アウトドアにおいて調理や焚き火をする際に必要となるのが、火起こしのための備品。キャンパーの多くはライターやマッチを使いますが、燃料切れや湿気でスムーズに着火できない場合も考えられます。そんなストレスを回避できるのが、火起こし専用のアイテム「ファイヤースターター」です。

着火にはコツと慣れが必要ですが、シンプルな仕様で持ち運びも容易。シーンを問わず使えるので、汎用性が高いのもポイントです。そこで今回は、ファイヤースターターのおすすめ製品をご紹介。興味がある方はぜひ試してみてください。

ファイヤースターターとは?

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ファイヤースターターとは、一言でいうと「火打ち石」のような道具。「ロッド」と呼ばれるマグネシウムなどでできた棒と、「ストライカー」と呼ばれる火打ち石の役割をする金具がセットになったアイテムです。

使い方は簡単で、ストライカーでロッド部分を削って金属粉を集め、火種となる紙や木くずの上に火花を散らすだけ。はじめのうちは多めにマグネシウムを削ることで火花が出やすくなりますが、慣れてくると少ない量でも火花を散らせます。

ファイヤースターターで火をつけるコツは、ティッシュの上などに薄く削った木片など火がつきやすいモノを置き、そこにうまく火花を散らして、火がつき始めたら徐々に火種を増やしていくこと。火種のサイズを徐々に大きくしていくのがポイントです。

ファイヤースターターのメリット

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ファイヤースターターを使用するメリットは大きく分けて3つあります。1つ目は燃料を必要としない点。ロッドとストライカーがあれば火起こしが可能なため、ガスの残量を気にしたり予備を持っていったりする必要がありません。また、数百回から数千回繰り返し使うことが可能なコスパの高さも魅力です。少しでも荷物を減らしたいツーリングキャンプや登山などにも適しています。

2つ目は水や湿気に強い点。突然の雨や雪、夜露に結露など、アウトドアでは道具を水で濡らしてしまう危険がつきものですが、万が一、濡らしてしまっても拭き取るだけで使用できます。

3つ目は周囲の環境に左右されにくい点です。燃料を使う燃焼器具はライターに限らず低温が苦手。しかし、ファイヤースターターなら寒い季節でも気にせず使うことが可能です。また、気圧の影響も受けにくいので、登山など標高の高い場所での火起こしにも重宝します。

ファイヤースターターの選び方

ストライカーの形状で選ぶ

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ファイヤースターターを購入する際は、ストライカーの形状もチェックしておきましょう。ファイヤースターターは棒状のモノをストライカーでこすって使用するので、あまりに小さいと握りにくく、うまく火を起こせません。

目安として、ストライカーは5cm程度のモノを選ぶのがおすすめ。また、初心者の場合は、ロッドが7cm程度と長めのモノを選ぶのが最適です。なかには、グリップ付きや握りやすい形状のモノもあるので、自分の手の大きさはもちろん、使い勝手のよさも考慮して選びましょう。

紛失しにくいモノを選ぶ

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ファイヤースターターはコンパクトなだけに、紛失しやすいアイテムです。棒とストライカーをバラバラに保管していると、いざ火をつけようと思ってもどちらか片方が見つからない、という事態も考えられます。

製品によっては、一体化してセット保管できたり、ブレスレット状になっていたりするモノも展開されているので、自分のスタイルに合わせて紛失しにくい工夫がされているモノを選ぶのがおすすめです。

価格に左右されず使いやすいモノを選ぶ

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ファイヤースターターはノーブランドから有名ブランドまで、さまざまな製品がラインナップされています。ひとつ持っていれば長い期間使えるアイテムなので、価格に左右されずに自分の手のサイズに合った、使い勝手のよいモノを選ぶのがおすすめです。

ファイヤースターターのおすすめモデル

ザ・フレンドリー・スウィード(The Friendly Swede) フェロセリウム ファイヤースターター

ザ・フレンドリー・スウィードは、北欧発のブランドです。本製品は、マグネシウムの代わりに、鉄とセリウムの合金で「フェロセリウム」を採用しているのが特徴。マグネシウムに比べて高価ですが、3000℃ほどの強い火花を発生させられるため、着火しやすく初心者にもおすすめです。

