近年、技術の進歩はさらにめざましく、登山に便利なGPSは精度の高さはもちろんのこと小型のもの登場。スマホじゃだめなの? という声も聞こえてきそうですが、Googleマップじゃ山は歩けませんよ。いざという時の通信用に、スマホのバッテリーは大事にとっておくのが吉。今回は登山に便利なハンディGPSをリサーチしてみました。
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ガーミン(GARMIN)ハンディ GPS eTrex30J
ハンディGPSといえば、まずはガーミン。その中でもフラッグシップアイテムなのがこのモデル。必要な機能は揃っていて、国土地理院の地図搭載で誤差があっても2〜3mという、精度と信頼性の高いGPSです。道のない山や薮におおわれて道が確認出来ないようなハードアタックをする人の必携品。
ガーミン(GARMIN) GPSmap64SJZ
日本登山地図がついた、このモデル。厚手のグローブをしたままの操作ができて、地図をインストールすれば道路地図も利用可能。カメラ付きで写真が撮れるところもポイント。また、ガーミン製品全体にいえますが、準天頂衛星みちびきやアメリカの衛星システムとロシアの衛星システムGLONASSにも対応しており、広い範囲で情報が所得できる可能性があります。
ガーミン(GARMIN) ハンディ GPS eTrex10J
ガーミンからもう一つ、価格を抑えたモデルを。山歩きに困らないシンプルな機能、地図に乗っていない獣道や沢登りで源流にアタックする人にもおすすめです。人気で高価なモデルは機能が盛りだくさんなだけで、逆に使いづらさを感じている方に使っていただきたいモデルです。
マゼラン(Magellan) explorist610JP
ハンディGPSについてリサーチしたところ、日本ではほぼガーミンが市場を独占していることが分かりました。日本での知名度は劣りますが、海外では同等以上の人気を誇るブランドはほかにも! まずはこちらのマゼラン。タッチパネル操作が売りのこのモデルは、性能はガーミンにあまり差はなさそうです。周囲に差をつけたい人におすすめ。
ムーブオン(MOVEON) GPS NVG-M2.5
山のことは良く知らない……という初心者やトレッキングなどを気軽に楽しみたい人というには、高価な機械よりも操作が簡単で安価なシリーズのほうが使い易いかもしれませんね。簡単なコースなら事故などはないかと思いますが、迷うのは怖いですものね。
CANMORE GPSデーターロガー GP102G
うってかわってこちらはプロユースのモデル。データーロガーという、自分の軌跡を表示するだけのものですが、山の中にいる時はそれが一番大事な命綱。コンパスと地図派だという方も持っていた方が良いでしょう。いざとなったら捜索隊に自分の位置を知らせる事ができるのもポイントです。予備の電池を持っていくのがいいでしょう。
ガーミン(Garmin) 天体データ内蔵 完全防水のハンディGPS 72H
海で使用する事を目的として開発された完全防水仕様のモデル。近頃は自分でボートを運転して沖合まで釣りに行く方もいますので、持っておいて損はないでしょう。潮汐情報、日の出/日の入り時刻も入っていてマリンスポーツには最適! 海図等を読み取る機能は付いていませんので、そこは自力で学習を。
スマホの専用アプリと地図を買えば山への備えは十分なように思えますが、バッテリー消費が気になり思ったように使えないことも。そんなときに精度の高い専門機器があればなにかと安心。現代のコンパスであるGPSは使いこなすと非常に便利なアイテムで、プロの登山家でも手放せない道具のようです。山では何が起こるかわからない……安心のため導入を考えられてはいかがでしょうか?