脱毛サロンに足を運ぶことなく、自宅で手軽にムダ毛のお手入れをしたい方におすすめの「家庭用脱毛器」。高価なイメージが先行しますが、なかには安く購入できるモデルや、ランニングコストがかかりにくい高コスパなモデルもあります。
今回は、豊富に取り揃えられている家庭用脱毛器のなかから、特に価格が安いものやコスパがよいものをご紹介。サロンに行く時間や手間を省くだけでなく、節約もできる家庭用脱毛器でムダ毛のケアを行いましょう。
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安い家庭用脱毛器の効果は?
家庭用脱毛器は、価格が安いからといって除毛・脱毛効果を感じにくいわけではありません。工場直営店を設けていたり、機能をシンプルに絞ることで価格を安く設定していたりと、安い理由はさまざまです。
ただし、クリニックなどで受ける医療脱毛と同レベルの脱毛効果や永久脱毛はできないため、注意が必要。一時的に脱毛ができるだけであることを念頭に置いておきましょう。
安い家庭用脱毛器の選び方
1回あたりのコストをチェック
脱毛器本体の価格をチェックするのはもちろんですが、1回の照射でいくらかかるのか確認するのがおすすめ。家庭用脱毛器は、モデルによって照射回数が異なります。数十万回が照射限度のモデルもあれば、数百万回照射できるものもあるので、使用頻度や何人で使うのかを加味して選びましょう。
ただし、最小もしくは標準の照射レベルに設定した場合と、照射レベルを最大に設定した場合で、照射限度が変わるモデルもあるため注意が必要です。
照射面積をチェック
家庭用脱毛器を選ぶ際は、照射面積もチェックしておきましょう。照射面積が広いモデルは、脚や腕などの面積の広い部位をより効率的に照射したい方におすすめです。一度に照射できる範囲が大きいため、照射面積が狭いものよりも1部位あたりの照射回数を減らせます。
一度に照射できる面積が狭いモデルは、指や顔などの細かい部位のお手入れをしたい方にぴったり。少しずつ丁寧に照射できるので、デリケートゾーンへの使用を考えている方にも適しています。
カートリッジを交換できるモデルを選ぶ
家庭用脱毛器を長く使い続けたい方は、カートリッジを交換できるモデルを要チェック。カートリッジを交換するだけで本体を買い替えずに済むため、トータルコストがかかりにくいのが魅力です。
使い切りタイプのなかには、価格を低めに設定しているものもあります。しかし、使いたい範囲が広い方や毛の量が多く濃い方には、カートリッジを交換できるタイプがおすすめです。多くの場合で、ランニングコストを抑えられます。
使用できる部位をチェック
脇やVIOのデリケートゾーンに使えるか
家庭用脱毛器のなかには、部位によっては使用できないモデルがあります。特に、デリケートなVIO付近では使えないモデルが多くあるので、VIOラインの処理を考えている方は注意が必要です。
また、脇はほかの部位よりも濃く太い毛が生えやすい傾向があるほか、くぼみがあるため照射しにくい部位でもあります。肌に負担をかけにくいフィルターを搭載しているタイプや、脇のくぼみにフィットするような形状のカートリッジが付属しているモデルがおすすめです。
メンズのヒゲ脱毛には顔に使えるモデルを
ヒゲのお手入れのために家庭用脱毛器の導入を考えている方は、顔にも使えるモデルを選びましょう。VIOゾーンと同様、顔はデリケートなので使用が制限されている製品があります。
また、男性のヒゲは女性の体毛よりも太く濃いため、顔に使えるタイプでも「男性のヒゲには使用不可」とされている場合も。男性のヒゲにも使用できると明記されているモデルが、最も安全にケアしやすくおすすめです。
全身に使えるモデルも
全身の毛を自宅で手軽にお手入れしたい方は、全身に使えるモデルを選んでみてください。顔やVIOなどのデリケートな部位から、背中や脚などの広範囲まで使えて便利です。
脱毛サロンやクリニックでは、全身脱毛に1時間程度かかるところがほとんど。しかし、全身対応モデルの家庭用脱毛器なら、より効率的に時短でお手入れしやすいのも魅力です。
「フラッシュ式」と「レーザー式」の違い
