「握る快感」を提供する目覚まし時計。
最近、快適な目覚めを実現するためのガジェットが続々開発されています。今までの目覚まし時計は、とにかく大きな音を出して半ば無理やり人を起床させるものでした。その目覚めは決して気持ちいいものとは言えません。
そこで「MORNI」の登場です。現代人を救うのは卵型デザイン!
握って操作する目覚まし時計
さて、このMORNIは目覚まし時計です。
しかし、ボディのどこにも時刻表示がありません。ぱっと見、ただの卵型のオブジェです。時刻表示はボディー底面にあります。
設定時刻に差しかかると、音とライトで目覚めを促します。使用者はMORNIを取り、音を止めようとします。実はこのあたりがミソで、MORNIは低反発素材のシリコン製。そして音を止めるためには最低5回ボディーを握らなければなりません。
握って快適な朝を!
MORNIはその握り心地を提供することで、使用者に無理のない目覚めを与えるというコンセプト。
つまり、目覚まし時計にフィジェットトイ(暇つぶし用のおもちゃ)的な要素を付け加えた製品ということです。
「手で握る」というのも、ひとつの運動。心地よいグリップ感で1日の始まりを快適に過ごす、というのがMORNIの狙いです。
照明としても活躍
「睡眠」と「握り」。一見まったく関係のない要素ですが、それらを結びつけることにより斬新な製品が登場しました。
夜間は照明としても活用できるMORNI、クラウドファンディング「Kickstareter」で306香港ドル(約4300円)から。
ボディに時刻表示が見当たらない目覚まし時計。それって時計と言えるのか? ですが、目覚まし時計の一番の役割は「寝ている人を起こす」こと。MORNIは無理のない起床を促す新型目覚まし時計です。