。粘り・ツヤ・うまみ・香りのバランスに優れ、さまざまな料理と相性が良好。自宅で多くの種類の料理をする方には特におすすめの商品です。
第4位 青森県産 青天の霹靂
青森県が生んだ高品質なお米です。青森の豊かな自然と、脈々と続く米研究や品種改良によって生み出された銘柄で、土づくりや肥料・農薬の減量など多くの工夫が凝らされているのがポイント。米作りへの情熱によって誕生したお米です。
やわらかなツヤと白さがあり、やや大きめのしっかりとした粒感が魅力。口に入れれば上品な甘みを感じる味わいで、食べごたえはありつつも重たすぎず、老若男女問わず食べやすいお米です。多くのおかずと相性がよく、ご飯の美味しさを再確認できるおすすめの商品です。
第5位 熊本県産 ヒノヒカリ
「西の横綱」とも呼ばれる、西日本を代表する品種のお米です。日本でも有数の水源地である熊本県で育まれた本銘柄は、炊きたてはもちろん、冷めても美味しさを保つのが魅力。粒立ちがよく、粘りと甘みを兼ね備えた一品で、香り豊かでコクがあるのがポイントです。
本商品は、信頼できる農家の方が作ったお米のみを厳選。さらに、試食を重ねることでさらなる美味しさを常に追求しています。また、少し胚芽が残るような精米をしている点にも注目。お米の栄養が多く含まれるとされる胚芽部分を残す、精米へのこだわりも感じられるおすすめの商品です。
第6位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 秋田県産 低温製法米 あきたこまち
特別な管理方法を使ったお米です。お米を15℃以下の環境で保管・精米・包装し、空気が入るのを防ぐ密封新鮮パックでパッケージングすることで、お米の劣化を抑え、美味しい状態で届くよう工夫されています。
本銘柄はもちもちとした食感に加え、香りとコクのバランスが取れた味わいが魅力。やや小粒ながらも弾力のある口当たりで、炊きあがりのツヤが美しいのがポイントです。品のある優しい甘さとしっかりした粒感で、寿司などの料理には特におすすめです。
第7位 北海道産 ゆめぴりか

選ばれたゆめぴりかにのみ付与されるマークがついた、品質の高いお米です。ゆめぴりかは「専用の種から作る」「お米の特性を発揮できるふさわしい環境で育てる」「たんぱく質を基準値内で抑える」などのルールによって、美味しさを守っています。
噛むほどに甘みを感じられる食味と、もちもちと粘りのある食感が特徴です。お米自体に強いうまみがあるため、味のしっかりした料理とあわせるだけでなく、白米自体の味を楽しみたい方にもぴったり。北海道の良質なお米を食べたい方に、おすすめの商品です。
第8位 山形県産 つや姫
山形県が10年かけて開発し、大切に育ててきたお米です。東北の秀峰鳥海山からやって来る清流や、県内を流れる最上川といった自然の恵みを受け、丹精込めて作られているのがポイント。発売以来人気を博しており、山形を代表する美味しいお米のひとつとして知られています。
程よいかたさとしっかりした粘り、さっぱりとした食感が魅力。上品な甘みとうまみを楽しめ、一緒に食べる食材の味を引き立てます。さまざまな料理と相性が良好で、家庭ではもちろん、飲食店からも支持されているおすすめの商品です。
第9位 新潟県産 白米 新之助
米作りに適した風土を持つ新潟県のお米です。米どころとしてのプライドをかけて研究・開発された銘柄で、大きな粒と炊きあがりの美しさが特徴。ふっくらツヤツヤとした米は存在感があり、見た目から美味しさを感じられます。
香り立ちは優しい一方、豊かな甘みとコク、しっかりとした粘りと弾力性を感じられるのがポイント。全体的にお米としてのバランスが高いレベルで取れており、和洋中問わず多くの食事と楽しめるのが魅力。毎日お米を食べる家庭には、特におすすめの商品です。
第10位 山形県産 はえぬき
山形県の清らかな水と肥沃な大地によって生まれたお米。特に美味しさに優れているとされる、コシヒカリ・ササニシキ・あきたこまちといった銘柄を祖先に持ち、多くの品種のなかでも特に食味に優れているといわれる銘柄です。
強い粘りを持ちながら、粒立ちがよいため歯ごたえはしっかりしているのが特徴。また、お米は年によって品質に差が生まれやすい作物ですが、はえぬきは差が少なく、毎年安定した美味しさを楽しめる点も魅力です。常に美味しいお米を楽しみたい方には、特におすすめの商品です。
第11位 宮城県産 だて正夢
宮城県の新たなブランド米として誕生したお米です。仙台藩祖である伊達政宗を思わせる「だて正夢」という名前には、宮城らしさと、本銘柄で宮城米のブランド価値を高め、「食卓の天下を取る」との願いが込められています。
もっちりとした食感が特徴的で、噛むほどに甘さとお米本来のうまみを感じられる味わいが魅力。じっくり、ゆっくりと味わえ、贅沢な時間を演出するために一役買うようなプレミアムな美味しさです。炊きたてだけでなく冷めても食味がよいので、お弁当にも向いたおすすめの商品です。
第12位 新潟産 ミルキークイーン
日本人好みのもちもち食感のお米を目指し、誕生した銘柄です。コシヒカリを改良して生まれており、美味しさはお墨付き。玄米の表面がミルクのように白いことから「ミルキークイーン」の名がついています。
炊きあがると美しいツヤがあり、噛めばもっちりふわふわの食感を楽しめるのが魅力。味は甘めで、味の濃いおかずとの相性に優れています。粘りとやわらかさを堪能できるお米が好みの方には、特におすすめの商品です。
第13位 北海道産 特別栽培米 ななつぼし

