高い生産性は姿勢から!
よい姿勢は集中力を高める効果が期待できるため、多様なワーキングスペースを設けて生産性を向上させようと考える企業も増えています。
今回紹介する「Magic Desk」は、じっくり何か調べたいときは椅子に腰かけて、構想がまとまって気分が乗ってきたら立った姿勢で一気にアウトプットするといった使い分けが簡単にできる机です。
ジェスチャーコントロール
Magic Deskはスマートデスクとスマートランプから構成されています。デスクの高さを変えるには、天板に埋め込まれた赤外線センサーに手をかざすだけ。
高くしたいときは下から持ち上げるように、低くしたいときは上から押し下げるようにすると、モーターが静かに作動します。高さは65~130cmの範囲で調整可能です。
3つの照明モード
LEDのスマートランプには3つの照明モードを用意。ブルーライトを軽減し、明るさを抑える「スクリーン」モード、印刷された文字が読みやすい「リーディング」モード、そして通知機能をオフにして作業に集中できるようにする「フォーカス」モードがあります。
デスクトップユニット
2.08インチのスクリーンを搭載するデスクトップユニットは、長時間の連続作業を防ぐため、1時間ごとに通知を出すほか、センサーによってユーザーを検知するので席を離れると自動的に消灯し、席に戻ると再び自動で点灯します。
5200mAhのバッテリーを内蔵しており、ワイヤレス充電に対応。AC電源使用時はUSBケーブルでの充電も可能です。
サイズは2種類
天板のサイズは120×70cmと150×70cmの2種類、カラーはウォルナット・ホワイト・ブラックの3種類が用意されています。
Magic DeskはKickstarterで3199香港ドル(約4万6000円)からの出資枠を公開中です。
Appleは初期の頃から説明書に「健康に関する注意」を掲載していました。のめり込みやすいパソコン作業の性質をよく認識していたのでしょう。対策といっても普通は椅子の高さを変える程度になりがちですが、簡単に高さを変えられるデスクは魅力的です。