日本の主食として食事に欠かせない「お米」。今回は日本全国で多数生産されているお米のブランドのなかから、おすすめのお米をご紹介します。

お米は産地や生産方法によってさまざまなブランドが定められていますが、数が多い分迷ってしまうのが難点。本記事ではお米の種類と特徴をはじめ、おすすめブランドの解説、おいしいお米の選び方もご紹介しています。とっておきのお米を見つける際に、ぜひ参考にしてみてください。

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お米のおすすめ|人気ブランド米

全農パールライス 青森県産青天の霹靂


全農パールライス 青森県産青天の霹靂

青森県産で初めて特A評価を受賞した品種のお米です。ほどよいツヤと優しい白さがあり、やや大きめの粒感が特徴。粒の大きさを生かして、お米本来の風味を味わう食べ方が適しています。

栽培時は、土の成分分析を行って土づくりを行うほか、肥料や農薬を減らすことの工夫も実施。程よいツヤと上品な甘みが感じられるお米を探している方におすすめです。

全農パールライス 宮城県産だて正夢


全農パールライス 宮城県産だて正夢

ひとめぼれを超えるおいしさを追い求めて宮城県で開発された新品種のお米です。デンプンの一種であるアミロースの含有量がひとめぼれよりも少ないため、弾力のある食感が楽しめます。また、強い甘みを持っているのも魅力です。

冷めてもおいしく味わえるのがポイント。名前には仙台藩主の伊達正宗公の名前で宮城らしさを表しつつ、宮城の復興と食卓の天下をとるという願いが込められています。贅沢なお米の風味を楽しみたい方におすすめの商品です。

幸南食糧 おくさま印 北海道産ゆめぴりか

幸南食糧 おくさま印 北海道産ゆめぴりか

柔らかくて粘りがあり、甘みの強い北海道のお米です。ゆめぴりかは平成20年に、「北海287号」と「ほしたろう」をかけ合わせて誕生したお米。「北海道で日本一の米を作る」という夢と、アイヌ語で美しいを意味するピリカから名付けられました。

数値が低いほど粘りが強いとされるアミロース含有率、低いほど柔らかいとされるタンパク質含有率がともに低いのが特徴。見た目が美しい、艶やかな炊き上がりです。冷めても美味しいので、お弁当やおにぎりに便利。和食・洋食ともに相性がよく、特に煮物や肉料理など濃い味付けの料理に使えます。

特Aランクを8年獲得し続けているお米。全日空の国際線ファーストクラスの機内食に採用されたこともあります。令和4年産で、内容量は5kg。北海道の有名なお米を食べてみたい方におすすめです。

全農パールライス 山形県産雪若丸


全農パールライス 山形県産雪若丸

山形県で開発された、粒感と粘り気が共存する新食感のお米です。つや姫よりも強い粒感と程よい粘り気が特徴。食べ応えも感じられる品種です。

おかずを引き立てる、しつこさを感じさせない上品な味わいが魅力。雪のように輝く白い粒が楽しめます。外観・光沢・味のすべてに優れているお米を選びたい方におすすめです。

全農パールライス 山形県産つや姫

全農パールライス 山形県産つや姫

山形県のブランド米・つや姫です。つや姫は「山形70号」と「東北164号」をかけ合わせて誕生した品種。近代日本におけるお米の始祖といわれ、コシヒカリやササニシキなどにも影響を与えた「亀ノ尾」の系譜を継いでいます。

名前のとおり、炊いたときのつやにすぐれており、見た目が白く美しいお米。甘みや旨みが強く、やわらかさと粘りのバランスがよいのが特徴です。コシヒカリにも匹敵する味のよさで知られており、和食や定食によく使われます。

山形県のきれいな水と豊かな土壌、昼夜の寒暖差が大きい気候のもとで育てられたブランド米です。内容量は2kgと5kg。山形県のブランド米を味わってみたい方におすすめです。

