日本の作品とは異なるストーリー構成やキャラクターデザインが採用される「海外アニメ」。さまざまな作品があるため、なかにはどれから観ればよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、海外アニメのおすすめ作品をランキング形式でご紹介。有名作品や話題の作品などさまざまなタイトルを掲載しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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海外アニメの魅力

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海外アニメの魅力は、国民の日常や文化についてユーモアを多く交えながら描いている点にあります。日本のアニメは作画・ストーリー・声優の演技を重視する傾向にある一方、海外アニメはシュール・ブラックユーモアを中心にストーリーを展開。例として、『サウスパーク』や『ザ・シンプソンズ』などのタイトルが挙げられます。また、日本作品でも用いられている3DアニメーションやCGのほか、ストップモーションといった映像技術を活かした作品が多いのも特徴です。

さらに、海外アニメのなかには、教育・社会問題をテーマとして取り扱っているものも。幼児教育に役立つ内容を盛り込んだり、実際に起きている社会問題を描いたりするなど、さまざまな視聴者層に向けた内容が展開されます。

海外アニメのおすすめランキング

第1位 パワーパフガールズ – カートゥーンネットワーク・スタジオ

パワーパフガールズ

1998年にアメリカで放送が開始され、2016年にリブートされたアニメ『パワーパフガールズ』。とびきりかわいい女の子を作ろうと、お砂糖・スパイス・ステキなものを混ぜて実験を行うユートニウム博士。しかし、彼は誤ってその中に〈ケミカルX〉という薬品を入れてしまいます。そうして生まれたのが、スーパーパワーを持つ3人の幼稚園児ブロッサム・バブルス・バターカップ。悪者がたくさんいる街〈タウンズヴィル〉の平和を守るため、パワーパフガールズは今日も力を合わせて戦います。

デフォルメ色が強いキャラクターデザインが日本でも人気のパワーパフガールズ。ブロッサムは正義感が強くリーダー的存在、バブルスは甘えん坊でどんな相手でも長所を見出だせる子、バターカップはトラブルメーカーでおてんば娘と、それぞれのキャラクターの個性が強いのが特徴です。かわいらしい見た目に反して、悪人退治は基本的に殴る・蹴るの暴力で解決するというギャップがあります。また、彼女たちが悪人へ向ける思わずクスリと笑ってしまうようなブラックユーモアのある発言も魅力です。

日常のなかでは友情エピソードも描かれており、ほのぼのアクション作品にとどまらないのがポイント。カートゥーン作品として知名度が高く、子どもから大人まで幅広い層に愛されているおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

・DVD

第2位 ザ・シンプソンズ – 20th テレビジョン・アニメーション

ザ・シンプソンズ

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総話数750話という超長寿作品『ザ・シンプソンズ』。1987年から放送が開始された30年以上続くアメリカの国民的テレビアニメで、現在は本国で第36シーズンが放送されています。本作は、架空の町〈スプリングフィールド〉に住まう中流階級のシンプソン一家を中心に、社会風刺やブラックユーモア満載でストーリーが展開されるのが特徴。『ターミネーター2』『シャイニング』などの名作映画をパロディしたネタも豊富で、なかには思わず吹き出してしまう映画好きの方も。アメリカの著名人が声優としてゲスト出演することもあります。

なお、眉唾ものではありますが、トランプ大統領の就任を的中させたなどの”予言”アニメとしても有名。次は何が当たるのかと、ストーリーとは別の方向からも注目を浴びています。本作に登場するシンプソン一家の、子どもの目を引くようなキャラクターデザインもポイント。軽快なテンポで物語が進むため、終始飽きずに観ていられます。アメリカ文化や過去の時事ネタなどを皮肉たっぷりに描いているおすすめの海外アニメです。

