動物がさまざまな形で登場する「動物漫画」。人間と動物の絆を描いた作品から、さまざまな動物によって脅かされる人間たちを描いた作品まで、幅広い動物漫画が存在します。犬や猫など身近な動物から、昆虫・魚類・鳥類といった多様な動物を取り上げている点にも注目です。
今回は動物漫画のおすすめ作品をご紹介。豊富な作品のなかから魅力のある作品をピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
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動物漫画のおすすめ|人気
動物のお医者さん
白泉社 著者:佐々木倫子 全8巻完結
大学の獣医学部で巻き起こる、動物をテーマにした日常系コメディ漫画です。1988年から1993年まで「花とゆめ」にて連載されていた作品。2003年には、ドラマ化もされました。
進路に悩む高校3年生の西根公輝は、通路の抜け道としてH大学の構内を利用しています。そこで、彼が発見したのは、怖い顔つきの子犬。シベリアンハスキーの子犬にチョビと名付けた公輝は、H大学を舞台に動物に囲まれたドタバタな日常を送ることになります……。
個性的な登場人物とかわいい動物たちに、心を掴まれたという声が多い本作品。特にコワモテのチョビがかわいいと、人気を得ています。クスッと笑える有名作品に興味がある方に、おすすめの動物漫画です。
銀の匙 Silver Spoon
小学館 著者:荒川弘 全15巻完結
農業高校で奮闘する若者たちの日常を描いた、青春酪農漫画です。2011年から2019年まで「週刊少年サンデー」にて連載された作品で、著者は『鋼の錬金術師』の作者でもある荒川弘。アニメ化に加えて、2014年には映画化もされ大きな話題になりました。
自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾は、驚きだらけの日常に毎日大忙し。子牛を追いかけたり鶏の世話をしたりと、農業高校ならではの日常に食らいついていくのでした。
北海道や農業高校のあるあるが詰まった1作で、一般家庭から入学した八軒に感情移入しながら楽しめます。苦難がありながらも、主人公たちが一生懸命頑張って成長していく姿を描いた、おすすめの動物漫画です。
おじさまと猫
スクウェア・エニックス 著者:桜井海 既刊13巻
卑屈な猫と優しいおじさんが織りなす、癒しをくれる動物漫画です。「月刊少年ガンガン」にて連載中の作品で、第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞など数々の賞にランクインしている話題作。2021年には、草刈正雄主演でドラマ化もされました。
ペットショップにいる1匹の成猫は、その見た目と年齢からすでに誰かに選ばれることを諦めていました。そんな彼の前に、1人のおじさんが現れます。おじさんに買われそうになり、プレゼントかと疑う猫。しかし、おじさんは猫をそっと抱きしめ、”私が欲しくなったのです”と口にするのでした。
それまでの経験から卑屈になった猫が、おじさんに愛されている姿が愛おしいと評判です。お互いが事情を抱えながらお互いを大切にする姿からは、哀愁も漂います。泣ける動物漫画を探している方におすすめです。
BEASTARS
秋田書店 著者:板垣巴留 全22巻完結
理性を持つ肉食動物と草食動物が共存する世界を舞台にしたヒューマンドラマ作品です。2016年から2020年まで「週刊少年チャンピオン」にて連載されていた動物漫画で、アニメ化もされています。
肉食動物と草食動物が共存する世界にも、希望や不安は渦巻いているもの。チェリートン学園の演劇部に所属するレゴシは、狼であるにもかかわらず非常に繊細な心の持ち主です。周りから誤解されがちでも、本当はすごく優しい青年で……。
擬人化した動物たちが、人間のように悩み葛藤しながら生きる作品です。シリアスなストーリーで、動物が織りなす人間ドラマを楽しめるのもおすすめポイントです。
犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい
講談社 著者:松本ひで吉 全7巻完結
犬と猫をどちらも飼っている著者が描く、コミックエッセイです。講談社とpixiv発の漫画アプリ「Palcy」にて連載中の作品。2020年には、アニメ化もされました。