全農パールライス 新潟県産新之助


全農パールライス 新潟県産新之助

お米の新たな時代を筆頭することを期待してつくられた品種のお米です。ツヤ・香り・甘み・粘り気・硬さなど、バランスのとれた味わいが楽しめます。大粒サイズで粘り気が強いお米です。

さまざまな料理とよく合うのもポイント。また、低たんぱくで適度なアミロースを含んでいるため、冷めてもおいしく、ほぐしやすい特徴も持ち合わせています。幅広い料理に合うお米を選びたい方におすすめです。

神明 北海道産ななつぼし


神明 北海道産ななつぼし

北海道で人気のお米です。お弁当でも活用されており、CM放映によって北海道以外でも人気を博しています。ツヤ・粘り気・甘みのバランスがとれているため、さまざまな料理との相性がよく、時間が経っても風味を損ないにくいのが魅力です。

食味ランキングでは2010年以降、魚沼産のコシヒカリと同様の特Aランク評価を獲得し続けています。令和4年度の作付面積は北海道の49%を占めており、作付面積では第1位を獲得。食べやすい人気のお米を選びたい方におすすめです。

・2㎏

・5㎏

おてんとさん 宮城県産 ひとめぼれ


おてんとさん 宮城県産 ひとめぼれ

地元地域に密着した企業が手がけるお米です。生産農家と密接な関係を築き、農家が育てたお米を販売しています。入荷後は放射性物質調査を行い、基準値以下であることを確認。各店にいる農産物検査員の資格を持つ社員が、玄米の鑑定・検査を行い、 等級を決定しています。

味・香り・ツヤがよく、適度な粘り気と柔らかさを持ち合わせているのが特徴。毎日食べても飽きないバランスのとれたお米を選びたい方におすすめです。

グラントマト 福島県産ミルキークイーン 無洗米

グラントマト 福島県産ミルキークイーン 無洗米

お米作りに適した土地で育ったミルキークイーンです。おいしいお米を作るのに大切な要素は、水・土地・気温。特に昼夜の気温差が重要です。厳しい寒暖差のなかで育った福島県産のお米は優れた風味を持っています。

また、ぬかだけを取り除いてうま味層を残す高品質な無洗米加工により、研がずにそのまま炊飯できるのも魅力のひとつ。さらに、グラントマトでは農家から直接買い付けたお米のみを販売しています。産地にこだわりたい方におすすめのお米です。

・5kg

・5kg×2袋

越後雪椿産業 雪椿

越後雪椿産業 雪椿

魚沼産コシヒカリのなかでも、特に希少価値の高いブランド米です。ブレンドはいっさいされておらず、1年間におよそ320万トン収穫されるコシヒカリのなかでも、0.0038%しか存在しない希少なお米といわれています。冬には3m以上の雪が積もる豪雪地帯・新潟県津南町で栽培されています。

通常の4倍程度の経費と手間をかけて作り上げた土壌と、豊富なミネラル分を含んだ雪解け水の恩恵を受けて育てられたブランド米。火力を使わず除湿した空気で時間をかけて乾燥させ、精米も熱の少ない精米機で行っています。

ふっくら感と程よい粘りがあって、さまざまなおかずとよく合うお米です。内容量は2kg・5kg・10kg・20kg・30kg。希少価値の高い新潟県のブランド米を試してみたい方におすすめです。

・2kg

・5kg

こまちライン 秋田県産あきたこまち

こまちライン 秋田県産あきたこまち

秋田県のブランド米・あきたこまちです。あきたこまちは、「コシヒカリ」と「奥羽292号」をかけ合わせて誕生したお米。秋田県の寒冷な気候でも栽培できる、コシヒカリタイプのおいしいお米をコンセプトに開発されました。

新鮮な水が豊富で日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい土壌で栽培。風通しがよく病気にかかりにくくなるよう、収穫量を重視した密植えはしていません。また、農薬を必要最低限の使用にとどめているのもポイントです。

ふっくらもちもちとした食感で、冷めても甘みと旨みのあるお米。ご飯のお供や炊き込みご飯、丼物などさまざまな使い方ができ、冷めてもかたくなりにくいのでおにぎりや弁当にも適しています。内容量は5kg・10kg・20kg・30kg。秋田県のブランド米を堪能したい方におすすめです。

