アウトドアにおいて調理や焚き火をする際に必要となるのが「火おこし」のための備品。キャンパーの多くはライターやマッチを使いますが、前者は燃料がなくなれば使えず、後者は湿気に弱いためスムーズに着火できない場合も考えられます。そんなストレスを回避できるのが火おこし専用のアイテム「ファイヤースターター」です。

着火にはコツと慣れが必要ですが、シンプルな仕様で持ち運びも容易。なによりシーンを問わず使えるので、汎用性の高さがポイントです。そこで今回は、ファイヤースターターのおすすめ製品をご紹介。興味がある方はぜひ試してみてください。

ファイヤースターターとは?

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ファイヤースターターとは一言でいうと「火打ち石」のような道具。「ロッド」と呼ばれるマグネシウムの棒と「ストライカー」と呼ばれる火打ち石の役割をする金具がセットになったアイテムです。

使い方は、火種となる紙や木くずの上にストライカーでマグネシウムを削り、火花を散らすだけ。はじめのうちは多めにマグネシウムを削ることで火花が出やすくなりますが、慣れてくると少ない量でも火花を散らすことが可能です。

ファイヤースターターで火をつけるコツは、ティッシュの上などに薄く削った木片など火がつきやすいモノを置き、そこにうまく火花を散らして、火がつき始めたら徐々に火種を増やしていくこと。火種のサイズを徐々に大きくしていくのがポイントです。

ファイヤースターターのメリット・デメリット

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携帯に便利で、キャンプだけではなく防災用品としても役に立つファイヤースターターですが、メリットだけではなくデメリットもあります。この点も踏まえた上で適切なモデルを選択しましょう。

ファイヤースターターのメリット

ファイヤースターターの大きなメリットは、湿気や水に強いこと。マッチやライターは水に濡れると火がつきませんが、ファイヤースターターは水に濡れても、拭き取れば火をつけることが可能です。

また、火種を作るマグネシウムの棒は、ライターのガスやマッチ先端の燐のようにすぐに消耗しないことも大きなメリット。さらに、悪天候時や気温が低い時や気圧が低い標高の高いところでも気にせず使えるのもメリットです。

ファイヤースターターのデメリット

一方、ファイヤースターターの一番のデメリットは、火花を飛ばすには慣れが必要である点です。上手にストライカーを使えないと全く火花が飛ばないこともあり、初心者の方だと意外と苦労します。

また、非常にコンパクトなアイテムであるため、地面に落としてしまうと見つけにくい、紛失しやすいといったデメリットもあるので注意しましょう。

ファイヤースターターの選び方

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ストライカーの形状で選ぶ

ファイヤースターターは、マグネシウムの棒をストライカーでこすって使用します。この時、ストライカーがあまりに小さいと握りにくく、力を上手く入れられません。特に手がかじかむような寒さのなかでは、さらに力を入れにくくなります。

したがって、ストライカーの大きさが手に合い、握りやすいモノを選ぶのがおすすめです。グリップ付きや握りやすい形状のモノもあるので、自分の手の大きさに合わせて選びましょう。

紛失しにくいモノを選ぶ

ファイヤースターターは非常にコンパクトなだけに紛失しやすいアイテムです。特にマグネシウムの棒とストライカーをバラバラに保管していると、いざ火をつけようと思ってもどちらか片方が見つからない、という事態も考えられます。

製品によっては、一体化してセット保管できるタイプやブレスレット状になっているモノもあるので、自分のスタイルに合わせて紛失しにくい工夫がされているモノを選ぶのがおすすめです。

価格に左右されず使いやすいモノを選ぶ

ファイヤースターターは、ノーブランドから有名ブランドまでさまざまな製品が販売されています。ひとつ持っていればほぼ一生モノと言われるアイテムなので、価格に左右されずに自分の手のサイズに合った、使い勝手のよいモノを選ぶのがおすすめです。

ファイヤースターターのおすすめ人気モデル

ガーバー(GERBER) ファイヤースターター ベア・グリルス

ガーバー(GERBER) ファイヤースターター ベア・グリルス

ガーバーはアメリカの老舗アウトドアナイフブランド。本製品は世界的に著名な冒険家のベア・グリルスが監修した、人気のファイヤースターターです。分割式のケースにロッドとステンレス製のストライカーを内蔵しています。