・ DVD

第3位 サウスパーク – Celluoid Studiosほか

サウスパーク

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『シンプソンズ』も真っ青になるほどの強烈なブラックユーモアで人気を博している海外アニメ『サウスパーク』。架空の町〈サウスパーク〉を舞台に、4人の少年たちの日常を描いています。主人公のスタンは比較的平凡な小学生、カイルはスタンの親友で賢いユダヤ人、エリックは太っちょな差別主義者、ケニーは貧乏でドスケベとかなり色が濃い主要キャラクターたちが登場するのが特徴。原作者であるトレイ・パーカーとマット・ストーンの2人がほとんどのCVを担当しています。切り絵風のキャッチーなキャラクターデザインとは裏腹に、下ネタ・社会風刺・人種差別なんでもありのストーリーが展開されていくのがポイントです。

映像表現としてストップモーションが用いられており、普通のアニメーションとは違った視覚的な楽しさがあります。物語は基本的に1話完結なので、続きを気にせず好きなタイミングで気軽に観ることが可能。人を選ぶ作品ではあるものの、ブラックユーモアが好きな方には深く刺さるおすすめのアニメです。

・配信サイト

・Blu-ray / DVD

第4位 ハズビン・ホテルへようこそ – A24ほか

ハズビン・ホテルへようこそ

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アニメーターのヴィヴィアン・メドラーノによる原作を『ミッドサマー』などで有名な映画製作会社・A24がテレビアニメ化した『ハズビン・ホテルへようこそ』。もともと海外で注目を集めていた作品でしたが、Amazonプライムで配信されたことにより日本でもSNSで広まり、人気に火がつきました。

罪を犯して死んだ悪魔たちが住まう地獄。日々人口が過密になっていく地獄ですが、年に一度天国からやってくる天使が悪魔を”駆除”することで増えすぎた人口を減らしていました。そんな凄惨な状況を憂いた王女・チャーリーは、悪魔を更正させる〈ハズビン・ホテル〉をオープン。果たして、彼女は”平和的”に人口を減らすことができるのでしょうか……。

暴力や毒舌が飛び交うなかで、風変わりなキャラクターたちが繰り広げるやりとりが見どころの本作。独特なアートスタイルとミュージカル調の演出もポイントです。ブラックユーモアとともに、キャラクターたちの内面や葛藤も描かれています。大人向けの作品を探している方におすすめの海外アニメです。

・配信サイト

第5位 アドベンチャー・タイム – カートゥーンネットワーク・スタジオ

アドベンチャー・タイム

核戦争後の世界を舞台に、少年フィンと魔法の力を持つ犬ジェイクが冒険を繰り広げるファンタジー海外アニメ『アドベンチャー・タイム』。ユニークなキャラクターや独特なユーモアに加え、緻密に作り込まれた世界観が特徴です。

カートゥーン作品であること、かわいらしいキャラクターデザインが採用されていることから子ども向け作品にも見える本作ですが、各エピソードには考えさせられるような深いテーマや感動的な要素が含まれており、幅広い層から高く評価されています。家族で楽しめる作品を探している方におすすめの海外アニメです。

・配信サイト

・ DVD

第6位 フィニアスとファーブ – ディズニー・テレビジョン・アニメーション

フィニアスとファーブ

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ディズニー・チャンネルで2007年に放送が開始されたアメリカの海外アニメ『フィニアスとファーブ』。2020年には新作映画『フィニアスとファーブ/ザ・ムービー:キャンディス救出大作戦』が公開、2023年には新たに2シーズン計40話の制作が発表されるなど、海外で高い人気を集めています。

夏休みを満喫する異父兄弟のフィニアスとファーブが、毎日壮大なプロジェクトに挑戦する姿が描かれている本作。弟たちの奇抜な行動を母親に告げ口しようとする彼らの姉キャンディス、秘密エージェントであり、悪の科学者ドゥーフェンシュマーツ博士と対決するペットのカモノハシなど、個性豊かなキャラクターが登場するのが魅力です。ユーモア満載のストーリーを楽しみたい場合はチェックしてみてください。

・配信サイト

・DVD

第7位 リック・アンド・モーティ – バーデル・エンターテインメント

リック・アンド・モーティ - バーデル・エンターテインメント

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天才的な科学者リックとその孫モーティが繰り広げる、異次元での冒険と家族の日常を描いたSFコメディアニメ『リック・アンド・モーティ』。主人公のリックは、アルコール依存症のマッドサイエンティスト。娘とその家族と同居しながら、モーティを連れて危険な冒険に出かけます。その結果、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまい……?