・5kg

・5kg×2袋

お米のおすすめ|白米

ホクレン農業協同組合連合会 北海道産ふっくりんこ


ホクレン農業協同組合連合会 北海道産ふっくりんこ

名前の通り、柔らかい食感が特徴のお米です。膨らんだような形で、特有のツヤがある見た目。炊きたての状態では、柔らかな食感がより際立ちます。やや甘み強めの味わいが特徴。料理のなかでも和食との相性がよく、おにぎりにするのもおすすめです。

平成21年に国内線JALファーストクラスの機内食で採用されています。品質にこだわっており、道内4地区のJAに属する生産者が高品質を保持しているのもポイント。栽培方法や品質基準を厳しく定めることで、おいしさを追求しています。食感のよさにこだわりたい方におすすめのお米です。

川﨑米穀 北海道産 きらら397


川﨑米穀 北海道産 きらら397

北海道で定番の淡泊な風味が楽しめるお米です。噛むほどに甘さが溢れだす味わい。丼ものやチャーハンなど幅広い料理に活用できます。

輝く雪のイメージと、ツヤのある白いご飯を連想させることが名前の由来です。タンパク値の高さと粘り気の少なさを活かして、有名牛丼チェーン店で採用された実績もあります。シンプルな風味のお米を選びたい方はチェックしてみてください。

阿部ベイコク はえぬき 山形県産


阿部ベイコク はえぬき 山形県産

食味ランキングで特Aを新潟県魚沼産のコシヒカリとともに20年以上連続受賞している品種のお米です。粒立ちのよい歯ごたえが魅力。味と香りはシンプルで、噛むほどにお米の甘みが広がります。

和洋中あらゆる料理に合うのがポイント。冷めてもおいしいので、お弁当用にも適しています。はえぬきは山形県の気候や風土に合わせて開発されており、山形県外での生産がほとんどないため、珍しいお米を食べてみたい方におすすめです。

ミツハシライス 青森県産 まっしぐら

ミツハシライス 青森県産 まっしぐら

青森県で特に多く生産されている銘柄のお米です。青森県は太平洋・日本海の両方に面しており、山々が連なる恵まれた環境のもと、平成18年に誕生したお米。青森米の品質や食味の向上に、まっしぐらに取り組む気持ちから名付けられました。

粒揃い・粒張りなどの見た目が美しく、白くてツヤもあり香りのよい炊き上がり。粒が大きくて適度な弾力があります。しつこさを感じさせない食味で飽きにくい味わいです。カレー・丼物・お寿司などによく合います。

令和元年度の「米の食味ランキング」で、特Aランクを獲得したお米です。令和4年産で、内容量は5kg。青森県のお米を試してみたい方におすすめです。

全農パールライス 鳥取県産星空舞

全農パールライス 鳥取県産星空舞

ツヤが際立ち、透き通る甘みを持つ鳥取県のお米です。ササニシキBL系の品種にコシヒカリの系譜の「ゆめそらら」を何度もかけ合わせ、病気や暑さに強く倒れにくい品種として平成30年に誕生。美しい星空を見られることから「星鳥県」とも呼ばれる鳥取県にちなんで、星のように輝くお米の意味を込めて名付けられました。

美しく光沢のある炊き上がりと、粒感があってはね返るような食感が特徴。食感は冷めてもほとんど変わらないので、お弁当やおにぎりに便利です。令和4年産で、内容量は5kg。鳥取県のお米を味わってみたい方におすすめです。

お米のおすすめ|無洗米

ハナノキ 無洗米 山形県産あきたこまち

ハナノキ 無洗米 山形県産あきたこまち

ハナノキが手がける商品のなかでも、人気の無洗米です。無洗米のおいしさや便利さを堪能できるのが特徴。洗浄水を循環させずクリーンな水を使用するため、ほかの製造方法よりも多くお米表面の生菌数を除去できると謳っています。