天真爛漫でいつも元気な犬くんと、極悪顔で魔王のような猫さま。実際に一緒に暮らしていた著者が、経験をもとに犬と猫との笑いと癒しに溢れた日々を届けます。
無邪気な犬くんとツンツンしながらもたまにデレる猫様が、どちらもかわいく癒されると話題の作品です。実話をもとにした、笑えてたまに泣けるおすすめの動物漫画です。
ダーウィン事変
講談社 著者:うめざわしゅん 既刊8巻
ヒトとチンパンジーのハーフ「ヒューマンジー」を取り巻く、サスペンスフルな人間ドラマを描いた動物漫画。マンガ大賞2022の大賞や第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など、数々の著名な漫画賞を受賞しました。アニメの制作も決定した話題作です。
生物科学研究所を襲撃したテロ組織は、妊娠中のメスのチンパンジーを保護します。彼女から誕生したのは、ヒトとチンパンジーの遺伝子を半分ずつ持つ生物・ヒューマンジー。赤ん坊はチャーリーと名付けられ、人間のもとで育てられることになります。
アメリカを舞台に、チャーリーをめぐる緊迫したサスペンスアクションが繰り広げられる1作。ヒトではない存在のチャーリーの視点から、人間社会の差別や炎上といった社会問題にも切り込んでいきます。骨太なヒューマンドラマが好きな方におすすめの動物漫画です。
ぼのぼの
竹書房 著者:いがらしみきお 既刊49巻
ラッコ・ぼのぼのと森に暮らす個性豊かな仲間たちが織りなすユーモラスな日常を描いた、動物漫画の名作です。1986年から長期連載されており、さまざまなメディアミックス作品が展開されました。累計部数は950万部を突破しています。
好奇心と妄想力にあふれるラッコの子供・ぼのぼのは、日常の何気ないことにもすぐに興味を持ってしまいます。そんなぼのぼのと、友達のシマリスくんやアライグマくんたちが繰り広げる、ほのぼのとした日常とはどのような様子なのでしょうか。
純粋な心を持つぼのぼのが、ありふれた出来事に疑問を抱いたり、哲学的な問いを投げかけたりするのが見どころ。コミカルな4コマ漫画に数多くの名言や鋭い視点がちりばめられた独特の作風が、世代を越えて支持を集めるおすすめの動物漫画です。
・竹書房 文庫版 既刊15巻
夜は猫といっしょ
KADOKAWA 著者:キュルZ 既刊7巻
猫の不思議な生態や猫とともに暮らすことの醍醐味を、キュートな筆致で描いた猫コミックエッセイです。アニメは第3期まで制作されている動物漫画の人気作。海外からも高い人気を集め、累計60万部を超えるヒット作になりました。
これまで特に猫と関わることがなかったフータのもとにやって来た猫・キュルガ。気まぐれなキュルガとの新生活は、不思議で楽しいことが数多く待ち受けていました。そんなフータとキュルガの日常がショートストーリー形式で描かれます。
猫の不可解で微笑ましい行動の数々が魅力的に表現されており、多くの読者からの共感を集めた1作。まるで液体のような、猫独特の柔軟性を感じられる作画にも注目してみてください。猫の愛らしさにとことん笑えて癒される、おすすめの動物漫画です。
銀牙 ー流れ星 銀ー
集英社 著者:高橋よしひろ 全18巻完結
1983〜1987年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた動物漫画。第32回小学館漫画賞を受賞し、累計部数は1000万部を突破しました。2024年にも新作舞台の上演やシリーズ最新作が連載開始されるなど、ロングセラーで愛される不朽の名作です。
とあるスキー場の周辺の山では、殺人熊・赤カブトが脅威として恐れられていました。そんなスキー場でロッジを営む家に誕生した子犬・銀。5年前に赤カブトとの闘いに敗れ、復讐に燃える猟師・竹田五兵衛は銀の父とともに再度赤カブトに挑みますが……。
巨大熊に挑む熊犬として育てられた犬の銀が本作品の主人公。全国から犬の仲間を集めながら、過酷な運命に立ち向かっていく壮大なバトル漫画としても読み応えがあります。”犬マンガの原点”とも評される動物漫画を読んでみたい方におすすめです。
・集英社 文庫版 全10巻完結
動物漫画のおすすめ|完結
獣医ドリトル
小学館 原作:夏緑 作画:ちくやまきよし 全20巻完結
悪徳と評判の獣医師を主人公にした、動物も人も救うヒューマンドラマ作品です。2001年から2014年まで、「ビッグコミック」にて連載されていました。2010年には、小栗旬主演でドラマ化もされています。
