ビジネスシーンはもちろん、就活や冠婚葬祭などの場でも着用する「メンズスーツ」。着用シーンだけでなく、ビジネスの場では年齢や役職においてもふさわしいスーツが異なるため、どこで何を買えばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

今回はメンズスーツのおすすめブランドをご紹介します。着用シーンごとのスーツの選び方やオーダーメイドスーツについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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スーツのおすすめブランド|安い・コスパ重視

AOKI

AOKIは昭和33年に創業したスーツを中心に展開するブランド。カジュアル・レディースファッションも取り扱い、「LIFE&WORK STYLEのAOKI」として幅広くファッション事業を行っています。郊外のロードサイドをはじめ、ショッピングモールやビルイン、都心や駅前など全国のさまざまな場所に店舗を展開しているのも特徴です。

AOKIでは製品の企画から販売までを一貫管理する「バーティカル・マーチャンダイジングシステム」により、さまざまな技術や機能を詰め込んだ製品を生み出しているのがポイント。自宅で簡単に手入れできる「洗えるスーツ」や着心地のよい「パジャマスーツ」などを揃えています。

また、実店舗では「スタイリスト制度」を導入しており、販売員が一人ひとりの好みやライフスタイルにあわせて着こなし提案を行うのも魅力。スーツのスタイリングも含めて自分にぴったりのスーツを選ぶサポートが受けられます。

コナカ

コナカは昭和27年に創業。紳士服を中心に、幅広い衣料品を取り扱っています。高品質ながら比較的手頃な価格で購入できるスーツが多く、機能面にこだわって作られているのが特徴です。

スーツは伸縮素材を使用し動きやすい作りに仕上げた「ULTRA MOVE SUIT」を展開。肘や袖裏などのストレッチが効くほか、防シワ性があるなど機能的なのが魅力です。同シリーズのシャツも販売しているため、あわせて着用することでビジネスシーンをより快適に過ごせます。

さらに、自宅で簡単に手入れできるスーツもラインナップ。洗濯ネットを使わずに洗濯機を利用できたり、アイロンなしで着用できたりと清潔感を保ちやすい「ULTRA WASH SUIT」に加え、シャワーで洗える「SHOWER CLEAN SUIT」も取り扱っています。

洋服の青山

洋服の青山は1974年に青山商事株式会社が紳士服専門店として開店。その後、全国47都道府県に店舗を展開しており、製品の開発・提供を続けています。さまざまな特徴を持つスーツを取り揃え、ビジネスパーソンの支持を獲得しているブランドです。

洋服の青山では、自宅で簡単に洗えるウォッシャブル仕様のスーツを展開。クリーニングの回数を抑えつつ清潔感をキープして着用できるので、コスパよく着られるのが魅力です。

また、スーツを着ている際に感じやすい窮屈さを軽減するため、着心地にこだわって作られたモノも扱っています。生地や縫製の工夫で、より楽に着用できるので、ビジネスシーンでスーツを着たまま体を動かすことが多い方にもぴったりです。高機能ながら価格を抑えたコスパのよいスーツがほしい方はぜひチェックしてみてください。

SUIT SELECT

SUIT SELECTは「コナカ」グループが展開するスーツショップ。クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が手掛け、スタイリッシュなアイテムをリーズナブルに購入できるのが魅力です。

ブランドロゴの4本線は「フェアーフラッグ」と名付けられているのが特徴。生産・デザイン・流通までの透明性を維持し、高品質なスーツをわかりやすい価格設定と製品のバリエーションで販売するという、ブランドの信念をあらわしています。

SUIT SELECTではスペックの異なる2種類のラインを展開。トレンドを取り入れつつ機能性と美しさを兼ね備えた「BLACK LINE」と、クラシックな印象をキープしながら美しいシルエットや着用感にこだわった「SILVER LINE」の2ラインを2種類の価格で販売しています。スーツのデザインの特徴や価格がわかりやすいため、好みや予算にあわせて選びやすいのもメリットです。

オリヒカ(ORIHICA)

オリヒカはAOKIと同じAOKIホールディングスのブランド。モダンブリティッシュをベースとしつつ、日本の要素を取り入れたおしゃれな製品を多数展開しています。「ビジネスをもっとカジュアルに(自由に)、カジュアルをもっとドレッシーに」をキーワードに、ビジカジをはじめとするさまざまなスタイルを提案しているのが特徴です。

