スマホなどで高音質なサウンドを楽しみたい場合には、「ポータブルヘッドホンアンプ」の使用が便利。コンパクトな設計が採用されており、携帯性に優れているのが特徴です。
しかし、フィーオやアイバッソオーディオ、ラディウスなどのメーカーから多種多様なモデルが展開されており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめのポータブルヘッドホンアンプをご紹介します。
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- 目次
- ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)とは?
- ポータブルヘッドホンアンプの選び方
- ポータブルヘッドホンアンプのおすすめメーカー
- ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|アナログ接続
- ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|デジタル接続
- ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|Bluetooth対応
- ポータブルヘッドホンアンプの使い方
ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)とは?
ポタアンの略称で知られるポータブルヘッドホンアンプとは、一般的なヘッドホンアンプに比べてコンパクトなデザインを採用している製品のことをいいます。スマホやオーディオプレイヤーと一緒に持ち運ぶ想定で設計されており、携帯性に優れているのが魅力です。
ポータブルヘッドホンアンプを使用すれば、音楽データの音声信号を増幅させることが可能。スマホとヘッドホン・イヤホンの間に接続すれば、迫力のある高音質なサウンドが楽しめます。
ポータブルヘッドホンアンプの選び方
接続方法をチェック
アナログ接続
アナログ接続は、スマホやオーディオプレイヤーのヘッドホン端子にケーブルを挿して接続するタイプ。ヘッドホン端子は多くのオーディオプレイヤーに採用されているため、アナログ接続モデルが1つあると多くのオーディオプレイヤーと接続でき、便利です。
アナログ接続式のポータブルヘッドホンアンプは、手軽に使えるのがメリット。初めてポータブルヘッドホンアンプを購入する場合にも適しています。
ただし、iPhoneなどのヘッドホン端子を搭載していない機器とは接続ができない点には注意が必要です。
デジタル接続
「デジタル接続」は、USB端子などを利用してスマホやオーディオプレイヤーと接続するタイプ。一般的にDACと表記される、Digital Analog Converterを内蔵しているデジタル接続ポータブルヘッドホンアンプなら、デジタル信号をアナログ信号に変換できます。
デジタル接続であれば、高音質な音声信号の伝送が可能。内蔵されている高性能なDACで信号の変換が行われるので、音質の劣化も予防できます。
サウンドのクオリティにこだわりたい場合には、デジタル接続可能なポータブルヘッドホンアンプがおすすめです。
ケーブルを使わないで接続できるBluetooth対応モデルも
「Bluetooth接続」は、名称通りBluetooth通信を利用してワイヤレス接続できるのが特徴。アナログ接続やデジタル接続などのようにケーブルをつなぐ必要がなく、手軽にデバイス内の音楽を楽しめるのがメリットです。
ただし、音声データは、Bluetoothで伝送する際に圧縮されるので注意が必要。音質はデジタル接続には劣る傾向がある点には留意しておきましょう。
給電方法をチェック
充電して使用する「バッテリー式」
バッテリー式の製品は、本体に充電式のバッテリーを搭載しているのが特徴。使用する際は、ケーブルを接続して充電しておく必要があります。外出先で使用する頻度が高い場合には、連続で使用できる時間をチェックしておくのがおすすめです。
なお、内蔵しているバッテリーは、充電を重ねることで劣化する点には注意しましょう。
USBやLightningケーブルから給電できる「バスパワー式」
「バスパワー式」は、音声データを伝送するUSBケーブルやLightningケーブルで給電ができるタイプ。バッテリー式のように充電する必要がなく、使いたいときにすぐ使用できるのが魅力です。