本作は、エイリアンや巨大なクリーチャーなど、さまざまな怪物が登場するのが特徴。パラレルワールドや異次元の存在を巧みに取り入れており、独特の世界観を構築しています。個性的なキャラクターたちが織り成す複雑な人間関係や、予測不能な展開がポイント。独特のユーモアと深いテーマ性から、多くのファンを魅了しているおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

第8位 おかしなガムボール – カートゥーンネットワーク・スタジオ

おかしなガムボール

カートゥーンネットワーク・スタジオが制作したコメディーアニメーション作品『おかしなガムボール』。2011年5月に本国にて放送が開始され、日本では同年11月から放送が始まりました。本作は、12歳の青い猫の少年ガムボール・ワタソンと彼の家族や友人たちが住む町〈エルモア〉での日常を描いています。ガムボールと親友で弟でもあるダーウィン、妹のアナイスとともに、学校や家庭でのユーモラスな冒険が展開されるのが特徴です。

本作は、2Dと3Dのアニメーション、実写映像を組み合わせた独特なビジュアルスタイルが魅力。家族愛や友情、学校生活といった共感しやすいテーマをユーモアたっぷりに描いており、子どもから大人まで幅広い層に楽しめる内容となっています。全6シーズン・127話で完結となっていましたが、シーズン7が製作され再度本国にて放送が予定されています。長く楽しめる海外アニメを探している方はチェックしてみてください。

・配信サイト

第9位 ルーニー・テューンズ – ワーナー・ブラザース

ルーニー・テューンズ

『ルーニー・テューンズ』は、1930年から1969年にかけてワーナー・ブラザースによって制作されたアニメーションシリーズ。バッグス・バニーやダフィー・ダックなど、個性的なキャラクターたちが繰り広げるユーモア溢れるストーリーが魅力です。1920~1960年代まで続いたアメリカン・アニメーションの黄金時代を代表する作品として、現在も世界中のファンから愛されています。

本作は、各エピソードが独立したストーリーで構成されており、さまざまなシチュエーションでキャラクターたちのコミカルなやり取りが展開されるのが特徴。世代を超えて楽しめる要素が豊富で、クラシックな雰囲気のアニメーションを楽しみたい方におすすめの海外アニメです。

・配信サイト

・DVD

第10位 ボージャック・ホースマン – トルナンテ・テレビジョン

ボージャック・ホースマン

擬人化された動物と人間が共存する世界を舞台にしたNetflixオリジナルのアニメシリーズ『ボージャック・ホースマン』。主人公ボージャックは、かつて大ヒットしたシットコム『馬か騒ぎ』で名声を手にした俳優。現在は落ちぶれており、自堕落な生活を送っています。本作は、そんな彼が再び名声を取り戻そうと奮闘する姿を、ブラックユーモアと深い人間ドラマを交えて描いているのが特徴です。

ハリウッド業界の裏側や人間関係の複雑さをシニカルに描きつつ、鬱屈した心理や社会問題なども扱っているのがポイント。個性的なキャラクターたちが織り成すドラマは、笑いだけでなく感動や共感を誘います。大人向けのアニメとして高い評価を受け、多くのファンを魅了しているおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