安い家庭用脱毛器は「光脱毛式」を採用しているモデルが多いのが特徴。光脱毛器は「フラッシュ式」「レーザー式」の2種類に分けられます。
フラッシュ式は、家庭用の光脱毛器のなかでは主流。さまざまなメーカーから製品が展開されており、価格帯も安いものから高額なものまで豊富です。また、フラッシュ式では「IPL」方式を採用しているものが多くあります。IPL方式は、肌に負担をかけにくいタイプなので、肌をいたわりながらムダ毛ケアをしたい方におすすめです。
一方のレーザー式は、医療脱毛でも使われるレーザー光を使用してお手入れを行うタイプ。フラッシュ式よりも強いパワーでムダ毛ケアを行えるため、毛が太い方や濃い方、男性にもぴったりです。
ただし、レーザー式といっても、家庭でも安全に使えるように医療用よりも柔らかいレーザーを使用しているので、医療脱毛レベルの脱毛効果はありません。さらに、市場への流通が少ないため、購入を検討している方は留意しておきましょう。
メーカーのおすすめモデル
エムテック 家庭用脱毛器 ケノン
本製品は、4つのコンデンサによって高出力を実現。剛毛に悩む方や男性のヒゲにも対応しています。また、照射レベルは1~10まで調節できるため、部位ごとに適したパワーでお手入れが可能です。別売りのカートリッジを用意すれば、友人や家族ともシェアできるので、衛生的かつ節約しながらムダ毛ケアができます。
安い家庭用脱毛器のおすすめモデル
第1位 エムティージー(MTG) ReFa BEAUTECH EPI|RE-AL-02A
さまざまな美容家電を展開する「リファ」が販売している、価格帯の安い光美容器。サロンに通う時間やお金を抑えながら、自宅でムダ毛ケア(※1)をしたい方におすすめのモデルです。
照射レベルを自身で調節できる安全性の高さや、シンプルな操作性が本モデルの魅力。光美容器を初めて使う方でも、簡単に扱えるのがポイントです。1回1回丁寧に照射したいときは通常モード、広範囲を時短で照射したいときはAUTOモードに切り替えることで、部位にあわせたケアが叶います。
使用可能な範囲は、顔・腕・脚・ワキ・お腹・指・Vゾーン。女性はもちろん、男性のヒゲや手脚のムダ毛のお手入れにもぴったりです。顔に照射する場合は、付属のフェイス用アタッチメントに付け替えることで、デリケートな部位も細やかにお手入れできます。
(※1)リファのムダ毛ケアとは除毛後の肌のケアのことです
第2位 サイデン(CyDen) スムーズスキン bare plus
照射回数が100万回と、全身のムダ毛ケアをたっぷりと行える家庭用脱毛器。本体価格が安めで、照射回数も多いモデルを探している方におすすめです。
本製品の魅力は、照射スピードの速さ。わずか0.6秒とスピーディで、脚・ビキニライン・脇のケアを約10分間で終えられます。操作もボタンを一度押すだけと簡単なので、脱毛器を初めて使う方でも扱いやすいアイテムです。
丸みを帯びたフォルムとおしゃれなツートーンカラーがポイント。約200gと軽量で、さまざまな部位に使用しても腕が重さで疲れにくいのが魅力です。
第3位 JOVS Dora 家庭用脱毛器
本体価格が安いだけでなく、コスパのよさにもこだわって脱毛器を選びたい方に適しているモデル。照射回数が約40万回と多く、全身のムダ毛を複数回にわたってケアできます。家族やパートナーとシェアして使いたい場合にもおすすめです。
また、本モデルは熱を感じにくくするICE技術を搭載しています。保冷剤や冷却ジェルを別途用意する必要がないのもうれしいポイントです。IPL方式の光で照射するため、使うたび美肌に導く効果も期待できます。
スリムかつコンパクトな形状で、手が小さくても握りやすいのが魅力。操作方法もシンプルなので、初めて家庭用脱毛器を使う方でも簡単に扱えます。
第4位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) エピレタ EP-0115-P
コスパのよい家電を豊富に取り揃えている日本のメーカー「アイリスオーヤマ」から展開されている家庭用脱毛器。光技術ホームパルスライト(HPL)を採用しており、超音波で肌を振動させることで肌に負担をかけにくいタイプです。
