アウトドア専用ワイヤレススピーカーが欲しい!
日本は山岳国家です。列島の中心に山脈が走り、国土の大半が森林。従って、アウトドアレジャーが盛んです。ですがアウトドアでも欠かせないのが音楽。せっかく野外にいるのですから、自宅では絶対にできない大音量で音楽を聴きたいと思うのは人情かもしれません。
それも、ジェット戦闘機のエンジン音よりも大きな音で。そこで今回ご紹介するのが、大音量のBluetoothスピーカー「Turtlebox」です。
F16戦闘機を上回る爆音
米軍基地の近くに住んでいたことのある筆者は、そこのお祭りでF16戦闘機の空中パフォーマンスを見学したりもしました。
ジェット戦闘機のエンジン音は、まさに爆音。コクピットの中は、常に100dB以上の音に包まれているそうです。
ですがそれでも、新型Bluetoothスピーカー「Turtlebox」には敵いません。これは野外での使用を前提としたスピーカーで、なんと最大120dBの音量を発生させることができます。F16戦闘機のコクピット内の騒音を大きく上回っています。
というか、これってもはや凶器じゃ……?
最大音量で連続6時間稼働
バッテリー容量は15,600mAh。最大音量を流した状態でも6時間以上作動するそうです。
また、IP67防塵防水規格も所得しています。PR動画では、Turtleboxを抱えた状態で派手にプールへ飛び込んでいます。
Turtleboxを2台用意すれば、それぞれを左右のアンプにしてステレオ再生が可能になります。
日本で使えるのか?
Turtleboxの開発者はアメリカ・テキサス州ヒューストンの企業。広大な土地が広がるテキサスだからこそ、このようなスピーカーが開発できるのでしょう。
もしも日本のキャンプ場で、120デジベルの音量を流したら……。これは事前に、キャンプ場管理者の許可を得る必要がありそうです。
Turtleboxはクラウドファンディング「Indiegogo」で、239ドル(約2万6500円)から。
この製品に関しては、取扱に注意しなければなりません。120デジベルの音楽を住宅地で流そうものなら、たちまちご近所トラブルになってしまいます。あくまでも野外専用の製品という認識が必要です。