少量の真水を使って温湿度コントロールと遠心力で瞬間洗米しており、お米が水分を吸い込む前に表面のぬか層のみを除去しているのもポイント。お米に与える負担をできるだけ抑え、うま味層を残しています。おいしさにこだわった無洗米を選びたい方におすすめです。

酒見糧穀 洗わんでよかよ

酒見糧穀 洗わんでよかよ

九州米だけを使った無洗米です。お米マイスターが九州各県から直接仕入れた九州産のお米をブレンド。本年度はコシヒカリとキヌヒカリを両親に持つ福岡県産の夢つくしと、コシヒカリと黄金晴から生まれた宮崎県産のヒノヒカリを使っています。

精米・無洗米加工はすべて自社で実施しているのもポイント。無洗米加工には、地下100mからくみ上げた天然水を使って、優しく洗米しています。さまざまな銘柄をブレンドしたお米を食べてみたい方におすすめです。

新潟ケンベイ 無洗米 新潟県産新之助

新潟ケンベイ 無洗米 新潟県産新之助

植物性のでんぷんを使い、うま味を逃さず無洗米加工を施したお米です。環境にも優しい加工技術で、新之助の豊潤な味わいをそのまま残しています。

芯のある大粒は表層が硬めですが、強い粘りを持っているのがポイント。新之助ならではの甘みは冷めても持続します。品質と食味を維持するために新之助研究会の生産者によって定められた基準をクリアしたお米です。贈答用としても適しています。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスの低温製法米 無洗米 新潟県産こしひかり


アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスの低温製法米 無洗米 新潟県産こしひかり

低温管理にこだわり、保管・精米・包装を15℃以下で行うお米です。密封新鮮パックにより空気の通過を防いでお米の劣化を防止するため、豊かな甘みとうま味がそのまま味わえます。

味のバランスがよく、弾力・ツヤ・香りに優れているのがポイント。冷めてもおいしく、濃い味付けにも負けないお米です。和食・洋食、両方の料理に合います。鮮度にこだわってお米を選びたい方におすすめです。

ライス秋田 大潟村産あきたこまち有機栽培米

ライス秋田 大潟村産あきたこまち有機栽培米

農薬や化学肥料を使わず、アイガモ農法を用いて栽培した有機栽培米です。ぬかを乾色研米機で取り除き、無洗米に加工しています。

発送日に合わせて精米しており、発送日の2~3営業日以内に精米しているのもポイント。鮮度を保つため、袋の中を脱酸素状態にしています。製造方法だけでなく、精米日にもこだわりたい方におすすめのお米です。

農産ベストパートナー 熊本県産森のくまさん無洗米


農産ベストパートナー 熊本県産森のくまさん無洗米

自然豊かな熊本県で生産されたことから名づけられた無洗米です。コシヒカリ特有の粘りと、ヒノヒカリの甘みを兼ね備えています。田んぼの土壌・水・寒暖差にこだわって、お米マイスターが厳選しているのが特徴です。

試食会を実施して、品質をチェックしています。また、定期的に放射能検査と残留農薬検査を行っているのもポイント。水を使わずに精米する乾式無洗米で、ぬかを99.8%取り除いていると謳っています。和食によく合うお米を探している方におすすめです。

全農パールライス 無洗米千葉県産ふさこがね

全農パールライス 無洗米千葉県産ふさこがね

千葉県で作付けの1割を占める「ふさこがね」の無洗米。平成18年に誕生した千葉県独自の品種。千葉県の別名である総(ふさ)と、粒が大きく黄金色の稲がたわわに実る様子から名付けられました。

白くてツヤがあり、柔らかく炊き上がるのが特徴。程よく弾力のある粘りを持つ、たくさん食べても飽きにくい味わいです。冷めても硬くなりにくいので、おにぎりや太巻き寿司にも適しています。令和4年産で、内容量は5kg。千葉県産の研ぐ手間なく食べられるお米が欲しい方におすすめです。