照射回数は約15万回。照射レベルを変更しても、最大の照射回数が変わらないのもポイントです。一般的な女性で換算すると、1人あたり約2~3万回で全身脱毛が完了するため、本製品では5人分ほど照射可能。家族や友人とシェアして使いたい方にも適しています。
また、タッチセンサーと肌色センサーがついており、安全性も良好。鼻下からビキニライン、脚元まで使えるので、全身のムダ毛のお手入れをしたい方はぜひチェックしてみてください。
第5位 ノータイム アイスレディ ムダ毛ケア用IPL光美容器 SKB-1808
工場直営であることから高コスパを実現している家庭用脱毛器。高品質、充実したサポート、低価格の3拍子揃ったアイテムを探している方におすすめです。
鼻や頬などの顔周りや、VIOライン周辺まで対応可能。フラッシュ間隔は最速で約0.9秒と速く、スピーディにお手入れできます。また、連続照射も可能で、全身約10分程度でムダ毛のケアができるのが特徴です。
さらに、肌を冷却するICE技術を搭載しているため、刺激を軽減できるのも魅力。男性のヒゲにも対応する最大6ジュールのハイパワーながら、肌への負担をやわらげます。
第6位 エムティージー(MTG) ReFa EPI GO|RE-AR-02A
毎日忙しくサロンに通うのが難しい方におすすめの光美容器。最大照射回数が約30万回と多く、ワキ・脚・腕だけでなく、顔やVIOまでお手入れできるコスパのよさが魅力です。
照射パワーは、5段階から手動で調節可能。レベル1を選択したAUTOモードで使用した場合、最速で約0.2秒間隔と、照射スピードが速いのが特徴です。広範囲をすばやくお手入れできるため、隙間時間にムダ毛ケア(※1)ができます。
アタッチメントは、ボディ用・フェイス用・I/Oゾーン用が付属。デリケートな部位にも注意を払ってお手入れができます。長期的に見てコスパがよく、スピーディにムダ毛ケア(※1)ができるモデルを探している方におすすめのモデルです。
(※1)リファのムダ毛ケアとは除毛後の肌のケアのことです
第7位 トリア(TRIA) トリア パーソナルレーザー 脱毛器 プレシジョン
手が届きやすい低価格帯でありながら、レーザー式を採用している家庭用脱毛器。最大20ジュールと、しっかりとしたパワーで照射できるため、男性のヒゲや太く硬い剛毛のお手入れに悩んでいる方におすすめです。
照射口は小さく、ピンポイントで狙いを定めてケアできるのがポイント。指や脇、ヒゲなどの細やかな部位への照射に適した形状を採用しています。
また、使用する操作ボタンは1つのみなので、簡単に扱えるのも魅力。スリムで持ちやすいデザインで、小回りがききやすく使い勝手もすぐれています。
第8位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ホームパルスライト式 光美容器 エピレタ モーション プロ EP-0440
光技術HPLによって、肌の負担を軽減しながら照射ができる家庭用脱毛器です。肌色センサーやタッチセンサーなどの機能がついており、安全性に配慮されています。
本モデルは、モーションセンサーを搭載しているため、肌に当てて滑らせるように動かすだけで、連続で照射できるのがポイント。腕や脚などの広い範囲も、スピーディに照射可能です。ガン形状を採用しているので、背中などの手が届きにくい部位のお手入れも容易にできます。
また、約40万発分の照射ができるため、繰り返しお手入れをしたい方におすすめ。本体が安いだけでなく、使い続けるにあたってコスパがよいモデルを探している方に適しています。
第9位 ブラウン(Braun) 光美容器 シルクエキスパート Pro5 PL-5014
シェーバーなどのムダ毛ケア家電を多数展開しているブラウンの家庭用脱毛器。100年以上の歴史を持つ老舗メーカーのアイテムながら、本製品はエントリーモデルとして価格帯が安く設定されています。
最大で40万回ほど照射できるため、1台で全身のムダ毛ケアが可能。毎秒に80回程度、肌の色を読み取り、照射レベルを10段階から自動で調節する機能がついているので、家庭用脱毛器を使い慣れていない方にもおすすめです。機器の保管や保護に役立つ布製ポーチも付属しています。
第10位 Sarlisi 家庭用脱毛器