ただし、スマホやオーディオプレイヤーから給電されるので、接続機器のバッテリーの減りには注意が必要。外出先で使用する時間が長い場合には、スマホなどを充電するモバイルバッテリーをあわせて持ち歩くのがおすすめです。
長時間使いたいなら「乾電池式」
「乾電池式」は、名前の通り乾電池からの給電で駆動するタイプ。バッテリー式やバスパワー式のように、ポータブルヘッドホンアンプや接続機器のバッテリー残量を気にせず使えるのが魅力です。
予備の乾電池を用意しておけば、電池切れの際に交換するだけで継続して使用できます。ただし、乾電池を購入するランニングコストがかかる点は留意しておきましょう。また、乾電池式の給電方法を採用したポータブルヘッドホンアンプは、ラインナップが少なめ。選択できる機種が限られる点には注意が必要です。
音質を左右する機能にも注目
臨場感のあるサウンドが楽しめる「ハイレゾ対応」
ポータブルヘッドホンアンプを使ってクオリティの高いサウンドを楽しみたい場合には、「ハイレゾ」音源への対応可否をしっかりとチェックしておくのがおすすめ。ハイレゾとはハイレゾリューションオーディオの略称で、CD以上の情報量で音の太さや繊細や、奥行き、圧力などが表現可能です。
なお、解像度の高いハイレゾ音源を最大限楽しむには、ポータブルヘッドホンアンプのほかにもヘッドホンやイヤホンがハイレゾに対応している必要があります。
クリアな音質を楽しむなら「バランス接続対応」
クリアなサウンドを味わいたいのであれば、「バランス接続」に対応したポータブルヘッドホンアンプを使用するのがおすすめ。バランス接続とは、左右の音声信号を独立して接続する方式のことをいいます。
バランス接続はアンバランス接続に比べ、音の定位や繊細な表現に優れているのが魅力。また、ノイズも低減します。
バランス接続で使用する端子は、4.4mm5極や2.5mm4極プラグが主流。バランス接続を使用する際は、ポータブルヘッドホンアンプだけでなく接続するヘッドホンやイヤホンが対応している必要もあるので注意しましょう。
サイズ・重量をチェック
一般的なヘッドホンアンプに比べるとコンパクトなポータブルヘッドホンアンプですが、サイズや重量は製品ごとに異なります。購入する際は、音質だけでなく本体の大きさにもこだわって選びましょう。
外出先での使用頻度が高いのであれば、なるべく小型かつ軽量な製品が便利。ポケットサイズのポータブルヘッドホンアンプであれば、携帯時にかかる負荷も軽減できます。
ただし、コンパクトなモデルほど搭載されているバッテリーの容量が小さく、連続で使用できる時間も短くなりがち。バッテリー式のポータブルヘッドホンアンプのサイズや重量を確認する際は、連続使用時間もあわせてチェックしておくのがおすすめです。
ポータブルヘッドホンアンプのおすすめメーカー
フィーオ(FiiO)
2007年に設立された「フィーオ」は、世界でも最大級のポータブルオーディオ機器メーカー。デジタルテクノロジーを駆使し、原音を忠実に再現できる音楽再生機器を製造していることで知られています。
フィーオのポータブルヘッドホンアンプは、ラインナップが豊富。アナログ接続だけでなく、Bluetooth通信を利用したワイヤレス接続に対応したモデルも展開されています。
ラディウス(radius)
「ラディウス」は、1986年にアメリカで創立されたメーカー。1996年には、日本法人も設立されています。イヤホンで有名なラディウスですが、マイクやスピーカーなどのオーディオ機器も幅広く展開。ポータブルヘッドホンアンプも複数の機種を取り扱っています。
ラディウスが製造するポータブルヘッドホンアンプは、コンパクトにデザインされたモデルが人気。ケーブルのような形状のモデルが多く、携帯性に優れている点が魅力です。
アイバッソオーディオ(iBasso Audio)
「アイバッソオーディオ」は、2006年に設立されたオーディオ機器メーカー。ポータブルオーディオ機器に特化した製品づくりを行っており、ポータブルヘッドホンアンプも数多く展開しています。
アイバッソオーディオが製造するポータブルヘッドホンアンプは、高性能なDACチップを搭載したモデルが人気。高音質なハイレゾ音源に対応したモデルも取り扱っており、音質にこだわりたい場合にもおすすめです。
ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|アナログ接続