幸南食糧 無洗米 滋賀県産みずかがみ

幸南食糧 無洗米 滋賀県産みずかがみ

滋賀県産ブランド米「みずかがみ」の無洗米です。滋賀県の「環境こだわり農産物」認証を取得しています。農薬や化学肥料を減らし、琵琶湖や周辺の環境に配慮して栽培。美しく輝く琵琶湖の水と、生産者の真心をそのままお米に反映したいという気持ちから命名されています。

艶やかな炊き上がりで、程よい粘りと、噛めば噛むほど広がるほのかな甘みが特徴。冷めても美味しく食べられるので、お弁当やおにぎりに適しています。過去3回、特Aランクを獲得したお米です。内容量は5kg。滋賀県産の研がずに食べられるお米が欲しい方におすすめです。

お米のおすすめ|玄米・胚芽米

木徳神糧 無洗米 特別栽培米 宮城県産ひとめぼれ胚芽米

木徳神糧 無洗米 特別栽培米 宮城県産ひとめぼれ胚芽米

特別栽培の胚芽米だけを使った商品です。節減対象の農薬と化学肥料の量に注意して栽培された、宮城県産のひとめぼれのみを使っているのが特徴。粘り・ツヤ・甘み・香りなど全体的にバランスがよく、和食だけでなく洋食などのさまざまな料理に合わせられます。

無洗米なので、研ぐ手間なく食べられるのもポイントです。水加減は好みに合わせて調節し、好みの硬さに調理可能。栽培方法にこだわった胚芽米を選びたい方におすすめです。

金子商店 胚芽精米 秋田産あきたこまち

金子商店 胚芽精米 秋田産あきたこまち

通常よりも5倍以上の時間をかけて加工している胚芽米です。ダイヤモンドを使って自社工場で胚芽精米しているのが特徴。炊き上がりの香りが香ばしく、先端には残っている黄色の胚芽がわずかに見えます。

玄米と比べて滑らかな舌触りと、胚芽がつぶれる食感を感じられるのが特徴。塩むすびにすると、お米の甘みが際立ちます。玄米が苦手な方にもおすすめの胚芽米です。

信州ファーム萩原 信州ミルキー


信州ファーム萩原 信州ミルキー

農薬と化学肥料を50%以下に減らして栽培したと謳われている特別栽培の玄米です。お米の種類は長野県産のミルキークイーン。甘みや香りの豊かさだけでなく、炊き上がり後のきれいな粒立ちや弾力のある食感も魅力のひとつです。

田んぼに稲わらを戻し、発酵鶏糞を入れて土づくりを行っているのもポイント。信州の標高500~800mで、昼夜の寒暖差と涼しい気候を生かして栽培しています。農薬をなるべく使わずに育てた玄米を選びたい方におすすめです。

ファンケル 発芽米 金のいぶき

ファンケル 発芽米 金のいぶき

胚芽が通常の玄米よりも約3倍大きい品種「金のいぶき」を発芽させたお米です。胚金のいぶきを発芽させることで、さらに栄養価を引き出しているのが特徴。厳しい栽培基準のもと、契約農家の手によって作られています。

硬い皮に包まれて食べにくい玄米ですが、発芽させることで外皮が柔らかくなり、歯触りがよくて弾力のある食感を実現。ビタミンやミネラルのほか、ギャバ・オリザノール・フェルラ酸なども含んでいます。

炊飯器のスイッチを入れる前に、塩をひとつまみ加えるのが発芽米を美味しくするコツ。塩を少しだけ加えることで、お米の甘みを引き立てられます。内容量は1kg×4袋です。

九州の大自然しらき 玄米 熊本県七城産ヒノヒカリ

九州の大自然しらき 玄米 熊本県七城産ヒノヒカリ

熊本県七城産ヒノヒカリを玄米の状態で詰めたお米です。米の食味ランキングで9年連続特Aランクを獲得する産地で作られたお米。本商品も「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で金賞を受賞した生産者によって作られています。

