世界を救う、折り紙の発想。
本来は記録媒体の「紙」を、日本人は玩具として利用しました。ハサミや糊を一切使わず、折りたたむだけでさまざまな形を表現する折り紙。この発想は、世界中の発明家に重大なヒントを与えています。
今回はそのひとつ、「QWNN」という折りたたみランタンをご紹介します。
華麗な折りたたみランタン
QWNNは帆布でできた携帯ランタン。折りたたんだ状態だと平らでコンパクトですが、広げるとまるで蓮の花のような形状になります。これは折り紙からインスピレーションを受けた設計とのこと。広げると自立するので机や地面に置くのはもちろん、テントの出入り口に吊り下げることもできます。
電力は、ソーラーパネルからの充電とプラグ充電が可能です。USBポートも付属しており、モバイルバッテリーとしても活用できます。
災害時にも活躍
照明の持続時間は最大48時間。明るさに応じて6通りのモードを選択できます。最大光量は320ルーメンと一般の白熱電球30Wと同じくらいの明るさです。
ソーラーパネルから電力を得るので停電時にも活躍します。普段は折りたたんで災害用の非常袋に入れておくのもおすすめです。
スマホへの給電も
自然の電力で周囲に光をもたらすQWNN。その電力は、もちろんスマホに転用することも可能です。モバイルバッテリーとしての容量は4000mAh。災害用にももちろん、アウトドアでも欠かせない製品です。
QWNNは現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で65ドル(約7300円)から出資を受け付けています。
場所を取らない折りたたみ式なので、普段はバックパックや机の引き出しに入れて置けるので持ち運びにも便利。いざとなったら素早く展開すればランタンとして活躍してくれます。