第11位 ラブ、デス&ロボット – ブラー・スタジオ/Netflix

ラブ、デス&ロボット

Netflixが配信する成人向けアニメーション・アンソロジーシリーズ『ラブ、デス&ロボット』。2019年に公開されたシーズン1からスタートし、現在までにシーズン3まで展開されています。本作は各エピソードが独立した短編で構成されており、SF、ファンタジー、ホラー、コメディなど、幅広いジャンルをカバーしているのが特徴です。

多彩なアニメーションスタイルと深いテーマ性があるのもポイント。エピソードごとに制作スタジオが異なり、2Dアニメや3DCG、実写的な映像美など、多様な表現を楽しむことが可能です。また、社会問題や人間性を考えさせる内容も多く、大人向けの深みのある作品に仕上がっています。

製作総指揮を務めるのは、映画監督のティム・ミラーとデヴィッド・フィンチャー。短編ながら心に残るストーリーが詰まったおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

第12位 ウォレスとグルミット – アードマン・アニメーションズ

ウォレスとグルミット

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イギリスのアードマン・アニメーションズが制作したストップモーション・アニメーション『ウォレスとグルミット』。ストップモーション・アニメーションとは、静止した物体を少しずつ動かし、その動きを1コマずつ撮影する手法のことです。本作は、発明家のウォレスと彼が飼っている忠犬グルミットの冒険と日常を描いたコメディ作品。1989年に公開された最初の短編『チーズ・ホリデー』を皮切りに、ユーモア溢れる物語が展開されていきます。

少し抜けた性格の発明家のウォレスと、彼と対象的に言葉を話さないものの高い知能を持つグルミット。二人のコミカルな掛け合いや、細部までこだわったアニメーションが見どころです。英国らしさを感じさせるようなユーモアがあり、子どもから大人まで幅広い層に楽しめる作品なのが魅力。アカデミー賞をはじめとする多くの賞を受賞しているおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

・Blu-ray

第13位 トムとジェリー – メトロ・ゴールドウィン・メイヤーほか

トムとジェリー

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メトロ・ゴールドウィン・メイヤーなどによって制作されたアニメーションシリーズ『トムとジェリー』。ネコのトムとネズミのジェリーが繰り広げるドタバタ劇を描いたギャグアニメで、短編、長編映画、複数のテレビシリーズが制作されています。内容は知らずとも、タイトルだけ知っている方やコミカルな追いかけっこをする有名なシーンを観たことがある方はいるのではないでしょうか。海外はもちろん、日本でも人気がある作品です。

本作では、キャラクターが喋らずジェスチャーや表情だけで物語を進行させる独特なスタイルが採用されています。いつもジェリーを捕まえようと奮闘するトム。しかし、毎回ジェリーは頭脳を駆使して巧みに逃げ切ります。追いかけっこのなかで繰り広げられるギャグは、ユーモアたっぷりで笑いを誘うため、クスリとする海外アニメを探している方にぴったりです。アカデミー短編アニメ賞を7回受賞するなど、世界的に高く評価されているのもポイント。クラシックなアニメを楽しみたい方におすすめの作品です。

・配信サイト

・DVD

第14位 ザ・カップヘッド・ショウ! – Netflixほか

ザ・カップヘッド・ショウ!

人気ゲーム『Cuphead』を原作としたアニメシリーズ『ザ・カップヘッド・ショウ!』。2022年にNetflixで配信が開始され、独特のビジュアルスタイルとユーモラスなストーリーで注目を集めました。本作は、1930年代のカートゥーンから影響を受けたアニメーションスタイルが特徴です。

物語は、衝動的でやんちゃなカップヘッドと、慎重で気弱な弟のマグマンが織り成す冒険を中心に展開されます。奇妙なキャラクターたちとの出会い、さまざまなトラブルに巻き込まるといった経験をしながらも、兄弟の絆を深めていく姿が見どころです。また、悪魔との駆け引きやユーモアに富んだやり取りも観られます。

本作は、ゲームファンに限らず、クラシックなアニメーションの雰囲気や軽快なコメディを楽しみたい方にもおすすめ。原作の魅力をそのまま映像化した、子どもから大人まで楽しめるアニメです。