最大の照射回数が60万発と、全身のムダ毛をしっかりとお手入れできる家庭用脱毛器です。本体価格は安く、照射回数が多いため、コスパのよいモデルを探している方におすすめ。男性も使用できるので、家族で共用したい場合にも適しています。
フラッシュ式のなかでも肌にやさしいIPL方式を採用。顔やVIOにも照射可能です。オン・オフボタンを長押しして連続モードに切り替えれば、全身を約15分でお手入れできます。
第11位 サイデン(CyDen) スムーズスキン pure fit
最大照射回数が100万回と多く、コスパよく使える家庭用光美容器です。週に1回全身のムダ毛ケアをおこなう場合、約19年間は使い続けられると謳われています。
本モデルには、手指や口元などといった、照射しにくい細かな部位に適したプレシジョンヘッドが付属。照射したい部位とデバイスがしっかりと接触していないと、照射できないよう安全性に配慮してつくられているのも魅力です。
また、パワーモード・ジェントルモード・スピードモードと、3つのモードを搭載しているのがポイント。肌をいたわりながらお手入れしたいときや、スピーディにムダ毛の処理をしたい場合におすすめのモデルです。
第12位 NBS CLEAR/SP BiiTo ll 光総合美容器
フィメイルモード・メイルモード・ジュニアモードを搭載しており、家族でシェアできる家庭用光脱毛器。最大照射回数は35万ショットと多く、コスパよく使えるのが特徴です。
ジュニアモードは、10歳以上の子どものムダ毛のお手入れを、保護者と一緒におこなうときに適したモード。フィメイルモードは、柔らかく細い毛に対応しており、ハイパワーなメイルモードは男性の濃い毛におすすめです。腕・脚・脇はもちろん、VIOゾーンにも照射できます。
また、誤照射防止・肌色感知・自動オフといった安全機能がついているので、小さい子どもがいる家庭でも使いやすいのも魅力。なかなかサロンに行く時間が取れない忙しい世代にぴったりなモデルです。
番外編|家庭用脱毛器を使用する際に気をつけるポイント
脱毛器を使用する部位のシェービング
家庭用脱毛器は、使用する前に照射部位のシェービングをしておく必要があります。カミソリや電動シェーバーを使って、できる限り前日までに毛を剃っておきましょう。照射直前の剃毛は、カミソリの刃による物理的な負荷がかかるため不向きです。
また、家庭用脱毛器から放出される光は、黒色の色素に反応する特性を持っています。毛が伸びた状態で照射すると、毛の黒色部分すべてに反応。光による熱が広範囲に伝わってしまい、ヤケドのリスクが高まるので注意が必要です。
照射回数や出力は説明書の内容を守ろう
家庭用脱毛器はいつでも好きなときに使えるのが魅力ですが、推奨されている使用頻度を守って活用すべきアイテムです。説明書に記載されている使用頻度の上限を超えると、肌に過度な負担をかける恐れもあるので、注意して使いましょう。
また、使用時の出力パワーも、使用部位ごとに適切とされる出力レベルが記載されています。肌がデリケートな方や初めての使用で不安な方は、最低レベルの出力に変更してから使うなど、臨機応変に調節するのがおすすめです。
照射回数や適切な出力レベルについては、説明書に記載があるため、チェックしてから使ってみてください。
照射した部分のクーリングと保湿はしっかりと
家庭用脱毛器で照射した後は、使用した部位の冷却と保湿ケアを行いましょう。光による照射は肌に熱や刺激をもたらします。場合によってはヒリヒリとした感覚や火照りを感じることもあるので、冷却が必要です。
肌を冷却する際には、タオル・ガーゼに包んだ保冷剤や、冷やした濡れタオルを使うのがおすすめ。脱毛器本体に冷却プレートや冷却機能が搭載されているものなら、別途冷却に必要なツールを用意せずに済むためより便利です。
また、照射後の肌は乾燥しやすい状態におちいっています。ジェルやローション、クリームなどのスキンケアアイテムを使って、使用した箇所をしっかりと保湿しましょう。
「安い脱毛器」と一口にいっても、本体価格が安いモデルもあれば、1回あたりの照射コストを抑えられるモデルもあります。初期費用を抑えたい場合は本体価格が安いタイプを、継続して使いたい方はランニングコストがかかりにくいタイプを選んでみてください。