悪事の限りを尽くした悪役令嬢になって破滅の運命を回避する作品が多い「悪役令嬢」アニメ。数多くの名作があるため、どれを選べばよいか分からない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、悪役令嬢アニメのおすすめ作品を紹介します。ライトノベルで人気を博したとされる作品からスピンオフ作品まで発売されるほどの人気作までさまざまな作品をご紹介しているので、最後までチェックしてみてください。

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• 目次
• 悪役令嬢アニメとは？
• 悪役令嬢アニメのおすすめ作品

悪役令嬢アニメとは？

By: tearmoon-pr.com

悪役令嬢アニメは、本来は悪事の限りを尽くした結果、裁きを受ける運命を回避するための行動を起こす物語が多いアニメです。したがって、転生やタイムリープして人生をやり直す作品が多いため、転生モノが好きな方におすすめです。

また、悪役令嬢を好きになったり悪役令嬢を目指したりと差別化を図っている作品も多くあるため、お気に入りの作品を見つけやすいジャンルでもあります。

悪役令嬢アニメのおすすめ作品

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… – SILVER LINK.

2020年放送・第1期：全12話 / 第2期：全12話

原作発行部数が600万部を突破した悪役令嬢ラブコメアニメです。劇場版、ゲーム化、コミック化などさまざまなメディアミックス展開がされた作品で、「はめふら」の略称で親しまれています。

公爵令嬢のカタリナ・クラエスはある日、頭をぶつけたショックで前世の記憶を取り戻し、同時に自身に降りかかる運命を自覚します。今いる世界が前世で楽しんでいた乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の世界であり、自身のカタリナ・クラエスは主人公を邪魔する悪役令嬢であることを。

そして、カタリナに用意されているエンディングは良くて国外追放、悪くて死亡であることも思い出すのでした。ゲームの設定どおりに進めていてはバッドエンドしか道がないことを悟ったカタリナは破滅フラグを回避すべく動き始めます。

前世の記憶を取り戻したことで、悪役令嬢とは程遠い性格となり、男女問わず恋愛フラグを立てていく様子は見ごたえがあります。本来の主人公とまで恋愛フラグを立ててしまう設定は斬新で、先が気になる作品です。ラブコメが好きな方におすすめです。

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悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました – MAHO FILM

2022年放送・全12話

永瀬さらさによるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。原作ライトノベルは11巻まで発行されており、コミックスも4巻発行されています。

アイリーン・ローレン・ドートリシュは婚約破棄のショックで前世の記憶が戻り、自分が乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」の悪役令嬢であることに気が付きます。このゲームで待ち受けるアイリーンの運命は残酷な死に方をする破滅ルートのみです。

破滅ルートの分岐点と思われる魔王クロード・ジャンヌ・エルメイアを攻略すれば破滅の運命を逃れられると考えたアイリーンはさっそくクロードの居城を訪れます。

悪役令嬢の王道を描きつつしっかりと破滅の運命を覆す綺麗なストーリー展開が見どころです。キャラのひとりひとりがしっかりと立っていることでストーリーに深みを持たせており、1クールで綺麗にまとめています。ストーリーがしっかりしている作品が見たい方におすすめです。

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悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 – OLM team yoshioka

2023年放送・全12話

天壱によるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。シリーズ累計発行部数は100万部を突破しており、主役のプライドをファイルーズあいが務めました。

フリージア王国の第一王女であるプライドは、8歳の頃に突如として前世の記憶がよみがえります。今いる世界は前世の自分がハマっていたゲーム「君と一筋の光を」の世界であり、自身はやがてラスボスとして君臨することにも気づきました。

このままストーリーをなぞっていっては自分はラスボスとして国や民を苦しめる未来しかありません。すべての人たちが幸せになれる世界を目指して前世の記憶と予知能力を頼りに動き始めます。

予知能力というチート能力を持っているからこそできる行動や言動が見どころです。本来の世界線では悪役令嬢だったプライドが聖女のように問題解決を図っていくため、爽快感が味わえます。爽やかな余韻を感じられる作品が見たい方におすすめです。

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悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜 – 寿門堂

2024年放送・全12話

七夕さとりによるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。シリーズ累計で100万部を発行しており、ボイスコミックやコミカライズもされています。

主人公は乙女ゲーム「ヒカユウ」に登場するキャラに転生しました。転生先のキャラは悪役令嬢ユミエラ。実はユミエラは魔王を倒した後に登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せない程の強キャラでした。

しかし、ただ倒されるだけの存在でいたくないと考えたユミエラはできるだけ目立たずに生き、念のためにレベル上げはしていましたが、ゲーマー魂に火が付いてしまい、気が付いたらレベルは99。あまりの強さに周囲から魔王と噂されるようになってしまうのでした。

他の転生悪役令嬢アニメと異なり、主人公の置かれる境遇や性格が独特であるのが見どころです。無口でコミュニケーションが苦手という設定が、シュールな笑いを生み出します。独特な空気感の悪役令嬢アニメが見たい方におすすめです。

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ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する – スタジオKAI & HORNETS

2024年放送・全12話

雨川透子の同名ライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。「次にくるライトノベル大賞2021」では大賞を受賞しています。

公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーは、ある秘密があります。それは20歳で命を落とし、5年前の婚約破棄の瞬間に戻ることです。現在の人生は7回目。これまではさまざまな職業を満喫し、タイムリープを繰り返していましたが、今回こそ長生きしてゴロゴロしようと決意します。

決意して城を飛び出しますが、残虐で知られるガルクハイン皇太子のアルノルト・ハインと出会います。ハインは騎士として過ごした前の人生で自身を殺した因縁の相手でしたが、なぜか今生では気に入られてしまい……。