LiNKFOR ポータブルヘッドホンアンプ
3.5mmAUX入出力端子を備えているアナログ接続のポータブルヘッドホンアンプです。3.5mmのヘッドホン端子を搭載しているスマホやCDプレーヤーなどを迫力のあるサウンドで再生したい方におすすめ。買い求めやすい価格を実現しているコスパのよさも魅力です。
1000mAhのリチウム電池を内蔵し、Micro USBケーブルを使って充電。フル充電して、最大8時間以上連続して動作すると謳っています。モバイルバッテリーを用意しておけば、外出先での急な充電切れにも対応可能です。ゲインを2段階で調節できるスイッチを搭載しています。
アステルアンドケルン(Astell&Kern) AK PA10
高音質なサウンドが期待できるポータブルヘッドホンアンプ。同社のアンプ回路設計技術を最大限に駆使したClass-Aアナログアンプを搭載しています。歪みのない信号を増幅し、柔らかく温かみのあるナチュラルなサウンドを楽しめるのがおすすめポイントです。
人間工学に基づいた設計で手に馴染みやすく、フィットしやすいのも特徴。八角柱型のアルミ製筐体を採用したスタイリッシュなデザインも魅力です。3.5mm出力端子にくわえ、4.4mmバランス出力にも対応し、ヘッドホンに合わせて選択可能。2段階のゲインコントロール機能により、ハイゲインの高出力にも対応しています。
Herafy HiFiヘッドホンアンプ
薄型コンパクトなデザインのポータブルヘッドホンアンプ。3.5mmAUX入力端子を搭載したアナログ接続タイプで、3.5mmヘッドホン端子を搭載したスマホや携帯音楽プレーヤーを接続したい方におすすめです。
2段階で切り換えできるゲインスイッチを搭載。入力信号を制御する機能で、思ったよりも音が小さくて聴きにくい場合に役立ちます。低価格で購入できるコスパのよさも魅力です。フル充電して、最大8時間以上作動すると謳っています。
eSynic ヘットホンアンプ HiFi 16-300Ω
軽量コンパクトなポータブルヘッドホンアンプです。ポケットにも入れられるほどの薄型デザインを採用しており、携帯しやすいモデルを求めている方におすすめ。1000mAhのリチウム電池を内蔵したUSB充電式で、最大8時間以上作動すると謳っています。
音量をコントロールできるボリュームノブを備えているほか、入力信号を制御するゲイン調節機能も搭載。接続するデバイスに合わせて聴きやすく調節できます。買い求めやすい価格で、コスパのよさを重視したい方にぴったりです。
Fosi Audio SK01
好みに合わせてサウンドをカスタマイズできるポータブルヘッドホンアンプです。低域・中域・高域のトーンをそれぞれ調節できるのが特徴。パワフルなサウンドはもちろん、聴きやすいトーンにこだわりたい方にもおすすめのモデルです。
小さな音量に設定すると聴こえにくくなる低音と高音を増幅させる「ラウドネス機能」も搭載。高低の2段階で切り換えできるゲインスイッチを備えているほか、3.5mmと6.35mmの2種類のヘッドホン端子も設けています。
ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|デジタル接続
フィーオ(FiiO) USB DAC ヘッドホンアンプ KA-13
クラス最高レベルの550mW出力を実現しているポータブルヘッドホンアンプです。小型モデルながら、デスクトップクラスの出力で音楽を楽しめるおすすめモデル。パスパワー式でパソコンやスマホ、タブレットなど好みのデバイスを接続できます。
CDを上回る高音質を実現するハイレゾ音源に対応し、音質にこだわりたい方にもぴったり。3.5mmステレオヘッドホン出力にくわえて、4.4mmバランスヘッドホン出力も備えています。専用アプリを活用して、フィルターの選択やS/PDIF出力のオンオフ、ライトイルミネーションのオンオフを操作できるのも便利です。
フィーオ(FiiO) USB DAC ヘッドホンアンプ KA-17
小型軽量タイプのポータブルヘッドホンアンプ。同シリーズのフラッグシップモデルで、デスクトップレベルの650mW出力が可能です。低消費電力ながら高性能なESSのDACチップ「ES9069Q」を2基搭載し、高音質なサウンドを楽しめます。
「FIIO Controlアプリ」を活用すれば、パラメトリックイコライザーで好みの音質にチューニングできるのもおすすめポイント。デザイン性と使い勝手のよさを兼ね備えた筐体設計も魅力です。屋外で使用する際に役立つ専用レザーケースが付属しています。
