暗い場所を明るく照らせる「LED懐中電灯」。夜間のキャンプ場や災害時には、貴重な光源として活用できます。ただし、LED懐中電灯のなかには、バッテリー式・乾電池式・ランタン型など、複数の種類があるため、どれを選んだらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイプ別おすすめLED懐中電灯をご紹介します。選び方もあわせて紹介するので気になる方はぜひチェックしてみてください。

LED懐中電灯の明るさってどうやって選ぶ?

明るさの単位って?

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LED懐中電灯の明るさは、主に「ルクス」と「ルーメン」の2種類で記載されているのが一般的です。どちらも明るさの単位ではありますが、どのように明るさを測定しているかで、単位が異なります。

ルクス

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ルクス(lx)は、光に照らされた面の明るさを示す単位。日本語では「照度」とも表記されます。光源から面への距離で測定値が変わってしまうため、LED懐中電灯の明るさはルーメンで比較するのが通常です。

ルーメン

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ルーメン(lm)は、ある一点から発せられる光の量を示す単位。日本語では「光束」とも表記され、全方向に出た光をすべて集めて測定しています。要するに光の総量のことだと認識しておきましょう。

LED懐中電灯の明るさの目安

50ルーメンまで

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手元や足元を照らすのに最適な明るさを探しているなら、50ルーメンまでの明るさで十分。キーホルダー型モデルや非常時のためにカバンに忍ばせておくような小型モデルは、50ルーメンまでの明るさに設定されているのが主流です。

50~100ルーメン

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暗い場所で正常な視野を確保したいなら、最低でも50~100ルーメン程度は必要。災害時のために一家に一台備えておくようなLED懐中電灯を探しているなら、50ルーメンを超えるモデルがおすすめです。

100ルーメン以上

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100ルーメンを超えるモノになると、500ルーメン程度のモノから2000ルーメンを超えるパワフルモデルまで選択肢が豊富。キャンプや登山などの本格的なアウトドアに持ち運ぶなら、最大照射距離が200mを超えるような高性能モデルを持ち歩いたほうが安心感は高まります。

LED懐中電灯の選び方

点灯時間で選ぶ

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LED懐中電灯の点灯時間は重要。特に、災害時の夜間などは貴重な光源になるので、長時間の点灯に対応しているに越したことはありません。

一日中使用しなければならない状況を想定するなら、10時間程度の連続点灯が可能なモデルがベスト。また、複数の明るさから選択して、明るさごとに点灯時間が異なる機種も存在します。

必要な電池の本数で選ぶ

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電池の本数も、コストや重量を考える上で大切です。一般的に、電池の本数が多いほうがハイパワーモデルとなっており、より高いルーメンで照らせます。

明るさを取るか、コストを取るかがポイントのひとつ。なお、高性能モデルのなかには、電池の本数を複数から選択できるモデルもあります。

タイプで選ぶ

充電式

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充電式の懐中電灯は、USBケーブル・ソーラー・手回し発電などで電力を確保するタイプ。乾電池を交換する必要がないので、購入後のコストを節約したい方におすすめです。ただし、USBケーブルによる充電にしか対応していないモデルの場合、AC電源などを確保できなければ、バッテリー切れ時に充電できないため注意しておきましょう。

乾電池式

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乾電池式は、単1~4形乾電池をセットすることで電力を確保するタイプです。乾電池を交換するコストがかさみますが、電池切れを起こした際も、新品の乾電池に交換することで即座に点灯を再開できます。

エネループなどの充電式乾電池に対応しているモデルであれば、充電式と同様の利便性を得られるところもメリット。なお、LED懐中電灯の形状は充電式タイプと同様です。

ランタンタイプ

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ランタンタイプは、キャンプ場などで使用するランタンの形状をしながら、乾電池などで動作するモデル。ガスやガソリンなどを使用せずに明るく照らせるので、危険がありません。光源を確保できないテント周辺を照らしたい方におすすめです。

用途で選ぶ

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LED懐中電灯は自宅に常備するだけなのか、あるいはアウトドアシーンで使用するのか、というように、使う用途によって必要となる1台が異なります。