鳥取動物病院の院長・鳥取健一は、悪徳と評判の獣医師です。辛辣な物言いで、客が帰ってしまうこともしばしば。競走馬の治療のため鳥取動物病院を訪れた1人の女性は、新しい馬が何頭も買える治療費を請求され怒ります。そこで鳥取は、馬の治療がどれだけ大変かを語り出すのでした。
一見冷たいようでも、動物を愛し患者に寄り添ってくれるドリトル先生が人気の本作品。ペットとの向き合い方などリアルな話にも触れており、人と動物の関係性に興味がある方に、おすすめの動物漫画です。
どうぶつの国 完全版
講談社 著者:雷句誠 全14巻完結
動物が住む国で生きる、人間の戦いや苦悩を描いた作品です。著者は、大ヒット漫画『金色のガッシュ!!』の著者でもある雷句誠。2013年に、講談社漫画賞を受賞しています。2009年から2013年まで、「別冊少年マガジン」にて連載されていました。
動物のみが暮らす星”どうぶつの国”で生きるたぬきのモノコは、両親を肉食動物に食べられたことで一人ぼっちの生活を送っていました。ある日、モノコは見たことのない動物を拾います。それは、人間の赤ちゃんで……。
ストレートなギャグがありながら、雷句誠らしい王道の熱く泣けるストーリーが魅力。また、肉食動物と草食動物の関わりなど、シリアスな展開もあります。独特な世界観に浸れる動物漫画を探している方におすすめです。
うさぎは正義
フロンティアワークス 著者:井口病院 全13巻完結
人間の言葉を喋るうさぎを主役に、うさぎの魅力をさまざまなシチュエーションで表現したギャグテイストな動物漫画です。「Hugピクシブ」で連載され、累計50万部を記録しました。
空腹で心身ともにボロボロになっていた2頭のオオカミの前に現れたのは、なんと愛くるしいうさぎ。しかし、そのうさぎは圧倒的なカリスマ性と戦闘力を持ち、オオカミたちを手下として手懐けてしまうのです。
新入社員として入社したり、合コンに参加してみたりと、かわいいうさぎがその魅力でほかの動物や人間を翻弄していく様が笑いを誘います。「うさぎあるある」が物語のなかにちりばめられており、うさぎ好きの読者からの多くの共感も集めたおすすめの1作です。
いとしのムーコ
講談社 著者:みずしな孝之 全17巻完結
田舎に暮らすガラス職人と、愛犬・ムーコの愛すべき日常を追いかける動物漫画。「イブニング」にて2011〜2020年まで連載され、全17巻で完結しました。アニメ化されたほか、2024年には新シリーズも連載開始された大ヒット作品です。
秋田県の大自然のもとでガラス工房を営む、吹きガラス職人のこまつさん。愛犬のムーコは飼い主であるこまつさんのことが大好きで、彼がいつか犬になることを夢見ています。そんなチャーミングな2人の、驚きと笑顔に満ちた日々を描いた物語です。
飼い主のために一生懸命に生きるムーコの姿が、コミカルな心の声を添えて表情豊かに表現されています。全力で愛をアピールするムーコのかわいらしさに癒される読者も多数。犬とともに暮らす醍醐味を感じられる、おすすめの動物漫画です。
ワイルドライフ
小学館 著者:藤崎聖人 全27巻完結
絶対音感を持つ獣医師を主人公にした、医療系動物漫画です。第51回小学館漫画賞を受賞し、『ワイルドライフ 〜国境なき獣医師団R.E.D.〜』のタイトルでドラマ化や映画化もされました。
公園でいじめられていた子犬を助けたヤンキー高校生・岩城鉄生。自身が持つ絶対音感によって子犬の心音が普通と異なることに気が付いた鉄生は、動物病院まで子犬を連れて行きます。すると、子犬は「動脈管開存症」という病気を患っていることが判明するのです。
この出来事をきっかけに目標を得た鉄生が、動物病院の最高峰で獣医として活躍していく様が描かれます。ペット医療だけでなく、野生動物保護や動物医療の現場の問題点にも触れた本格的な医療ドラマが見どころ。動物の命と向き合う獣医師の世界を見たい方におすすめの1作です。
しろくまカフェbis
集英社 著者:ヒガアロハ 全4巻完結
シロクマが経営する「しろくまカフェ」を中心に、ヒトと動物のゆるふわな日常を描いた動物漫画。2012年にアニメ化されて話題になり、10年以上経った現在も多くのファンに愛される人気作です。続編も刊行されています。
おいしいコーヒーが自慢の「しろくまカフェ」は、日々常連客が集う人気店。マスターのシロクマさんは、いつもパンダくんやペンギンさんにシュールなギャグを披露しています。そんなある日、パンダくんは動物園でパンダのバイトをすることになり……。
