かつてビジネスマンといえば「スーツのポケットに小銭を入れて闊歩する」のが定番スタイルでしたが、今となっては昔の話。最近は電子マネーやスマホ決済などのキャッシュレスが普及し、「いかに小銭を持たないか」がトレンドとなっています。

そこで今回は、おすすめのミニ財布をご紹介。持ち物のスリム化を図りたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

サイズはコンパクト

ビジネスパーソンが持つ財布としては、ラグジュアリーブランドのアイテムを持つことがある種のステータスとなっていますが、今回編集部が注目したのは利便性。キャッシュレスの拡大が見込まれる最近の事情に鑑みると、身軽さは重要なポイントです。

そこで、数あるアイテムのなか見つけ出したのが、アメリカ・ロサンゼルス発のミニ財布「Ideka」です。本製品は、折りたたみ時のサイズが約105×75×8mm、重さが約50gとスリムかつ軽量。ヒップポケットはもちろん、胸ポケットにもすんなりと入るのが特徴です。

構造はシンプル

内部でカードを入れるスペースは左右合わせて4箇所。お札やレシートなどを挟める帯も付いています。

外部にはポケットがひとつあるほか、プルタブ付きのカード入れとコインクリップを用意。なお、カードの収納枚数は最大15枚とされていますが、10枚を超えてくると折りたたみにくくなるので、その点は注意しておきましょう。

使い分けは容易

外部ポケットはICカードの出し入れに便利

外部ポケットのスペースはカード1枚が目安。その分タイトに収納できるので、交通系ICカードを入れるのに便利です。

なお、本製品はセキュリティ面を考慮して、「RFIDブロック」に対応した素材を採用。カードを入れた状態ではタッチ操作に対応できないため注意が必要です。

ちなみに、「RFID」とは「radio frequency identifier」の略で、カードに関していえばスキャナーからデータを非接触で読み書きするシステムのこと。つまり、「RFIDブロック」とは、カードのデータを引き抜こうとする行為を防止できることになります。安全性が高いことはメリットになりますが、使用する際は留意しておきましょう。

プルタブ付きカード入れはまとめ出しに便利

外部にある「プルタブ付きカード入れ」は、帯を引っ張ると簡単にカードを取り出せるのが特徴。2〜3枚収納でき、指を強引に押し込むことなく対応できます。

コインポケットは小物入れという認識で

コインポケットとされている部分は、「直線がま口仕様」の収納スペース。金具が使用されているため固さはありますが、実際に小銭を入れると紛失する可能性はゼロではないので、小物入れ程度として認識しておきましょう。       

いろいろ試してみましたが、許容なのはパスポートのコピーやおみくじなど。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドファンディング経由であれば割引対象に!

製品のタイプとしては、「トップグレインレザー」と「ナッパレザー」の2種類をラインナップ。トップグレインレザーは表皮のキズやシワなどを取り除いた素材で、本革ならではの風合いが感じられます。一方、ナッパレザーはやわらかくなめらかに仕上げているのが特徴。購入を検討する際はぜひチェックしておきましょう。

なお、本製品はSAKIDORI Storeにて2019年12月までクラウドファンディング中。早割やセット割など、お得なチケットが販売されています。購入を検討している方はお早めに!