長時間、座り続けている日本人のために。
世界のなかでも働き過ぎと言われている日本人。それに影響してか、世界の主要20カ国のなかで座位時間が最も長いともされています。ニュースなどでは「座りすぎ大国」とも取り上げられているのだとか。
ただ、働く時間や仕事量はなかなか変えられないもの。そこで今回は、そんな日本の課題に革命をもたらすようなイスをご紹介します。
座るを解放するイス「ing」
”座るを解放する”というコンセプトのもと、開発されたコクヨの「ing(イング)」。座っているままでも体の動きが止まらないように設計された革命的なイスです。
体の微細な動きに応じて360度自由に揺れる「グライディング・メカ」という機能が最大の特長。前後の傾きや左右斜めのひねりなど、座面が自然にスイングすることで、体の動きが止まるのを防ぎます。
ingで期待できる効果
筋肉の動きをサポート
個人差もありますが、一般的なイスに比べると座るだけで約8割の人の「肩」の筋肉が活動し、約5割の人の「腰」の筋肉が活動することが分かっています。長い間、座った状態で気づいたら「身体がバキバキで痛い」ということも防げそうです。
座りながら運動できる
40代の男性5人の試験をした結果、ingに座ってゆれながらデスクワークをすると、4時間で約1.5kmのウォーキングをしている効果があると分かっています。また、消費カロリーに関しては同様の条件でおにぎり1/2程度である約85kcalの消費を期待できるのも魅力。
さらに、リラックスした状態に関係のあるα波は約7割の人が増加。活発的な思考や集中と関係のあるとされているβ波は、約6割の人が増加したという結果があります。長座により肩や頭が疲れて集中力が切れるのを防止する効果も期待できます!
渋谷ヒカリエにてing体験コーナーを出展
2018年2月24日(土)に渋谷ヒカリエ8Fにて開催されるMOV市にて、ingを自由に体験できるコーナーを出展されるそうです。MOV市はコクヨが運営するコワーキングスペースCreative Lounge MOVが開催している「仕事と働き方の見本市」。お出掛けがてら、遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
PCでの作業が欠かせなくなった現代。必然とイスに座っている時間も長くなり、気づいたら「身体が重くて疲労感がすごい……」ということも多いのではないでしょうか。そんな日々の改善に期待できるing。気になる方はぜひ、チェックしてみてください。