自宅や敷地内の倉庫など、自宅周辺で使用するだけなら、1000円以下の低価格モデルでも対応可能。一方、遭難の可能性がある登山などでは、数百m先が照らせる高性能モデルを常備するのが無難です。

防塵・防水性能

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アウトドアでLED懐中電灯を用いる際には、防塵・防水性能も重要です。一般的には、「IP〇〇」のように表されています。

このうち、左側が防塵性能で、0~6の等級によって表記。右側が防水性能を表しており、こちらは0~8の等級で表記されます。数値が高くなるほど、高い性能を備えています。

例えば、IP56なら「有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)」かつ「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)」ということ。最高性能を有するIP68であれば、「粉塵が中に入らない(耐塵形)」かつ「継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)」という高性能を表しています。

LED懐中電灯のおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、主に家庭周辺で便利に活用できるLED懐中電灯をラインナップしている国内大手電機メーカー。リーズナブルな懐中電灯・非常時の常備灯・自宅でランタンとして使えるモデルなど、自宅で使えるLED懐中電灯を探している方におすすめのメーカーです。

東芝(TOSHIBA)

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東芝は、リーズナブルな価格なLED懐中電灯を数多く取り揃えている国内大手電機メーカー。ペン型モデル・水中モデル・ヘッドライトモデルなど、用途に合わせて使える1台を見つけたい方は、東芝製のLED懐中電灯を検討してみましょう。

ジェントス(GENTOS)

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ジェントスは、日本でトップクラスの売り上げを誇るLEDライトメーカー。電機メーカーの製品とは異なり、アウトドアや災害時に活用できるようなモデルを展開しているのが特徴です。

ほぼすべてのモデルで高性能の照射能力、防塵・防水性能、耐久性などを有しており、微妙に性能が異なる製品を複数ラインナップしているところもポイント。性能を有するLED懐中電灯を探している方におすすめのメーカーです。

LED懐中電灯のおすすめモデル|アウトドア向け

ジェントス(GENTOS) LED懐中電灯 閃

シンプルかつコンパクトなLED懐中電灯。片手で操作でき、使用する際のフォーカスコントロールもヘッド部を前後に動かすだけのスライド式と便利なモデルです。最大照射距離は131mで、無断階調整によって近くから遠くまで丁度よい明るさで照らせます。

また、優れた防水性と耐久性も魅力です。新開発した「オプティカルレンズ」を採用することで耐塵1m防水を実現しており、2mからの落下にも耐えられます。さらに、USB充電式を採用しているのもポイント。仕事場や自宅はもちろん、車やモバイルバッテリーでも充電可能なので、アウトドアでの使用にもおすすめです。

ジェントス(GENTOS) MGシリーズ MG-186R

700ルーメンもの明るさを発揮するLED懐中電灯です。点灯時間は最大6時間、照射距離は260mにも及びます。特徴はヘッドの一部を八角形に加工した「アンチローテートデザイン」。しっかりと面を捉えることで軽がりにくく、グローブをしたまま操作しても指が滑りません。

スライドフォーカスシステムによる操作も簡単で、片手で照射角度を調整できます。また、IP66準拠の高い防塵・防水性に加えて、2mの高さからの落下にも耐えられる優れた耐久性も備えているのもメリットです。

ジェントス(GENTOS) BLUSTERシリーズ BR-1000R

白色LEDを採用したLED懐中電灯です。最大の特徴がブーストモード。Highモード時で約600ルーメン、ブーストモード時には約950ルーメンにもなり、最強の明るさを発揮します。照射距離は最大約324mで、使用時間はHighモードで約3時間です。

また、電池容量が低下する赤色点灯で知らせる「バッテリーインジケーター」や、充電時に充電量を確認できる「チャージングインジケーター」を搭載しています。さらに、IP68準拠の優れた防塵・防水性能もおすすめポイント。2m防水仕様なので、水中で長時間使用できるモデルです。

マキタ(MAKITA) フラッシュライト ML808

手で握りやすいフォルムが特徴的なLED懐中電灯です。台座型のバッテリーを搭載しているほか、フック付きのストラップを付属しています。手持ちで使用したり地面に置いて使ったりできるほか、ポールなどにぶら下げて使えます。くわえて、12段階もの首振り機能を搭載。あらゆるシーンでマルチに活躍するLED懐中電灯です。