・配信サイト

第15位 ハッピー・ツリー・フレンズ – Mondo Media

 ハッピー・ツリー・フレンズ

かわいらしい動物キャラクターたちと過激なスプラッター描写が特徴のブラックユーモアアニメ『ハッピー・ツリー・フレンズ』。1999年にインターネット上で配信が開始され、見た目のギャップと予測不能な展開で大きな人気を獲得しました。

物語は、森に住む愛らしい動物たちが日常生活を送るなかで、些細な出来事から壮絶なトラブルに発展する内容です。一見子ども向けのように見えるデザインとは裏腹に、暴力的で過激な描写が多く、大人向けのブラックコメディとして親しまれています。

本作は、YouTubeのMondo Media公式チャンネルや公式サイトで視聴可能。アメリカや日本でも話題となり、ブラックユーモア好きの視聴者にとって一見の価値がある作品です。軽快な音楽と衝撃的なストーリー展開が癖になる海外アニメが観たい方はチェックしてみてください。

・DVD

第16位 悪魔バスター★スター・バタフライ – ディズニー・テレビジョン・アニメーション

悪魔バスター★スター・バタフライ

ディズニー・テレビジョン・アニメーションが制作したアメリカのテレビアニメ『悪魔バスター★スター・バタフライ』。異次元の魔法の国〈ミューニ〉のプリンセスであるスター・バタフライが、地球に送り込まれたことをきっかけに巻き起こる冒険と騒動を描いています。

本作の主人公スター・バタフライは、破天荒で元気いっぱいの魔法少女。修行のため地球にやってきた彼女は、空手少年のマルコ・ディアスと出会い、2人は魔法や戦いを通じてさまざまな敵と対峙します。明るいビジュアルとテンポのよいストーリー展開に加え、友情や成長をテーマにした感動的なエピソードも含まれているのが特徴です。

本作はアクションとコメディ要素がバランス良く描かれており、子どもから大人まで楽しめるのがポイント。日本ではディズニープラスなどの配信サービスで視聴が可能で、スターの破天荒な冒険を通じて笑いと感動を味わえるアニメとなっています。

・配信サイト

第17位 スポンジ・ボブ – ニコロデオン・アニメーション・スタジオ

スポンジ・ボブ

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海底都市ビキニタウンを舞台に、明るく元気なスポンジの少年スポンジ・ボブが活躍するアメリカのコメディアニメ『スポンジ・ボブ』。1999年に放送が開始され、今では世界中で愛される長寿シリーズとなっています。本作はニコロデオン・アニメーション・スタジオが制作し、ユーモア溢れるストーリーと個性的なキャラクターたちが魅力です。

主人公スポンジ・ボブは、底抜けに明るく純粋な性格で、仕事にも遊びにも全力投球。海底にあるハンバーガーショップ〈カニカーニ〉で働きながら、毎日騒動を巻き起こします。親友のヒトデ・パトリックや、イカルスのように皮肉屋の同僚イカルド、科学好きなリスのサンディ、そして〈カニカーニ〉のオーナーであるケチなカーニさんなど、個性豊かな仲間たちとのやり取りが見どころです。

本作の魅力は、テンポのよいストーリー展開にあります。奇想天外な設定やギャグが満載で、子どもだけでなく大人も笑える内容が詰め込まれており、年齢問わずおすすめ。アニメーションならではの豊かな表現力と、スポンジ・ボブのポジティブさがで、ちょっとした笑いと癒しが得られるおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

・DVD

第18位 ベン10 – カートゥーンネットワーク・スタジオ

ベン10

10歳の少年ベン・テニスンが、不思議な腕時計型装置〈オムニトリックス〉を手に入れたことで始まる冒険アニメ『ベン10』。2005年にカートゥーンネットワークで放送が開始されると、世界中の子どもたちから高い人気を集めました。本作は、SFとアクション要素が融合した、緊張感がありつつも続きが気になるストーリーが展開されます。

