これを見たら要注意。
Keysweeperはワイヤレスキーボードの入力データを記録するハッキングデバイスです。見た目は普通の壁差しタイプのUSBチャージャーで、USBチャージャーとしてもきちんと機能します。その裏で、Keysweeperは近くを飛び交うマイクロソフトワイヤレスキーボードに入力された情報を受信、解読し続けています。
入手した情報は暗号化されていますが、きちんとテキストに変換し、オプションのチップを使えば、ハッカーにリアルタイムでデータを送信することも可能です。さらに、利便性を考え、キーワードに基く情報取得も可能です。たとえば、指定されたURLが入力されると、続くデータを記録するようにすれば、銀行のURLをトリガーにユーザーネームとパスワードを簡単に盗み出すことができます。
デバイスにはバッテリーも内蔵されているので、壁から抜き取られた状態になっても、しばらくはデータの監視、受信、送信を続けてくれます。これだけの機能が付いていて、たったの$10。
なお、マイクロソフトワイヤレスキーボードでもBluetooth版や最近のAES対応版(2011年以降)のものには対応していません。
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ハッキング技術は完全には防ぎようがないですが、こういったデバイスがあることを知っておくことは重要かもしれません。しかしオンライン金融機関のパスワードを簡単に盗まれそうで怖いですね。