折りたたみが超簡単!
車に載せておいて出先で使ったり、家の中の収納場所にも助かったりと、いいことずくめの折りたたみ自転車。ただ車種によっては、あるいはユーザーによっては折りたたみが大変だと感じることも。
そんな意見を反映させた、積極的に持ち運んで乗り出したくなるようなコンセプト折りたたみ自転車「Praxis」が公開されました。さっそくご紹介しましょう!
どんな折りたたみ自転車?
Praxisとは、各所に設けられたボタンを押すだけで簡単に半分のサイズに折りたためる自転車。非常に簡単な折りたたみ機構により、電車+Praxis、あるいは車+Praxisの組み合わせで、通勤通学が飛躍的に便利になること請け合いなバイクです!
折りたたみ方
ではPraxisの主要な特徴となる折りたたみ機構についてご説明。各部分のレバーやボタンを引いたり押したりすることにより、サドル、フレーム、ハンドルバー、ハンドルの支柱があっという間に折りたたまれていきます。
そして圧巻なのが、ペダルが装着されているクランクの軸を中心にリアホイールがクルっと回転して、フロントホイールと重なるところ。これらのギミックだけでも鋭く反応する人もいるはずです。
折りたたまれた姿が美しい
折りたたまれた状態の自転車というと、何だかゴチャゴチャしているというイメージを抱く方も多いもの。Praxisはその独特な折りたたみ機構と、チェーンの代わりにフレームに内蔵されたシャフトドライブにより、クリーンなミニマルデザインを実現しました。
折りたたんだ状態でも、サドル後方に搭載されるハンドルを使用することによりPraxisを引いて運べます。ミニベロ(小径車)ではなく通常サイズのホイールなだけに、助かる機能です。
折りたたみに重要なヒンジ(ちょうつがい)のパーツを含めて、堅牢で軽量な素材を積極的に採用するPraxis。ぜひコンセプトから実現に向けて動き出してほしいプロダクトです!
前後とも片側からしか支えられていないホイール設計となっているPraxis。折りたたんだ状態だけでなく、走行している姿も目を引きます。公共交通機関に持って入るには輪行袋に入れるなど、一定のルールに従う必要があるとともに、載せやすい設備や社会の理解が不可欠です。そんな時代が到来するといいですね。