オリヒカでは、働き方や働く場所、ライフスタイルの多様化にあわせて自由にビジネスウェアを選べるよう「THE THIRD SUITS」を展開。ビジネスだけでなく、日常でも着用しやすく、自分らしく組み合わせてスタイリングできるのが魅力です。

ほかにも、ストレッチが効いて動きやすい「アクティブワークスーツ」や、ウール混ながらウォッシャブル対応の「ウールブレンド洗えるスーツ」など、機能性に優れたアイテムも取り扱っています。

ビームス(BEAMS)

ビームスは1976年に原宿で創業したブランド兼セレクトショップ。「Happy Life Solution Communities」をビジョンとして掲げ、ファッションアイテムの販売を始め、さまざまな事業を展開しています。

ブランド内の複数のレーベルでメンズスーツを取り扱っており、なかでも「ビームスハート」ではトレンド感がありながらもベーシックなスタイルのスーツをラインナップ。ビームスクオリティのアイテムをよりリーズナブルに販売しているため、コスパ重視でスーツを購入したい方におすすめです。

家の洗濯機で手入れが可能なイージーケア素材のスーツや、スリーピース仕様のスーツもラインナップしています。また、シャツやネクタイ、ネクタイピンなどを豊富に展開しているのもポイント。スーツスタイルの小物類まで揃えることが可能です。おしゃれなスーツスタイルをコスパよく作りたい方は、チェックしてみてください。

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)

1989年に東京都渋谷区で設立した「ユナイテッドアローズ」は、ファッションアイテムや雑貨などの企画・仕入れ・販売を行っているセレクトショップです。オリジナルブランドやレーベルも立ち上げ、生活文化のスタンダードを創造・提供しています。

スーツはユナイテッドアローズだけでなく、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」などのブランドからも展開。グリーンレーベルリラクシングは、豊かさ・上質感がテーマのユナイテッドアローズにトレンド感を加えたアイテムを、より手に取りやすい価格で提供しています。

防シワ機能付きのオリジナル生地を使ったスーツなど、機能面にこだわったアイテムも展開。出張などの際にも便利です。

スーツのおすすめブランド|高級

ダンヒル(Dunhill)

ダンヒルは1893年にイギリスで創業したラグジュアリーブランドです。創業者のアルフレッド・ダンヒルが家業の馬具製造業を継いだ後に、自動車関連の製品の販売を始めたことからスタート。現在ではスーツや革靴、バッグなど紳士用品を展開しています。

ダンヒルは自動車と権威を組み合わせた造語である「モートリティーズ」をキーワードとしており、この要素を製品に取り入れているのがポイントです。

ダンヒルのスーツはクラシックなデザインのアイテムが豊富。細部までディテールにこだわったスーツや、軽量な素材を使った着やすいスーツなども取り扱っています。スリーピースで着られるモノも展開されているので、フォーマルシーンで着用するスーツがほしい方にもおすすめです。

ポールスミス(Paul Smith)

ポールスミスは1970年にイギリス・ノッティンガムで創業したファッションブランド。デザイナーのポール・スミス氏が自身の名前を冠してショップを開きました。イギリスの伝統的なスタイルを残しながら、遊び心を取り入れたデザインが魅力で、カラフルな色使いやチャーミングなプリントを配したアイテムを多く揃えています。

スーツは、ウールを採用したモノを中心に取り扱っているのが特徴。滑らかな触り心地で、上質な雰囲気が漂っています。一見シンプルな見た目ながら、グラデーションストライプや、窓枠のようなウィンドウペーン模様のチェック柄など、さりげなく個性を表現したポールスミスらしいデザインに仕上がっているのも魅力です。

また、裏地に華やかな色や柄を使っているジャケットも展開。脱いだときや、チラッとジャケットの内側が見えたときまでおしゃれです。

ポール・スチュアート(Paul Stuart)

ポール・スチュアートは1938年にニューヨークで創業した紳士服専門店。イギリスのメンズウェアにアメリカのスタイルを取り入れて「流行に流されないスタイルの中にある確固たるエレガンス」を追求しているブランドです。

ポール・スチュアートのスーツは、クラシックな雰囲気がありながらトレンド寄りのデザインを扱った「BAKER MODEL」、日本人向けの人気定番モデル「EASTGATE MODEL」など、さまざまなモデルを展開しています。

ほかにも、よりすっきりとしたシルエットの「YORK MODEL」やイギリスのクラシックスタイルにポール・スチュアートらしさを融合させた「EDWARD MODEL」も扱っており、好みにあわせてスーツを選びやすいのも魅力。40代・50代の方やより上質なスーツを着用したい方におすすめです。