水に浸けると1~2日で発芽すると謳うほど鮮度の高さにこだわったお米です。また、緑色の玄米が少し含まれているのも特徴。「生き青」と呼ばれる若い玄米で、玄米の旨みを引き立てます。内容量は5kg。熊本県産ヒノヒカリの玄米を味わってみたい方におすすめです。

東洋ライス 金芽ロウカット玄米

東洋ライス 金芽ロウカット玄米

白米のように炊きやすく食べやすい、玄米のお米です。玄米の表面にある防水性の高い「ロウ層」を、独自技術で除去。かたくて食べにくい玄米の問題点をクリアし、ふっくらとやわらかい白米のような食感を楽しめます。

ロウ層だけを均等に取り除いているので、含まれる栄養素は従来の玄米と同等です。消化性にすぐれており、ビタミンB1・ビタミンE・食物繊維・カルシウムなどの栄養素を効率よく摂取可能。また、白米と比較してカロリー・糖質を大幅にカットできます。

長時間の漬け置きが必要な従来の玄米と比べ、1時間ほどの漬け置きですむのもポイント。無洗米仕上げなのでお米を洗う必要がなく、白米モードで炊飯が可能です。内容量は2kg・4kg・8kg。手間と時間をかけずに食べられる玄米が欲しい方におすすめのお米です。

ミツハシライス 胚芽の大きな胚芽米

ミツハシライス 胚芽の大きな胚芽米

大きさが従来の2倍と謳う胚芽が入っている、胚芽米のお米です。実りの秋に広がる稲穂のような黄金色で、もちもち・ぷちぷちの食感が特徴。通常の胚芽米と比較してGABAが2倍、ビタミンEが1.7倍含まれるとされています。

複数の産地で、すべて契約農家によって栽培された胚芽米。低アミロース米の品種を使っているので、冷めてもおいしく食べられます。内容量は2kgで、保存に便利なチャック付き。栄養素が豊富に含まれた胚芽米を食べたい方におすすめのお米です。

・2kg

・4kg

お米の種類とそれぞれの特徴

白米

By: amazon.co.jp

お米は精米度合いに応じて、白米・無洗米・玄米・胚芽米に分けられるのが特徴。お米は胚乳を核として、にふん層・種皮・果皮・もみ殻・ぬか層が順に重なっています。胚乳の下部にあるのが胚芽。玄米からぬかと胚芽を取り除き、胚乳のみを残した状態が白米です。

皮と種を取り除いた果物のほうがおいしく味わえる理由と同じで、お米も精米することでよりおいしく味わえるようになります。また、消化吸収率が高いうえに甘みを感じやすいのもポイント。白米には炭水化物が豊富に含まれています。

無洗米

精米後のお米には、肌ぬかと呼ばれる粘着性の高いぬかが表面に付いています。白米を炊く前に研ぐのは肌ぬかを取り除くため。無洗米は肌ぬかをほぼ完全に取り除いたお米を指します。お米を研ぐ必要がないため、調理時間の短縮や節水、洗米による栄養価の流失を減らせるのが特徴です。

加工方法としては、肌ぬかの粘着性を利用するぬか式や、肌ぬかと水が混ざった研ぎ汁をタピオカでんぷんで吸着するタピオカ式、肌ぬかを水で洗い流して乾燥させる水洗い式があります。炊飯時には水の量を多めにする、吸水時間を長くするなどの工夫を施すことで、よりおいしく炊けるのがポイントです。

玄米・胚芽米

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玄米と胚芽米は、白米よりも加工度が少ないお米を指します。玄米は精米する前のお米のことで、田んぼで収穫した稲を茎から取り外し、もみ殻のみを取り除いた状態。鮮度を維持しやすいのが特徴です。玄米は白米よりも脂質・食物繊維・ビタミン・ミネラルを多く含みます。

胚芽米は玄米からぬか層を削って胚芽が8割以上残るように精米したお米のこと。玄米よりも食べやすく、白米よりも多くの栄養を含んでいます。栄養素を気にしながらお米をおいしく味わいたい方におすすめです。