ロッドとストライカーが一体型で、使用時もストラップで繋がっているため、紛失しにくく安心です。両者が擦れ合うことなくケースに収納できるので、ロッドが露出しているタイプよりも意図しない発火を防止できます。安全性を重視する方にもおすすめです。

また、ロッドにフェロセリウム合金を採用しているのもポイント。マグネシウムよりも大きな火花が出せるため、アウトドア上級者から人気の高い素材です。ストライカーのサイズは大きめで握りやすく、手袋をしていてもしっかりとグリップできます。

ケースの結合部はパッキン付きで、防水性が高いのもメリット。ロッド側の先端には発火補助材を収納するスペースが設けられているので便利です。さらに、緊急用のホイッスルも付属しているのも魅力。多機能で使い勝手のよいおすすめ製品です。

ブッシュクラフト(Bush Craft) ファイヤースチール メタルマッチ

ブッシュクラフト(Bush Craft) ファイヤースチール メタルマッチ

扱いやすい人気のファイヤースターターです。フェロセリウム製のロッドは約6cmの長さがあり、初心者も容易に点火可能。フェロセリウム棒の体積が大きいため、約1万2000回繰り返し使用でき、コストパフォーマンスにも優れています。

スチール製のストライカーはサイズが大きめなので握りやすく、大きな火花を出せると評判。ロッドとストライカーはストラップで繋がれており、紛失しにくいのもメリットです。

ストライカーにはレザー製のリングが付属しているため、ロッドに留めることでアクティブに活動する際もコンパクトに収納できます。ロッドの長いファイヤースターターを探している方におすすめです。

ライトマイファイヤー(LIGHT MY FIRE) ファイヤーナイフ

ライトマイファイヤー(LIGHT MY FIRE) ファイヤーナイフ

アウトドアナイフとしても使える、おしゃれなファイヤースターターです。スウェーデンの老舗ナイフメーカー、「MORA OF SWEDEN」による高品質なステンレスナイフをストライカーとして採用しています。

モーラナイフと呼ばれるこのアウトドアナイフは、長年に渡りアウトドアファンから高く支持されている製品。ロッドを削って着火するストライカーとして使えるのはもちろん、アウトドアナイフとしてもおすすめです。

ナイフのグリップは握りやすく設計されているため、着火しやすく初心者の方にもおすすめ。利便性の高いファイヤースターターです。

ライトマイファイヤー(LIGHT MY FIRE) ファイヤースチールスカウト2.0

ライトマイファイヤー(LIGHT MY FIRE) ファイヤースチールスカウト2.0

ポップなカラーリングがおしゃれなファイヤースターターです。キーホルダーのように荷物や体に取り付け、手軽に持ち歩けます。ロッドにマグネシウム合金を採用しており、約3000回繰り返し着火可能です。

ストライカーは小さめですが、火花がよく出ると評判。また、ストライカーは緊急用ホイッスルとしても使えます。北欧ブランドならではの、デザイン性に優れた人気のファイヤースターターです。

サバイブ(SURVIVE) ファイヤースターター

サバイブ(SURVIVE) ファイヤースターター

リーズナブルで人気の高いファイヤースターターです。ロッドが長いため、点火しやすく長期間使えるのが魅力。ストライカーには5cmの定規と10万分の1縮尺定規が記されており、登山などで地図を読む際にも便利です。

また、緊急用のホイッスルが付属しているのもポイント。コストパフォーマンスを重視する方におすすめの製品です。

Gadgettown ファイヤースターター LM-6

Gadgettown ファイヤースターター LM-6

サイズが大きく握りやすいファイヤースターターです。マグネシウムの体積が大きいため、多めに削って着火しても長く使用できます。キーホルダータイプなので紛失しにくく、荷物や服に取り付けて手軽に持ち歩けるのも魅力です。

