健康志向の高まりによって、注目度がアップしている「スロージューサー」。スロージューサーで作ったジュースはコールドプレスジュースとも呼ばれており、従来のミキサーやジューサーに比べて上質な100%ジュースが作れるのが特長です。さらに、栄養素を豊富に摂取することができるので、健康志向のユーザーから支持されています。

そこで今回は、スロージューサーのおすすめ機種をご紹介。ヒューロムやクビンスなどの有名ブランドを中心にピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

スロージューサーとは?

51gw7hv45ul

By: amazon.co.jp

スロージューサーとは、従来のミキサーよりも低速で食材を搾ることができる家電製品です。ミキサーは金属でできたブレードが高速回転することで、食材を一気に細かく砕きます。一方、スロージューサーはスクリューが1分間のうちに40~60回程度ゆっくりと回転することで、食材を圧縮しながらすり潰していくという仕組みです。

スロージューサーのメリット

野菜や果物の栄養素を壊しにくい

51nr3h5mmml

By: amazon.co.jp

スロージューサーの最大のメリットは、野菜や果物の栄養素をあまり壊さずに摂取できることです。

金属製の刃を高速で回転させ遠心力で搾りカスを分離させていく「高速式」では、回転時に発生する摩擦熱によって、熱に弱い栄養素や酵素が破壊されてしまいます。

一方、じっくりと搾り出されるスロージューサーは、熱の発生量が少ない分栄養素の破壊も少なく、生きたままの酵素を残せるのが特徴です。野菜や果物に含まれるビタミンなどの栄養素は、美容・健康にも効果があるだけに大きなポイントといえます。

味がよくて飲みやすい

By: amazon.co.jp

スロージューサーは稼働時における空気のかくはんが抑えられるので、食材の酸化防止にも効果的。そのため、食材の旨味や甘味をより感じることができます。

また、野菜や果物のポテンシャルを十分に引き出せるので、より健康を意識したジュースに仕上がります。さらに、搾りカスと水分を分離し、繊維質が取り除かれるため、なめらかでサラっとした喉ごしになるのも特徴です。

動作音が静か

41wy7uxvhhl

By: amazon.co.jp

ジューサーやミキサーはある程度動作音がしてしまうのが普通です。集合住宅に住んでいる方など、時間帯によっては使用を控えた方がよいケースもあります。

一方、スロージューサーは低速回転のためあまり動作音が発生しません。時間帯や住居の形態にかかわらず、気兼ねなく使えるのもスロージューサーのメリットです。

スロージューサーのデメリット

面倒なことが多い

51hcu6dkibl

By: amazon.co.jp

スロージューサーのデメリットは、部品が多く手入れしにくい機種が多いことです。手入れの度にパーツの分解、洗浄、組み立てが必要なモノもあります。その原因は、押し潰しながら回転するという複雑な構造のためです。使用時にはたくさんの搾りカスが出るので、これをキレイに洗うのも少々手間が掛かります。しかし、使用するごとにきちんと手入れをしないと、材料が詰まって動作が止まってしまうこともあるので手抜きは禁物です。

また、搾り終えるのに時間がかかる点にも注意してください。栄養、味、質感を得るためにはやむを得ませんが、すぐに飲みたい時には適しません。

さらに、材料の下準備も必要になります。にんじん1本をそのまま入れるといったことは、一部の例外機を除いてできません。ある程度の大きさに自分でカットしてからスロージューサーに掛ける必要があります。

高価かつサイズも大きめ

By: amazon.co.jp

スロージューサーは高速式のジューサーやミキサーに比べて高価なのもデメリット。安いモノでも1万円以上する製品がほとんどです。ただし、機種によって搾れる材料が違ってくるので、価格だけで選んでもいけません。

また、複雑な機構ゆえにサイズも大きく場所を取りがち。総じて、頻繁に使用する方でないとスロージューサーはあまりおすすめできません。

搾れない食材もある

By: amazon.co.jp

高速式なら搾れる食材でもスロージューサーでは使用できないモノがあります。具体的には、山芋や納豆などの粘り気の強い食材や、氷や冷凍品といった固い食材です。機種によっても異なるので、自分が使用したい食材に対応しているかを事前に調べておくことが大切です。

なお、なんとか搾れたと思っても、上手く水分と搾りカスに分離できていない場合もあります。ジュースの美味しさや故障の原因にも影響してくるので、機種に合わない材料は無理に入れない方がよいでしょう。

スロージューサーのおすすめ

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H2H スーペリア H2H-SBA11

ヒューロムは、世界で初めてスロージューサーを開発した韓国メーカーです。H2Hは、スムージーストレーナー・柑橘用スクイーザー・豆腐用キット・乾燥スタンドなどの便利なアクセサリーが付いたロングセラーモデル。あらゆる食材をジュースに活用し、健康生活を目指す方におすすめです。ドラムの繊維排出口を開けられるのでお手入れも簡単にできます。