また、照射範囲はワイドからスポットまで27段階に調整できます。さらにライトズーム機能を搭載しており、対象をムラの少ない光で均一に照らすことが可能です。なお、防水対応ではないため、雨天時の使用には向いていないので注意してください。

オーム電機(OHM) LEDヘッドライト LC-Z16A7

2点・3点可変式ヘッドバンドにより、頭部へ容易に取り付けができるLED懐中電灯です。両手が自由に使えるので登山や釣りなどのアウトドアや、夜間のテント設営や車の整備などで活躍します。明るさは強弱と点滅の3段階に切り替え可能です。

電源は単4形乾電池を3本使用し、約5時間の連続使用ができます。また、電池ボックス部の赤色LEDによって周囲に存在を知らせることも可能です。防水性は水の飛沫に対応できる程度なので、雨天時や水辺での使用には十分注意してください。

ジェントス(GENTOS) Explorerシリーズ EX-1000C

蛍光灯のように明るい「白色」、日中のような強い明かりの「昼白色」、柔らかい色合いの「暖色」の3色をシーンに合わせて変えられるランタンタイプのLED懐中電灯です。本体中央のダイヤルを左右に回すだけで、色味を簡単に切り替えることができます。

明るさは最大1000ルーメンと最強クラス。電源は単1形乾電池を4本使用し、点灯時間は約5.5~最大11時間なので、キャンプでの夜の語らいで使用する際にも十分です。

コールマン(Coleman) クアッドマルチパネルランタン 2000031270

4つの発光ランプを搭載したランタンタイプのLED懐中電灯です。発光パネルは取り外して使えるため、夜のアウトドアクッキングで手元を照らしたり、テントでの就寝時に枕元に置いたりなど、マルチな使い方ができます。

さらに、発光パネルの背面には可動式ハンドルを配備。災害時に持って歩くことも可能です。本体にはスマートフォンなどの電子機器を充電できるUSBポートを搭載しており、アウトドアや災害時の電源確保の役割としても活用できます。

使用電源は単1形乾電池を4本、または8本使用。4本で約13時間から196時間、8本では約20時間が400時間と、長時間点灯できるモデルです。

イグナス (IGNUS) LED懐中電灯 IG-T1-01/KING GEORGE

イグナスが史上最高と誇るLED懐中電灯です。米国国防省の軍用調達規格をクリアした完全防水・防塵を実現した強固な耐久性を有しながらも、軽量でコンパクト。誰でも簡単に操作が可能です。

明るさは1600ルーメン相当で、照射距離は驚異的な約800mと、どんな暗闇も明るく照らします。また、ベゼル・エンドグリップ・ボディのほとんどに「特殊アルミ合金」を採用。特にグリップはその素材の頑強さを活かして氷を砕いたり、災害時には窓ガラスを割ったりと緊急時に活躍します。

LED懐中電灯のおすすめモデル|防災向け

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタ付き LED常備灯 BF-BE01K-W

常備灯としておすすめのLED懐中電灯。ホルダーを室内の壁に取り付けるタイプで、蓄光塗料シールが付いているため、ライトの位置がわかりやすく突然の停電時にも重宝します。また、パナソニックの単3形充電乾電池「エボルタ」が付属しているのもポイント。乾電池の備蓄がないときに充電して再使用できるので便利です。

なお、エボルタを使用した場合の連続点灯時間は約70時間と、長時間にわたって使用できます。サイズは35×40×210mmとコンパクトなので、狭い場所に取り付けても邪魔になりにくいおすすめLED懐中電灯です。

パナソニック(Panasonic) LED懐中電灯 BF-BG20F

電源に単3形乾電池を3本使用するLED懐中電灯です。電池を装着した状態の重さはわずか150gほど。軽量なので、防災用として常に携帯することも可能です。連続点灯時間はアルカリ乾電池で約60時間。電池交換の手間も少なく球切れの心配のないLED電球なので、長期間使用できます。

コンパクトながらも明るさは200ルーメンで広範囲を明るく照らせるので、防災用としては十分な光量があるのもポイント。また、当モデルは安価なので防災用として複数台備えておきたい場合にもおすすめのモデルです。