ベンはオムニトリックスの力で10種類の異なるエイリアンヒーローに変身し、それぞれの特殊能力を駆使して敵と戦う少年。祖父のマックスや従姉妹のグウェンと共に旅をしながら、地球を守るためさまざまな敵と対峙していきます。戦いの中で成長していくベンの姿や、仲間との絆が描かれているのも本作の見どころです。

エイリアンごとに異なる個性的な能力やデザインが登場し、アクションシーンも豊富な本作。続編やリブート作品も制作され、今なお多くのファンに愛され続けているシリーズです。

・配信サイト

第19位 フィリックス・ザ・キャット – パット・サリバンほか

フィリックス・ザ・キャット

世界初の人気アニメーションキャラクターとして知られる黒猫フィリックスを主人公にしたテレビアニメシリーズ『フィリックス・ザ・キャット』。もともとは1919年にサイレント映画の短編アニメーションとして登場し、その後1958年にテレビシリーズとして再構築されました。フィリックスはコミカルで賢い性格と、トラブルを解決するために使う魔法の〈トリック・バッグ〉と呼ばれる黄色いカバンを持ち、さまざまな冒険に挑みます。

アニメーション技術がまだ発展途上だった時代に制作された本作の見どころは、フィリックスが万能なトリック・バッグを駆使してどんなピンチにも冷静に対応するところ。ありとあらゆる道具や仕掛けを取り出して解決するシーンには、思わず笑ったり驚いたりしてしまう方も。言葉がほとんど使われず、キャラクターの動きや表情、音楽でストーリーが進行するため、言語の壁を超えて世界中で親しまれています。クラシックアニメとして非常に有名なおすすめの海外アニメです。

・ DVD

第20位 ガーフィールド・ショー – Dargaud Media

ガーフィールド・ショー

ジム・デイヴィス原作のコミック『ガーフィールド』を元にしたCGアニメーションシリーズ。2009年に放送が開始されました。本作では、怠け者で食いしん坊の猫ガーフィールドと、彼を取り巻く仲間たちのユーモラスな日常が描かれています。ガーフィールドの皮肉屋な性格と、個性的なキャラクターたちとの掛け合いが見どころです。

ガーフィールドとその飼い主ジョン、そして間抜けな犬のオーディーの日常を描いた本作。食べ物のことしか頭にないガーフィールドがトラブルを巻き起こす一方で、仲間たちとのコミカルなやり取りやハプニングが次々と展開されます。シンプルなストーリーながら、皮肉の効いたユーモアや温かい友情が描かれ、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。

本作はCGアニメーションを用いることで、原作コミックの世界観を忠実に再現しつつも観ていて飽きない動きを実現。短編形式でテンポよく進むため、気軽に視聴できる点も魅力です。日本語吹き替え版では、ガーフィールドの声を高木渉が担当しており、演技が高く評価されています。コミカルで癒されるアニメを探している方にぴったりの海外アニメです。

・配信サイト

第21位 アバター 伝説の少年アン – ニコロデオン・アニメーション・スタジオ

アバター 伝説の少年アン

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アジア文化をモチーフにした世界観のテレビアニメシリーズ『アバター 伝説の少年アン』。水、土、火、空気の4つの元素を操る能力〈ベンディング〉を持つ人々が暮らす世界で、唯一すべての元素を操れる存在〈アバター〉として使命を持つ少年アンの冒険を描いています。

100年間行方不明だったアンは目覚め、火の国の侵略で危機に瀕した世界を救うために旅に出ます。水の国のカタラや彼女の兄ソッカといった仲間たちとともに、アンが試練に立ち向かい成長していくストーリーが見どころです。また、友情が織りなす深い人間ドラマと、迫力あるアクションシーンもポイントです。