ロッド部分は約7cmあり、木製のハンドルが付いているので、より安全に使用できるモデルとしても人気があります。約1万回使用できるため、コスパに優れているのもおすすめポイントです。ハンドルにはブランドのロゴマークが印刷されており、おしゃれを演出しています。見た目にこだわりたい方にも適したモデルです。

ガーバー(GERBER) ベア・グリルス ファイヤースターター

機能性・操作性・汎用性に優れているファイヤースターター。ロッド・ストライカー・緊急用ホイッスルのセットで、アウトドアにはもちろん、災害時に役立つモデルを探している方にもおすすめです。

また、防水性が高いのもおすすめポイント。濡れても拭き取れば使用することが可能です。さらに、ロッド・ストライカー共に持ち手部分が太く、握りやすいため、使い勝手がよいモデルとしても人気があります。

ブッシュクラフト(Bush Craft) オリジナル ファイヤースチール2.0

ブッシュクラフトは、「森と生きる」というコンセプトのもと、ナイフワークと火起こしをサポートする製品を製造・販売する神奈川県のメーカー。当モデルは、最大1万2000回使用できるのが特徴のファイヤースターターです。

防水仕様なので、濡れても拭き取れば繰り返し使用できるのもポイント。コスパを重視したい方におすすめのモデルです。また、ロッドは約6cmと十分な長さがあり、ストライカーも大きく握りやすいため、初心者が扱いやすいモデルとしても人気があります。

さらに、レザーリングにストライカーを通せばコンパクトに収納可能。機能性や利便性に優れたモデルを探している方は、ぜひ購入を検討してみてください。

Ribitek ファイヤースターター

ロッド・ストライカー・火吹き棒がセットになった製品。カラビナと収納袋も付属しているので、紛失しにくいのも魅力です。ストライカーにはエッジがついており、火を起こす以外に栓抜きとしても使用できます。また、ロッド部分が約7cmあるのもおすすめポイント。一度に多くの火花を出しやすいので、初心者でも火を起こしやすいモデルです。

さらに、火吹き棒は伸縮タイプで最長62cmまで伸縮可能。先端部分が直径5mmと細いので、BBQコンロ等の細い空気孔に差し込んで使用できるので便利です。

Chileeany ファイヤースターター

ロッドの長さが13cmで、長く使用し続けられるのが魅力のファイヤースターター。ストライカーの長さも7cmあるため、初心者でもより安全かつ確実に火を起こすことが可能です。

また、7×15cmの収納袋も付いているので、持ち運びにも困りません。重量は110gと軽量なので、極力荷物を増やしたくないソロキャンパーにもおすすめのモデルです。さらに、ロッドとストライカーを、高品質ポリエステルパラコードで繋げば、紛失を予防できます。

ライトマイファイヤー(LIGHT MY FIRE) ファイアースチールスカウト2.0

軽量かつ携帯性に優れたファイヤースターターを探している方におすすめのモデルです。キーホルダーのように持ち運びできるので、紛失するのを防げます。重量は約27gなので、荷物を減らしたい方にも最適です。

また、ポップなデザインなので、見た目にこだわりたい方にも人気のモデル。約3000回着火できるため、コスパが高いモデルとしてもおすすめです。なお、ストライカーのつまみ部分には、災害・非常時に役立つ笛の機能が付いています。

Jialefu ファイヤースターター

金属製の収納ケースが付属しているので、携帯・保管しやすいモデルを探している方におすすめのファイヤースターターです。最長62cmに伸ばせる火吹き棒も付属しており、起こした火種にピンポイントに空気を送ることが可能。効率よく火を起こせます。

また、ストライカーは約7.5cm、ロッドは約10cmと十分な長さがあるのも魅力。初心者が安全に使用できるモデルとしてもおすすめです。さらに、ストライカーは栓抜きとしても使用できるので、利便性にも優れています。

AUBEY ファイヤースターター

無骨なデザインで、かっこいい見た目のファイヤースターターを探している方におすすめのモデル。ロッドは約10cm、ストライカーは約7.5cmあるので、初心者が扱いやすいのも魅力です。最大で2000回使用できます。