個人でお米の備蓄を考えている方におすすめの商品です。本商品は、炭酸ガスとお米を気密性の高い袋に入れることで、お米が酸素のかわりに炭酸ガスを吸い、真空状態を生み出す仕組み。虫やカビの発生を含む劣化を極力抑え、美味しさを保ったまま長期保存できるよう工夫されています。
ななつぼしは、口に入れたときに一粒一粒をしっかり感じられるような粒感が魅力。粘りと甘みのバランスが取れており、口当たりはさっぱりとして食べやすいのがポイントです。本商品は塩や災害救助用炊飯袋も付属しているため、災害時の備えとしてぴったりの商品です。
第14位 青森県産 まっしぐら
青森県が食味と品質を追求して生まれたお米です。太平洋と日本海に面し、山々が連なる自然環境に恵まれた土地で栽培されているのが特徴。美味しさに「まっしぐら」に、生真面目に取り組んできたことから、銘柄名がつけられています。
まっしぐらの特徴は、まず見た目に優れていること。粒揃いや粒の張りがよく、炊きあがりの美しさが魅力のひとつです。粒は大きめですが、味わいがしつこくないことから、どんどん食べ進められる美味しさ。あっさりとした味のお米を探している方には、特におすすめの商品です。
第15位 千葉県産 ふさこがね

千葉県が独自に開発したお米です。病害に強く、台風などが来ても倒れにくい品種を開発する目的のもと生まれており、コシヒカリよりも収穫時期がやや早いという特徴を持ちます。真っ白でツヤがある、魅力的な見た目をしているのがポイントです。
もちもちとした粘りがあり、少しやわらかい食感。粒が大きいため、炊きあがりがふっくらとしています。お米の香り自体は控えめなので、カレーライスや丼などに使うことで料理の味を引き上げます。冷めても美味しさが損なわれにくいことから、おにぎりやお寿司にも向いているおすすめの商品です。
お米の売れ筋ランキングをチェック
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通販で買えるお米をチェックしてみることで、近隣の店舗で買うときも、さらに幅広い選択肢から商品を選べます。お米は、銘柄によって味わいやかたさがさまざま。自分の好みにあうモノを見つけることで、日々の食卓がより豊かになります。迷った際は、普段の料理にあうモノを基準に選んでみてください。