本作は、日本のアニメーションから影響を受けた独特のビジュアルスタイルや、東アジアの哲学や文化を取り入れた設定が特徴。続編の『レジェンド・オブ・コーラ』も制作され、広がりを見せた本作の世界観は、多くの視聴者から高い評価を得ています。子どもから大人まで楽しめるおすすめの海外アニメです。

・配信サイト

第22位 怪奇ゾーン グラビティフォールズ – ディズニー・テレビジョン・アニメーション

怪奇ゾーン グラビティフォールズ

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奇妙な出来事が絶えない町〈グラビティフォールズ〉を舞台にしたミステリーアドベンチャーアニメ『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』。物語は、双子の姉弟ディッパーとメイベルが夏休みを過ごすため、大叔父スタンの経営する〈ミステリーハウス〉に滞在するところから始まります。超常現象が渦巻くこの町で、ディッパーは謎の日誌を発見し、二人は町に隠された秘密を解き明かそうと奮闘して……?

本作は、シニカルなユーモアと深みのあるキャラクター描写が魅力です。怪奇現象に巻き込まれながらも、ディッパーとメイベルが見せる強い絆や成長が物語を盛り上げます。また、各エピソードには伏線や暗号が散りばめられており、視聴者自身が謎解きをしながら楽しめるのもポイントです。

個性豊かなキャラクターたちが織り成す人間ドラマが本作の魅力ですが、ほかにもファンタジーやミステリーの要素が合わさった展開も、子どもから大人まで幅広い層に支持されています。年齢問わず楽しめるおすすめの海外アニメです。

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第23位 おくびょうなカーレッジくん – ワン・フィルム・プロダクション

おくびょうなカーレッジくん

アメリカの田舎町を舞台にしたホラーコメディ『おくびょうなカーレッジくん』。臆病な犬カーレッジが飼い主である老夫婦、マリエルとユースタスを怪奇現象や謎の存在から守るために奮闘する姿を描いています。奇妙な出来事が次々と巻き起こる中で、カーレッジはその臆病さを克服しながら、知恵と勇気で危機を乗り越えていきます。

物語の舞台は、アメリカの田舎町〈ドコドコ町〉のはずれにある一軒家。ここでは宇宙人や怪物、幽霊といった奇妙な存在が頻繁に現れ、老夫婦を危険に巻き込むこともしばしば。カーレッジは、不安に震えながらも彼らを守るために立ち向かいます。老夫婦の愛情とユースタスの皮肉たっぷりな言動が見どころです。

本作の特徴は、ホラーとコメディを絶妙に融合させたストーリー展開と、独特のアニメーションスタイル。CGや実写映像を一部取り入れることで、視覚的にもユニークな仕上がりとなっています。また、エピソードごとに異なるテーマや敵キャラクターが登場するため、観ていて飽きが来ないのも魅力です。ホラーやコメディが好きな方はチェックしてみてください。

・DVD

第24位 ペッパピッグ – アストレー・ベイカー・デイヴィスほか

ペッパピッグ

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家族と日常を描いたイギリス発のアニメーション『ペッパピッグ』。本作は、愛らしい子ブタのペッパを主人公に、彼女の家族や友だちとの日常をコミカルに描いています。2004年に放送がスタートして以来、世界中で親しまれる大ヒットシリーズです。

物語は、ペッパと弟のジョージ、ママピッグ、ダディピッグを中心に展開されます。日常的なエピソードを通じて、家族の絆や友だちとの冒険、学びの大切さが描かれているのがポイント。ユーモアに満ちたストーリーと簡潔な英語での会話が特徴で、幼児教育にも役立つ内容となっています。

独特のカラフルなビジュアルスタイルと、リズミカルなナレーションが本作の魅力です。また、シンプルながらも奥深いテーマが盛り込まれており、小さな子どもたちだけでなく、大人も楽しめるのが魅力です。ペッパの家族や友だちがユニークで個性的なキャラクターである点も、多くの視聴者を惹きつける理由のひとつ。温かい家庭の物語をシンプルかつ楽しく描いた本作。初めての海外アニメとしておすすめな作品です。

