安かろう悪かろうとは言わせません!
CowTech Ciclopは、RepRapプロジェクト(オープンソースのデスクトップ3Dプリンター開発プロジェクト)から生まれた製品で、3Dスキャナーとして100ドルを切る価格を提示し、まさに市場を揺るがす画期的な価格を実現しています。
低価格を実現するため、CowTech Ciclopは独自のArduinoシールドを使用し、厳選したターンテーブルのベアリングやレーザーカッターなどのコンポーネントを採用しています。さらにデザインもシンプルで、機械の無骨さを感じさせません。
使い方はとてもカンタン。対象物をアクリル製のターンテーブルに乗せてスキャンをスタートするだけ。CowTech Ciclopは、市場に出回っている最小の3Dプリンターにもフィットさせるため、プリントベッドのサイズは115mm x 110mm x 65mmと小さめにデザインされています。
スキャン可能な対象物も幅200mm x 高さ205mmと大きく、2分から8分でスキャンを完了します。スキャンしたデータは3Dプリンターを使って好みの色や解像度で物体を複製できます。CowTech Ciclopでスキャンしたデータは、エントリーレベルの3Dプリンターでも対象物を正確に複製可能です。
CowTech Ciclopは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 - 継承 4.0 国際)に基づくオープンソースのプロジェクトということなので、このCiclopをベースにしたもっとシンプルで性能の高い画期的な3Dスキャナー/プリンターの出現も期待されます。