ストライカーは板状のステンレス製を採用。ギザギザとした部分でアルミニウムを削り、大きな火花を起こせます。シンプルなキーホルダー型のファイヤースターターを探している方におすすめです。

オーロラ(AURORA) ファイヤースターター

オーロラ(AURORA) ファイヤースターター

スタイリッシュなアルミケース式のファイヤースターターです。ケースを分割するとそれぞれロッドとストライカーとして使えます。ストライカーは筒状ケースの先端に小型のステンレスブレードを搭載した構造です。ブレードを利用してロッドのアルミニウムを削り、ブレードでロッドを打つと火花を散らして着火できます。

ロッドの持ち手部分には穴が設けられており、紐を通して荷物につけたり、ネックレスのように首から下げたりと便利に携帯可能。また、引火用の綿が付属しているのもメリットです。コンパクトに持ち運べるファイヤースターターを探している方はぜひチェックしてみてください。

ウィベルタ(WIBERTA) 火打石

ウィベルタ(WIBERTA) 火打石

多機能で汎用性の高いファイヤースターターです。ロッドにはマグネシウム部分を覆うケースが付属しており、意図しない発火を防げるので安心。マグネシウム棒は約8mmと十分な太さがある上、約60mmと長めなので火花を出しやすく着火が容易です。

ストライカーは約幅20×長さ75mmの板状タイプ。定規の目盛りに加え、ロッドケースの先端には方位磁針が搭載されているため、登山などで地図を読む際にも役立ちます。

チェーン付きなので紛失しにくく手軽に携行できるのもメリット。使い勝手がよく、アウトドア初心者の方にもおすすめのファイヤースターターです。

バンドック(BUNDOK) 火起しキット BD-485

バンドック(BUNDOK) 火起しキット BD-485

コンパクトながら多機能なファイヤースターターです。ロッドとストライカーがセットになっているので、紛失しにくく手軽に持ち歩けます。リングの付いている側がロッド、アルミニウム棒のケース部分がストライカーです。

発火補助材となる燃えやすい麻紐が付属しているのもポイント。ストライカーに搭載されたブレードでアルミニウム棒を削り、麻紐に火花を散らして簡単に着火できます。ストライカーはある程度の大きさがあり、握りやすいのも魅力です。

ロッドの端部に栓抜き、ストライカーにナイフシャープナーが搭載されているのもポイント。キャンプに役立つさまざまな機能を内蔵した、便利なファイヤースターターです。

ソグ(SOG) 緊急用ツール FLINT タクティカルペン型 FT1001

ソグ(SOG) 緊急用ツール FLINT タクティカルペン型 FT1001

アウトドアに役立つ機能を豊富に搭載した、タクティカルペン型のファイヤースターターです。全長は約11cmで重さは約38g。ペン型なので服や荷物の狭いスペースにしのばせて携帯できる上、付属のキーリングを利用してキーホルダー感覚で持ち歩けます。

本体を分割すると、キーリングの付いた本体上部をストライカー、中央部分をロッドとして使用可能です。先端には発火補助材のスチールウールを収納するスペースが搭載されています。発火補助材を併用すればより簡単に着火できるため、初心者の方にもおすすめです。

また、先端部分に超硬合金のカーバイドを採用しており、ガラスブレイカーとして使えるのもメリット。キーリング側の先には緊急用のホイッスルを搭載しています。

本体はアルミニウム製を採用しているのに加え、仕上げにアルマイト加工を施しており、耐食性や耐摩耗性に優れているのもポイント。1本あると幅広く使える、マルチツールタイプのファイヤースターターです。

K&E サバイバルブレスレット

K&E サバイバルブレスレット

ブレスレット型で紛失防止に効果的なファイヤースターターです。バックルを外すと先端にそれぞれロッドとストライカーを搭載しており、乾燥した草や葉に点火できます。ファイヤースターターを手軽に携帯したい方におすすめです。

バンド部分のカラーバリエーションが豊富なのも魅力。バンドはナイロン製で、緊急時にナイフで切れば約3.5mの簡易ロープとしても使えます。緊急用のホイッスルを内蔵しているのもポイント。リーズナブルでありながら汎用性の高いおすすめ製品です。