ゼニア(Zegna)

ゼニアは1910年に創業したイタリアのハイブランド。創業当初はテキスタイルメーカーとしてスタートしており、紳士服の生地の品質の高さで有名になりました。

デザインポリシーとして、「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」を掲げてエレガントなデザインと生地の質にもこだわっているのが特徴。2021年にリブランドし、「エルメネジルド ゼニア」から現在の「ゼニア」というブランド名に改名しています。

ゼニアのスーツは、幅広いデザインが展開されているのがポイント。丁寧に仕立てられたスーツは上品な印象で、ビジネスだけでなく特別なイベントやフォーマルシーンに適したモノも揃っています。生地・デザインともに上質なスーツを選びたい方はチェックしてみてください。

ダーバン(D’URBAN)

ダーバンは1970年に日本で誕生したナショナルブランド。宮崎県に自社工場を持っており、国内で織布・編立、染色整理加工、縫製、企画・販売を行った製品も豊富です。

また、日本人の体型にあわせてスーツを作っているのも魅力。高い品質を守り続け、「日本人の日本人による日本人のためのスーツ」を展開しています。

さらに、スーツは品質・デザインなどに優れていながら、高級ブランドの中では比較的価格が抑えられているのも特徴。コストパフォーマンスの高い高品質なアイテムがほしい方におすすめです。トラディショナルかつクラシックなデザインのスーツを豊富に揃えているうえ、アイロンワークにより立体的に仕上げられソフトな着用感を味わえます。

ラルフローレン(Ralph Lauren)

1967年にアメリカで創業したファッションブランド「ラルフローレン」。デザイナーのラルフ・ローレン氏が自身の名前をブランド名として設立しました。伝統的なイギリスのファッションにアメリカの要素を融合させたアメリカントラッドやアイビースタイルの中心として、ブランドのスタイルを確立しています。

ラルフローレンには複数のレーベルがあり、それぞれのレーベルでスーツを取り扱っているのがポイント。なかでも、ブランドの最上級ラインとされる「ラルフローレン パープルレーベル」では上質な素材と職人による丁寧な手仕事により作られたスーツを豊富に揃えています。

自然なシルエットとラグジュアリーな雰囲気も魅力。特別な日に着用するスーツとしてもおすすめです。

バーバリー(BURBERRY)

バーバリーは1856年にトーマス・バーバリーが創業したイギリスのハイブランド。ウェアからバッグ、シューズ、香水など幅広いアイテムを取り扱っています。クラシカルな雰囲気のアイテムが多く、流行に左右されず長く使いやすいのが魅力です。

スーツはシンプルかつクラシックな印象のアイテムを展開。上品な見た目ですっきりと着用できるのでビジネスシーンにぴったりです。

また、華やかな雰囲気のスーツもラインナップしています。高級感があり、パーティーシーンなどにもおすすめです。シルクを使った上品なシャツやネクタイも揃っており、トータルコーディネートが叶います。ワンランク上のスーツがほしい方はチェックしてみてください。

スーツのおすすめブランド|オーダーメイド

Suit ya

Suit Yaは2008年に設立したオーダーメイドスーツのブランド。あらかじめ決められた型紙をもとに製作するセミフルオーダーの製品を扱っています。スーツはベトナムの自社工場で作られており、製作する際は1人の職人がすべての工程を専任で担当するのがポイントです。

また、生地はブランド独自の調達ルートで、高品質な生地を仕入れているのが特徴。そのため、価格を抑えつつ高品質な生地を使用し、コストパフォーマンスに優れたオーダーメイドスーツを仕立てられます。豊富な生地ブランドのなかから選べるうえ、高級生地ブランドも取り扱っているので、さまざまなスタイルのスーツに対応可能です。

スーツの採寸方法は、自分で採寸を行う「自己オート採寸」や手持ちのスーツやシャツを郵送して採寸してもらう「採寸代行」など、4つの方法から選べます。ネットでのオーダースーツでの注文が初めての場合でも、注文方法がわかりやすいのもメリットです。

KASHIYAMA

KASHIYAMA は、大手アパレルメーカー「オンワード樫山」のグループ会社が運営するオーダーメイドスーツブランドです。2017年10月から「オーダーメイドの民主化」を目標にオーダーメイドスーツの販売を開始しました。

同ブランドではサイズ感を重視し、着心地のよい1着を仕立てられるのが特徴。就活で使用するリクルートスーツを作りたい方にもぴったりです。スーツを注文する際は全国に構えている店舗での採寸か、自宅やオフィスへの出張採寸を選択可能。2着目からは採寸データをもとにオンラインでの注文も行えます。