ヒューロムの「スロースクイージングテクノロジー」は、食材を上からプレスするスクイーザーをゆっくりツイストさせて搾る独自技術。金属刃を使用せずに野菜や果物をプレスするので、食材にかかるストレスを減らして大切な栄養素をしっかり搾り出すことが可能。ドイツ・アメリカ・韓国で計4つのデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインも魅力です。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H26

ドラム内の回転ブラシが毎分17回転することで食材をゆっくり搾り、上質なジュースに仕上げます。気になる音も従来機より低減され、夜間でも音を気にすることなく使用可能です。

また、スリム型の新モーターを搭載し、搾るパワーはそのままで本体だけをコンパクト化。キッチンにもスッキリ置けます。投入口が半透明なので、食材の投入状況を確認する際にも便利。食材の入れすぎによる詰まりを防止し、快適にジュースを搾れます。

さらに、スムージーストレーナー・フローズンストレーナー・豆腐キットを付属しているのでレシピの幅も広げられます。

クビンス(Kuvings) ホールスロージューサー プロ CS520SM

ホールスロージューサープロの最大の特長は、特許技術の低速圧搾。石臼方式で素材に熱を与えずに押し絞るので、最後の一滴までムダなく美味しいジュースを搾ることが可能です。

約88mmもある大きな投入口は、ある程度の大きさの食材ならば丸ごと投入できるので毎朝使っても負担がありません。工業用モーターを採用し24時間連続運転ができるので、1日にりんご300個を絞って40Lのジュースを作ることが可能。

業務用としてリリースされていますが、家庭でも使えます。カフェやレストランを個人経営している方にもおすすめです。

ティファール(T-fal) インフィニープレスレボリューション ZC500HJP

食材を入れる投入口が3つあり、一度に多量に投入できるので朝のジュース作りがスピーディーになります。また、果汁が分離しにくくなめらかに仕上がるのも魅力です。パーツはすべて取り外し可能で食洗器に対応。後片付けが簡単なので毎日使う際の負担が軽減できます。

多様なレシピが楽しめる2種類のフィルターも付属。網目の粗いスープフィルターを使えば、適度に食材の食感を残したポタージュをおいしく作れます。網目の細かいジュースフィルターは、サラっとした果物ジュースに最適。また、ジュースを作った時の搾りカスを料理やお菓子に有効活用できるレシピ本も付属しています。

シャープ(SHARP) ヘルシオグリーンプレッソ EJ-GP1

従来のスロージューサーでは搾りにくかった、ほうれん草などの葉物野菜を刻まずに搾れるのが特徴。自宅で自分好みの青汁が作りたいという方におすすめです。

低速圧搾方式でじっくり搾るので、素材の酸化を抑えて栄養成分の高いジュースが作れます。フローズン用アタッチメントも付属しているので、凍らせた果物を搾って簡単においしいフローズンを作ることも可能です。

テスコム(TESCOM) スロージューサー TSJ800

比較的リーズナブルな価格が魅力のテスコムのスロージューサー。低速圧搾でゆっくり搾りながら食材の食物繊維を取り除き、果汁が分離しにくい濃厚ジュースを作り上げます。フィルターがコンパクトなラット型で洗いやすく、使用後のお手入れも簡単です。

付属のフローズン用フィルターをセットし凍った食材を入れれば、手軽においしいフローズンが作れます。幅14.5cmのスリムボディで、置き場所を取らず収納可能。スクリューと各フィルターは食洗機対応なので、後片付けの時間も短縮できます。

ゼンケン(ZENKEN) 低速ジューサー ベジフルⅡ ZJ-VC1

特許技術の「低速搾汁方式」を採用し、これまでの高速回転式よりも食材を無駄にすることなく搾れます。ミニトマト15個を搾ると、高速回転式の倍近い量を絞ることが可能。食材の搾りカスは本体内に残らず分かれて出てくるので、連続搾りも可能で多めにジュースを作りたいときに重宝します。

料理研究家フルタニマサエ先生監修のレシピブックには、搾りカスを使ったレシピなどさまざまなアイデア料理を掲載。コスパの高い製品なので、初めてスロージューサーを購入するという方におすすめです。

シロカ(siroca) スロージューサー SJ-S111

リーズナブルな価格のスロージューサーを探している方におすすめのスロージューサー。手頃な価格でも機能がしっかりしているのが魅力。低速圧縮搾りで食材の栄養素を壊さずに搾ります。水分と繊維を分けながら搾りカスを外に出すので、大量の果物を搾ることも可能です。また、刃を使わない安全構造なので万が一の怪我を防ぎます。