喋る動物と人間が平和に共存する街で起こるユーモラスな出来事の数々が、ショートストーリー形式で展開されます。動物たちの面白い生態やカフェのメニューのレシピなどが小ネタとして盛り込まれているのもポイント。シュールなギャグ漫画が好きな方におすすめの作品です。
北極百貨店のコンシェルジュさん
小学館 著者:西村ツチカ 全2巻完結
動物が客として来店する百貨店で繰り広げられる、コンシェルジュと動物たちのハートフルなドラマを連作形式で描いた動物漫画。第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた秀作です。2023年にアニメ映画化もされました。
主人公は、来館者はすべて動物という不思議な百貨店に勤めている人間・秋乃。客としてやってくる「絶滅種」の動物たちのさまざまな願いや悩みを、新人コンシェルジュの秋乃が機転を利かせて解決に導いていく物語です。
ワライフクロウやニホンオオカミなど、さまざまな絶滅動物たちとのやり取りを通して、コンシェルジュ精神を学んでいく秋乃の成長ぶりが見どころ。絵本のように繊細なタッチで描かれた美しい作画にも注目しながら読みたい、おすすめの動物漫画です。
ジンメン
小学館 著者:カトウタカヒロ 全13巻完結
知性を得た動物たちが人類に復讐をしていく、壮絶なアニマルホラー漫画。2016〜2019年にかけて「サンデーうぇぶり」で配信連載されていました。
7年ぶりに故郷へと帰ってきた神宮マサトは、再会した幼なじみの女子高生・ヒトミとともに思い出の動物園を訪れます。しかし、行き慣れていたはずの動物園は一変。なんと人間の顔が付いた動物たちが、次々と人間たちを襲っていたのです。
人間の顔を持ち、言葉を喋る動物たちが、人間を恐怖に陥れていく壮大なスケールのパニックホラー作品。過激なスプラッター表現が盛り込まれているのも特徴です。ホラー要素を大胆に取り入れたユニークな動物漫画が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
動物漫画のおすすめ|連載中
DOG SIGNAL
KADOKAWA 著者:みやうち沙矢 既刊12巻
犬の特性を把握して飼い主とペットを繋ぐ、ドッグトレーナーを描いた動物漫画です。2018年から「COMIC BRIDGE」にて連載されている作品で、2023年にはアニメ化もされました。
お人好しでありながら優柔不断な青年・佐村未祐は、元カノから押し付けられたトイプードルの世話に日夜手を焼いていました。そんな彼が出会ったのは、凄腕のドッグトレーナー・丹羽眞一郎。丹羽との出会いで、未祐はドッグトレーナーを目指すようになり……。
ペットとして人間と暮らす犬をテーマにした作品で、さまざまな犬種が登場します。犬たちにはそれぞれの特徴があり、勉強になったという声も。犬と人間の生活や絆を描写したおすすめの動物漫画です。
アフリカのサラリーマン
KADOKAWA 著者:ガム 既刊4巻
アフリカに住む動物たちが、スーツを着て会社勤めをするシュールな動物漫画です。2014年から、「ジーンピクシブ」にて連載中。2019年には、テレビアニメ化もされています。
アフリカの朝は早く、動物たちは日の出とともに起きてきます。ベッドで眠っていたライオンは、昨夜に少し飲みすぎた様子。会社に出社すると、後輩のオオハシが痴漢に間違われたと嘆いています。
人間のように二足歩行する動物たちのリアルな会社員姿に、思わず笑ってしまうと評判の本作品。動物が主人公のギャグ漫画を探している方におすすめの1作です。
同居人はひざ、時々、頭のうえ。
フレックスコミックス 原作:みなつき 作画:二ツ家あす 既刊11巻
飼い主と猫の両者の視点で進む、心あたたまる動物漫画です。2014年から「COMICポラリス」にて連載中で、全国書店員が選んだおすすめコミック2017で3位にランクインしたことでも話題に。2019年にテレビアニメも放送された作品です。
ミステリー作家である朏素晴は、自分の想像を邪魔する存在が苦手。ある日、彼は1匹の猫に出会います。その猫に小説のネタを見出した素晴は、自宅で飼うことに。1人と1匹はお互いを知りながら、徐々に変わっていくのです。
同じ時間の話を視点を変えて2回描くことで、謎と種明かしが楽しいと評判です。猫との出会いで成長していく素晴を、応援したくなるという声も。かわいらしく感動できる作品を探している方におすすめです。
雨と君と
講談社 著者:二階堂幸 既刊7巻