通算6度の人生経験を活かして騒動を切り抜けていく様子が見どころです。タイムリープ作品のテンプレートを活かしつつ、リーシェというキャラクターを引き立てています。また、作画がよいため、世界観に入り込みやすいおすすめの作品です。

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ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん – 手塚プロダクション

2023年放送・全12話

「ツンリゼ」の愛称で知られる恵ノ島すずによるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。2020年の「このライトノベルがすごい！」ランキングで10位を獲得し、シリーズ累計発行部数は100万部を突破しています。

「ツンが強い！ツンが強いぞ、リーゼロッテ！これはさすがにやりすぎかっ！？」突然頭の中に響いた神の声にジークヴァルトは困惑しました。神によるとジークヴァルトの婚約者であるリーゼロッテはこのままでは破滅の道を辿るとのこと。

神の声によってリーゼロッテのツンは照れ隠しであることを知ったジークヴァルトは、あまりの可愛さに1人もだえ、一方の神はこの乙女ゲーム「まじこい」のプレイヤーでした。実況遠藤・解説小林によってリーゼロッテは破滅の運命を逃れられるのでしょうか。

ゲームプレイヤーの声がゲーム内の登場人物に聞こえるという設定が魅力の作品です。乙女ゲームの実況解説をすることで、大胆な行動に出られるジークヴァルトによって照れるリーゼロッテの可愛らしさは見ごたえがあります。ツンデレが好きな方におすすめです。
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歴史に残る悪女になるぞ – MAHO FILM

2024年放送・全13話

大木戸いずみによるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。

8歳の誕生日に突如として前世の記憶がよみがえったアリシアは、ここが乙女ゲームの世界で自分は悪役令嬢であることを知ります。昔から綺麗ごとしか言わないよい子のヒロインよりも悪役に惹かれていたアリシアは念願の悪役令嬢になれたことで、どうせなるなら世界一の悪役令嬢になってやろうと決意します。

世界一の悪役令嬢は頭がよくなくてはいけない、力も強くなくてはいけないと考えたアリシアは努力を始めますが、周囲の反応はアリシアが期待したものとは違ったものでした。

悪役令嬢を目指してはいるものの、極悪非道を行うのではなく、自分が正しいと思ったことを突き進む信念の人であり根は善人であるため、自身の目指す立場と周囲の評価のギャップが魅力です。現実世界でも起こりうる問題に対して正論をぶつけていくため、スッキリしたい方におすすめです。

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私の推しは悪役令嬢。 – プラチナビジョン

2023年放送・全12話

いのり。によるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。小説家になろうをはじめとした複数媒体で原作が連載され、コミック化もされました。

大橋零・社畜。彼女は気が付いたら乙女ゲーム「Revolution」に登場するヒロインのレイ＝テイラーとして転生していました。Revolutionは王立学院を舞台にイケメン王子との恋を育むゲームでしたが、彼女の推しは悪役令嬢・クレア＝フランソワ。クレアの嫌がらせにもめげずに前世の記憶を駆使して近づこうとするレイはクレアとお近づきになれるのでしょうか。

レイとクレアの掛け合いが魅力の作品です。ボケとツッコミがきちんと確立されているため、2人のコミカルな掛け合いは目を離せない魅力があります。また、クレアは悪役令嬢ではあるものの根っからの悪人ではないため、多くの方におすすめの作品です。

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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です – ENGI

2022年放送・全12話

三嶋与夢によるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。「モブせか」の略称で親しまれ、「このライトノベルがすごい！2020」では8位にランクインしました。

前世で社会人だったリオンは剣と魔法のファンタジー世界へ転生します。その世界は超が付くほどの女尊男卑で、例外は王太子率いるイケメン軍団のみです。リオンもまた女性に虐げられ、絶望しますが、他の男性とは違う武器を持っていました。その武器とは「前世でのゲーム攻略知識」。リオンはゲームの知識を活用して女性とイケメン軍団に反旗を翻すのでした。

他のゲームへの転生作品と違い、転生先がモブキャラであることが特徴です。モブに転生したからこそ目立たず、地味に過ごしたいと願うリオンの思惑とは裏腹に、トントン拍子に出世してしまったりゲーム主要キャラと深いかかわりができてしまったりするストーリー展開は見ごたえがあります。爽快感を感じたい方におすすめです。

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ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～ – SILVER LINK.

2023年放送・全12話

餅月望によるライトノベルを原作にした悪役令嬢アニメです。「このライトノベルがすごい！2021」でランクインを果たし、コミカライズされた作品では、メインストーリーに加えてサブキャラにスポットを当てたスピンオフ作品も展開されています。

かつて栄華を極めたティアムーン帝国は飢饉と悪政によって市民が決起、革命は成されました。国王は処刑され、20歳の皇女ミーア・ルーナ・ティアムーンも今、まさに断頭台で処刑されようとしています。刃が落ち、処刑された……はずが、気が付くと12歳の姿に戻っていました。

ミーアはすべて悪い夢だと思うも枕元には処刑前に自身が綴った血染めの日記があります。自分は今、過去に戻ってやり直しの人生を歩んでいることを悟ったミーアは動き始めます。すべては断頭台の運命を回避するために。

すべて「断頭台での処刑を回避する」ために自分ファーストで行動を起こしますが、意図せずに「帝国の叡智」とまで言われる善政になっているギャップが見どころです。ミーアの行動の多くは保身のためではあるものの、根は素直でお人好しな人間臭さがあるため、感情移入がしやすいおすすめの作品です。

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