お米の有名な銘柄・ブランド

コシヒカリ

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「コシヒカリ」は、日本で生産されるお米のなかでも特に知名度が高い品種です。鮮やかなあめ色に実る北陸(越の国)の品種であることが名前の由来。甘みや、強い粘り気と柔らかい食感が特徴です。産地ならではの特徴を活かした商品も展開されています。

日本各地で作付けされていますが、新潟産のコシヒカリが群を抜いて有名です。新潟県産のコシヒカリは、甘みだけでなく香り・ツヤ・白さなどおいしいご飯の条件を満たすともいわれています。スタンダードなお米を選びたい方におすすめです。

青天の霹靂

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「青天の霹靂」は、青森県の晴れ渡った空に突如光る稲妻のように、鮮烈な存在になるようにという願いが込められた青森県の品種です。粒が大きく、ほどよいツヤと柔らかい白さを持ち合わせています。

適度な硬さがあるため、炊き上がり後に保温してもつぶれにくいのが魅力です。上品な甘みを好む方におすすめ。肉・魚・野菜などさまざまな食材と相性がよく、料理に合わせやすいお米です。

新之助

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「新之助」は、粒が大きくツヤのあるお米です。コシヒカリとは異なるおいしさを持つお米を目指し、新潟県で開発された品種。「新潟」や「新しい」という言葉に使われる「新」の文字と、誠実で芯が強く現代的な日本男児のイメージが名前の由来です。

豊潤な甘みがあり、強い粘りとコシを合わせ持っています。また、冷めても硬くなりにくく、おいしさを持続しやすいのも魅力のひとつ。貯蔵テストなどの分析結果からも、劣化が少ないことが確認されているため、保存しやすいお米を探している方にもおすすめです。

ななつぼし

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「ななつぼし」は、2001年に北海道の優良品種として採用されたお米です。ひとめぼれの交配品種で、粘りと香りがあるのが特徴。粒感を感じられます。冷めてもおいしく味わえるため、お弁当やおにぎりに使うお米におすすめです。

味・白さ・ツヤ・粘り・香り・柔らかさ・口あたりのバランスがよいのがポイント。名前には星がよく見える空気のきれいな北海道で、北斗七星のように輝いて欲しいという願いが込められています。

ひとめぼれ

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「ひとめぼれ」は、東北地方を中心に生産されている冷害に強い品種のお米です。色・ツヤが美しく、一目ぼれするようにと名付けられています。

「コシヒカリ」と「初星」の交配品種で粘り気があるため柔らかく炊き上がります。柔らかい食感と淡泊な味わいです。コシヒカリの次に作付け量・流通量が多く、市場でも人気があります。

ミルキークイーン

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「ミルキークイーン」は、冷めても硬くなりにくい品種です。コシヒカリを改良して生まれた低アミロース米。アミロースの量が少ないため、粘り気が強く、弾力のある食感が特徴です。

名前の由来は、半透明な玄米でお米の表面が乳白色に見えることに加えて、質のよいお米の女王という意味が込められています。濃い風味で、甘みが強く感じられるお米です。

お米の選び方

自分の好みに合ったお米を選ぶ

もっちり感のあるお米

お米を選ぶ際は食感にこだわることも大切です。弾力のあるお米で、粘りと甘みが強く感じられます。お米本来の風味が強く、濃い味付けのおかずにも引けを取らないのが魅力。品種のなかではコシヒカリや新之助が有名です。

また、粘り気が強い品種を選ぶ際には、低アミロース米の品種がおすすめ。アミロースの含有量が少ないほど粘りが強く、柔らかい食感です。低アミロース米のなかでも特に有名な品種はミルキークイーン。冷めてもおいしく味わえるため、お弁当やおにぎりに適しています。

あっさりしたお米

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シンプルな風味のお米は、粘り気が少ないのが特徴です。淡泊な味わいなので、繊細なうま味を持つ海産物や和食、丼物などによく合います。酢飯にもよく合うので、手巻き寿司を楽しみたい方にもおすすめです。