東芝(TOSHIBA) LEDヘッドライト BKL-403

頭部に取り付けるタイプのLED懐中電灯で、両手を使いたいときに重宝します。ヘルメットの上から取り付ける際に便利な取り付けパーツを付属。災害現場でヘルメット着用が必須の状況で役立ちます。重さは約87gと軽量なので頭部に負担をかけません。

電源には単4形乾電池を3本使用。明るさは弱で約16ルーメン、強で約150ルーメンと、非常時に足元を照らすのに十分な明るさを確保できます。

パナソニック(Panasonic) 乾電池エボルタ付き LEDランタン BF-AL06K

停電時の足元灯や常夜灯としておすすめのランタンタイプのLED懐中電灯です。6段階の調光機能と3色の調色機能を兼ね合わせており、使用シーンの応じて最適な明かりに調整できます。さらに、「明るさ記憶機能」を搭載。あらかじめ設定した明るさでオン・オフの切り替えが可能です。

また、ランタンタイプでありながら「手元灯」として手で持っても使用できる2WAYタイプなので、非常時に移動する際は懐中電灯としても活躍します。くわえて、防滴構造を採用しているので小雨程度なら安心して使用できるのも防災用としておすすめのポイントです。

Aokeou ラジオライト

FM・AMラジオを聴けるタイプで、防災用としておすすめのLED懐中電灯。緊急時に役立つポイントは充電機能が充実している点です。搭載された太陽光パネルを使用しての「ソーラー充電」、レバーを回して充電する「手回し充電」、USB充電、単4形乾電池充電と、4つの充電方法により電源を確保できます。

満充電状態でラジオを8~10時間聴けるほか、読書時に便利な「読書ライト」は16~20時間もの長時間使用可能です。大きさは幅160×奥行46×高さ78mmと、手で持てるほどコンパクト。持ち運びも簡単で、緊急時に備えて防災バッグに入れておいても邪魔になりにくいおすすめLED懐中電灯です。

Aning 緊急LED懐中電灯

FM・AMラジオを内蔵したLED懐中電灯。災害時に防災ラジオを高感度で受信できるため、最新ニュースを聞き逃しません。また、3つの発電方式を採用しており、晴天時には8時間で満充電可能な「太陽光発電」、小型ダイナモ内蔵による「手回し充電」、USBケーブルを使用すればパソコンなどの機器からも充電可能です。

また、LED懐中電灯としても優秀なのもポイント。高輝度のLEDを3灯内蔵しており、満充電で約10時間点灯可能なので暗闇での安全性や利便性を確保できます。さらに、赤色点滅ライトや、大音量のサイレンによって、夜間で注意を促す際やSOSしたいときにも役立つおすすめのLED懐中電灯です。

番外編:おしゃれなLED懐中電灯のおすすめモデル

ユーコ(UCO) ファイヤーフライ マッチケース&フラッシュライト 27171

ボトルオープナーをグリップエンドに装備した個性的なフォルムと、カラフルで明るい色合いがおしゃれなLED懐中電灯です。当製品にはさらにマッチケースも搭載されており、別売りの「UCOストームプルーフマッチ」を25本収納可能。キャンプや登山などでリュックに忍ばせおけば、非常時に重宝します。

また、カラビナクリップを搭載しており、リュックやベルト部に取り付けが可能。常に取り付けておけるため、遭難時にも活躍するおすすめのLED懐中電灯です。

ユーコ(UCO) レスシャイ 27168

重さわずか69gほどと軽量で手のひらサイズのコンパクトさが特徴のLED懐中電灯です。110ルーメンの明るさをもつフラッシュライトとして使用できるほか、ランタンとしても使用可能。テーブルに置くことはもちろん、サイドに装備されたショックコードを使用して枝・ポール・自転車のハンドルにも固定できます。

電源は単3形乾電池1本のみ。ハイビームで2.5時間、ロービームで4時間、ストロボで7時間の使用可能です。また、本体にはサビに強く耐久性に優れたアルミボディを採用。さらにIPX5相当の防水機能も備えているので、雨天時にも安心して使用できるおすすめモデルです。