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・ DVD

第25位 マイロ・マーフィーの法則 – ディズニー・テレビジョン・アニメーションほか

マイロ・マーフィーの法則

予期せぬトラブルが巻き起こるなかで、ポジティブに人生を楽しむ少年の姿を描いた『マイロ・マーフィーの法則』。本作は、『フィニアスとファーブ』のクリエイター、ダン・ポベンマイヤーとジェフ・スワンピー・マーシュが手がけたアニメーション作品で、同じ世界観を共有しているのが特徴です。

物語の主人公は、12歳の少年マイロ・マーフィー。彼は起こりうる悪いことはすべて起こるという「マーフィーの法則」の体現者ともいえる存在です。しかし、マイロはどんなトラブルにも屈することなく、創造的な解決方法と楽観的な性格で、親友のメリッサやザックと共に、日常の困難を思いがけない冒険へと変えていきます。

本作の魅力は、ユーモア溢れるストーリー展開と、予測不能なハプニングが連続する点。また、既存のキャラクターや『フィニアスとファーブ』の世界観とのクロスオーバーも楽しめる要素の一つです。各エピソードがテンポよく進むほか、アニメーションが鮮やかなのもポイント。トラブルをポジティブに乗り越えるマイロの姿に癒やされる、明るく楽しいおすすめの海外アニメです。

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第26位 レギュラーSHOW〜コリない2人〜 – カートゥーン ネットワーク・スタジオ

レギュラーSHOW〜コリない2人〜

奇想天外な日常を描いたアメリカのコメディアニメ『レギュラーSHOW〜コリない2人〜』。2010年にカートゥーンネットワークで放送が開始され、ユニークなキャラクターとシュールなユーモアで多くのファンを獲得しました。本作の主人公は、青いカケスのモーデカイと、アライグマのリグビー。彼らは公園で働く管理人ですが、仕事をサボったり遊んだりしては、いつもトラブルに巻き込まれます。

日常の些細な出来事が予想もしない大冒険に発展するという展開が特徴。モーデカイとリグビーのほか、スキップやマッスルマン、やったねゴーストといった個性的なキャラクターたちが物語に登場します。上司であるベンソンとのやり取りや、自由奔放なリグビーの行動が生むトラブルが本作の見どころです。

テンポのよいストーリー展開、大人向けのジョークも織り交ぜられた内容と、子どもだけでなく大人も楽しめる本作。制作者であるJ・G・クインテルの実体験やコメディ番組の影響が色濃く反映された世界観は、癖になる面白さがあります。日常の中に非日常を織り交ぜたシュールな笑いを楽しみたい方におすすめの海外アニメです。

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第27位 ぼくらベアベアーズ – カートゥーン ネットワーク・スタジオ

ぼくらベアベアーズ

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グリズリー、パンダ、アイスベアの3匹のクマたちが主人公のハートフルコメディ『ぼくらベアベアーズ』。温かみのあるストーリーと独特なユーモアで多くのファンを魅了しました。

本作では、人間社会に馴染もうと奮闘する3匹のクマたちの日常が描かれています。リーダー格でおっちょこちょいのグリズリー、内気でシャイなパンダ、無口で多才なアイスベアという個性豊かなキャラクターたちが街中で巻き起こす騒動や、他の動物や人間との交流が見どころです。

本作の特徴は、友情や家族愛をテーマにした心温まるエピソードと、どこかシュールでコミカルなシチュエーション。シンプルながらも深いメッセージ性があり、子どもだけでなく大人も楽しめる内容となっています。また、現代的な要素を取り入れたストーリーや、SNSを活用したエピソードが時代性を感じさせるポイントです。

キャッチーで親しみやすいアートスタイルと、軽快なテンポのストーリー展開が魅力の本作。家族で楽しめる海外アニメを探している方にぴったりです

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