フィーオ(FiiO) USB DAC ヘッドホンアンプ KA-11
コンパクト設計で持ち運びやすいポータブルヘッドホンアンプです。サイズは約44.5×9.7×10.5mm、重さは約8.5kg。通勤・通学時などに音楽を楽しみたい方におすすめです。USBパスパワー駆動により、あらかじめ充電する手間を省けます。
ケーブルには、信号や品質の劣化を抑えられる高純度のパラジウムメッキOFCケーブルを採用。アルミニウム・マグネシウム合金ボディとの組み合わせで、高い耐久性を実現している点に注目です。
ラディウス(radius) ポータブルヘッドホンアンプ RK-DA70C
DSDハイレゾ音源のDoP再生に対応しているポータブルヘッドホンアンプ。最大32bit/384kHzのPCM、5.6MHzのDSDのDoP再生に対応し、高音質なサウンドを楽しめるのがおすすめポイントです。Apple製品を安心して使えるMFI認証を取得しており、本モデルのUSB Type-Cプラグ対応モデルのほか、Lightningプラグ対応モデルも選べます。
ESS TechnologのG級アンプ「ES9270C」を搭載。電力使用量を最適化する省電力設計で、音声の出力レベルを問わず再現性の高い再生能力を発揮します。全長わずか10cmのコンパクト設計により、外出先で持ち運びながら音楽を楽しみたい方にぴったりです。
ラディウス(radius) ポータブルヘッドホンアンプ RK-DA60C
ハイレゾ音源の再生に対応しているポータブルヘッドホンアンプ。最大32bit/384kHzのハイレゾ再生に対応したDACアンプを搭載し、スマホなどUSB Type-Cデバイスに接続して音楽を楽しみたい方におすすめです。
重さわずか6gの軽量設計も注目ポイント。イヤホンケースなどに収納して手軽に持ち運べるコンパクトさを実現しています。パスパワー式でスマホと接続するだけで使用でき、あらかじめ充電しておく手間を省けるのも魅力です。
アイバッソオーディオ(iBasso Audio) DC-Elite
最先端の技術とパーツを採用しているポータブルヘッドホンアンプです。ROHM社の「BD34301EKV DACチップ」を搭載しているほか、ボリュームに独自開発の「4セクションステップアッテネーター」を採用。筐体に上質なチタニウム合金を使用しているなど、品質にこだわっているおすすめモデルです。
コンパクトモデルながら高音質なサウンドを楽しめるのも魅力。独自開発の「FPGA技術」と「NDKフェムトクロック水晶発振器」の組み合わせにより、ノイズレスな高品位サウンドを実現しています。
ONIX Alpha XI1
ブラックボディにゴールドをあしらった高級感あふれるデザインが心象的なポータブルヘッドホンアンプ。「CS43198 Dual DAC」と「SGM8262-2 Dual Amp」のデュアル構成により、優れたダイナミックレンジを実現した高品質なサウンドを楽しめるのがおすすめポイントです。
2段階切り換え式のゲイン機能を搭載し、最大500mW・32Ωのハイパワー出力に対応。思ったよりも音量が小さく聴きにくい場合に役立ちます。「Cortex M0 32bit ARMマイクロプロセッサー」搭載による安定したシステム動作により、スタンバイモード時で80%の電力を低減すると謳っています。
Shanling UA6
ダイナミックな筐体デザインを採用しているポータブルヘッドホンアンプです。軽量ながら堅牢な作りで、エレガントな雰囲気が漂うデザインが魅力。1.3インチLCDカラーディスプレイを備えており、サンプリングモードやボリューム、ゲインなどをひと目で確認できます。
アプリを活用してディスプレイのテーマやフォントデザインを変更でき、自分好みにカスタマイズしたい方におすすめ。220mAの独立したバッテリーを搭載したハイブリッドパワーシステムにより、安定した電力供給を実現しています。USB Type-Aアダプターが付属し、USB Type-C端子とデバイスに合わせて切り替えできるのも便利です。
ポータブルヘッドホンアンプのおすすめ|Bluetooth対応
フィーオ(FiiO) Bluetooth DAC アンプ BTR13
Bluetooth接続に対応しているポータブルヘッドホンアンプです。わずらわしい配線が気になる方におすすめ。LDACやaptXなど高音質コーデックに対応しており、ハイレゾ音源の伝送にも対応しています。
