ゴルフを完全データ化!
クラウドファンディング「Indiegogo」に出展されている「Golfication X」は、AIを用いたゴルフ練習デバイスです。これを装着すれば、プレイ中のすべての動作をデータとして収録することができます。
まさに次世代のゴルフ用具!
スイングを数値化
Golfication Xは3種類の部位で構成されています。使用者の手首に装着するデバイスと、各クラブに取り付けるピン型センサー、そしてスマホアプリです。
たとえば使用者が5番アイアンを手に取れば、Golfication Xは自動的にそのクラブを認識します。
さて、このGolfication Xを身につけた状態でスイングしてみましょう。手首に取り付けたデバイスが、スイングのスピードや角度などを自動算出。それを基にフォームの改善点をAIが指摘してくれます。
人間のコーチはもういらない?
ゴルフ初心者が陥りやすい「明治の大砲」という状態があります。腕力だけでスイングしてしまい、重心が前方に傾いて思ったほど飛距離が出ないというもの。Golfication Xは、それを矯正するための練習器具としてもひと役買います。
Golfication XにはGPS機能も搭載されています。ゴルファーの移動で、ボールの位置を自動トラッキング。スコアも記録してくれます。
この状況下ではどのクラブを使ったらいいのか、という指導も行います。これがあれば、もはや人間のコーチはいらないのでは? とも思ってしまうほどです。
スマホにデータ転送
データはすべてスマホに転送されるため、プレイが終わったあともそれをじっくり研究することができます。ゴルフはデータのスポーツ、ということがよく分かる製品でもあります。
Golfication Xは現在、Indiegogoで169ドル(約1万8100円)からの出資を受け付けています。
ゴルフは自分ひとりではなかなか練習しづらいスポーツでした。初心者は尚更です。しかし最先端テクノロジーのサポートを受けることで、ゴルフなどのスポーツをより手軽に楽しめる時代になってきています。