1分間に約65回転の低速でじっくり搾ったジュースは、分離しにくく濃厚で美味。搾りカスを使っておいしいメニューを作るレシピ本も付属しています。毎日使えるようにスリムに設計されており、キッチンに置いても場所をとりません。リーズナブル価格のスロージューサーで気軽に健康生活を始めてみたい方におすすめです。

スロージューサーのおすすめレシピ

にんじんとトマトのコールドプレスジュース

野菜ジュースの定番であるにんじんジュースとトマトジュースの栄養を一気に採れるお得なジュースです。砂糖やはちみつを入れなくても美味しく飲めるので、ヘルシー志向な方におすすめ。野菜嫌いの方も飲みやすいおすすめレシピです。

材料
・にんじん 300g
・トマト(中くらい) 2個
・りんご(小さめ) 2個
・レモン 1/2個

作り方
・にんじん、トマト、りんごはよく洗い、レモンは外皮をむきます。
・それぞれ、投入口に入る大きさに切ります。
・にんじんは皮をむくと口当たりがより滑らかに。りんご、レモンの種を取る必要はありません。

小松菜・リンゴ・レモンジュース

りんごに小松菜を加えることで、ビタミン、βカロテン、カルシウムを豊富に摂取できます。免疫力を高めたい冬場におすすめのレシピです。

材料
・りんご 150g
・小松菜 80g
・レモン 5~10g

作り方
・りんごは種と芯を取り除き、ジューサーに入る大きさにカット。
・小松菜は約3cmにカット。
・レモンは外皮と種を取り除き、スライス。
・りんごと小松菜を交互に入れ、200ml程度ジュースが搾れたらレモンを入れます。

ケールの美容ジュース

juice_hp09

By: huromjapan.com

ケール100%はちょっと抵抗があるという方でも飲みやすく、栄養もしっかり取れるレシピ。ビタミンCや葉酸を手軽に摂取できるので、美容面でもおすすめです。

材料(1杯)
・ケール 50g
・アボカド 1個
・レタス 50g
・ミント 10g
・グレープフルーツ 2個
・パイナップル 120g
・レモン 適量

作り方
・食材の皮をむいて、ジューサーに入る大きさにカット。
・順番にジューサーに入れていきます。
・搾れたら味見をして、最後はレモンで味を整えます。

オレンジマーマレード

51vdhx65mal

By: amazon.co.jp

スロージューサーを使う際に必ず生じる搾りカスは、アイデア次第で貴重な食材として活用できます。オレンジジュースの搾りカスを活用するオレンジマーマレードはその定番。作り方をマスターしてレパートリーも広げましょう。

材料
・オレンジジュースの搾りカス 120g
・オレンジの外皮 200g
・オレンジジュース 大さじ2
・砂糖 180g
・はちみつ 大さじ2
・レモン汁 大さじ1
・水 200ml

作り方
・オレンジの外皮を3~4cm長さの薄切りにしたら鍋で約10分茹でて、アクを抜きます。
・鍋に水気を切った残りの材料をすべて入れ、火にかけて煮詰めます。

にんじんケーキ

51terlm30dl

By: amazon.co.jp

にんじんケーキは搾りカスを活用した料理の定番。にんじん嫌いの子どもでもおいしく食べられるのもおすすめポイントです。

材料(パウンド型1個分)
・にんじんの搾りカス 150g
・ホットケーキミックス 200g
・卵 2個 
・三温糖 55g
・オリーブオイル 大さじ2
・豆乳 60ml
・バニラエッセンス 数滴

作り方
・卵を溶いて、三温糖を入れて混ぜます。
・にんじんの搾りカス、豆乳、オリーブオイルを入れてよく混ぜます。
・バニラエッセンスも入れて混ぜます。
・ホットケーキミックスを入れて混ぜます。
・型に入れて180℃のオーブンで35~40分焼きます。

栗きんとん

41rhwc5a75l

By: amazon.co.jp

お正月だけでなく、普段のスイーツにもおすすめ。和も楽しめるスロージューサーの汎用性の高さを実感してください。

材料
・さつまいも大 200g
・栗の甘霧煮 8個
・くちなしの実 1個
・みりん 大さじ1
・栗甘霧煮のシロップ 大さじ3
・塩 少々

作り方
・さつまいもは皮をむき、ジューサーに入る大きさにカットし、水に30分ほどさらします。
・くちなしの実は2~3等分し、ガーゼかティーバックに包みます。
・鍋にさつまいもとくちなしの実を入れて、それらが浸る程度の水を入れ、柔らかくなるまで10分ほど茹でます。
・さつまいもが少し冷めたら、茹で汁と一緒にジューサーにかけます。
・搾ったジュースを鍋に入れて、シロップ、みりん、塩を加えて弱火にかけます。
・栗を加えて混ぜ、水分が飛んだら火を止めます。
・バットに移し、冷ましたらできあがりです。