高性能DAC内蔵により、音質にこだわりたい方にもぴったり。3.5mm出力と4.4mmバランス出力の2種類のヘッドホン端子を備え、さまざまなヘッドホンやイヤホンを使用できます。専用アプリを活用すれば、パラメトリックイコライザーで音質を好みに合わせてカスタマイズ可能です。
フィーオ(FiiO) Q15
旭化成エレクトロニクスのフラッグシップDACシステム「AKM4191+AK4499EX」を搭載しているポータブルヘッドホンアンプ。S/N比向上など数値的なスペックの高さはもちろん、質感の表現までにこだわっています。
「デスクトップモード」を備えているのもおすすめポイント。独立したUSB Type-C電源コネクターを搭載しており、内蔵バッテリーを完全にバイパスして外部電源が供給される構造になっています。外出先でも、デスクトップヘッドホンアンプに迫る高音質サウンドを楽しめるのが魅力です。
USB接続にくわえて、Bluetooth接続にも対応。LDACやaptXアダプティブなど高音質コーデック対応で、ワイヤレスでも高音質なサウンドを楽しめます。フルカラーIPSディスプレイ搭載により、快適に操作しやすい点にも注目です。
iFi Audio ポータブルDACアンプ xDSD Gryphon
Bluetooth対応のポータブルヘッドホンアンプです。高音質コーデックのLDACやAACに対応しており、ワイヤレス接続でも高音質なサウンドを楽しみたい方におすすめ。USBケーブルの有線接続にも対応し、ハイレゾ音源の再生も可能です。
3.5mm出力と4.4mmバランス出力対応で、さまざまなヘッドホンやイヤホンを使い分けしたい方にもぴったり。最大6.7Vの出力により、ハイインピーダンスのヘッドホンにも対応しています。
iFi audio iDSD Diablo2
レッドカラーのデザインが印象的なポータブルヘッドホンアンプです。IEM用にNormal・Turbo・Nitroの3つのパワーモードを搭載しているのがおすすめポイント。最大出力19.2Vを実現しており、デバイスによって音が小さい場合に活躍します。
Bluetooth接続対応で、わずらわしいケーブル不要で快適に使えるのも魅力。高音質コーデックのLDACやaptX Losslessに対応し、ワイヤレスでも高音質なサウンドを楽しめます。ボリュームノブをロックする機能を備え、バッグなどに入れて携帯する際に便利です。
アステルアンドケルン(Astell&Kern) AK HB1
ワイヤレスとワイヤードの両方に対応しているポータブルヘッドホンアンプ。外出中はケーブルレスで快適に使えるBluetooth接続を選択し、自宅ではUSB接続で音の劣化が少なく原音に忠実な高音質なサウンドを楽しめます。
高音質コーデックのLDACやaptX HDに対応し、ワイヤレスでも高音質再生が可能。最大2台のデバイスを同時にBluetooth接続できるマルチポイント機能を搭載しているのも便利です。スマホで通話しながらタブレットで音楽を聴くといった使い方に対応できます。
高速インターフェースUSB3.0搭載のオーディオコンバーターUAC2.0接続対応で、ゲーミングDACとしてもぴったり。専用アプリを活用すれば、UAC1.0モードへの変更も可能です。
ポータブルヘッドホンアンプの使い方
ポータブルヘッドホンアンプは再生デバイスを入力端子に接続し、ヘッドホンやイヤホンをヘッドホン出力端子に接続します。充電式の場合は、あらかじめ充電しておきましょう。再生したら、ボリュームノブを回して聴きやすい音量に調節します。なかには、低域・中域・高域のトーンをそれぞれ調節できるモデルもあり、好みの音質にカスタマイズ可能です。
また、入力信号を制御する「ゲイン」を調整できるモデルも販売されています。思ったよりも音が小さいなら、ゲインを調節すると聴きやすくなる場合も。ただし、上げすぎると音が増幅しすぎて音が割れてしまいます。本体と再生デバイスの大きさによっては、重ねてシリコンバンドで結束すると持ち運びしやすくなるので試してみてください。
ポータブルヘッドホンアンプを使用すれば、スマホやオーディオプレイヤーのサウンドをより高音質で楽しむことが可能。バランス接続やハイレゾ音源に対応しているモデルも数多く展開されています。購入する際は、アナログ接続やデジタル接続、Bluetooth接続など対応する接続方式をしっかりと確認しておきましょう。