デンマーク生まれのお手頃電動自転車!
ヨーロッパ、とくに北欧諸国は土地が広い分、都市部でも自転車が生活に根付いています。この記事でご紹介する「STRØM CITY」は、街乗りに適した電動自転車です。
ワンタッチでバッテリー交換可能
電動自転車は、当然ながら充電が必要です。
中には非常に手間のかかるモノもありますが、STRØM CITYのバッテリーはダウンチューブの中に組み込まれています。ワンタッチで脱着ができ、満充電から最大80kmの走行補助を可能にします。
フロントライトとリアライトが本体に内蔵されているというのも特徴的です。電力は内蔵バッテリーから供給します。
また、STRØM CITYはサイズオプションがあり、160〜210cmの人にも対応できるとのこと。参考までに、プロレスラーのジャイアント馬場さんの身長は209cm。そのくらいの身長の人もSTRØM CITYに搭乗できるというわけです。
地域別のラインナップ
また、地域毎に2種類のラインナップもあります。
アメリカ向けのモーター出力は350W、EU諸国向けでは250Wです。重量は約19.5kgと、電動アシスト自転車にしては軽い部類です。
また、アメリカ版の製品のみノンペダリングで走行できる機能が搭載されています。しかし問題は、日本では走行できるのかという点です。
日本での公道走行は?
残念ながら、STRØM CITYは日本での公道走行は難しいと言わざるを得ません。STRØM CITYを日本に輸入するとなると、それは「原動機付自転車」になります。それに準じた装備と免許が必要です。
STRØM CITYは現在、クラウドファンディング「Indiegogo」で899ドル(約9万6100円)からの出資を受け付けています。
https://vimeo.com/262961960
モーターを搭載した乗り物に関しては、日本の公道走行に適しているかどうかの確認が必要です。そういう意味でSTRØM CITYの利用は難しいものがありますが、米ドルで1000ドルを切る価格はやはり魅力的と言えます。