さらに、自社グループ工場で製作することで、最短1週間と短い期間でスーツを工場から直接自宅に届けられるのも魅力。価格を抑えられるほか、365日以内であればウエストの変化によるお直しにも無料で対応できるので、低予算でオーダーメイドスーツを購入したい方におすすめです。

SADA

SADAは1957年に設立されたオーダースーツ専門店です。マシンメイドによるフルオーダースーツを取り扱っています。生地の仕入れや縫製も含め、生地の企画から小売までを自社で行っているため、リーズナブルに展開できると謳っているのが特徴です。工場は、宮城と中国の河北省秦皇島の2か所に構えられています。

SADAでは、採寸から納品まで約3週間で完了できるのが魅力。急遽オーダースーツが必要になった場合には、「10日間お急ぎ便」や「3日間超特急便」などよりスピーディーに仕立てられる納期短縮サービスも展開しています。

採寸は全国の店舗でスタイリストが測る方法と、自分で採寸してWEBで注文する方法から選べるのもポイントです。より生地やデザインのディテールまでこだわって仕立てたい場合は、8種類のハイグレード仕立てをオプションで追加可能。こだわってフルオーダースーツを作りたい方におすすめです。

FABRIC TOKYO

FABRIC TOKYO

FABRIC TOKYOは、2014年にスタートしたカスタムオーダーアパレルブランド。当初は、ネット上でスーツやシャツを安く手軽にオーダーメイドできるサービス「LaFabrics」としてリリースされました。

街のテーラーの敷居や価格の高さを感じた創業者が作った、デジタル世代向けのブランドなのが特徴。「FIT Your Life」というコンセプトを掲げ、サイズだけでなく生き方や価値観にフィットする自分らしいビジネスウェアを展開しています。

店舗での採寸は最短約15分で計測可能。来店できない場合は、オンライン上で手持ちのスーツなどを測ってサイズを登録することも可能です。その後、ネットで生地やデザインを選んで注文完了。生地は300種類以上揃えており、デザインの組み合わせは100万通り以上から選べるので自分好みのスーツを仕立てられます。

スーツは約4週間で手元に届き、50日以内であれば無料で作り直しも可能です。

UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S

洋服の青山を運営する、青山商事のカスタムオーダースーツショップ「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S」。2016年に事業を開始し、「オーダースーツをつくる悦びを、すべての人に」をコンセプトに自分らしい1着を仕立てられます。

オーダー方法は、既製品のベースサンプルのなかから自分に近いサイズをもとに仕立てるパターンオーダーを採用しています。

店舗で生地・モデルの選択と採寸を行い、オプションを決めて注文。初めての場合、約1~1時間半でオーダー可能です。ビジネススーツのほかに、セットアップやフォーマルスーツなども作成できます。

生地はブランド独自のルートで高品質なものを調達しているため、予算が決まっている方も価格をおさえながら、質のよいスーツを選べるのが魅力。エレガントなイタリア製、格式高いイギリス製、品質のよい日本製など、国内から海外まで幅広いブランドの生地を取り扱っています。

DIFFERENCE

DIFFERENCEは、コナカが展開するオーダースーツブランド。スマホでスーツをパーソナライズできるため、自分の好きなタイミングで自分のスタイルにあわせたスーツを作れるのが魅力です。SUIT SELECTと同様、トータルプロデューサーとして佐藤可士和氏が商品・サービスの開発、フラッグシップショップのデザインなどを担当しています。

DIFFERENCEでは店舗に来店して注文する方法のほかに、AIを使った無料の採寸アプリを取り入れており、ぴったりのビジネスウェアのサイズを提案してくれるのが特徴。ネットでのオーダーをする際に便利な専用アプリもあり、手軽にオーダーメイドスーツの注文が可能です。プロのテーラーとオンラインで相談しながら好みのスーツを仕立てられます。

また、スーツは最短2週間で受け取れると謳っているのもポイント。初めてオーダーメイドスーツを作る方が試しやすい価格なのもメリットです。

失敗しないスーツの選び方

自分の身体にしっかりフィットしたモノを選ぼう

スーツを選ぶ際に最も重要なのはサイジングです。ビジネスシーンや結婚式など特別な場面で着用することの多いスーツは、身体にあうジャストサイズを着こなせているかどうかで印象が変わります。特に1着目のスーツを選ぶ際はしっかりと採寸をして購入するのがおすすめです。