一風変わった1人と1匹が織りなす、ほっこりと仲のよい同居生活を描いた動物漫画です。「週刊ヤングマガジン」にて2020年から連載中。次にくるマンガ大賞2022のコミックス部門第4位に輝き、2025年にはアニメ化も予定されています。
雨が降るある夜、ダンボールの中に入った1匹の動物と出会った主人公の女性。明らかにタヌキであるものの、彼女は犬と勘違いします。さらに、フリップに文字を書いたり傘を差し出したりする芸達者な様子を見て、彼女はその「犬」を連れ帰ることにするのです。
四季折々の何気ない日常を、相棒として一緒に過ごしていく1人と1匹の唯一無二の関係性には、笑えて癒されるシュールなやり取りが満載。心が休まるような日常系動物漫画を探している方におすすめの注目作です。
ラーメン赤猫
集英社 著者:アンギャマン 既刊9巻
喋る猫が営むラーメン屋を舞台にした、人情味あふれる動物漫画です。「少年ジャンプ+」のインディーズ連載から反響を受けて本連載化された異色作。2024年にアニメ化されたほか、ゲーム化もされています。
店主も店員も猫という大人気のラーメン屋「ラーメン赤猫」に、面接を受けに来た人間・社珠子。店長からの質問に「犬派」と答えてあっさりと採用された珠子を待ち受けていた仕事とは、なんと猫たちのお世話係でした。
猫らしさあふれる個性豊かな猫たちと珠子が織りなす、あたたかな仕事模様を描いた物語。サービス業のリアルな悩みや喜びも、コミカルな展開のなかに巧みに表現されています。本格的なお仕事漫画としても読み応えがある、おすすめの動物漫画です。
お前、タヌキにならねーか?
一迅社 著者:奈川トモ 既刊7巻
タヌキに変化した人間たちが、人生にさまざまな気づきを得ていく様を描いた物語。SNSに掲載された作品が大きな反響を集め、現在は「comic POOL」にて配信連載されています。多数の漫画賞にノミネートされ、上位入賞も果たした動物漫画の注目作です。
タヌキのこがね丸は、山のタヌキ不足を補うために人間をタヌキとしてスカウトする日々を送っています。人生に追い詰められてしまった人々は、実際にタヌキ生活を送ってみたことをきっかけに、少しずつ前向きな気持ちを取り戻すのでした。
さまざまな事情を抱えた人々が、タヌキになって自由に振る舞うことで自分らしさを取り戻していくハートフルな動物漫画。かわいいタヌキの生き様とともに、クスッと笑えるセリフが数多く盛り込まれています。オムニバス形式で気楽に読みやすいのもおすすめポイントです。
マグメル深海水族館
新潮社 著者:椙下聖海 既刊9巻
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深海生物を間近で観察できる深海水族館の姿を、1人の青年の成長とともに描いた動物漫画です。2017年から「くらげバンチ」にて配信連載され、さまざまな水族館とのコラボ展示なども展開されています。
「マグメル深海水族館」は、東京湾の水深200mの場所にある世界唯一の特殊な水族館です。清掃員としてアルバイトしている天城航太郎は、引っ込み思案な性格ながら深海生物が大好きな青年。そんな彼の人生は、館長・大瀬崎湊人と出会ったことで大きく動きはじめます。
深海生物の飼育員を夢見る航太郎の成長を追いかける1作。さまざまな深海生物が解説とともに各エピソードに登場し、深海世界の新たな魅力を垣間見られます。ファンタジーのような幻想的な世界観も多くの読者を魅了している、おすすめの動物漫画です。
ねこ、はじめました
小学館 著者:環方このみ 既刊13巻
2020年に第65回小学館漫画賞に輝いた「ちゃお」発の動物漫画。猫と精神が入れ替わった男子高校生が、ゆるい猫ライフを満喫していく猫コメディーです。
ある日、軟派な男子高校生・和代尚は交通事故に遭い、事故当時に近くにいた猫となぜか中身が交代。猫の姿になってしまいます。さらに、空腹で困っていたところを助けてくれた女子高生・野山チカに「ニャオ」と名付けられ、飼われることになるのです。
元男子高校生の猫と女子高生による、噛み合わないドタバタな同居生活を描いた動物漫画。ニャオの切れ味鋭いツッコミや猫あるあるの小ネタに、思わず笑いが込み上げます。小学生はもちろん、大人も楽しめるおすすめのゆるふわコメディーです。
動物漫画にはさまざまな種類の作品が存在します。動物の愛らしさを楽しめる作品から、動物によって危害を加えられる人間の姿を描いた作品も。なかには、擬人化した動物たちが活躍する非現実的な物語も存在します。ぜひ気になる動物漫画を手に取って楽しんでみてください。