また、ストライカーは栓抜きや5cm定規・六角レンチとしても使用できるため、利便性に優れているのもおすすめポイント。非常時用のホイッスルも付いているので、アウトドアシーンにはもちろん、災害時にも役立ちます。

なお、ロッドとストライカーはコードで繋がっているので紛失しにくいのも魅力のひとつ。リュックへ簡単に取り付けられるので、持ち運びしやすいモデルを探している方も、ぜひ購入を検討してみてください。

ザ・フレンドリー・スウィード(The Friendly Swede) ネックネス ファイアースターター

ネックレスタイプのファイヤースターターを探している方におすすめのモデルです。首にかけておくだけで携帯できるので、紛失しにくいのがポイント。また、おしゃれなデザインなので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

丸いステンレススチールワッシャーの裏の角で、火打ちロッドに強めに擦りつけることで、火花を散らせます。ロッド部分にはマグネシムではなく、高温の火花を飛ばしやすいフェロセリムが使用されているので、初心者でも火花を散らしやすいのもおすすめポイントです。

また、紐部分はパラコードが使用されているため、耐久性に優れているのも魅力のひとつ。カラーはブラックやアーミーグリーン、ダークブルーなど数種類から選べます。

Ribitek ファイヤースターター 応急処置バック

ファイヤースターターのほかに、フォールディングナイフ・火吹き棒・ホイッスルがセットになったモデルです。アウトドア用としてだけでなく、防災アイテムとしてもおすすめ。収納ポーチも付いているので、未使用時はコンパクトに保管しておけます。

携帯性にも優れているので、荷物を減らしたいソロキャンパーにもおすすめです。また、ロッドは全長7cmあり、持ち手が付いているので、使い勝手がよいのも魅力。火吹き棒を使用すれば、ピンポイントに空気を送れるため、火種を効率よく大きくでき、より簡単に火を起こせます。

さらに、刃の長さが62mmあるフォールディングナイフは、着火させやすいよう木の枝を削って小さくするのに便利。ストライカーは火起こしのほかに、栓抜きや六角レンチとして使用することも可能です。なお、救急バッグには薬や傷バンドなど応急処置のための小物を入れておけます。

Grous キャンピングファイアースターター

ロッドの直径が1.3cmと太いのが特徴のファイヤースターターです。約1万5000回使用できるので、コスパを重視したい方にも適しています。12.9cmと長く、ストライカーも5cmと十分な長さがあるため、使い勝手に優れているのも魅力です。付属の火吹き棒を使用すれば、より効率よく火を起こせます。

また、付属のスペアのパラコードはテントの設営時や怪我の応急処理など、さまざなまシーンで使用可能。さらに、ストライカーは、栓抜き・六角レンチ・定規としても活用できます。利便性に優れているモデルを探している方は、ぜひ購入を検討してみてください。

メロウストア ファイヤーコード ストライカー付き

火を起こしやすいファイヤースターターを探している方におすすめのモデルです。ロッドの素材に高温の火が飛びやすいフェロセリウムを使用しているのが特徴。初心者でも火花を散らしやすいのが魅力です。

また、ロッドは12.7cmと長めのため、使い勝手がよいのもおすすめポイント。ストライカーや火打ち鐘をあわせて購入すれば、より簡単に火を起こすことが可能です。

BOMBER & COMPANY ファイヤースターター

キーリングタイプなので、持ち運びしやすく、紛失しにくいファイヤースターターです。ブレスレットのように手首に装着したり、ズボンのベルト通しにぶら下げたりすることが可能。アクセサリー感覚で持ち歩ける製品を探している方におすすめです。

また、本体はパラコードを編み込んで作られており、ほどけば長さ1.5mのロープとして使用できるのもおすすめポイント。怪我をした際の応急処置に使用したり、荷物をまとめて縛る際に使用したりとさまざまな用途に活用できます。

なお、中央に配置された円柱状のパーツにリングを擦りつけることで、火花を飛ばすことが可能。 日常生活にもマッチするおしゃれなデザインのため、防災アイテムとして身に着けておくのもおすすめです。