ジャケットを選ぶ際は肩部分を少しつまめる程度に余裕があると、窮屈感なく着られます。着丈は、ヒップラインがちょうど隠れる長さがビジネスシーンにも適した丈とされているのがポイント。

短めの丈のジャケットがトレンドですが、場合によってはマナー違反になることもあるため、ビジネスの場や就活用のリクルートスーツなど大事な場面で着用するスーツを選ぶ際は避けておくのが無難です。

パンツはすっきりとしたシルエットで着用できるモノがおすすめ。たるみが出ると野暮ったい印象になるので要注意です。スーツを着用した際に、全体のシルエットも含め確認してみてください。

着用シーンやTPOに適したモノを選ぶ

就活・リクルート

By: aoki-style.com

就活用のリクルートスーツは黒やネイビーなどを着用するのが一般的。スーツの柄についても無地のシンプルなモノを選ぶのが無難です。

リクルートスーツは面接の場で協調性をアピールする側面も持っているので、基本的には業界にかかわらずオーソドックスなリクルートスーツを選択しておくのがおすすめ。スーツの見た目で悪目立ちすることなく、選考に臨めます。

リクルートスーツは基本的に就活中に着用するスーツで、社会人になってからはビジネススーツを着用することになるため、比較的低価格なのがポイント。連日着用することも想定して作られているので、シワに強いポリエステルを使ったモノが多いのも特徴です。

また、リクルートスーツの金額の相場は3万円前後。より価格の高いモノも展開されていますが、リクルートスーツは使用頻度や期間が限定的なので、あまり高級なモノを用意する必要はありません。コストパフォーマンスを考慮して選んでみてください。

ビジネス

ビジネスシーンで着用するスーツは、ダークグレーやネイビーなど落ち着いた印象や爽やかな印象を与えるカラーを選びましょう。

リクルートスーツでは黒を選ぶのが一般的ですが、黒のスーツは冠婚葬祭用としても使われるため、ビジネススーツでは黒は避けて暗めの色を選ぶのがおすすめです。柄は無地か、目立ちすぎないストライプ柄が適しています。

また、仕事の内容にあわせて機能性などを確認しておくことも重要。営業で外回りなど体を動かすことが多い場合は、動きやすさや耐久性を意識すると自分にあったモノを選べます。さらに、着用する期間が長いビジネススーツはお手入れのしやすさも大切なポイント。自宅で洗濯できるウォッシャブル仕様のアイテムも展開されています。

ビジネススーツの価格は、数万円から数十万円までとさまざま。年齢や役職にあわせて、20代後半で2~5万円、30代で3~7万円程度など、スーツの質を上げていくのがおすすめです。

結婚式・成人式

By: konaka-jp.com

ドレスコードの指定がない結婚式では、礼服を着用するのが一般的。礼服には正礼装・準礼装・略礼装の3種類があり、ブラックスーツやダークスーツは略礼装にあたります。スーツの色は黒がよりフォーマルとされているため、基本的にはブラックスーツを着用しておけば安心。より上品な印象のスリーピーススーツも人気です。

また、成人式でスーツを着用する場合も、ブラックスーツかダークスーツを選ぶのがおすすめ。成人式はスーツの色や柄についてルールなどはなく、自由度の高い式典ですが、ハレの日の服装としてはよりフォーマルな印象のスーツが適しています。ブラックスーツを明るい印象で着こなしたい場合は、ネクタイの色などで華やかさを出してみてください。

しっかりこだわりたい方にはオーダースーツも人気

By: kashiyama1927.jp

オーダースーツとは、サイズやデザイン、生地など自分好みに作れるスーツのこと。オーダーにはフルオーダー・イージーオーダー・パターンオーダーと大きく3種類あり、作業工程などの違いがあります。

オーダースーツは、自分の体を細かく採寸してスーツを作れるため、既製品よりも体にフィットしやすいのが特徴。着心地がよいほか、既製品よりも摩擦などによる生地への負担がかかりにくく、スーツが長持ちしやすいのがメリットです。

フルオーダーの場合、は採寸したサイズをもとに自分用の型紙を作りますが、イージーオーダーやパターンオーダーはサンプルの型紙を細かく調整してスーツを仕立てていきます。

さらに、プロのテーラーと相談しながら、TPOをおさえつつ自分らしいデザインのスーツを仕立てられるのも魅力。オーダースーツを作る際は、目的・着用シーン・予算などを事前に決めて、着用したい日に間に合うよう余裕をもって相談しましょう。