品種のなかではななつぼしが有名。あっさりしたお米で柔らかい食感のお米はオールマイティーな料理に合わせやすいのが魅力です。

精米年月日をチェック

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市販のお米には、袋に年産と精米時期が記載されています。年産とは、お米が収穫された年を元号表記で示した表記のこと。お米は1年に1度だけ収穫時期を迎えるため、次の収穫時期を迎えるまでは同じ年産が記載されます。新米という言葉がありますが、年内に収穫したお米を表し、収穫時期から12月31日までなら新米と表記可能です。

精米時期はお米を玄米から精米した時期のこと。西暦表記の年・月・時期が一緒に記載されます。精米したお米は空気に触れると劣化するため長期保存には不向きです。また、お米の袋には小さな穴が空いているので、未開封の状態でも風味を損なう場合があります。

なるべく1ヵ月で消費できる量を選ぼう

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お米は野菜と同じ生鮮食品として扱われるため、賞味期限・消費期限はありませんが、よりおいしく味わうには、1ヵ月で消費できる量を購入するのが大切です。1合は150gなので、食べる頻度や1回の食事に炊飯する量から購入に適した量もわかります。

計算が難しい方は、お米1合分は中茶碗で2.2杯分であることを目安に、1合分のお米が普段使っているお茶碗の何杯分にあたるかを計算してみてください。重量があるお米の持ち運び回数が気になる方は、通販を活用するのがおすすめです。

栽培方法が気になる方は有機JASマークの有無をチェック

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栽培方法にこだわりたい方は、有機JASマークが付いているお米を選ぶのがおすすめです。有機JASマークとは、 農薬や化学肥料などの化学物質を使わずに栽培した食品のことを指します。

認定されるための条件は大きく分けて3点。1つ目はたい肥を使って土づくりを行い、禁止されている農薬や化学肥料を2年以上使っていない畑で栽培することです。2つ目は栽培中に禁止された農薬や化学肥料を使わないこと。3つ目は遺伝子組み換え技術を使用しないことです。

そのほか、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させることや、農業による環境への負担をできる限り低減させることなども条件として定められています。お米を選ぶ際には、パッケージなどを確認し、栽培方法や認証マークが表示されているかをチェックしてみてください。

お米の売れ筋ランキングをチェック

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番外編:お米の上手な研ぎ方

まずはお米を入れたボールの8分目まで冷水を注ぎ、手早くかき混ぜて水を捨てます。研ぐ回数は2~3回ほど。そのまま水を切った状態で20~30回程度、指を立ててお米をかき混ぜ、水を入れて再び水を捨てます。洗い終わったら1~2回ほど水ですすいで完了です。

洗米する際に使う水は冬であっても冷水を使うのが大切。また、研ぎ汁が透明になるまで研ぐと、お米特有の甘みやうま味が逃げてしまう可能性があるため注意が必要です。力を入れずに指を立ててかき混ぜるようにしてみてください。

番外編:お米の美味しい炊き方

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お米本来の甘みを引き出すため、炊く前に夏は30分以上、冬は1時間ほどの吸水時間を設けてみてください。洗米時と同じように炊飯時も冷たい水を使うのがポイント。水の温度が高いと、栄養分が溶け出しておいしく炊けない可能性があります。

お米を研いだ後に分量通りの水を入れてから吸水させます。炊き上がったら、10~15分程度蒸らして完成です。ご飯をほぐす際は、つぶすのではなくお米を切るようにしゃもじを動かしてみてください。

番外編:お米の美味しい保存方法

お米を保存する際はカビ・虫・ニオイを避けることが大切です。カビはお米に水が付くことで、虫は高温の環境下で発生し、ニオイは洗剤・灯油・化粧品・魚などから移ります。おすすめの保存方法は密封容器に入れて冷蔵庫で保存する方法です。

お米の袋は小さな空気穴があり密封されているわけではないため、保存には不向き。容器に入れていても継ぎ足して保存するのは、虫発生のリスクを高めるため注意が必要です。デリケートなお米のおいしさを長持ちさせるためにも、保存方法や保存場所に気を付けてみてください。