瞬時に折りたたみができる電動スクーター!
アメリカ・シアトルのスタートアップが開発した「MYLO」は、女性の力でも簡単に車体の伸縮ができるパーソナルモビリティーです。いかにもアメリカ西海岸らしい製品ですが、次世代の交通手段となり得る可能性を秘めています。
独特構成の三輪
MYLOは三輪スクーターです。前に二輪、後ろに一輪という構成で、並列した前二輪にはそれぞれサスペンションが付いています。悪路にも強そうな設計です。
PR動画では、女性がMYLOを折りたたむシーンがあります。特に大きな力を入れる必要はなさそうです。折りたたんだら、その状態で牽引することができます。
最大時速29km
MYLOは最大時速18マイルで走行します。アメリカの製品だからヤード・ポンド法表記ですが、メートル法換算では時速約29kmです。
最大移動距離は15マイル(約24km)。ただし、これはバッテリー増設可能としています。
モーター出力は250Wで、これによりパワフルな走行を実現します。
日本の公道では厳しいか
ですが、このMYLOは日本の公道での走行には問題があると言わざるを得ません。
上記のスペックでは、日本におけるMYLOは「原動機付自転車」となり、それに準じた装備が必要になります。当然、ナンバープレートの取得も求められます。
MYLOはクラウドファンディング「Indiegogo」で899ドル(約10万円)からの出資枠を設けています。
自動車から電動スクーターへ。自然環境保全の観点からも、この流れは各国のトレンドになっています。今後も、MYLOのような斬新な電動スクーターが続々登場するはずです。